トムラウシ山 クワウンナイ川遡行



- GPS
- 26:45
- 距離
- 39.7km
- 登り
- 2,457m
- 下り
- 2,427m
コースタイム
清流橋駐車場(7:40)-ポンクワンナイ川出合(8:23)-Co618(9:17)-Co650(10:05)-Co783(12:12)-Co876(13:46)-上二股(C1・15:55)
(2日目)
C1発(5:10)-魚止めの滝(6:00)-滝の瀬13丁終点(6:42)-ハング滝(7:47)-奥二股(8:15)-天沼のコル(10:56)-トムラウシ頂上(12:43)-デポ地点(14:26)-ヒサゴ分岐(15:20)-ヒサゴ沼避難小屋(16:13)
(3日目)
ヒサゴ沼避難小屋(5:15)-化雲岳(6:25)-第2公園(8:40)-第1公園(9:40)-滝見台(12:00)-天人峡登山口(12:50)
天候 | (1日目〜2日目)曇り・(3日目)雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
入渓には10日前に上川中部森林管理署に入林届けと計画書・道警に計画書の提出が必要 |
写真
感想
かねてから憧れだったクワンナイ川遡行。
滝の瀬13丁の話を聞くだびに一度は行きたいという思いが募る。
天人峡温泉手前の清流橋駐車場には柵に赤布がうってあった。
山谷では林道を行くことになっており躊躇するが踏み跡もしっかりしていて行ってみることにしたが、砂防ダムの手前でどうしても巻き道を見つけることができず、右岸の壁を藪をこいで登ると林道にあたった。この林道を行くとポンカウン沢との出合いで入渓できる。
あとはゴーロ歩きが続くが増水する函に出合いその迫力に圧倒される。
川は増水気味で渡渉も私のようなデブなら全く気にならないのだが、連れは軽量でスタイルのいい女性二人であり、渡渉が思うようにならないので、その前からやたらとへつったり高巻いたりを繰り返した。
ここはどうしても渡渉してもらわないと高巻けない。その後も渡渉はなるべく避けるべくへつりまくる。
上二股(カウン沢出合)のテン場は快適であった。
翌日は出発を5時前にして登り始める。というか趣は沢歩きに近い。相変わらず渡渉には気を使ったが魚止めの滝あたりからそんな不安はなくなる。
魚止めの滝は左岸を高巻いて上段の滝を越えると滝の瀬13丁の始まりである。
聞く以上に口では驚きを表せない素晴らしい渓相である。難しいところはなにもないのだが、ただあんぐりと口を開いて進み続ける。
そろそろ飽きたかなぁ〜と思うころにナメが消えるのも絶妙な配分。
その後もハング滝を右岸を高巻き奥二股の滝を左岸を高巻くとなんか箱庭のようなすばらしい渓相が続きうっとりとすすむ。
そうこうして踏み跡をたどると草原に進んで稜線(天沼のコル)に飛び出した。先に行かせた女性が先に進んでしまうのを止めてそこでザックをデポ。
トムラウシ山は高曇りながらもまずまずの眺望。ゆったりと時間をすごしてデポ地点に戻りヒサゴ沼に進む。避難小屋2階で就寝。
避難小屋にはマウンテックの大橋さんが名主のようにどんと構えていた。
深夜から風は強いし風が屋根をたたく音を聞く。
翌日はすっかりとガスに包まれ強風に雨が混じるあいにくの天候。小化雲付近では寒さに震えた。
相変わらず天人峡へのくだりはぐちゃぐちゃのあまり快適とはいえない登山道。
第1公園で木道が続くのが本当にうれしい。
で、こんどはひたすら修行のような山道歩き。すっかりと飽きたころに33曲がりの九十九折を下ると天人峡に着いた。
Hymlオフミで「有名だけどよぉ」みたいなひねた意見聞こえたが一度もいったことのない人はそんな声に耳を傾けるべきではない。
一度は行くべき名渓ではある。
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