記録ID: 296639
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積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
蝶ヶ岳・・・槍はチョッピリ朝寝坊
2013年05月03日(金) 〜
2013年05月04日(土)

yukifuku
その他1人 - GPS
- 32:00
- 距離
- 25.2km
- 登り
- 1,277m
- 下り
- 1,263m
コースタイム
5/2 自宅出発18:30-中央道-長野道-松本IC-5/3 2:00沢渡駐車場4:50-5:15上高地BT5:40-7:30徳沢-13:10長塀山付近-14:40蝶ヶ岳-蝶ヶ岳ヒュッテ(泊)
5/4 蝶ヶ岳ヒュッテ7:10-8:00横尾分岐-9:00槍見台-11:00横尾11:55-14:50上高地BT-沢渡駐車場-安曇野(泊)
5/4 蝶ヶ岳ヒュッテ7:10-8:00横尾分岐-9:00槍見台-11:00横尾11:55-14:50上高地BT-沢渡駐車場-安曇野(泊)
| 天候 | 5/3-快晴 5/4-昼過ぎから曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(東名阪道は連休前の停滞もあり約2時間のロス発生) |
| コース状況/ 危険箇所等 |
今年も相変わらずの天候不順が続き、また寒暖の差が大きくて北アルプスの残雪期には雪崩が心配だったので、雪と北アルプスの景色が安全に楽しめる徳沢-蝶ヶ岳-横尾ルートを選んで山行計画を立てた。 今年の積雪量は多いと思っていたが、上高地近辺の雪はほとんどんなく、また当日は(珍しく)暖かい天候に恵まれたので非常に快適な山登りが楽しめた。 徳沢からほどなく登ったところで当然アイゼンを装着、長塀尾根の長い登り林間コースのため所々で林の隙間から周辺の景色が楽しめるだけであった。 2200m付近でアクシデント発生。下り道のショートカットしていたトレース跡を間違えて登ったため雪面が荒れており登るのに手間取り苦労、この時に6人ほどが一緒に登っていたがコースアウトに気がつくのが遅れたが登る方向が分かっていたのでそのまま50mほど苦労して登った。幸い大きくコースアウトはしていなかったが、トレース跡に気を取られ過ぎコースマークを見落としたのが原因であった・・・反省。 コース上は天候が良すぎた?ために雪面はかなりゆるんで来ていたが特別歩きにくく、また危険なコースはありませんでした。 長塀山付近でゆっくりと昼食をとり、蝶ヶ岳の山頂付近では天候に恵まれたため遠くに御嶽山や北アルプスの山並みを綺麗に見渡すことができ登りの苦労がいっぺんに吹き飛び、その後、蝶ヶ岳ヒュッテにチェックイン。夕食までの間は周辺の景色をゆっくりと堪能することができた。(当日の宿泊者は200名程度かな?) 翌朝5/4はモルゲンロートを楽しみにしていたが、雲が多く出ていたために思ったより綺麗な景色を見ることができなかった。 しかし対面には穂高連峰や涸沢周辺のすばらしい景色が広がっていたが槍ヶ岳付近が雲に覆われて山頂付近は見えず、約一時間遅れてお寝坊してしまった槍ヶ岳の全景が姿を現した。(この勿体付けが槍の魅力かもしれませんね1?) 下山はコースタイムにゆとりがあったため7時過ぎに出発。常念岳を前に見ながら横尾分岐まで最高の景色を楽しむことができた。 横尾分岐からは林間コースのためひたすら下りるだけ。途中の槍見台で正面に穂高や槍ヶ岳を見て一休み、ここからカメラの望遠レンズをのぞくと、大キレットを行く人の動きが蟻の様に小さが確認することができた。 ここからはやや急峻になるが雪面もそんなに荒れておらず問題なく下山することができ11時に横尾に着く。 横尾から上高地は定番のコースで特に問題もないが、この時期には猿が群れで新芽を食しておりまたコースですれ違う場合もあるので、顔を合わさずに知らん顔してやり過ごすようにすることが良いと思う。 上高地に午後3時頃に着いたが、ゴールデンウイークにもかかわらず、やや人の出が少ないように感じた。時間的に少し遅い時刻であったからかも知れないないが帰りのタクシーの運転手の話では「今年はやや少ないと思う。」とのことであった。 中国や韓国からの観光客が激減していることもその理由かも知れませんね。 今年の連休は5/6まであったので帰りは安曇野に泊まり翌日、信濃路を楽しんだ後帰宅しました。 |
| 予約できる山小屋 |
|
写真
感想
ゴールデンウイークを利用しての北アルプスへの山行を計画したが、じっくりと体を作りこむことができなかったので2日間の計画で残雪期の景色が最も楽しめる蝶ヶ岳への山行を計画した。
それに加えて、今回は幸いなことに天候に恵まれたために登山の素晴らしさが最高に楽しめた山行であったと大満足しています。
蝶ヶ岳ヒュッテには200名程度宿泊していたと推定されたが、ヒュッテ内もかなり冷え込んでおり小さいストーブ2基しか点火していなかったためにその周りに人が群がり暖を取っていた。私もあまりにも足などが冷え込んだため、持参していた携帯カイロを使用して暖をとった。
一方、上高地に来ている人々はゴールデンウイークの割には予想していたより出が少なく感じた。この原因は何かよく分からないが、中国や韓国からの観光客の減少も一因になっているのではないかと思った次第です。
この素晴らしい北アルプスの景色を隣国の自然を愛する人々にも理屈なしに楽しんでもらえることを切望するものである。
梓川の水量は未だそんなに多くはなかったが例の福島原発が停止している影響もあり梓川から有効落差なんと453mもある昭和3年に稼働した東京電力霞沢水力発電所(最大出力39,000kW)が再び第一線で活躍しているとの話を聞き何か温かいものを感じてしまいました。
夏には対面にそびえていた槍ヶ岳へ挑戦したいと思っています。
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