記録ID: 3110690
全員に公開
山滑走
妙高・戸隠・雨飾
火打山BC/影火打ルート
2021年04月24日(土) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- --:--
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 1,407m
- 下り
- 1,409m
コースタイム
天候 | 晴れ。朝のうち時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口前の駐車場も既に除雪され使用可能です。 林道・妙高小谷線は笹ヶ峰より西、黒沢橋まで除雪完了しています。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
例年より積雪は少なく、十二曲がり周辺において一部夏道が出ています。 影火打ルートは林道に出るまで、なんとか雪がつながっていました。 林道・妙高小谷林道は断続的に雪切れでシートラを強いられます。(4/24現在) |
その他周辺情報 | 直帰しました。 |
写真
4:01 笹ヶ峰・火打山妙高山登山口(1,310m)出発
登山口直近の駐車場も除雪されています。
前回、三田原山の山裾では雪が切れているところもありましたが、
今回は黒沢橋までしっかり積雪があります。下りもここまで滑れるでしょう。
雪面は硬く締まっています。換装を重ねるのは面倒なので、
今回は始めからシートラでスタート。
登山口直近の駐車場も除雪されています。
前回、三田原山の山裾では雪が切れているところもありましたが、
今回は黒沢橋までしっかり積雪があります。下りもここまで滑れるでしょう。
雪面は硬く締まっています。換装を重ねるのは面倒なので、
今回は始めからシートラでスタート。
5:09 黒沢橋(1,570m)
緩やかな黒沢左岸台地を登っている間に明るくなり、ほぼ1時間ほどで黒沢橋に到着。
積雪が少ないため橋と雪面との高低差が小さいです。
黒沢を絡めて行程を組みたいなといつも思うのですが、今春も難しそうです。
橋の対岸には部分的に夏道がみえていました。少し上流側から回り込んでいきます。
緩やかな黒沢左岸台地を登っている間に明るくなり、ほぼ1時間ほどで黒沢橋に到着。
積雪が少ないため橋と雪面との高低差が小さいです。
黒沢を絡めて行程を組みたいなといつも思うのですが、今春も難しそうです。
橋の対岸には部分的に夏道がみえていました。少し上流側から回り込んでいきます。
今日のヴィクトリーロード。あと少し、あと少し、もう一歩前へ!
これまで触れていませんでしたが、必要なら買うべき!とウィペットポールを思い切って購入していました。
やはり高いだけあって、このブレードがもう何度か役に立っています。
これまで触れていませんでしたが、必要なら買うべき!とウィペットポールを思い切って購入していました。
やはり高いだけあって、このブレードがもう何度か役に立っています。
山頂で居合わせたスキーヤーのお二人とお話しした結果、
初めて影火打の南面へ滑降することになりました!
以前から影火打ルートは下調べをしており、携行していた
地形図は同ルートをカバーしていたことで計画変更が可能でした。
上記のお二方は焼山方面へ向けて先に出発され、
自分はワックスを塗り終えるなどしてから、少し遅れて続きました。
10:38 火打山山頂出発
火打山山頂から西側は無雪期も含めて未踏。ハイマツの間の夏道を下りていきます。
雪はもう十分緩にトレースもあったので、アイゼンを装着せずツボ足で行けました。
初めて影火打の南面へ滑降することになりました!
以前から影火打ルートは下調べをしており、携行していた
地形図は同ルートをカバーしていたことで計画変更が可能でした。
上記のお二方は焼山方面へ向けて先に出発され、
自分はワックスを塗り終えるなどしてから、少し遅れて続きました。
10:38 火打山山頂出発
火打山山頂から西側は無雪期も含めて未踏。ハイマツの間の夏道を下りていきます。
雪はもう十分緩にトレースもあったので、アイゼンを装着せずツボ足で行けました。
11:47 南面台地より急な尾根へ(1,710m)
次の目標地点である惣兵ェ落谷とサクラ谷との出合へ向けて、
急坂の尾根を下降開始。
尾根に入っていくところは木々の密度が濃く、身をよじらせるように通過。
少し下ると樹間が広がって余裕が出てきます。
次の目標地点である惣兵ェ落谷とサクラ谷との出合へ向けて、
急坂の尾根を下降開始。
尾根に入っていくところは木々の密度が濃く、身をよじらせるように通過。
少し下ると樹間が広がって余裕が出てきます。
13:46 笹ヶ峰遊歩道・西側入口(1,256m)
平地に出てから間もなく、遂に林道に下り立ちました。
キャンプ場や登山口付近の地名として笹ヶ峰と呼んでいますが、
笹ヶ峰という名のピークがそれより少し西にあります。
標高差300m程度の山なので、無雪期なら半日も掛かりません。
平地に出てから間もなく、遂に林道に下り立ちました。
キャンプ場や登山口付近の地名として笹ヶ峰と呼んでいますが、
笹ヶ峰という名のピークがそれより少し西にあります。
標高差300m程度の山なので、無雪期なら半日も掛かりません。
14:51 笹ヶ峰キャンプ場・駐車場(1,300m)到着!!
やっと懐かしい笹ヶ峰キャンプ場まで戻ってきました!
影火打滑降開始から約3時間半。最初の大斜面を除いては、
アドベンチャーと長い消化試合。
楽しい滑降はほんの短い時間であったのにこの充実感!
またいずれ影火打ルートを滑降したいという思いを胸に、
最高の余韻に包まれて帰途に就きました。
やっと懐かしい笹ヶ峰キャンプ場まで戻ってきました!
影火打滑降開始から約3時間半。最初の大斜面を除いては、
アドベンチャーと長い消化試合。
楽しい滑降はほんの短い時間であったのにこの充実感!
またいずれ影火打ルートを滑降したいという思いを胸に、
最高の余韻に包まれて帰途に就きました。
装備
個人装備 |
山スキー
ポール
スキーアイゼン
ブーツ
携帯用ワックス
携帯用ブラシ
長袖シャツ
タイツ
ズボン
スキー用靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
ネックウォーマー
薄手のビーニー
ザック
12本爪アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
山と高原地図
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
アマチュア無線機
無線免許
局免
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ゴーグル
タオル
カメラ
三脚
ねんどろいど(あおい・ひなた)
|
---|
感想
残雪期は3年連続で定番の火打山ですが、今年はやはり雪が少ないです。
前回までと滑降ルートでの変化を期すも、基本的にはピストンを予定していました。
火打山頂でベテランのお二人と出会いお話した結果、影火打ルートを挑むことに。
(ちなみにお二人はこの後、焼山へ向かわれたので影火打ルートも単独行です)
影火打から一気に落とす標高差500mの無木立の大斜面。影火打ルートの
滑降におけるハイライトはここに凝縮されています!というよりここしかない!
ザラメ雪の極上の快感に歓喜の声を上げていました。
南面台地は正しく別天地。影火打を遥か上方に振り返り、滑降の余韻に浸りました。
この後の行程は激下り、スノーブリッジで越えた惣兵ェ落谷・サクラ谷出合、
そしてスキーが走らない果てしない超緩斜面と林道歩き。
所要時間も8割方は修行というか、クロカンスキー。
滑降していた時間はほんの一瞬。でもそれでも影火打ルートの充実感に満たされた1日でした!
ピストンでは味わえない経験を得られましたこと、この場をお借りして
影火打ルートへいざなっていただいたお二人に改めて感謝申し上げます。
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ルーンさん こんにちわ。
下りはどこを下られたのかしら?
と 等高線地図を眺めていました。
すると あたり―! でした。
登山道はあるのですか?
等高線地図には 載っていなかったです。
雪のシーズンならではのコースでしょうか。
いつものように きれいな景色を、ありがとうございます。
雪が少ないそうですが
それでも 山スキーを楽しめて何よりでした。
登りは比較的 おだやかな等高線ですが
下りの1765ピークを過ぎた あたりが
摘んでますね。
スキーでだと下るのが大変かな、、と思いました。
「かなりの急斜面で障害物も多いので
ゆっくり確実にスキーを
コントロールしました。」と書かれてました。
地形をよんだり 雪斜面をチェックしたり
しながらの下山ですね。
下部では 沢も姿を現していて 気を使いますね。
白い雪景色と
青い空と がんばって自撮りを
今回もありがとうございました。
このあたり 机上登山をまずしてみます。
ありがとうございました
こんばんは、mayasanpoさん。
いつもご覧いただきまして、ありがとうございます。
今回の影火打からの滑降ルートですが夏道は殆どの区間でありません。
(笹ヶ峰を周回する遊歩道と林道を除く)完全に積雪期限定といっても差し支えありません。
無雪期に影火打を目指すとすると、火打から稜線伝いに進む一択となります。
影火打から南下する幅広の尾根は、本当にスキー向きの素晴らしい斜面でした。
雪が少ないとはいっても、標高の高いところはまだまだしっかり積雪あります。
スキー場ではあり得ない、ありのままのザラメ雪の斜面。
もちろん急坂の尾根と起き始めて邪魔な木々。スノーブリッジでの沢の通過。
地形図とGPS、コンパスと、自分でルートを見出しつつ、進んでいく。
登山道を歩く無雪期では得られない楽しさ(大変さ)が山スキーには詰まっています。
スキー場と違って、絶対にケガすることができないですから、
楽しみつつも本当に感覚を研ぎ澄ませています。
それだけに無事に下山した時の達成感、安ど感は無雪期の倍はあります。
火打、妙高へは笹ヶ峰起点、高谷池ヒュッテをベースにそれぞれをピストンで
ピークを目指すことになります。
東側の燕温泉からは周回で妙高山を目指せますが、火打も同時に行くとすれば、
笹ヶ峰起点でご計画されることをお薦めします。
この連休は本当に天気が悪く、アルプスは大雪となるようです。
好天になる日もあるようですが雪崩が怖いので山スキーは行かないかもしれません。
まだ滑り収めにはしたくないので一時中断して、今年初めて無雪期登山も考えています。
ありがとうございました!
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