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Yamareco

記録ID: 2015766
全員に公開
ハイキング
朝日・出羽三山

行くぜ、東北。朝日連峰

2019年09月14日(土) 〜 2019年09月15日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
31.6km
登り
2,656m
下り
2,596m

コースタイム

1日目
山行
6:50
休憩
0:55
合計
7:45
8:30
40
9:10
20
9:30
0
9:30
9:35
5
9:40
40
10:45
11:00
95
12:35
12:40
5
12:45
13:00
55
13:55
14:00
30
14:30
14:35
15
14:50
10
15:00
15
15:15
20
15:35
40
2日目
山行
7:15
休憩
0:50
合計
8:05
4:45
4:50
70
6:00
80
7:20
5
7:25
5
8:00
8:30
230
12:20
10
12:30
10
12:40
朝日鉱泉
昨年の夏に飯豊山を歩いてから今年は朝日連峰縦走かな、と漠然と思っていた。
いざ実現に向けて計画すると、公共交通機関で登山口に向かうのがなかなか難しい。
一度はあきらめたが、北側登山口である泡滝ダムへ登山バスがある事を知り再度計画する。
天候 両日ともに晴れ(たまにガスがかかる)
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
往路:庄内交通/国際興業高速バス エスモールBT、庄内交通路線バス 朝日庁舎、
   朝日地域夏季観光バス 泡滝ダム
復路:朝日鉱泉朝日登山バス JR左沢駅前、JR左沢線 山形駅
絶好の登山日和の予報
2019年09月14日 04:41撮影
1
9/14 4:41
絶好の登山日和の予報
東京駅前発の夜行バスで
2019年09月13日 22:31撮影 by  DSC-HX50V, SONY
4
9/13 22:31
東京駅前発の夜行バスで
明け方に鶴岡の街に到着
2019年09月14日 05:32撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
9/14 5:32
明け方に鶴岡の街に到着
バスを乗り継いで登山口
2019年09月14日 08:29撮影 by  DSC-HX50V, SONY
2
9/14 8:29
バスを乗り継いで登山口
泡滝ダム前を通過
2019年09月14日 08:32撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/14 8:32
泡滝ダム前を通過
でんでん虫
2019年09月14日 08:44撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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9/14 8:44
でんでん虫
名の知らぬ滝
2019年09月14日 08:55撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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9/14 8:55
名の知らぬ滝
七ツ滝沢の吊橋
2019年09月14日 09:32撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/14 9:32
七ツ滝沢の吊橋
九十九折りの道を登り
2019年09月14日 09:42撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/14 9:42
九十九折りの道を登り
タキタロウ山荘前到着
2019年09月14日 10:20撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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9/14 10:20
タキタロウ山荘前到着
目の前には大鳥池
2019年09月14日 10:21撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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9/14 10:21
目の前には大鳥池
タキタロウ伝説の池
2019年09月14日 10:25撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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9/14 10:25
タキタロウ伝説の池
ここで朝食休憩をとる
2019年09月14日 10:47撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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9/14 10:47
ここで朝食休憩をとる
二日分の全食糧
2019年09月14日 10:49撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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9/14 10:49
二日分の全食糧
稜線までは標高差800m
2019年09月14日 11:01撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/14 11:01
稜線までは標高差800m
まずは以東岳
2019年09月14日 12:00撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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9/14 12:00
まずは以東岳
以東小屋に表敬訪問
2019年09月14日 12:34撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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9/14 12:34
以東小屋に表敬訪問
以東岳1772m
2019年09月14日 12:44撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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9/14 12:44
以東岳1772m
歩いてきた道と
2019年09月14日 12:46撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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9/14 12:46
歩いてきた道と
これから歩いていく道
2019年09月14日 12:51撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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9/14 12:51
これから歩いていく道
ハクサンイチゲ
2019年09月14日 13:02撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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9/14 13:02
ハクサンイチゲ
マツムシソウ
2019年09月14日 13:03撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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9/14 13:03
マツムシソウ
アキノキリンソウ
2019年09月14日 13:25撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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9/14 13:25
アキノキリンソウ
ヒメシャジン?
2019年09月14日 13:27撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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9/14 13:27
ヒメシャジン?
以東岳を振り返る
2019年09月14日 13:08撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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9/14 13:08
以東岳を振り返る
中先峰からまだ下る
2019年09月14日 14:00撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
9/14 14:00
中先峰からまだ下る
雲が増えてきた
2019年09月14日 14:03撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/14 14:03
雲が増えてきた
狐穴避難小屋
2019年09月14日 14:29撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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9/14 14:29
狐穴避難小屋
前方の立派な山容は
2019年09月14日 14:58撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
9/14 14:58
前方の立派な山容は
寒江山1694.9m
2019年09月14日 15:15撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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9/14 15:15
寒江山1694.9m
まだ延々と続く稜線
2019年09月14日 15:34撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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9/14 15:34
まだ延々と続く稜線
オヤマリンドウ
2019年09月14日 13:29撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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9/14 13:29
オヤマリンドウ
黄色い花
2019年09月14日 14:35撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/14 14:35
黄色い花
カワラナデシコ
2019年09月14日 14:46撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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9/14 14:46
カワラナデシコ
ハクサンフウロ
2019年09月14日 15:45撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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9/14 15:45
ハクサンフウロ
ウメバチソウ
2019年09月14日 15:46撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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9/14 15:46
ウメバチソウ
赤く色づいた実
2019年09月14日 16:00撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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9/14 16:00
赤く色づいた実
竜門岳と避難小屋
2019年09月14日 16:08撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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竜門岳と避難小屋
本日はここに投宿
2019年09月14日 16:17撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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9/14 16:17
本日はここに投宿
割り当てられた寝場所
2019年09月14日 17:20撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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9/14 17:20
割り当てられた寝場所
とりあえず乾杯
2019年09月14日 17:04撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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9/14 17:04
とりあえず乾杯
夕焼けタイムが始まる
2019年09月14日 17:38撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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夕焼けタイムが始まる
今宵の夕陽にも乾杯
2019年09月14日 17:44撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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9/14 17:44
今宵の夕陽にも乾杯
良い焼け具合です
2019年09月14日 17:47撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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9/14 17:47
良い焼け具合です
そして陽が沈み
2019年09月14日 17:49撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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そして陽が沈み
一瞬の逢魔が時が訪れる
2019年09月14日 18:08撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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9/14 18:08
一瞬の逢魔が時が訪れる
さらに満月でもあった
2019年09月14日 18:44撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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9/14 18:44
さらに満月でもあった
宿泊者は50名を超えた
2019年09月14日 19:36撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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9/14 19:36
宿泊者は50名を超えた
そして翌朝…
2019年09月15日 03:49撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/15 3:49
そして翌朝…
予定より早めに出発
2019年09月15日 04:36撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/15 4:36
予定より早めに出発
太陽は東から昇り
2019年09月15日 04:55撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/15 4:55
太陽は東から昇り
月は西へと沈む
2019年09月15日 04:54撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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月は西へと沈む
朝日連峰を照らす朝日
2019年09月15日 05:19撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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朝日連峰を照らす朝日
赤く染まっていく稜線
2019年09月15日 05:28撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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赤く染まっていく稜線
そして目覚めゆく稜線
2019年09月15日 05:28撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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そして目覚めゆく稜線
朝日に輝く朝日連峰
2019年09月15日 05:36撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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朝日に輝く朝日連峰
西朝日岳より大朝日岳方面
2019年09月15日 06:08撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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9/15 6:08
西朝日岳より大朝日岳方面
雪渓の名残を発見
2019年09月15日 07:11撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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9/15 7:11
雪渓の名残を発見
あのトンガリが大朝日岳
2019年09月15日 07:17撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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あのトンガリが大朝日岳
鐘があったら鳴らす
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鐘があったら鳴らす
右の山が小朝日岳
2019年09月15日 07:31撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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右の山が小朝日岳
少し先まで行ってみる
2019年09月15日 07:35撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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少し先まで行ってみる
ここからは丸い大朝日岳
2019年09月15日 07:37撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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ここからは丸い大朝日岳
朝方通過した西朝日岳
2019年09月15日 07:39撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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朝方通過した西朝日岳
寄り道終了
2019年09月15日 07:47撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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寄り道終了
大朝日岳1870m
2019年09月15日 07:57撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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大朝日岳1870m
平岩山、飯豊山へ続く稜線
2019年09月15日 08:30撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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平岩山、飯豊山へ続く稜線
小朝日岳につながる稜線
2019年09月15日 08:31撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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小朝日岳につながる稜線
名残惜しいが下山開始
2019年09月15日 08:36撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/15 8:36
名残惜しいが下山開始
振り返ると大朝日岳
2019年09月15日 08:37撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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振り返ると大朝日岳
やがて樹林帯へ突入
2019年09月15日 08:37撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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やがて樹林帯へ突入
少し気の早い紅葉
2019年09月15日 09:39撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/15 9:39
少し気の早い紅葉
朝日川に沿って進む
2019年09月15日 11:15撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/15 11:15
朝日川に沿って進む
ダイモンジソウ
2019年09月15日 11:20撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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9/15 11:20
ダイモンジソウ
きのこの山
2019年09月15日 11:34撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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きのこの山
名の知らぬ滝
2019年09月15日 11:39撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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名の知らぬ滝
見た目よりは怖くない
2019年09月15日 12:03撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/15 12:03
見た目よりは怖くない
透過光が眩しい
2019年09月15日 12:15撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/15 12:15
透過光が眩しい
この橋を渡ればゴール
2019年09月15日 12:35撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/15 12:35
この橋を渡ればゴール
可愛らしいミゾソバの花
2019年09月15日 12:39撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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可愛らしいミゾソバの花
朝日連峰よありがとう
2019年09月15日 12:42撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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9/15 12:42
朝日連峰よありがとう
ゆっくりと汗を流し
2019年09月15日 12:52撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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ゆっくりと汗を流し
風呂上がりのビール
2019年09月15日 14:01撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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9/15 14:01
風呂上がりのビール
マイクロバスに乗って
2019年09月15日 14:20撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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マイクロバスに乗って
左沢(あてらざわ)駅到着
2019年09月15日 15:20撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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左沢(あてらざわ)駅到着
昼間はお祭りだった…
2019年09月15日 16:11撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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昼間はお祭りだった…
大江の秋祭りのイメージ
2019年09月15日 16:04撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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大江の秋祭りのイメージ
この日は山形市に泊まる
2019年09月15日 17:40撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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9/15 17:40
この日は山形市に泊まる
撮影機器:

感想

最初調べたのは、JR左沢駅から出ている朝日鉱泉までの夏季限定の登山バスだが、
朝イチの新幹線で乗り継いでも朝日鉱泉着は14時過ぎ、初日は移動だけで終わる。
その分休暇が余分に必要だし、費用もかかる(夜行バスなら多少は抑えられる)。
一旦はあきらめたのだが、北側の泡滝ダム登山口を結ぶバスがあるのを知る。
鶴岡までの夜行高速バスを使えば乗り継ぎができ、前述の朝日鉱泉へ縦走も可能。
ということで、高速バスと登山バスを予約したのは出発の二週間前のことだった。

いつものように天気予報を見てから行き先を決めるような山旅ではなく、
今回はあらかじめ予約している交通機関を含めて、予定はガチガチに決まっている。
懸念されるのは天気、特に台風の発生が心配だが、日頃の行いのお陰か晴れ予報。

仕事を終えていったん家に戻り、急いで荷物をまとめて東京駅へ移動。
非常停止釦の作動で電車は遅れ出発10分前に到着、缶ビールを買って乗り込む。
庄内交通の3列シートの高速バス車両は快適で、数時間は眠ることができた。
5時半ごろに、鶴岡駅近くのエスモールバスターミナルに到着した。
コンビニで二日分の食料を買い、6時半発のバスで登山バスが出る朝日支所へ。
朝日支所で登山バスを待っていると、役場の広報の人が来て写真を撮っていった。
この登山バスは自治体として今年からの試みだということを、この時初めて知った。
定刻通りに登山バスが来て、満員(8人)の乗客を乗せて泡滝ダムへ向かう。

8時20分に泡滝ダム登山口に到着、準備を済ませて早速出発する。
泡滝ダムを過ぎて登山道に入る、大鳥池まで10分割され番号がついている。
吊橋を二つ越えて、ジグザグ道を登り詰めるとタキタロウ山荘と大鳥池があった。
大鳥池は、幼少の頃に愛読した漫画の舞台として取り上げられた場所である。
釣り好きな少年が、この池で伝説となっている巨大魚を釣ろうと奮闘する話。
その伝説を知ってか知らずか、岸には糸を垂らしている釣り師たちが並んでいた。
大鳥池に注ぎ込む沢の川原で朝食をとり、まずは第一の山、以東岳へ向かう。
急登の樹林帯を抜けると、東北の山特有のなだらかな稜線が目に映った。
前日このあたりでクマが目撃されたらしい、とすれ違った男性に聞いた。
買ったばかりの熊鈴をつけてみる、他人の熊鈴の音を気にしたことがないが、
いざ自分自身につけて、始終鳴らしながら歩いていると確かにうるさい。
以東小屋の前で少しだけ休む、水場は小屋から少し下ったところにあるようだ。
朝日連峰は稜線上も水場が多く、今回は1リットルだけ持参し軽量化に励んだ。
以東岳に到着、歩いてきた道を振り返り大鳥池を目に焼き付けて先へと進む。
ゆったりとした稜線をゆったりと下ったり登ったりして狐穴小屋に到着。
ここで泊まってもよいが、ひとつ先の竜門小屋まで足を延ばすことにした。
堂々とした山容の寒江山を越える、だんだんと雲が出てきて尾根を隠し始めた。
16時15分に竜門小屋に到着、本日は満員御礼であてがわれた場所は階段の横。
そのあと到着した二人は階段下で、2階へ上り下りする人達のもろに動線上。
ともあれ寝床の確保を済ませたあとは、外に出て大人の時間を過ごす。
ガス越しの夕日は真っ赤に焼け、陽が沈むととガスが晴れ満月と星の光が輝いた。
寒くなってきたので、小屋内で飲み直して20時の消灯とともに就寝した。

3時前からトイレに行く人がひっきりなしに頭上を通り、とても眠ってられない。
観念して寝床を撤収し荷物をまとめ、外に出て月明かりの下朝食をとった。
当初5時出発の予定だったが、手持無沙汰なので少し前倒しして4時35分出発。
竜門岳のあたりから夜は白み始め、西朝日岳まで行く途中で朝日を拝んだ。
西朝日岳山頂には団体がいて、登山道上に座って休憩しているので邪魔だった。
大朝日岳へと続く稜線はひときわ綺麗で、鞍部の傍らには残雪が確認できた。
中岳を越え大朝日岳山頂迄の途中に避難小屋があり、鐘があったので鳴らしておく。
小朝日岳方面に少しだけ足を伸ばし、小さなピークから大朝日岳を眺めた。
いよいよ大朝日岳に登る、今回の山行のハイライトであり最後のピークでもある。
山頂には数人の登山者が休憩していて、入れ代わり立ち代わり訪れては去っていく。
南には飯豊連峰、南東に吾妻山、東には蔵王連峰、北には八幡平や月山に鳥海山…
それぞれの山のほうへ広がっていく稜線を眺めながら、次の山歩きを夢想する。
気が付くと30分が過ぎていて、去りがたい気持ちを抑えて下山を始めた。
尾根を下るにつれて暑くなってきたが、樹林帯に入ると陽が陰って涼しくなった。
しばらくすると沢が現れ川に至る、朝日川といって最上川水系の川のひとつだ。
地図を見て川沿いを歩くゆったりした遊歩道を想像していたが、なかなか険しい。
12時40分に朝日鉱泉に到着、バスが出るのは14時半なのでゆっくり過ごせる。
1時間近くかけてゆっくりと入浴してから、風呂上がりのビールを楽しんだ。

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コメント

2019/9/17 11:49
Re: 無題

2019/9/17 13:09
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