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Yamareco

記録ID: 281897
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原

茶野・鈴ヶ岳・鈴北岳 (フクジュソウ三昧の山旅)

2013年03月30日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 三重県 滋賀県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:08
距離
10.1km
登り
1,029m
下り
1,034m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:46
休憩
1:15
合計
8:01
距離 10.1km 登り 1,030m 下り 1,042m
7:44
113
9:37
10:00
13
10:12
10:27
12
10:39
10:57
35
11:31
11:39
13
11:52
11:59
117
13:56
13:57
7
14:04
14:07
92
15:40
15:42
4
15:47
ゴール地点
鞍掛橋P 7:44−8:28 甲5鉄塔 8:36−8:42 乙6鉄塔 8:49−9:42 桜峠(甲6鉄塔) 9:59−10:13 茶野 10:26−10:39 桜峠 10:57−11:30 鈴ヶ岳 11:34−11:52 ヒルコバ 11:59−12:14 口ノ平 13:33−13:45 元池 13:57−14:03 鈴北岳 14:08−14:24 P1056 −15:40 鞍掛橋P
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鞍掛橋付近の路肩に駐車。
R306は、冬期通行止めのため、多賀交差点よりR306を東へ約13km入った所の鞍掛橋までしか入れない。
尚、滋賀県側の鞍掛橋〜鞍掛トンネルは、途中崖崩れのため、当分の間通行止めとのこと。
状況次第では早く開通する場合もあると思われるので、最新情報に注意されたい。
コース状況/
危険箇所等
鞍掛橋〜茶野:道標なし。踏み跡薄し。杉の植林地。
茶野〜鈴北岳:道標なし。踏み跡程度。一部残雪あり。
鈴北岳〜P1056:鞍掛尾根上の一般登山道。一部泥濘の斜面あり。
P1056〜鞍掛橋:尾根上部は踏み跡程度。下部は鉄塔巡視路。
 但し、尾根を間違いやすく、また、林道への着地点が不明瞭。
鈴北岳〜P1056を除いて、ほとんど手入れされていない模様。
道が不明瞭なので、経験者以外にはあまり勧められない。
【閉まってる】
やっぱり茶野に行こう。
【閉まってる】
やっぱり茶野に行こう。
【やっと鉄塔】
ここだけ杉がない。でも、もう杉花粉は終わりかな。
【やっと鉄塔】
ここだけ杉がない。でも、もう杉花粉は終わりかな。
【あそこだな】
あの鉄塔が稜線の桜峠だ。
【あそこだな】
あの鉄塔が稜線の桜峠だ。
【ちょっと休憩】
石がどうぞと言っているような気がした。
【ちょっと休憩】
石がどうぞと言っているような気がした。
【小さくてかわいい】
斜面には、小さなフクちゃんがいっぱい。色がとってもきれいだ。
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【小さくてかわいい】
斜面には、小さなフクちゃんがいっぱい。色がとってもきれいだ。
【峠はすぐそこ】
そこが稜線だ。ここで一休み。
1
【峠はすぐそこ】
そこが稜線だ。ここで一休み。
【振り向けば伊吹山】
見慣れた台形の山は伊吹山。
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【振り向けば伊吹山】
見慣れた台形の山は伊吹山。
【霊仙が大きい】
少し手前には霊仙が。西南尾根が丸見え。
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【霊仙が大きい】
少し手前には霊仙が。西南尾根が丸見え。
【山が山の字に】
茶野の原っぱの向こうにはおむすび山の鈴ヶ岳が高い。
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【山が山の字に】
茶野の原っぱの向こうにはおむすび山の鈴ヶ岳が高い。
【眼下にはR306】
車の通らない国道を、数台の自転車が登っていくのが見える。
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【眼下にはR306】
車の通らない国道を、数台の自転車が登っていくのが見える。
【フクジュソウの目】
これが本当の複眼だ。
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【フクジュソウの目】
これが本当の複眼だ。
【フクジュソウ家族】
お母さんは赤ん坊を抱いている。
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【フクジュソウ家族】
お母さんは赤ん坊を抱いている。
【地上のカシオペア】
黄色いくちばしがエサを欲しがっているようだ。
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【地上のカシオペア】
黄色いくちばしがエサを欲しがっているようだ。
【ベッタリカップル】
ケンカしているように見える。ケンカするほど仲がいいのかも。
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【ベッタリカップル】
ケンカしているように見える。ケンカするほど仲がいいのかも。
【孤高のフクちゃん】
一人ぼっちのフクちゃんを見つけるのが難しいほどいっぱい咲いている。
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【孤高のフクちゃん】
一人ぼっちのフクちゃんを見つけるのが難しいほどいっぱい咲いている。
【新鮮で初々しい】
咲き始めたばかりの初々しい花ばかり。
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【新鮮で初々しい】
咲き始めたばかりの初々しい花ばかり。
【谷には残雪】
御池谷には、まだ雪がいっぱい残っている。
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【谷には残雪】
御池谷には、まだ雪がいっぱい残っている。
【御池富士と呼びたい】
スカスカの林のすだれ越しに見えるのは鈴ヶ岳。
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【御池富士と呼びたい】
スカスカの林のすだれ越しに見えるのは鈴ヶ岳。
【ここもいっぱい】
斜面にフクジュソウがいっぱい。少し小振りだが、新鮮で初々しい。
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【ここもいっぱい】
斜面にフクジュソウがいっぱい。少し小振りだが、新鮮で初々しい。
【雪は融けてしまった】
元池の向こうには最高点の丸山が見える。雪のある時に来たかった。
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【雪は融けてしまった】
元池の向こうには最高点の丸山が見える。雪のある時に来たかった。
【白山が真っ白】
北には真っ白な白山。その左の能郷白山も真っ白。さすが白山だ。
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【白山が真っ白】
北には真っ白な白山。その左の能郷白山も真っ白。さすが白山だ。
【雪のプロムナード】
なだらかな鞍掛尾根には雪の絨毯が敷かれていた。早春の御池を味わいながらゆっくり下ろう。
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【雪のプロムナード】
なだらかな鞍掛尾根には雪の絨毯が敷かれていた。早春の御池を味わいながらゆっくり下ろう。
【林道が工事中】
仮設の橋を渡って、鞍掛橋の袂の駐車地に到着。
【林道が工事中】
仮設の橋を渡って、鞍掛橋の袂の駐車地に到着。
【丸山まで行けたかな】
花園でのんびりしていたからね。
【丸山まで行けたかな】
花園でのんびりしていたからね。

感想

ゲートが開いていれば、トンネルから御池に行くつもりだった。
事前に電話で確認したら、しばらく通行止めとのこと。
一部崖崩れがあるとのことだった。
現地に着くと、やっぱりゲートは閉まっていた。
そこで、第2案の茶野〜鈴ヶ岳〜鈴北岳と周回することにする。

茶野への道は、踏み跡が薄く、何ヶ所か途中で消えていた。
そのたびに道探しで時間を費やしてしまった。
踏み跡が分からないと、どこでも道に見えてくる。
獣道の方がしっかりしていたりもする。

迷いながらも、何とか桜峠に着いた。
ここは、絶景の場所だ。
眼下に、身をくねらせながら登っていくR306を見て、感嘆の声を上げる。
遠くには、霊仙、伊吹、能郷白山、白山と勢揃いしている。
これらの山を眺めながら、早速コーヒータイムだ。
こんな所で日なたぼっこをしていると、あっという間に時間が経ってしまう。

茶野には、空身で往復する。
戻って来たら、次は鈴ヶ岳だ。
目の前に高く盛り上がっていて、遠くに見える。
所々に雪の残る尾根を登っていく。
雪解け直後のためか、山頂に近づいても、花の気配が全くない。
ちょっと早かったかなと思い、不安になった頃、黄色い物が目に入った。
あった、と思ったら、次から次へと目に飛び込んできた。
なんと斜面のあちこちにいっぱい咲いているではないか。
来て良かった…とため息をついた。

ヒルコバに降りると、そこにはまだ雪が残っていた。
鈴北の方には咲いているだろうか。
またもや不安を感じながら、鈴北への斜面を登り始める。
その不安は、少し登っただけで払拭された。
斜面には、笑っちゃうほどのフクジュソウの群落が広がっていた。
全体的に小振りだが、芽もいっぱい出ている。
これからしばらくは楽しめそうだと安堵した。

本命の斜面に着くと、ここも期待を裏切らない花園だった。
ここで、花に囲まれ、のんびりしながら昼食をとることにする。
日当たりがよく、風もないポカポカ陽気で、絶好の昼寝日和だ。
雪の残る御池に早春の息吹を感じながらまったりする昼寝は最高だ。
暖かい春の陽差しを受けて静かに過ごす時間が心地よい。
こうしているうち、あまりの静かさに目を覚ます。
そろそろ帰らなくっちゃ。
フクジュソウとの別れを惜しみつつ、ゆっくりとザックを背負った。

そうだ、元池に立ち寄ろう。
そう思うと、真っ直ぐ元池に向かった。
元池には、すぐ着いた。
もう雪はすっかり融けていた。
ここは、御池の中でも好きな場所のひとつだ。
カレンフェルトの椅子に腰をかけ、丸山を見つめる。
ここでも、ゆったりした時間があっという間に過ぎていく。
御池は、いくら時間があっても、時間が足りない山だ。

土曜のこんなにいい天気だというのに誰もいない。
不思議な感覚を味わいながら、最後のピーク鈴北を目指す。

鈴北からは、まだ白山がうっすら見えていた。
残念ながら、東の方は霞が強く、御嶽は見えなかった。
幅の広いなだらかな尾根を重力に任せて下っていく。
鞍掛尾根は、見晴らしが良く、気持ちのいいコースだ。
フクジュソウ三昧だった尾根歩きを思い起こしながら、夢見心地で下る。

支尾根に入ると、急斜面の連続に変わる。
鞍掛橋に近づくにつれ、次第に現実に引き戻されていく。
橋の袂の工事用の仮設橋を渡ると、もう現実の世界だ。
そこには、朝駐車した自分の車が駐まっていた。

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コメント

はじめまして!
 yuconと申します。よろしくです。
 
 私も翌日に三山を周回して来ましたがお天気は前日のほうが良かったですね。若干コースが違いますが私も誰とも会わず静かな山行でした。ゲートが閉じるだけで随分と違うものです。
 私も福寿草の群落には驚きました。もしかしたら藤原、霊仙以上の大群落です、おそらく今週中がピークかなと思います。鈴北の斜面いっぱいに咲いている状態を見てみたい気もしますが・・・。茶野も良かった!同じ時期に同じ山で感動された方がいらっしゃると思うだけでうれしいものです。
 今後とも よろしくお願いします。
2013/4/2 2:30
一日違いでしたね。
yuconさん、こんばんは。

30日は、天気といい、花といい、山といい、申し分ありませんでした。
一人ではもったいないくらいでした。
誰かに知らせたいような、秘密にしておきたいような。
次の日にあの三山を歩かれたということを知り、ホッとしています(笑)

あの静けさも、ゲートが閉じていたおかげですね。
開通すれば、いつものように賑やかになることでしょうね。

こちらこそ、よろしくお願いします。
2013/4/2 19:57
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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