憧れの雪の北穂へ！下山は尻セードで25分!!!
長野県
岐阜県
hissy369
- GPS
- 55:20
- 距離
- 33.4km
- 登り
- 1,740m
- 下り
- 1,732m
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6：30上高地バスターミナル〜7：17明神〜8：08徳沢〜9：19横尾〜13：42涸沢（テント泊）
2日目
6：00涸沢テン場〜9：17北穂高岳〜9：24北穂高小屋（小屋泊）
3日目
7：45北穂高小屋〜8：10涸沢テン場（テント撤収）9：00〜11：00横尾〜
12：16徳沢〜13：06明神〜13：50上高地バスターミナル
| 天候 | 3日間晴天！ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
沢渡バスターミナル〜上高地バスターミナル（往復2,000円） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
横尾〜涸沢は往復ともにアイゼンは使用しませんでした。 涸沢〜北穂は12本爪アイゼンを使用。 トレースはしっかりあります。 登りは強風のため苦戦。 下山は気温が高く、腐れ雪で楽々尻セード。 天候によって難易度は大きく変わると思います。 |
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
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温かいせいか雪壁がテカテカ光っています。
穂高連峰の中でこのアングルが一番のお気に入りです！
笑顔のはずが顔が引きつっています。
本当は槍をバックに入れるのだがそんな余裕はありませんでした。
みんな真っ白なので、区別がつきにくかった。
危険な場所であることを身をもって示していました。
感想
憧れの雪の涸沢と穂高へ行く。
今回の目的は涸沢のテント泊と北穂高小屋に泊まりゆっくり過ごすこと。
1日目
GW明けの平日のため、上高地はとても静か。
天気は晴天で気分は上々。
しかし久々のテント泊で荷物が重い。
少しでも荷物を減らそうと、明神・徳沢・横尾で昼食用のパンを1つずつ食べるが焼け石に水である。
涸沢のテン場の水が使えないと聞き、横尾で水を2.5リットル汲み、リュックの重さは20キロ超となった。
涸沢への登りから徐々にペースダウン。
途中で休憩したいのだが、デブリや落石の跡が多くなんか休憩しづらい。
登るに連れて目の前に穂高のすばらしい景色が見えてテンションアップ。
へばりながらも無事涸沢に到着する。
テントは約20張りと少ない。そのため、前の人が使ったスペースをありがたく使い雪壁を補強する。
周りは絶景でごろごろしながら至福の時を過ごす。
天気は穏やかだが、夕方から徐々に風が強くなり夜中は強風に。
雪壁がなかったら、本当に大変だったと思います。
2日目
朝になっても風は相変わらず強く寒い。
モルゲンロートの写真はテントから顔を出して撮る。
テントに大半の荷物を置き、北穂へ出発。
トレースはばっちりで登りやすいが、最後の登りは強風で苦戦。
四つん這いになって一歩一歩確実に登る。
北穂山頂は特に風が強く立っていられないほど。
そのため、小屋へ移動。小屋は温かく本当に天国でした。
宿泊手続きを済ませ後はのんびり過ごす。
部屋にはクラシックが流れ、槍ヶ岳を見ながら温かいコーヒーを飲む。
夢のような立地で連泊する人も多いということがうなずける。
風が弱まったら山頂へ行き写真を撮り、強くなったら小屋に戻り温まる。
そんなことを何度も繰り返す。
当日、山頂まで来た人は20人くらい。皆さん強風で大変だったとおっしゃっていました。
宿泊者は自分を入れて6名のみ。
プロカメラマンの方、年配の3人組と単独者いずれもベテランの方ばかりでゆっくりと談笑しました。
3日目
日の出に合わせて山頂へ行く。本当にすばらしい立地である。
前日と違い風は弱まり気温が高い。
少しもやがかかるがかえって春らしく良い。
柔らかな日差しを浴びながらゆっくりと写真を撮る。
プロカメラマンの方はビデオ撮影専門でものすごい高そうなカメラで撮影していました。30代で独立したという山経験がものすごく豊富な方でした。
気温は6：30の時点で8度。
下山時、斜面がガリガリになっていることを心配していたが問題なさそう。
朝食後、予定を早めて下山。
急斜面を慎重に下った後、途中からは豪快尻セード！
登りのときは「よくこんな斜面で」と思ったが雪が柔らかいのでちょうど良い。ピッケルでブレーキをかけスピードを調整する。
もちろん今回は条件が恵まれただけで、前日の状態ならできませんでした。
運に恵まれたおかげで北穂高小屋から涸沢テン場までわずか25分で下山できました。
テントを撤収し下山。横尾まで来ると夏のような陽気で半袖になり上高地まで無事下山。
今回は天気に恵まれ雪の穂高を満喫できました。
3日あったらついつい奥穂も行こうと考えてしまうが、今回は北穂高小屋でゆっくり過ごせて正解。透いている時期を見計らって何度も足を運んでしまいそうなすばらしい小屋でした。
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１枚１枚の写真がすごくいいですね。
元写真にして拡大してみると細部の地形が良く分かるので後日のためにお気に入りにさせていただきました。後日たびたび訪問させていただきます。３０数年前に屏風に登ったのですが思わずルートを追ってしまいました。前穂なども綺麗にとれていて良いカメラなんでしょうかね？
初めまして。
素晴らしい写真をありがとうございます。
自分は３日〜５日に登ったのですが、あそこまで見事な写真を撮る事は出来ませんでした。
流石に富士山は見る事は出来ませんでした。
本当に素晴らしい写真をありがとうございました(^_^)
コメントありがとうございます
昔、屏風岩に登られたとはすごいですね
あの絶壁を登ったときの達成感は北穂の比ではない と思います
カメラは一眼レフカメラを使用しています
重くてがさばりますが、それ以上の価値はあると思って頑張って持って行っています。
正にカメラ様様ですが、登山とカメラの腕もこれから少しずつ上げていきたいと思っています
北穂登山お疲れ様でした
写真をお褒めいただき恐縮です
登った日は風が強かったですが、厳冬期のようなすばらしい天気でした
どんなすばらしい写真より自分で登ってみた景色にはかなわないと思いますが、そのときの感動を少しでも写真で伝えることができればと思って撮っています
hissy369さん、おはようございます。
私達が北穂高岳に登っているときに下山されたのですね。
9日は
北穂高小屋で飲んだコーヒーは最高でした。注文してから
豆を挽きそれで400円は本当に安いと思います。
yokochanさんこんばんわ
コメントどうもありがとうございます
北穂に登られた日は良い天気でしたね
気温が高かったので、大変だったと思います
コーヒーは本当においしく、滞在中2回飲みました
陶器のカップも素敵でこだわりを感じました。
ごはんもおいしく眺望抜群なので小屋泊もおススメです
…鳥肌ものです
はじめまして☆
あまりに素晴らしいお写真に思わずコメントいたします。
あの場所を訪れたものだけが味わえる素晴らしい絶景の数々
拝見させていただきありがとうございました
天空の宿“北穂高小屋”
本当に洒落た雰囲気抜群で帰るのに後ろ髪をひかれる魅力的な素敵な場所ですよね
はじめまして！
コメントありがとうございます
写真を褒めていただき恐縮です
北穂は今回で4回目ですが、今までで一番良い天気に恵まれました
ガスで何も見えない北穂も知っている分、余計にありがたみと感動がありました
北穂高小屋はホントすばらしい小屋です
混雑しない時期を狙ってのんびりと滞在したいなぁ〜と思っています
ヤマレコ記事に見覚えのある後ろ姿が！
その節はお世話になりました、プロカメラマン
素晴らしい写真の数々と丁寧なレポに感服いたしました。楽しい登山でしたね。拙作ですが、暇なときにでも見てください
http://vimeo.com/66309890
kenclimbさんこんにちは
その節は大変お世話になりました
動画を撮る姿がステキだったので、写真に入れさせていただきました
動画拝見しました
「凄すぎます！！！」
同じ景色でも見る人によって全然変わってくるものだなぁ〜と実感しました
とても真似はできませんが、今後少しでも取り入れられたらなぁと思います
私も動画に入れていただき恐縮です
これからは立ち姿を研究したいと思います
追伸
教えていただいた徳沢園のカレーライスとてもおいしかったです
大きなお肉が入っていて大満足でした
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