内蔵助氷河(立山)で山スキー

- GPS
- 06:30
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,478m
- 下り
- 1,476m
コースタイム
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ルートはGPSデータが一部消えて一部手入力です |
| 予約できる山小屋 |
|
写真
感想
地獄のような低山の暑さから逃れるように立山で山スキーです。
室堂に入って視界に入ってくる雪渓はスプーンカットたっぷりの難易度高いコンディション、まぁ予想通りですが〜。雄山に寄れるかどうか分からないので先に雷鳥沢キャンプ場から真砂岳、内蔵助山荘経て内蔵助氷河(雪渓)に入りました。
内蔵助氷河は8月頭はまだまだ大きいです。雪渓登りの前半はスキー担いで兼用靴でツボ足歩き、後半はシールもクトーもないスキー板履いてカニ歩きで登ります。急斜面でスキー履くのはとても恐怖なので先に履いてカニ歩きになります。
真砂岳あたりから眺めるとかなり斜度があるように見えますが実際雪渓の一番上で斜度40度くらいです。滑るのには普通の?斜度ですが、相手はスプーンカット地獄。滑り出せば地獄の振動が伝わり普通にしていたら板が外れます。幸い落石はまだほとんどないのが救いです。
そういえば室堂の登山届提出するところのいつもの係りの方が、「あ、そうそう内蔵助でスキーして靭帯切った人がいるから気をつけて」と。靭帯切ることよりまだ他にスキーしてた人がいたことの方が驚きでした。
去年夏から秋に滑ってた時のことを思い出すと、こういう凹凸の激しい斜面を滑る時に脚にあまり力を入れないでエッジの角度を調整して滑ることを意識したおかげか、こんなコンディションでもまあまあ楽しく滑れた感じでした。この雪面に立てるエッジの角度を力を抜いて調整することはもっと磨いていきたい技術であります。
雪渓のピークは安全が確保された上で可能な限り〜と詰めて行きました。最後はちょっと心臓に悪かったですが無事にカニ歩きでほぼ登りつめました。
人気の立山ですからギャラリーも多く、私としては調子に乗らないよう安全第一で滑ることを意識しました。とにかく転倒は許されないのです。
無事に滑ったあとは続けて雪渓の末端まで可能な限り滑ってみましたが、かなり進んだところでまだ雪渓の二股が合流してまだまだ末端が見えません。もう諦めてツボ足になって登り返しました。
自分が安全と判断できるところまで行っておく、というのは後悔しないコツだと思います。それはあくまで自分が確実に無事に帰ってこれる境界線と言えるでしょう。
さて内蔵助氷河を後に、真砂岳から富士ノ折立、大汝山、雄山と戻ります。雄山から先の下山ルートはとても混雑していて、また小学校低学年の団体さんが多かったです。
立山は比較的容易なようで岩場歩きの技術を求められますから、距離は短めでアルペンルートが使えるという入口の広さと要求レベルにギャップがあります。
それは落石が多いということになるでしょう。初心者を引率する方は不用意に落とされた大きな落石が落ちてくることを意識し、その落石に対処できるスキルを持った人が相応しいでしょう。
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ももちゃん🍄

















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