記録ID: 27675
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無雪期ピークハント/縦走
八幡平・岩手山・秋田駒
裏岩手連峰・大白森縦走(八幡平→乳頭温泉)
2008年07月19日(土) 〜
2008年07月21日(月)

- GPS
- 22:50
- 距離
- 38.5km
- 登り
- 1,388m
- 下り
- 2,212m
コースタイム
アプローチ:板橋542=大宮=(はやて71号)=盛岡9:47=11:32黒谷地バス停
7/19 八幡平・黒谷地バス停11:35−12:20源太森分岐−八幡平頂上バス停13:00−畚岳分岐13:40−14:25諸桧岳14:30−16:00険岨森16:30−17:10大深山荘(泊)
7/20 大深山荘4:40−5:15大深岳−5:25関東森分岐−8:20関東森−9:15八瀬森山荘10:25−12:20曲崎山−13:50大沢森−15:10大白森山荘(泊)
7/21 大白森山荘6:50−7:45大白森−8:40小白森山−11:15鶴の湯=(入浴)=13:40鶴の湯温泉入口バス停
7/19 八幡平・黒谷地バス停11:35−12:20源太森分岐−八幡平頂上バス停13:00−畚岳分岐13:40−14:25諸桧岳14:30−16:00険岨森16:30−17:10大深山荘(泊)
7/20 大深山荘4:40−5:15大深岳−5:25関東森分岐−8:20関東森−9:15八瀬森山荘10:25−12:20曲崎山−13:50大沢森−15:10大白森山荘(泊)
7/21 大白森山荘6:50−7:45大白森−8:40小白森山−11:15鶴の湯=(入浴)=13:40鶴の湯温泉入口バス停
| 天候 | 7/19 晴れ,にわか雨あり 7/20 曇り 7/21 霧のち晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2008年07月の天気図 |
| アクセス | |
| コース状況/ 危険箇所等 |
7/19 【八幡平へのバスについて】 盛岡駅からのバスには 9:40発の「八幡平散策バス」 と 9:47発の通常の路線バス の2種類があります。「八幡平散策バス」は松川温泉経由で,ガイドつきの乗合観光バスのようなもののらしいです。アスピーテライン方面へは後発(9:47)の路線バスを利用します。乗り場が同じなので,間違えないように注意。 【八幡平について】 ここを百名山に選んだ鱶Qはセンスあると思うんだ。 【裏岩手登山口〜大深山荘】 登山口には大きな看板+駐車スペースがあり,見落とす心配はありません。 この区間は終始展望のよい稜線です。鞍部ではややぬかるむ箇所もありますが,コースはよく整備されて問題はありません。 ・・・問題ないのはここまでなんだぜ? 【大深山荘】 奥多摩の鷹ノ巣山避難小屋をさらにグレートにしたようなきれいな避難小屋です。トイレにはなぜかトイレットペーパーが備え付けてありました。 【大深山荘の水場】 源太が岳方面へ5分ほど下った湿原の入り口にあります。この湿原は一見の価値ありです。 7/20 【大深山荘〜大深山】 比較的問題なく歩けます。 【大深山〜関東森〜八瀬森〜曲崎山〜大沢森】 三ツ石山への分岐を見送り,標高が1400mを切り,南側の展望がなくなってくると,いよいよこのコースが本性を現します。 一言で言えば,登山道の荒廃が激しいです。 赤テープは今年つけられたと思われる新しいものがあり,倒木の枝も支障の内容に切り落とされてはいます。踏み跡もしっかりついています。 まあ,山慣れしている人にはそれほど問題ないかもしれませんが,自分は何度も道を失いかけました。 倒木はうんざりするほど多く,倒木の周辺は踏み跡が錯綜しており道迷いにはくれぐれも注意。さらに背丈を越えるヤブも随所にあり,視界がないうえ,足場の悪いところが多いです。降雨後の泥濘も激しいです。この区間の湿原には木道などはなく,湿原を横断する狭い登山道上にはかなり深い水溜りもあり,靴の中が浸水するのは確実,と思ってよいです。 この区間,途中で展望がきくのは,曲崎山の登り・下りの一部のみ。なお,曲崎山の頂上では展望はなく,休憩スペースすらありません。また,曲崎山への上り下りは,文字通りの「直登」となります。下り時はヤブに視界を奪われ,足元が見えないことが多いので,転落事故を起こさないよう慎重に歩く必要があります。 ☆八瀬森山荘…トイレが2階にあります。収容人数は大深山荘と同じくらい…だったと思います。やや古い建物で,毛布などは備え付けがあったような気がします。水場は関東森方面に少し下りた湿原との境目当たりにあります。水はそのまま飲用可能です。(登山道からは数メートル南にそれる) 曲崎山を下りきれば,一応このコースの最大の山場は過ぎたといえます。 たった200mの下りがこれほど長く感じたのは今回が初めてでした。。 相変わらず泥濘はつづきますが,倒木の数が一気に減り,ようやくまともに歩ける道になります。 【大白森山荘について】 快適に使用できる人数は5人くらいまで。1階は土間で炊事・談話スペース(兼,荷物置き場?)2階は就寝スペースといった感じ。こちらも大深山荘に負けず劣らずきれいで新しい山小屋です。小屋の前にテント1張可能です。 水場は,小屋の前の看板のところから下る道が2本あるので,その細いほうの道を降りれば1分掛からず水場に行き着きます。ここの水も美味しいです。 7/21 【大白森・小白森湿原について】 木道が整備されています。キンコウカが一面に咲き誇る,夢の中のような場所です。3連休中だというのにここを訪れる人も多くはないようです。 前の日の悪路を頑張ったご褒美のような場所ともいえます。 大白森の南側がやや急な斜面になって,すべりやすいのでご注意。 ・・・この日は最低でも蟹場の分岐まで歩いて,大釜温泉へ下山する予定でしたが,なぜか,蟹場への分岐を見逃して,そのまま鶴の湯に降りてしまったとさ。 めでたし,めでたし。 |
写真
7/20 朝4時40分大深山荘発
大深山の山頂標識を見ての通り,このコースのメインルートは三ツ石山荘,つまり岩手山方面であることがわかる。(岩手山方面と乳頭方面の分岐はこの先にあるが,乳頭方面の地名はこの道標にはかかれてない)
大深山の山頂標識を見ての通り,このコースのメインルートは三ツ石山荘,つまり岩手山方面であることがわかる。(岩手山方面と乳頭方面の分岐はこの先にあるが,乳頭方面の地名はこの道標にはかかれてない)
コースタイムを何時間オーバーしたかわからないが,なんとか生きて大白森避難小屋に。
宿泊者は,健脚の学生さん,沢登のエキスパートのご夫婦と私の4名でした。楽しいひと時をありがとうございました。
宿泊者は,健脚の学生さん,沢登のエキスパートのご夫婦と私の4名でした。楽しいひと時をありがとうございました。
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