金峰山(アコウ平→大弛峠) おまけ:北奥千丈岳

- GPS
- 06:13
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,258m
- 下り
- 833m
コースタイム
※pasocom様(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/userinfo-21844-prof.html)
のコチラのルートを参照しました↓↓
※http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-237393.html
8:17アコウ平-8:37荒川渡渉地点-8:55KK分岐-9:07御室小屋(廃屋)-9:17クサリ場-
-9:39片手廻し岩-9:49『ガンバレあと2時間』標識-10:40金峰山山頂11:40-
-12:17朝日岳-12:58大弛峠13:19-13:51北奥千丈岳14:05-14:33大弛峠
大弛峠-(自転車 15分)-アコウ平
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
大弛峠(標高2360メートル) 自転車デポ アコウの土場(標高約1950メートル・大弛峠5.7km手前)自動車駐車(スペース5〜6台) ※勝沼ICから大弛峠まで約90分 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
<アコウ平-金峰山> 駐車スペースから荒川まで約100メートルほどの下り。 荒川渡渉地点に橋なし。増水無ければ石の上を歩いて渡れますが注意。 渡渉点から御室小屋までは平坦な道。 御室小屋から急傾斜となり、ハシゴ、クサリ場、ハシゴ、岩場と進みます。 ハシゴはアルミ製?しっかりした造り。 テーブル岩上のクサリ場はこの季節凍結して滑る箇所あり。 <金峰山-大弛峠-北奥千丈岳> 朝日岳手前は急傾斜でガレています。 夢の庭園付近、立派な木道で歩きやすいがこの季節は凍結に注意。 |
写真
感想
前日の天気は全国的な荒れ模様。寒気の通過で冷え込む一方、当日の天気予報は「晴」マーク勢ぞろい。
すっきりと晴れ上がるのが確実な様子なので山歩きでもしようかと、前夜急遽予定を考えていたら、一目惚れ企画が!
それが、コースタイムにも記載したpasocom様のルートでした、しかも直近の記録。
自転車を利用してピストンのルートを周回に変えたこのアイデアは私にはポイントが非常に高いものでした。しかも、自転車は下るだけ
大弛からのピストンを一度歩いたことがある点、登りは好きだけど下りはいま一つ好きではない私にとって登りが増え(そもそも大弛からだと概ね平行移動)、下りが減るというのは願っても無いパターンでした。で、この記録を発見するなり自転車を車に積み込んだ、とそういう次第であります笑 瑞牆小屋からはそのうち...
大弛峠着は8時ごろ(クルマの寒暖計で-2℃)。駐車スペースの舗装工事のため駐車可能台数が大幅に減り平日にも関わらず峠のスペースは満車状態。あとは林道脇に停める状況でした。
自転車を峠にデポし、アコウ平にクルマで戻ります。アコウ平には駐車車両0(下山時も0でした)。
歩き始めからすぐ下り坂となり、川の音が聞こえてきたら荒川を渡ります。
橋はありません、岩を慎重に渉っていきます。冷え込んだ日の朝の日陰歩きですがニット帽を持ってくればよかったと後悔、耳が痛いほどしんしんと冷え込んでいます。
このルートは全体的にマーカーが豊富です、慎重に見渡しながら歩けば道迷いの可能性はほとんど無いと思います。ただし、道は大体はっきりしているものの、あまり歩かれていない感じです。
御室小屋をすぎてからは傾斜がきつくなり、ハシゴ、クサリ、岩場と続きます。
大きな一枚岩の上をクサリをつかみながら斜めに登っていくのですが、中央部が凍っており注意が必要です。滑ってもクサリを手放さないようにとばかり考えていました(左手は崖です)。
晴れであれば前方には五丈岩、後方は富士山、南アルプスを展望しながら歩くので傾斜が急でも気が紛れスイスイ進むことが出来ました。
「ガンバレあと2時間」の看板を見たときはうんざりしましたがどれほどゆっくり歩いても90分はかからないと思います。
山頂直下から日陰を中心に雪が現れました。ほとんど本日中に溶けるんでしょうが前日の寒気の影響なのでしょうね。山頂からみえる高峰は白くなっていました。
山頂からの眺めは素晴らしいものでした。富士山、南アルプスはもちろん中央アルプス、御嶽、乗鞍が白い姿を見せてくれました、これらはもう根雪になるのでしょうね。気温も含め冬が足早に近づいている気配を感じました。
できれば五丈岩を登ってみたいと思っていたのですが、くぼみが小さく力量的に難なのと氷が張り付いていて諦めました。
平日とは言うものの、山頂では大勢の方が風の凪いだ(たまに吹くと冬の冷たい風)中くつろいでいました。私も含め今日登れたのはラッキー!
大弛峠までは以前も歩いたややアップダウンのある稜線歩き。朝日岳の辺りは開けていて展望もありました。
思いのほか早く峠まで帰って来れたので大弛小屋でコーヒーを頂いた後に北奥千丈岳へ。
奥秩父最高峰の割りに主稜線から外れ、どうにも地味な印象はぬぐえません。
なにしろ「北」で「奥」です笑
金とか、三国の名を冠した甲武信とか、大菩薩とか雲を取る山なんてのと比べるとどうも大人しいというか...
そんな軽くなめた態度で行ったのですがなかなかどうして立派な山頂でした。
少し意外なくらいに笑
奥秩父最高峰は紛れもなく北奥千丈岳!そう認識して終わります(笑)
補足
自転車ダウンヒルが楽しかったです。わずか6kmでは勿体無いくらいに
誰か塩山まで私の車運転して!そう叫べばよかったのかもw












pasocomです。私のレコを参考にしていただき、光栄です。
甲府から金峰に上るこのルートは昔から「御岳道(みたけみち)」と呼ばれる金峰山登拝のメインルート、表参道でした。
五丈岩の南面、石垣の後ろに小さな石祠があるのをご覧になったでしょうか。それが金桜神社の本宮です。
従って、こちらが表であって、後世に建てられた赤鳥居側は表ではないのです。
でも今はどう見ても広場のある方が表になっていますね。
金桜神社や石垣の方は訪れる人もまれなくらいで残念です。
このルートは登山道としても、そこそこの急登や鎖・ハシゴあり、展望もよく、かなり魅力的だと思うのです。
このレコを見てまた誰か御岳道を歩いてくれるとうれしいですね。
pasocomさん
コメントありがとうございました。
山頂の祠、なにやら荘厳な感じがしてお参りしてきました。なるほど、あちらが本当の表だったんですね、いい事を知りました
楽しい道でしたね、人には出会いませんでしたが、シカが斜面を走っていきました。あまり見かけないコケがたくさん見れたのも良かったです。
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