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Yamareco

記録ID: 2911912
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

胸ラッセルの武尊山(剣ヶ峰山まで)

2021年02月10日(水) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
1.3km
登り
164m
下り
150m

コースタイム

日帰り
山行
2:25
休憩
0:10
合計
2:35
11:00
11:10
45
11:55
ゴール地点
天候 曇りのち晴れ(雲多し)
過去天気図(気象庁) 2021年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
道の駅 川場田園プラザに駐車し、無料のシャトルバスで川場スキー場へ移動。
コース状況/
危険箇所等
予想を超えた降雪量。好天だった土日に作られたトレースの上を歩ければそれほど沈み込まないのだろうが、トレースは完全に消えているのでツボ足だと深いところはおヘソ辺りまでズボズボ沈む。剣ヶ峰への登りはノートレースの胸ラッセルになってしまった。スノーシューを持ってくるべきだった。
除雪車の裏辺りからスタート。いきなり膝上のラッセル、すぐ前を行く先行者さん3名のトレースを追って歩く。12本アイゼン装着。
2021年02月10日 09:20撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
2
2/10 9:20
除雪車の裏辺りからスタート。いきなり膝上のラッセル、すぐ前を行く先行者さん3名のトレースを追って歩く。12本アイゼン装着。
リフトから少し登ったら腰くらいのラッセルに。ワカンの先行者がトレースを付けてくれるがそれでもズボズボ。たまらずアイゼンからワカンに変更。変更してしばらくすると急な斜面になり、またアイゼンにチェンジ。ここから先頭を歩くことに。
2021年02月10日 10:07撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
3
2/10 10:07
リフトから少し登ったら腰くらいのラッセルに。ワカンの先行者がトレースを付けてくれるがそれでもズボズボ。たまらずアイゼンからワカンに変更。変更してしばらくすると急な斜面になり、またアイゼンにチェンジ。ここから先頭を歩くことに。
剣ヶ峰山
ここに来る前の急な斜面は雪が締まっているのでアイゼンが良く効いた。急斜面を登ると強風地帯のため積雪は少ない、が、剣ヶ峰に近づくとまた腰ラッセル。ワカンにチェンジしたかったがアイゼンを脱ぐのをためらいそのままに。
2021年02月10日 10:31撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/10 10:31
剣ヶ峰山
ここに来る前の急な斜面は雪が締まっているのでアイゼンが良く効いた。急斜面を登ると強風地帯のため積雪は少ない、が、剣ヶ峰に近づくとまた腰ラッセル。ワカンにチェンジしたかったがアイゼンを脱ぐのをためらいそのままに。
剣ヶ峰山頂の少し手前の部分。傾斜のきつい部分は胸ラッセル。本格的なラッセルは初めてだったが、雪を掻き落とし、膝で固め、足を乗せるという動作が徐々に身に付いて来た。楽しくもあるがなかなか前に進まない。
2021年02月10日 10:32撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/10 10:32
剣ヶ峰山頂の少し手前の部分。傾斜のきつい部分は胸ラッセル。本格的なラッセルは初めてだったが、雪を掻き落とし、膝で固め、足を乗せるという動作が徐々に身に付いて来た。楽しくもあるがなかなか前に進まない。
振り返るとほぼ一緒にスタートした人たちが追いついて来た。
2021年02月10日 10:59撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
2
2/10 10:59
振り返るとほぼ一緒にスタートした人たちが追いついて来た。
景色は悪くない
2021年02月10日 10:32撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/10 10:32
景色は悪くない
サラサラの雪
2021年02月10日 10:59撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
2
2/10 10:59
サラサラの雪
剣ヶ峰山の山頂標、だと思う
2021年02月10日 11:01撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/10 11:01
剣ヶ峰山の山頂標、だと思う
獅子ケ鼻山
2021年02月10日 10:59撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/10 10:59
獅子ケ鼻山
遠くに浅間山
2021年02月10日 11:01撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/10 11:01
遠くに浅間山
谷川岳方面は雲がかかっている
2021年02月10日 11:01撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/10 11:01
谷川岳方面は雲がかかっている
上越、巻機山方面
2021年02月10日 11:02撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/10 11:02
上越、巻機山方面
武尊山への稜線、この先も雪だらけと思われ、本日はここから引き返すことにした。
2021年02月10日 11:03撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/10 11:03
武尊山への稜線、この先も雪だらけと思われ、本日はここから引き返すことにした。
剣ヶ峰から武尊山への下りのルンゼ、べつに難しくはなさそう、今日は降りないけど。
2021年02月10日 11:05撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/10 11:05
剣ヶ峰から武尊山への下りのルンゼ、べつに難しくはなさそう、今日は降りないけど。
さようなら武尊山、また来ます。
2021年02月10日 11:05撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/10 11:05
さようなら武尊山、また来ます。
剣ヶ峰の稜線上を戻る。風が強いので積雪は少ない。
2021年02月10日 11:04撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/10 11:04
剣ヶ峰の稜線上を戻る。風が強いので積雪は少ない。
左に浅間山、中央の一番遠いのが乗鞍岳、右手に四阿山
2021年02月10日 11:08撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/10 11:08
左に浅間山、中央の一番遠いのが乗鞍岳、右手に四阿山
右端が浅間山、その左手の遠くに中央アルプス、さらに左手は八ヶ岳連峰
2021年02月10日 11:08撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/10 11:08
右端が浅間山、その左手の遠くに中央アルプス、さらに左手は八ヶ岳連峰
下山開始。同時出発の4名は全員が剣ヶ峰から引き返した。下山途中でスノーシューを履いた方とすれ違ったが「時間的に武尊山まで行くのは難しいかなぁ」とおっしゃっていた。この日の入山者は私が見た限りでは8名だった。
2021年02月10日 11:34撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/10 11:34
下山開始。同時出発の4名は全員が剣ヶ峰から引き返した。下山途中でスノーシューを履いた方とすれ違ったが「時間的に武尊山まで行くのは難しいかなぁ」とおっしゃっていた。この日の入山者は私が見た限りでは8名だった。
雪がきれいだ
2021年02月10日 11:13撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/10 11:13
雪がきれいだ
風は強かった
2021年02月10日 11:42撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/10 11:42
風は強かった
急な斜面の登りを振り返って、ここは雪は少ない。
2021年02月10日 11:44撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/10 11:44
急な斜面の登りを振り返って、ここは雪は少ない。
振り返って
2021年02月10日 11:47撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/10 11:47
振り返って
立派な雪庇。ボーダーはここの斜面を滑るつもりらしい。
2021年02月10日 11:50撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/10 11:50
立派な雪庇。ボーダーはここの斜面を滑るつもりらしい。
リフト乗り場に帰って来た
2021年02月10日 11:52撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/10 11:52
リフト乗り場に帰って来た
行きのトレースも強風で半分くらいは埋まっている
2021年02月10日 11:52撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/10 11:52
行きのトレースも強風で半分くらいは埋まっている
最初のリフト乗り場。登山者は異色な存在。
2021年02月10日 13:32撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/10 13:32
最初のリフト乗り場。登山者は異色な存在。

感想

月曜と火曜の積雪はせいぜい20センチくらいで土日のトレース跡は残っているはずと予想し、スノーシューではなくワカンを選択、これが大外れ。厳冬期、雪質がサラサラで風も強いとわずかな降雪でもトレースは完全に消滅し、トレース跡を外れてしまうとこれまでの積雪分を全部踏み抜くことになる、という事が分かっていなかった。先頭での胸ラッセルも含めて良い経験になった。

今回はスノーシューを持って来なかったのが一番の失敗だが、アイゼンとワカンの切り替えがスムーズに出来なかったのも反省点。ワカンはオクトスのラチェット式ベルトを取り付けたものを使用。アイゼンとの併用を考えたことがなかったが、先の状態が分からないルートでは着脱の手数を減らすために併用したい場面もあると感じた。帰宅してから色々と試してみると、踵のベルトを2センチほど緩めるとアイゼン装着時でもワカンを付けられることが分かった。ベルトに白マジックで印を付けたので、次回からは困らないと思う。

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コメント

当日、スノーシューを履いてすれ違った者です。
剣ヶ峰の先に進みましたが、結果として 2100mくらいのところでタイムアップとなり泣く泣く引き返しました。その辺から視界不良と強風ということもあり早めに判断しました。
剣ヶ峰の先ですが、案の定 腰上もしくは胸まで埋まるところが多く、帰り道も強風により踏み跡が消え、コースタイムより相当時間がかかりました。それでも剣ヶ峰までラッセルしていただいた道のおかげで相当楽をさせていただきました。ありがとうございました。ラッセルお疲れ様でした。
2021/2/14 6:00
Re: 無題
2100mと言ったらもう山頂直下ですね!それはホントに残念でした。この山は帰りのリフト時間の制約があるので無理がききませんね。
剣ヶ峰の先の様子も教えていただき、ありがとうございました。
2021/2/14 8:33
プロフィール画像
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