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Yamareco

記録ID: 3110690
全員に公開
山滑走
妙高・戸隠・雨飾

火打山BC/影火打ルート

2021年04月24日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
--:--
距離
20.8km
登り
1,407m
下り
1,409m

コースタイム

日帰り
山行
9:18
休憩
1:45
合計
11:03
3:49
3
笹ヶ峰キャンプ場駐車場
3:52
4:01
68
5:09
5:14
157
8:08
8:14
47
9:01
9:06
40
9:46
10:38
26
11:04
11:10
56
12:06
12:16
90
惣兵ェ落谷・サクラ谷出合
13:46
13:58
42
笹ヶ峰遊歩道西側入口
14:40
12
14:52
笹ヶ峰キャンプ場駐車場
天候 晴れ。朝のうち時々曇り
過去天気図(気象庁) 2021年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
笹ヶ峰キャンプ場の駐車場を利用しました。(トイレ有)
登山口前の駐車場も既に除雪され使用可能です。
林道・妙高小谷線は笹ヶ峰より西、黒沢橋まで除雪完了しています。
コース状況/
危険箇所等
例年より積雪は少なく、十二曲がり周辺において一部夏道が出ています。
影火打ルートは林道に出るまで、なんとか雪がつながっていました。
林道・妙高小谷林道は断続的に雪切れでシートラを強いられます。(4/24現在)
その他周辺情報 直帰しました。
4:01 笹ヶ峰・火打山妙高山登山口(1,310m)出発

登山口直近の駐車場も除雪されています。
前回、三田原山の山裾では雪が切れているところもありましたが、
今回は黒沢橋までしっかり積雪があります。下りもここまで滑れるでしょう。

雪面は硬く締まっています。換装を重ねるのは面倒なので、
今回は始めからシートラでスタート。
4:01 笹ヶ峰・火打山妙高山登山口(1,310m)出発

登山口直近の駐車場も除雪されています。
前回、三田原山の山裾では雪が切れているところもありましたが、
今回は黒沢橋までしっかり積雪があります。下りもここまで滑れるでしょう。

雪面は硬く締まっています。換装を重ねるのは面倒なので、
今回は始めからシートラでスタート。
5:09 黒沢橋(1,570m)

緩やかな黒沢左岸台地を登っている間に明るくなり、ほぼ1時間ほどで黒沢橋に到着。
積雪が少ないため橋と雪面との高低差が小さいです。
黒沢を絡めて行程を組みたいなといつも思うのですが、今春も難しそうです。

橋の対岸には部分的に夏道がみえていました。少し上流側から回り込んでいきます。
5:09 黒沢橋(1,570m)

緩やかな黒沢左岸台地を登っている間に明るくなり、ほぼ1時間ほどで黒沢橋に到着。
積雪が少ないため橋と雪面との高低差が小さいです。
黒沢を絡めて行程を組みたいなといつも思うのですが、今春も難しそうです。

橋の対岸には部分的に夏道がみえていました。少し上流側から回り込んでいきます。
十二曲りの急登。雪面は硬めで12本爪アイゼンの前爪があまり深く刺さりません。
十二曲りの急登。雪面は硬めで12本爪アイゼンの前爪があまり深く刺さりません。
十二曲りからモルゲンロートの北アルプスが見えました。
朝だけ晴れるという予報どおり。西側に雲が多いのが気にかかりました。
十二曲りからモルゲンロートの北アルプスが見えました。
朝だけ晴れるという予報どおり。西側に雲が多いのが気にかかりました。
6:02 十二曲りの上に出る(1,820m)

夏道の十二曲りより少し上側で尾根に乗った感じです。
上方のほうが黒っぽいなと思ったら…
6:02 十二曲りの上に出る(1,820m)

夏道の十二曲りより少し上側で尾根に乗った感じです。
上方のほうが黒っぽいなと思ったら…
痩せ尾根の急登の区間では完全に夏道が露出していました。
近年、火打は山スキーばかりで来てるので、この夏道を見たのは4年ぶりでした。
痩せ尾根の急登の区間では完全に夏道が露出していました。
近年、火打は山スキーばかりで来てるので、この夏道を見たのは4年ぶりでした。
幸いにも雪が切れていたのはごく短い区間で、尾根が広がると雪がしっかりと残っていました。
幸いにも雪が切れていたのはごく短い区間で、尾根が広がると雪がしっかりと残っていました。
富士見平手前の緩やかな登りへ。比較的新しい雪が所々で残っていました。
悪天だった先週末に積もった雪でしょう。
富士見平手前の緩やかな登りへ。比較的新しい雪が所々で残っていました。
悪天だった先週末に積もった雪でしょう。
東から回り込む夏道と違い、富士見平まで直登です。
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東から回り込む夏道と違い、富士見平まで直登です。
7:12 富士見平(2,080m)

一気に開放的な光景となる富士見平。黒沢岳には数本のシュプールが見えていました。
今回の行程は基本的にはピストンとしていたので、下りで黒沢岳へ寄るつもりでした。
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7:12 富士見平(2,080m)

一気に開放的な光景となる富士見平。黒沢岳には数本のシュプールが見えていました。
今回の行程は基本的にはピストンとしていたので、下りで黒沢岳へ寄るつもりでした。
黒沢岳西山腹のトラバース。昇温のためやや柔らかくなっていて、
アイゼンの爪がしっかりと利いています。

この頃、次第に雲が増えてきて、ちょっと嫌な予感がしました。
黒沢岳西山腹のトラバース。昇温のためやや柔らかくなっていて、
アイゼンの爪がしっかりと利いています。

この頃、次第に雲が増えてきて、ちょっと嫌な予感がしました。
晴れたり曇ったりの空模様でしたが、火打山、影火打、焼山に日が当たるとやはりきれいです。
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晴れたり曇ったりの空模様でしたが、火打山、影火打、焼山に日が当たるとやはりきれいです。
高谷池ヒュッテ越しのこの光景は何度見ても素晴らしい。
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高谷池ヒュッテ越しのこの光景は何度見ても素晴らしい。
7:51 高谷池ヒュッテ(2,100m)

出発からほぼ4時間で高谷池ヒュッテに到着。
この辺りの積雪は例年と変わらず多く感じます。
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7:51 高谷池ヒュッテ(2,100m)

出発からほぼ4時間で高谷池ヒュッテに到着。
この辺りの積雪は例年と変わらず多く感じます。
高谷池を横切って天狗の庭へ。
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高谷池を横切って天狗の庭へ。
8:08 天狗の庭付近(2,130m)

概ね、夏道に沿うように回り込んでいきました。
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8:08 天狗の庭付近(2,130m)

概ね、夏道に沿うように回り込んでいきました。
いつもは真っ白の火打山も積雪の少なさが目立ちます。
いつもは真っ白の火打山も積雪の少なさが目立ちます。
火打山とこの後滑降することになる影火打
火打山とこの後滑降することになる影火打
じりじりと斜上し、雷鳥平への急登へ。
この上の斜面はピストンの行程で気持ち良く滑ったことがあるけど、
これでは滑降ルートを変えるしかないでしょう。
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じりじりと斜上し、雷鳥平への急登へ。
この上の斜面はピストンの行程で気持ち良く滑ったことがあるけど、
これでは滑降ルートを変えるしかないでしょう。
9:01 雷鳥平(2,300m)

雷鳥平に辿り着くと妙高山、三田原山がよく見えてきます。
最も曇りがちだったのはこの頃で、この後は予報は大きく外れて好天になっていきました♪
9:01 雷鳥平(2,300m)

雷鳥平に辿り着くと妙高山、三田原山がよく見えてきます。
最も曇りがちだったのはこの頃で、この後は予報は大きく外れて好天になっていきました♪
雷鳥平からしばらくは平坦な稜線歩き。
雷鳥平からしばらくは平坦な稜線歩き。
いよいよ火打山への最後の登りへ。
早朝は硬かっただろう雪も、この頃には柔らかいザラメに。
シールでも登れたかもしれないけど、換装が面倒なのでシートラのままでいきます。
いよいよ火打山への最後の登りへ。
早朝は硬かっただろう雪も、この頃には柔らかいザラメに。
シールでも登れたかもしれないけど、換装が面倒なのでシートラのままでいきます。
今日のヴィクトリーロード。あと少し、あと少し、もう一歩前へ!

これまで触れていませんでしたが、必要なら買うべき!とウィペットポールを思い切って購入していました。
やはり高いだけあって、このブレードがもう何度か役に立っています。
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今日のヴィクトリーロード。あと少し、あと少し、もう一歩前へ!

これまで触れていませんでしたが、必要なら買うべき!とウィペットポールを思い切って購入していました。
やはり高いだけあって、このブレードがもう何度か役に立っています。
9:46 火打山山頂(2461.7m)到着!

約1年ぶりの火打山山頂。3年連続この時期に来てますが、
自分の記憶の中では最も雪が少なかったです。
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9:46 火打山山頂(2461.7m)到着!

約1年ぶりの火打山山頂。3年連続この時期に来てますが、
自分の記憶の中では最も雪が少なかったです。
(参考)2000年4月25日の火打山山頂です。
(参考)2000年4月25日の火打山山頂です。
1年ぶりの火打山山頂でのあおいとひなた

#ヤマノススメ
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1年ぶりの火打山山頂でのあおいとひなた

#ヤマノススメ
山頂で居合わせたスキーヤーのお二人とお話しした結果、
初めて影火打の南面へ滑降することになりました!
以前から影火打ルートは下調べをしており、携行していた
地形図は同ルートをカバーしていたことで計画変更が可能でした。

上記のお二方は焼山方面へ向けて先に出発され、
自分はワックスを塗り終えるなどしてから、少し遅れて続きました。

10:38 火打山山頂出発

火打山山頂から西側は無雪期も含めて未踏。ハイマツの間の夏道を下りていきます。
雪はもう十分緩にトレースもあったので、アイゼンを装着せずツボ足で行けました。
山頂で居合わせたスキーヤーのお二人とお話しした結果、
初めて影火打の南面へ滑降することになりました!
以前から影火打ルートは下調べをしており、携行していた
地形図は同ルートをカバーしていたことで計画変更が可能でした。

上記のお二方は焼山方面へ向けて先に出発され、
自分はワックスを塗り終えるなどしてから、少し遅れて続きました。

10:38 火打山山頂出発

火打山山頂から西側は無雪期も含めて未踏。ハイマツの間の夏道を下りていきます。
雪はもう十分緩にトレースもあったので、アイゼンを装着せずツボ足で行けました。
シートラでハイマツ帯を下降。行く手には初めての影火打が近付いてきます!
ハイマツが途切れるとスキーを履いてコルまで滑降。
短い登り返しはまたシートラに換装しました。
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シートラでハイマツ帯を下降。行く手には初めての影火打が近付いてきます!
ハイマツが途切れるとスキーを履いてコルまで滑降。
短い登り返しはまたシートラに換装しました。
11:05 影火打(2,384m)到着!

だだっ広くて二重山稜のような地形の影火打に到着。
主峰の火打より遥かに広いです。ここでようやく本格的な滑降モードへ。
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11:05 影火打(2,384m)到着!

だだっ広くて二重山稜のような地形の影火打に到着。
主峰の火打より遥かに広いです。ここでようやく本格的な滑降モードへ。
11:14 影火打より滑降開始!!

当面の目標地点は遥か眼下の南面台地。
影火打直下はかなりの急斜面で、少し火打寄りに回り込んでから落としていきました。
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11:14 影火打より滑降開始!!

当面の目標地点は遥か眼下の南面台地。
影火打直下はかなりの急斜面で、少し火打寄りに回り込んでから落としていきました。
全面が滑走性の高いザラメ雪!
止まるのが惜しく感じるほどで、できるだけ大回りで一気に滑り降りました!
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全面が滑走性の高いザラメ雪!
止まるのが惜しく感じるほどで、できるだけ大回りで一気に滑り降りました!
至高の快感でした!!
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至高の快感でした!!
11:29 影火打南面台地(1,820m)

10分程度で500m落として、あっという間に南面台地に。
お楽しみに与かれるまで時間が掛かったけど、いつものことながら至福の時間は一瞬で終わります!
11:29 影火打南面台地(1,820m)

10分程度で500m落として、あっという間に南面台地に。
お楽しみに与かれるまで時間が掛かったけど、いつものことながら至福の時間は一瞬で終わります!
緩斜面の南面台地を優雅な気分で通過。
緩斜面の南面台地を優雅な気分で通過。
別天地の南面台地もまもなく最南端へ。
影火打の光景を目に焼き付けておきます。
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別天地の南面台地もまもなく最南端へ。
影火打の光景を目に焼き付けておきます。
11:47 南面台地より急な尾根へ(1,710m)

次の目標地点である惣兵ェ落谷とサクラ谷との出合へ向けて、
急坂の尾根を下降開始。

尾根に入っていくところは木々の密度が濃く、身をよじらせるように通過。
少し下ると樹間が広がって余裕が出てきます。
11:47 南面台地より急な尾根へ(1,710m)

次の目標地点である惣兵ェ落谷とサクラ谷との出合へ向けて、
急坂の尾根を下降開始。

尾根に入っていくところは木々の密度が濃く、身をよじらせるように通過。
少し下ると樹間が広がって余裕が出てきます。
かなりの急斜面で障害物も多いので、ゆっくり確実にスキーをコントロールしました。
かなりの急斜面で障害物も多いので、ゆっくり確実にスキーをコントロールしました。
目標地点の沢出合と手前の三角州のような地形が見えてきました。
出合の向こうの鍋倉谷は下流に滝があり、台地状となっている左岸がルートとなっています。
目標地点の沢出合と手前の三角州のような地形が見えてきました。
出合の向こうの鍋倉谷は下流に滝があり、台地状となっている左岸がルートとなっています。
12:02 惣兵ェ落谷・サクラ谷出合付近(1,510m)

南面台地から200m下って、沢の出合まで下りてきました。
正面の左岸台地へ渡るルートを見出していきます。
12:02 惣兵ェ落谷・サクラ谷出合付近(1,510m)

南面台地から200m下って、沢の出合まで下りてきました。
正面の左岸台地へ渡るルートを見出していきます。
サクラ谷は広範囲に沢が割れているうえに、左岸側は登りにくそうな斜面。
但し少し上流側へ回り込むと左岸台地へ行けそうです。
サクラ谷は広範囲に沢が割れているうえに、左岸側は登りにくそうな斜面。
但し少し上流側へ回り込むと左岸台地へ行けそうです。
今回はスノーブリッジがしっかりしていると判断し、
沢出合の付け根部分を渡ることができました。
今回はスノーブリッジがしっかりしていると判断し、
沢出合の付け根部分を渡ることができました。
スノーブリッジを渡り終えたところからは左岸の台地へ続くやや古い踏み跡。
シートラに換装して登っていきます。
スノーブリッジを渡り終えたところからは左岸の台地へ続くやや古い踏み跡。
シートラに換装して登っていきます。
12:23 鍋倉谷左岸台地北端(1,490m)

約20分かけて核心部とみていた渡渉を順調にクリア。
南面台地からのこれまでの行程を振り返って一息入れます。
12:23 鍋倉谷左岸台地北端(1,490m)

約20分かけて核心部とみていた渡渉を順調にクリア。
南面台地からのこれまでの行程を振り返って一息入れます。
鍋倉谷左岸台地北端でのあおいとひなた

いつの間にか影火打が遠くなりました。
鍋倉谷左岸台地北端でのあおいとひなた

いつの間にか影火打が遠くなりました。
12:38 鍋倉谷左岸台地を南下開始

核心部はクリアしたものの、笹ヶ峰まではまだまだ遠い。
左岸台地は滑り始めは緩いながらも斜度があるので、スキーがしっかりと走りました。
12:38 鍋倉谷左岸台地を南下開始

核心部はクリアしたものの、笹ヶ峰まではまだまだ遠い。
左岸台地は滑り始めは緩いながらも斜度があるので、スキーがしっかりと走りました。
斜度がほぼ無くなってきたころ、左岸台地はどんどん広がってきます。
左側の山裾に沿って進んでいけばよいので、ルートファインディングは難しくありません。
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斜度がほぼ無くなってきたころ、左岸台地はどんどん広がってきます。
左側の山裾に沿って進んでいけばよいので、ルートファインディングは難しくありません。
ごく緩やかな緩斜面のうえ、地味な登り返しもあり、まさに消化試合の局面です。
ごく緩やかな緩斜面のうえ、地味な登り返しもあり、まさに消化試合の局面です。
数箇所で地形図に水線が描かれていない程度の細い沢を渡ります。
ここはスノーブリッジで対岸へ。
数箇所で地形図に水線が描かれていない程度の細い沢を渡ります。
ここはスノーブリッジで対岸へ。
地形図では破線道が表記されている沢地形

超緩斜面を下ることしばらくで、笹ヶ峰を巡る破線道に到達。
見た目には普通に沢地形ですが、この下には夏道があるようです。
地形図では破線道が表記されている沢地形

超緩斜面を下ることしばらくで、笹ヶ峰を巡る破線道に到達。
見た目には普通に沢地形ですが、この下には夏道があるようです。
できるだけ安全に、滑りやすいところを選んで下降していきます。
できるだけ安全に、滑りやすいところを選んで下降していきます。
眼下に再び平地が見えてくる頃、しっかりと雪が割れて水流が露出。
それでもスキーを横滑りで通過できるスペースがありました。
眼下に再び平地が見えてくる頃、しっかりと雪が割れて水流が露出。
それでもスキーを横滑りで通過できるスペースがありました。
春の気配が濃厚な笹ヶ峰山麓。
春の気配が濃厚な笹ヶ峰山麓。
13:46 笹ヶ峰遊歩道・西側入口(1,256m)

平地に出てから間もなく、遂に林道に下り立ちました。
キャンプ場や登山口付近の地名として笹ヶ峰と呼んでいますが、
笹ヶ峰という名のピークがそれより少し西にあります。
標高差300m程度の山なので、無雪期なら半日も掛かりません。
13:46 笹ヶ峰遊歩道・西側入口(1,256m)

平地に出てから間もなく、遂に林道に下り立ちました。
キャンプ場や登山口付近の地名として笹ヶ峰と呼んでいますが、
笹ヶ峰という名のピークがそれより少し西にあります。
標高差300m程度の山なので、無雪期なら半日も掛かりません。
13:58 笹ヶ峰遊歩道・西側入口出発

林道は除雪前とはいえ、各所で雪が消えている模様でした。
滑降はここまでとして、あとはシートラで戻ります。
13:58 笹ヶ峰遊歩道・西側入口出発

林道は除雪前とはいえ、各所で雪が消えている模様でした。
滑降はここまでとして、あとはシートラで戻ります。
14:18 笹ヶ峰遊歩道・東側入口

下って終わるのが通常のパターンながら、この林道は地味に登りが続きます…。
緩んだ雪は脚力を削られるので、できるだけ地面が出てるところを選んで歩きました。
14:18 笹ヶ峰遊歩道・東側入口

下って終わるのが通常のパターンながら、この林道は地味に登りが続きます…。
緩んだ雪は脚力を削られるので、できるだけ地面が出てるところを選んで歩きました。
14:39 黒沢橋付近(1,290m)

林道歩きを始めて40分ほどで車が見えてきてほっと一息。
笹ヶ峰キャンプ場(登山口)より奥になるけど、ここまで車で入れるのでした。
14:39 黒沢橋付近(1,290m)

林道歩きを始めて40分ほどで車が見えてきてほっと一息。
笹ヶ峰キャンプ場(登山口)より奥になるけど、ここまで車で入れるのでした。
14:51 笹ヶ峰キャンプ場・駐車場(1,300m)到着!!

やっと懐かしい笹ヶ峰キャンプ場まで戻ってきました!
影火打滑降開始から約3時間半。最初の大斜面を除いては、
アドベンチャーと長い消化試合。
楽しい滑降はほんの短い時間であったのにこの充実感!

またいずれ影火打ルートを滑降したいという思いを胸に、
最高の余韻に包まれて帰途に就きました。
1
14:51 笹ヶ峰キャンプ場・駐車場(1,300m)到着!!

やっと懐かしい笹ヶ峰キャンプ場まで戻ってきました!
影火打滑降開始から約3時間半。最初の大斜面を除いては、
アドベンチャーと長い消化試合。
楽しい滑降はほんの短い時間であったのにこの充実感!

またいずれ影火打ルートを滑降したいという思いを胸に、
最高の余韻に包まれて帰途に就きました。
追記:

4/11に三田原山へ向けて取り付いた涸沢付近の山裾。
ここもめっきり雪が減って、フキノトウが出ていました。
追記:

4/11に三田原山へ向けて取り付いた涸沢付近の山裾。
ここもめっきり雪が減って、フキノトウが出ていました。
追記:

2000年4月11日に三田原山へ向けて取り付いた池ノ峰付近。
すっかり笹薮になっていて、ここをスキーで登り降りしたのが噓のようです。
追記:

2000年4月11日に三田原山へ向けて取り付いた池ノ峰付近。
すっかり笹薮になっていて、ここをスキーで登り降りしたのが噓のようです。

装備

個人装備
山スキー ポール スキーアイゼン ブーツ 携帯用ワックス 携帯用ブラシ 長袖シャツ タイツ ズボン スキー用靴下 グローブ 予備手袋 防寒着 ネックウォーマー 薄手のビーニー ザック 12本爪アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) レジャーシート 地図(地形図) 山と高原地図 コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS アマチュア無線機 無線免許 局免 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス ゴーグル タオル カメラ 三脚 ねんどろいど(あおい・ひなた)

感想

残雪期は3年連続で定番の火打山ですが、今年はやはり雪が少ないです。
前回までと滑降ルートでの変化を期すも、基本的にはピストンを予定していました。
火打山頂でベテランのお二人と出会いお話した結果、影火打ルートを挑むことに。
(ちなみにお二人はこの後、焼山へ向かわれたので影火打ルートも単独行です)

影火打から一気に落とす標高差500mの無木立の大斜面。影火打ルートの
滑降におけるハイライトはここに凝縮されています!というよりここしかない!
ザラメ雪の極上の快感に歓喜の声を上げていました。

南面台地は正しく別天地。影火打を遥か上方に振り返り、滑降の余韻に浸りました。

この後の行程は激下り、スノーブリッジで越えた惣兵ェ落谷・サクラ谷出合、
そしてスキーが走らない果てしない超緩斜面と林道歩き。

所要時間も8割方は修行というか、クロカンスキー。
滑降していた時間はほんの一瞬。でもそれでも影火打ルートの充実感に満たされた1日でした!
ピストンでは味わえない経験を得られましたこと、この場をお借りして
影火打ルートへいざなっていただいたお二人に改めて感謝申し上げます。

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コメント

摩耶山さん歩
ルーンさん こんにちわ。

 下りはどこを下られたのかしら?
と 等高線地図を眺めていました。
すると あたり―! でした。
登山道はあるのですか?
等高線地図には 載っていなかったです。

雪のシーズンならではのコースでしょうか。

いつものように きれいな景色を、ありがとうございます。
雪が少ないそうですが
それでも 山スキーを楽しめて何よりでした。

登りは比較的 おだやかな等高線ですが
下りの1765ピークを過ぎた あたりが
摘んでますね。
スキーでだと下るのが大変かな、、と思いました。
「かなりの急斜面で障害物も多いので
ゆっくり確実にスキーを
コントロールしました。」と書かれてました。

地形をよんだり 雪斜面をチェックしたり
しながらの下山ですね。
下部では 沢も姿を現していて 気を使いますね。

白い雪景色と
青い空と がんばって自撮りを
今回もありがとうございました。

このあたり 机上登山をまずしてみます。
ありがとうございました
2021/4/30 11:43
Re: 摩耶山さん歩
こんばんは、mayasanpoさん。
いつもご覧いただきまして、ありがとうございます。

今回の影火打からの滑降ルートですが夏道は殆どの区間でありません。
(笹ヶ峰を周回する遊歩道と林道を除く)完全に積雪期限定といっても差し支えありません。
無雪期に影火打を目指すとすると、火打から稜線伝いに進む一択となります。

影火打から南下する幅広の尾根は、本当にスキー向きの素晴らしい斜面でした。
雪が少ないとはいっても、標高の高いところはまだまだしっかり積雪あります。

スキー場ではあり得ない、ありのままのザラメ雪の斜面。
もちろん急坂の尾根と起き始めて邪魔な木々。スノーブリッジでの沢の通過。
地形図とGPS、コンパスと、自分でルートを見出しつつ、進んでいく。
登山道を歩く無雪期では得られない楽しさ(大変さ)が山スキーには詰まっています。

スキー場と違って、絶対にケガすることができないですから、
楽しみつつも本当に感覚を研ぎ澄ませています。
それだけに無事に下山した時の達成感、安ど感は無雪期の倍はあります。

火打、妙高へは笹ヶ峰起点、高谷池ヒュッテをベースにそれぞれをピストンで
ピークを目指すことになります。
東側の燕温泉からは周回で妙高山を目指せますが、火打も同時に行くとすれば、
笹ヶ峰起点でご計画されることをお薦めします。

この連休は本当に天気が悪く、アルプスは大雪となるようです。
好天になる日もあるようですが雪崩が怖いので山スキーは行かないかもしれません。
まだ滑り収めにはしたくないので一時中断して、今年初めて無雪期登山も考えています。

ありがとうございました!
2021/4/30 23:58
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2/5
体力レベル
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