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Yamareco

記録ID: 2575594
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白山

白山前衛・桂湖オートキャンプ場から大笠山往復

2020年09月19日(土) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 富山県 石川県 岐阜県
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GPS
09:08
距離
12.6km
登り
1,628m
下り
1,631m

コースタイム

日帰り
山行
7:32
休憩
1:37
合計
9:09
距離 12.6km 登り 1,628m 下り 1,633m
6:45
3
大笠山登山口
6:48
45
7:33
7:43
58
鏡岩
8:41
8:51
38
・1,336 m
9:29
9:39
22
10:01
41
10:42
10:52
36
11:28
2
奈良岳分岐
11:32
11:57
4
12:03
12:05
27
奈良岳分岐
12:32
12:42
35
13:17
21
13:38
13:48
26
14:14
38
・1,336 m
14:52
15:02
31
鏡岩
15:33
3
15:36
9
大笠山登山口
15:45
桂湖オートキャンプ場
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2020年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
クルマは桂湖オートキャンプ場に隣接した駐車場に入れた。
コース状況/
危険箇所等
木の枝や刈られたササなどで足がとられることがあり、注意を要する。
ヤセ尾根で、木や草で隠れて分かりにくいけど、両側ともスパッと切れてるところが多く気が抜けない。
今回6:36入山・15:45下山で今の時期ならあと2時間ほど夕暮れまでに余裕があったけど、さらに昼が短くなる紅葉シーズンに入山を予定されてるかたは往復に時間がかかることを念頭に計画を立てたほうが…。
朝の桂湖は人影も少なく静か。
朝の桂湖は人影も少なく静か。
登山口に登山ノート。登山者はここに記帳。最新は9月6日付だった…。
登山口に登山ノート。登山者はここに記帳。最新は9月6日付だった…。
冬季には踏み板を外されて歩行不能になるという大畠谷橋。
冬季には踏み板を外されて歩行不能になるという大畠谷橋。
吊り橋渡ったらいきなりハシゴかよ…。
吊り橋渡ったらいきなりハシゴかよ…。
中腹に土砂崩れがあって、いきなり不安に…。
中腹に土砂崩れがあって、いきなり不安に…。
危険箇所にはこのようにロープがある。
危険箇所にはこのようにロープがある。
目の前に大きな岩が現れた!
目の前に大きな岩が現れた!
「鏡岩」だそうです。
「鏡岩」だそうです。
ブナオ峠方面
・1,336 m付近から野谷荘司山
・1,336 m付近から野谷荘司山
白山北部の山々
まだ3.6 kmもあるのか…。
まだ3.6 kmもあるのか…。
残り2.5 km
「アカモノの頂」の標識。真っ二つに割れてます。
「アカモノの頂」の標識。真っ二つに割れてます。
アカモノの頂から見た大笠山。天神平からみる谷川岳並みに遠く感じた。
アカモノの頂から見た大笠山。天神平からみる谷川岳並みに遠く感じた。
アカモノの頂から見た、大笠山から笈ヶ岳に至る稜線。
アカモノの頂から見た、大笠山から笈ヶ岳に至る稜線。
アカモノの頂から見た笈ヶ岳
1
アカモノの頂から見た笈ヶ岳
笈ヶ岳の左に白山本峰。
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笈ヶ岳の左に白山本峰。
ここは分岐になってますが、左が正解。直進はヌタ場みたいな泥んこ地獄です…。
ここは分岐になってますが、左が正解。直進はヌタ場みたいな泥んこ地獄です…。
まだ1.4 kmもある…。
まだ1.4 kmもある…。
旧大笠山避難小屋跡
旧大笠山避難小屋跡
旧大笠山避難小屋跡から笈ヶ岳
旧大笠山避難小屋跡から笈ヶ岳
ようやく大笠山が現実的な距離まで迫ってきました。
ようやく大笠山が現実的な距離まで迫ってきました。
やっとラス5!
県境稜線に到達。奈良岳への分岐があります。
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県境稜線に到達。奈良岳への分岐があります。
現在の避難小屋。扉の開け方が分からず、中は見てません。
現在の避難小屋。扉の開け方が分からず、中は見てません。
大笠山頂上
大笠山頂上から見た笈ヶ岳。隣の山とは思えない遠さ…。
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大笠山頂上から見た笈ヶ岳。隣の山とは思えない遠さ…。
白山本峰は雲に隠れてきました。
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白山本峰は雲に隠れてきました。
人形山ー三ヶ辻山の稜線
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人形山ー三ヶ辻山の稜線
籾糠山と猿ヶ馬場山
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籾糠山と猿ヶ馬場山
金沢平野
奈良岳分岐からの景色。砺波平野が見えます。
奈良岳分岐からの景色。砺波平野が見えます。
奈良岳分岐からブナオ峠方面
奈良岳分岐からブナオ峠方面
奈良岳分岐から金沢方面
奈良岳分岐から金沢方面
旧・大笠山避難小屋跡地。現役時代に泊まってみたかった…。
旧・大笠山避難小屋跡地。現役時代に泊まってみたかった…。
前笈ヶ岳
雪の重みでベンチが倒れてます…。
雪の重みでベンチが倒れてます…。
鏡岩まで戻りました。
鏡岩まで戻りました。
ゴールの桂湖が見え始めた。
ゴールの桂湖が見え始めた。
生還を確信した瞬間!
生還を確信した瞬間!
登山ノートに下山を記帳。結局、この日の入山者は私1人だった模様。
登山ノートに下山を記帳。結局、この日の入山者は私1人だった模様。
桂湖オートキャンプ場は、家族連れでにぎわってました。流石、4連休初日!
桂湖オートキャンプ場は、家族連れでにぎわってました。流石、4連休初日!

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 雨具 着替え ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図(地形図) ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル

感想

 2020年の9月の4連休は、山姥コースから白鳥山ー犬ヶ岳ボッカ訓練を企画してたけど、栂海新道登山道崩壊による通行止めのため、急遽、地元・富山県の大笠山に行き先を変更。
 大笠山は昔から行きたかった山だけど、弟子(妻)の嫌いな要素がタップリ(人いない、アップダウン激しい、急な下り坂、登山道の手入れ不充分)の山なので、私ひとりで身軽に山に登れるようになるまで無理だった(苦笑)。
 9月21日は、前日の雨から天気回復が遅れることを見越して、6時半に現地着。金曜の夜だったせいか桂湖オートキャンプ場にはテント無し。駐車場に他にもクルマあるし、荷物整理してるお兄さんも見かけたし、他にも入山者が居ると踏んでたんだけど、登山口のノートには9月6日より後の入山者は私が最初…。
 吊り橋の大畠谷橋を渡る途中から山肌に貼り付く鉄ハシゴ群が目に入った。いきなり槍の穂先か、甲斐駒の黒戸尾根かよ(苦笑)。最初のハシゴ群を抜けた後も急登の連続。足場が悪いので気が抜けない。巨岩の鏡岩で約1時間経ったので、休憩。
 次の1時間で・1,336 mピーク(というほど顕著ではない)に到達。ここから旧避難小屋跡までは標高1,500 m前後のアップダウンの繰り返しで、体力を消耗する。特に、前笈から顕著なピークだけでも5つある。巻き道など緩いモノはここには存在しない。3つ目のピーク(アカモノの頂)でようやく大笠山の全貌が見渡せたけど、これから目指す山ってホントにコレ?…と思うほど遠くに見えて、現実感が無かった。
 旧避難小屋跡から頂上まで1時間くらいを覚悟してたけど、意外に早くに県境稜線(奈良岳分岐)に出て、旧避難小屋跡から40分で大笠山頂上に到着。頂上からは笈ヶ岳などの白山系、籾糠山などの奥飛騨の山、人形山などの飛越の山、金沢平野、日本海がよく見えた。日清カップヌードルシーフード喰ってから、下山。新避難小屋の中を見学しようと扉を開けようとしたけど、鍵がかかってるのか開かなかった…。奈良岳分岐まで戻ると、そこからは砺波平野が見えた。
 急坂なだけに下山は早いかと思ったけど、やっぱり旧避難小屋跡から前笈までは上りと同じほどの時間を要した(旧避難小屋跡と前笈との標高差を考えると仕方がない)。上りで結構スリップしてたので、下りは慎重に慎重を重ねて歩き、無事に大畠谷橋までたどり着いた。ここまで来てようやく帰還を確信(苦笑)。後は桂湖オートキャンプ場まで歩くだけ。4連休の初日だけあって、朝にはひと張りも無かったテントとクルマがたくさんあって、子供たちの歓声が響いてた。15:45に下山。
 他の登山者と全く遭遇しなかった完全なひとり歩きの山旅。今後紅葉目当ての登山者が増えるのかもしれないけど、富山県屈指…というか、深田久弥が登頂してたら百名山に入ってたハズの名山にこの扱い。ちょっと寂しい…。

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大笠山
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
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大笠山 境川ダムから
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

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