夕張岳



- GPS
- 10:45
- 距離
- 25.9km
- 登り
- 1,471m
- 下り
- 1,456m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
花の夕張岳は花盛り
ユウパリコザクラの会のメンバーである私は昨年1日だけ現在立て替え中の夕張岳ヒュッテの大工作業を手伝いにいった。
偉そうだが大した仕事はしてないのに炎天下の1日作業でフラフラになり愛車エクストレイルのスロットルチャンバーが壊れてエンジンがかからずレッカーの憂き目にあった。
そんな思い出も生々しい夕張岳は私にとってはお気に入りの山である(爆)
一回の夕張岳の頂上に行っていないというメンバーを伴って今回行くことにした。
しかし、花の時期としては最高のこのタイミングに林道はちょうど中間点の7キロ地点ゲートで通行止めとなっている。
林道歩きセットの将来の思い出となるであろう特別な夕張岳山行(笑)
林道に崩落するかもしれない崖の手前にあるゲート前には急ごしらえで作られた駐車場がある。
関係者の配慮と同時になんとか林道の開通に向けて努力しようとする意思を感じ取りながら車中泊。
翌日朝早く4時20分にゲートを出発。長い林道歩きも夕張の花々との出会いを楽しみにしている二人はそれ程苦にならなかった。
やはり夕張岳ヒュッテの現状は見ておきたい。
ヒュッテはほぼ外観は完成に近いが内装はまだまだであり、ユウパリコザクラの会の会報にあった毎週土日に作業しているから手伝いに来てねという一節がよく分かった。
再び馬の背コースに戻り急登を登る。
極めて人気薄の馬の背コースではるがなぜ不人気なのか分からない。
尾根に出てしまえば滝ノ沢岳や北の眺望があり、前岳も進むにつれて迫るなかなかの景色なのに・・・
尾根まではほとんど花はないが分岐点を過ぎて展望台のシラネアオイの群生地が満開を迎えているのを見てメンバーは大興奮。
その後もあきることなく花のオンパレードが続き吹き抜け前にオダマキの群生を見て再びメンバー大興奮である。
ちなみに私はほとんど花の名前に無頓着である。
雪渓は望岳台の上部・前岳高層湿原・釣鐘岩付近にあるが注意して歩けばほとんど問題のないものである。雪渓歩きに慣れていない人は簡易アイゼンはあった方がいいのかもしれない。
神社前を通り過ぎて頂上に向けて登るに従い雲に突入してしまったが一瞬雲が切れ西や東北の森林が望めたし、高度を下げた金山コース分岐からは芦別岳もよく見えた。
また、高曇りなので広い湿原や夕張の谷間の景色も望むことが出来た。
ここで単独の方と挨拶を交わす。
ユウパリコザクラこそ咲いては居なかったがルートの花のつるべ落としの出現を横目に進む。
分岐から今度は冷水コースである。ちょっと荒れている箇所もあった。
この手前でスニーカーにデーバックの方にお会いして驚く。
林道終点ゲートに自転車があった。ナイスアイディアである。
我々は再び長い林道歩きだが、あまりのつまらなさにしり取りをやりながら1時間半歩き続けた。
帰りの準備をしている間に金山コース分岐でお会いした方が徒歩で戻ってきた。聞けば林道の通行禁止を知らずに来て夕方5時に歯医者に行くのだという札幌の方。
入山届けを見ると8時入山15時下山である。7キロの林道往復を考えるとほとんどジョギングかいという早さだ。世の中には色々な登山者がいるものである。
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