記録ID: 2022388
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無雪期ピークハント/縦走
剱・立山
爽快★【剱岳・源次郎尾根】〜動画付き
2019年09月14日(土) 〜
2019年09月16日(月)

- GPS
- 14:35
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 2,028m
- 下り
- 2,262m
コースタイム
1日目
- 山行
- 2:55
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 3:10
2日目
- 山行
- 7:37
- 休憩
- 2:56
- 合計
- 10:33
14:04
宿泊地
| 天候 | 9/14 快晴時々曇 9/15 快晴 9/16 晴れのち曇 昼:厚手ベースレイヤー一枚でも暑い 夜:シュラフ モンベル ダウンハガー#3ハーフレングス +ダウンジャケット |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・東京方面 → 富山(JR北陸新幹線) ・電鉄富山 → 立山(富山地方鉄道) ・立山 → 美女平(ケーブルカー) ・美女平 → 室堂(バス) ■復路 ・室堂 → 美女平(バス) ・美女平 → 立山(ケーブルカー) ・立山 → 電鉄富山(富山地方鉄道) ・富山 → 東京方面(JR北陸新幹線) |
| コース状況/ 危険箇所等 |
■難易度 初級バリエーション(アルパイン)。険しく目印のない登山道の途中、ボルダリング的岩登りや懸垂下降と言った、クライミングパートが何箇所かあるといった感じ。 剱岳の次と言った登山のステップアップではなく、アルパインクライミングの世界のはじめの一歩という位置付けであり、クライミングの技術や経験、リスク管理が必要。 ■剱沢下りの夏道 ガレ・ザレた斜面をトラバースする箇所が多く浮石も多い。夏道という響きと裏腹に以外と険しく、神経を使う。ペンキマークがあるが、踏み跡が交錯している箇所もあるため、早立ちする場合は、明るいヘッドライトがあると良い。 ■平蔵谷の取り付き 雪渓を渡るので、軽アイゼンがあるとベター。雪渓の情報は、山岳警備隊駐屯地で確認できる。 夏と比べると雪渓の海面が下がっているので、取り付きに泥の斜面を登る必要がある。夏の写真を参考にしていたら、取り付きが分かりづらかった。 ■下部木登りセクション ボルダリング7級程度の岩場がある。二つ目の岩場はホールドがやや悪い。登山靴、荷物ありでフリーで登るため、それなりのクライミング技術が必要。 ■上部岩登りセクション一峰まで 階段状のカンテのようなスラブを登った後出てくる、幅の広い急斜面のスラブは左に巻くことができる。右に行くと、ハイマツ帯をトラバースすることになるため、避けたい。 ■二峰の懸垂下降 ロープは50mあれば、最下部から5mほどの高さに位置する奥行き1m弱のテラスまでピッタシ届く。支点は金属製の強固なものが設置されていた。 ■混雑 渋滞するという話なので3:30に出発した。山頂までは渋滞はなく、快適な山行であった。ただし、山頂から別山尾根の下りは渋滞。 剣山荘ではソフトドリンク、ビール等あったが、剣沢小屋は売り切れ。ヘリ撤退の影響? ※Highlandさんの情報を参考にさせていただきました。 |
| その他周辺情報 | ■ミクリガ池温泉 室堂近くの温泉。朝9時から入ることができる。繁忙期のため混雑しており、整理番号順に入った。 700円 ■方舟 富山駅キトキト市場内の海鮮、日本酒の店 海鮮の新鮮さは確か。 海鮮丼1500円 ■Shu 富山駅キトキト市場内のお茶屋さん。 抹茶や加賀棒茶をお菓子付きでいただけるコーナーがある。 |
| 予約できる山小屋 |
|
写真
途中、先行パーティに追いついきましたが、話をすると、やはり微妙にルートから外れているようです。残置があるので、間違えしまった人のルートぽい。リカバリーするのに大変な藪漕ぎをしました。
装備
| MYアイテム |
重量:0.55kg
|
|---|---|
| 個人装備 |
ベースレイヤー
ウィンドシェル
雨具
ズボン
靴下
グローブ
インサレーション
アプローチシューズ
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図
コンパス
計画書
ヘッドランプ
スマートフォンGPS
予備バッテリー
筆記用具
保険証
時計(高度計)
カメラ
マット
シュラフ
ハーネス
ヘルメット
ATC
安全環付きカラビナx1
ケブラーコードx2
軽アイゼン
|
| 共同装備 |
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ツェルト
ガス
バーナー
コッフェル
カップ
テント
ポール
テントシート
レジャーシート
ダブルロープ50m
アルパインヌンチャクx6
スリング120x2
安全環付きカラビナx4
カラビナx4
|
感想
再生時間 2分
夏は山でクライミングをやりたかったので、以前から行ってみたかった、源次郎尾根に遠征に行きました。
本当は、夏に行く予定でしたが、体力面に不安があったので、少し体力をつけるために見送ったのですが、今回登頂出来ました。
3日間ともほぼ快晴で、大変気持ちの良いヤマ旅。普段森の中でクライミングをしていると、この開放感はなんとも爽快に感じます。
剱岳の尾根ということで、もう少し岩岩しているかと思いましたが、裏劔の仙人新道や雲切新道を険しくしたような印象で、懐かしい感じもします。
ルーファイに関しては、色々コツをつかみながら登れたし、リスクの勘所のようなヒントも見つかったので、丁度良かったと思います。
また、普段のクライミングの技術自体、かなり安全に寄与し、また効率の良い登り方は、体力のセーブに寄与してくれたので、日常の練習が生きているのだなぁと実感できました。
ビックリしたのは、こんなところでSMさんに声をかけられたことでした。状況的にどうリアクションすれば良いか迷ってしまいました。(笑)日記のリクエストをお受けしましたが、お待ちください。
気持ち的にもゆとりがあり、景色や岩をのんびり楽しみ、ながら登れたので楽しかったです。土地のものもの舌で楽しめ、なんとも贅沢なヤマ旅だったと思います。
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cajaroa
maam












ホントにまさかここで、みたいな出会いでしたねぇ(´ω`;)
イメージでは八ヶ岳辺りに行かれてるのかな、
という感じでしたけども。
しかも源次郎で、ってところがまたちょっと笑えました
もっとゆっくりテン場に戻った時に
お話させていただきたかったんですが、
疲れて寝てしまったり姿とテントを見失ってしまったりで
願いかなわずでした…残念
まぁいずれまた、偶然でも必然でも、機会あればぜひとも(´ω`)
お会い出来て嬉しかったです!
SMさんこんにちは、
声をかけていただいてありがとうございます。嬉しかったです。
あの場だと、えっ? えっ?て感じになってしまいましたけど。
不思議なご縁ですね。
日記は、障がい者ネタ、海外ネタ、食べ物ネタ、失敗ネタなど、書いていたのですが、
なんか、啓蒙的であったり、インパクトがなかったり、まとまらず、
なかなかまとまっていません。一本書くのに2周間くらいかかるので、もう少しお待ち下さい。
テン場で、どのアタリにはられているのだろうとキョロキョロしていましたが、
僕らも結局お昼寝してしまい、ゆっくりお話できずじまいでした。
また機会あればお会いできたらと思います。
スゴイところで偶然の出会いがあったもんですね〜
この日はアルプス大快晴で大正解ってところですね
秋の空気感を感じる立山ステキ...
そして登山だけでなく、しっかり旅そのものを満喫しているあたり、さすがのお二人だと思いました。
お疲れ様でした
bicycleさんこんにちは!
本当にびっくりしました。シチュエーション的にもなかなかびっくりです。
そしてSMさんチームは素敵な方たちでした。
biさんや、soraさんとだと、どう言う感じになるんだろう?
など想像してしまいました。
東京からだと遠く、遠征感があるので、食も楽しんできました。
時間があれば、金沢とかにも行ってみたいものです。
お疲れ様。お天気良くて良いですね〜。気温も適度ですから、この時期、お天気さえよければ最高です。
簡単過ぎて、散歩みたいだったでしょう
アルパインは、目的がない限り、簡単な方を見極めて行くものです。難しい方へ行く癖がついていると、詰まってセミになります。(mmg さんがそうだった
富山は、寿司が旨いっていう情報があったので、帰り道の(旅+寿司)の方が興味があるなぁ〜
P.S.
カニ下り渋滞の時は、縦と横の間に旧道があって、そこを懸垂、あるいは、クライミングダウンする方法もあるようです。
misuzuさんこんにちは
僕たちは良い子なので、お散歩みたいだったなんて書きませんよ〜
ただ、もう少し、岩があるのかなーと思っていました。
源次郎尾根についてレコを調べていたら、実力不足で登っていたレコがありましたが、
そのレコにmisuzuさんが指摘しているのを見つけてしまいました。
先日の剣で滑落した女性の件もそうですが、
簡単そうとか、誤解を生まないように、良い子(のふり)をしています。
いずれにせよ、岩稜帯のバリエーションは経験値が少なく、
課題が出てくる可能性があったので、そのアラをあぶり出すのと、
将来的な残雪期山行の下見を兼ねて行きました。
登ること自体は心配してはいないですが、ルーファイ等それ以外の部分に不安があったので。案の定、ルーファイが課題があり、おっしゃるとおり、変な癖が見つかり、感覚的につかめたので、よかったです。
チンネは来年いけたらいいなぁと思います。
寿司はどこも登山者でいっぱいでした(笑)
駅から少し離れたすし玉とかは有名みたいです。
こんにちワン🐶
源次郎尾根ですね〜。
若い頃、行こうと思って、行けてない所です。
私のレベルでは、この辺までかと、当時リサーチして、そのままです。
単独行だと、どうしてもチャンスが少なくなります。
とても懐かしく?拝見したしました。
結局、剱岳は未踏として残っています。
お疲れ様でした〜
ringo-yaさんこんにちは!
自分もさて、これから行こうと思っていけるところ、
いけないところ、きっとありそうです。
普段行っている小川山すら、いけないルートたくさん残りそう。
そんな難しいの登れないよという理由になりそうですが。(笑)
今の剱と昔の剱は違うのでしょうね。
昔はカニの縦横バイとか、鎖がなかったなんて聞きますが
いまは整備され、ツアー客なども多く、
山頂は観光地のようです。
源次郎は、人も少なく、静かな感じでした。
あのようなアルパインのルートは、
きっと昔から変わらずなのかもしれないなと思いました。
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