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Yamareco

記録ID: 318542
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

暴風の富士山、風速40メートル?

2013年07月07日(日) [日帰り]
 - 拍手
kame3ma その他3人
GPS
09:47
距離
13.7km
登り
1,384m
下り
2,303m

コースタイム

場所     到着     出発     休憩

御殿場口   4:05     4:50     0:45
富士宮口   5:30     5:35     0:05
新七合目   6:28     6:38     0:10
七合目    7:10     7:15     0:05
八合目    7:41     7:52     0:11
九合目    8:20     8:32     0:12
九合五勺   8:59     9:08     0:09
富士宮口頂上 9:35     9:39     0:04
山口屋    10:08     11:00    0:52
御殿場口頂上 11:18
赤岩八合館  12:08     12:12    0:04
七合九勺避難小屋12:24     12:33    0:09
七合五勺須走館12:53     13:00    0:07
七合目日の出館13:10
走り六合   13:35
旧二合八勺小屋14:10
新五合五勺  14:20
大石茶屋   14:48     15:17     0:29
御殿場口駐車場15:22     15:47     0:25

登山時間:3:46
下山時間:3:15
休憩時間:2:22(登り始め〜下山まで)
天候 五合目:晴れ
七合目〜:ガスの中、登るごとに風速強まる。雨は降っていない。
山頂:強風を通り過ぎて暴風。事前の予報サイトでは風速35メートルとなっていた。体感したことない強烈な風。
七合九勺〜:概ね晴れ。すごい勢いで雲がおりてきていた。
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
御殿場口新五合目に車を駐車させ、予約していた富士急伊豆タクシーで富士宮口へ。
富士宮ルートで登頂し、須走ルートの山頂山小屋で休憩。下山は御殿場ルートで。

*タクシー
富士急伊豆タクシー利用。小型でOK。おおよそ6000円ちょっと。
5時までは深夜割増(2割)があるのでご注意ください。
コース状況/
危険箇所等
<駐車場>
御殿場口はご来光目的の車が多数あり、第一駐車場は私達の車が着いた時には満車に近かったです。富士宮口は路肩駐車が数百メートル続いていました。
マイカー規制の期間は7/12(金)〜9/1(日)の間となり、期間中御殿場口以外の駐車場は利用できません。マイカーの方は有料駐車場からタクシーやバスで登山口までアプローチすることになります。詳細は県のHPをご覧ください。
http://www.pref.shizuoka.jp/kensetsu/ke-210/fujisan/index.html

<富士宮ルート>
コース上の危険はほぼなし?残雪もありません。ただこの日は風が強かった。頂上に近づくにつれ強くなり、御殿場口の頂上では山小屋に一刻も早く入らなければ体力が続かない、と感じるほどでした。

<御殿場ルート>
落石の可能性はあると思います。頭上注意。大砂走りの最初、登山道と分かれ宝永山との分岐点である走り六合までは少し大きめの石がそこそこあり、走りだすには注意が必要です。

<山小屋>
7月7日時点では全て営業していません。トイレが利用できず、少々困りました。
下山はあまり確認しておりませんが、須走館は営業していました。

<宿泊先>
御殿場口から40分ほどの「御殿場高原時之栖」内の宿泊施設。
予約できる山小屋
八合目池田館
御殿場口七合四勺・わらじ館
九合目万年雪山荘
九合五勺胸突山荘
頂上富士館
予定より早く駐車場に着いたので日の出前に。
2013年07月07日 04:19撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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7/7 4:19
予定より早く駐車場に着いたので日の出前に。
富士山へは登らず、ご来光目的でここまで来られたであろう撮影者の人々。第二駐車場が良い撮影場所です。
2013年07月07日 04:23撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/7 4:23
富士山へは登らず、ご来光目的でここまで来られたであろう撮影者の人々。第二駐車場が良い撮影場所です。
茜色に染まる空
2013年07月07日 04:24撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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茜色に染まる空
先週に引き続き、今日も鮮やかな「ご来光」を拝めました。空と雲は刻一刻とその色を変え、
2013年07月07日 04:39撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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7/7 4:39
先週に引き続き、今日も鮮やかな「ご来光」を拝めました。空と雲は刻一刻とその色を変え、
この時間帯に山へ来た我々にご褒美をくれました。
2013年07月07日 04:40撮影 by  SO-02E, Sony
1
7/7 4:40
この時間帯に山へ来た我々にご褒美をくれました。
本日の富士山。形は崩れていますが笠雲のようです。
2013年07月07日 04:43撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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本日の富士山。形は崩れていますが笠雲のようです。
約1年前の2012年7月17日。この時は終始快晴で、下山後日焼けがヒドいことに
2012年07月17日 04:54撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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7/17 4:54
約1年前の2012年7月17日。この時は終始快晴で、下山後日焼けがヒドいことに
富士宮口に移動し、登り始めます。3人目のF氏はこの日がなんと初登山!でも最後までバテを見せず、結局予定より1時間も早く登頂できました。
2013年07月07日 06:00撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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富士宮口に移動し、登り始めます。3人目のF氏はこの日がなんと初登山!でも最後までバテを見せず、結局予定より1時間も早く登頂できました。
すそのは3日間連続雲に覆われていたそうです。
2013年07月07日 06:00撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/7 6:00
すそのは3日間連続雲に覆われていたそうです。
新七合目御来校山荘にて。この後
2013年07月07日 06:28撮影 by  iPod touch, Apple
7/7 6:28
新七合目御来校山荘にて。この後
すぐに雲の中へと入っていきました。
2013年07月07日 06:38撮影 by  iPod touch, Apple
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すぐに雲の中へと入っていきました。
八合目池田館にて。眺望も楽しめないため、ひたすら登るのみです。山小屋は空いていません。
2013年07月07日 07:41撮影 by  iPod touch, Apple
7/7 7:41
八合目池田館にて。眺望も楽しめないため、ひたすら登るのみです。山小屋は空いていません。
強い風とガスで引き返す登山者とすれ違いながら
2013年07月07日 09:09撮影 by  iPod touch, Apple
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強い風とガスで引き返す登山者とすれ違いながら
無事富士宮口の頂上へとつきました。この後身の危険を感じるほどの、若い男性が立っていられないほどの暴風の中を突破し、
2013年07月07日 09:35撮影 by  iPod touch, Apple
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無事富士宮口の頂上へとつきました。この後身の危険を感じるほどの、若い男性が立っていられないほどの暴風の中を突破し、
山小屋へと避難できました。左側のF氏、やつれています。
2013年07月07日 10:11撮影 by  iPod touch, Apple
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山小屋へと避難できました。左側のF氏、やつれています。
たっぷりの休憩をとった後、再び暴風の中をおして御殿場口頂上へと戻り、下山開始です。山小屋で聞いた「8合目以下は晴れているよ」を楽しみにして下っていくと、、、
2013年07月07日 11:18撮影 by  iPod touch, Apple
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たっぷりの休憩をとった後、再び暴風の中をおして御殿場口頂上へと戻り、下山開始です。山小屋で聞いた「8合目以下は晴れているよ」を楽しみにして下っていくと、、、
雲より下に出て晴れ間を目にすることができました!
2013年07月07日 12:25撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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雲より下に出て晴れ間を目にすることができました!
元気を取り戻した4人は意気揚々と足を進めます。
2013年07月07日 12:40撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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元気を取り戻した4人は意気揚々と足を進めます。
宝永山と双子山。
2013年07月07日 12:57撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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宝永山と双子山。
七合五勺須走館にて。
2013年07月07日 12:58撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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七合五勺須走館にて。
雲が湧きたっています。
2013年07月07日 13:00撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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雲が湧きたっています。
元気な3人!
2013年07月07日 13:09撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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元気な3人!
いよいよ大砂走りに突入です。
2013年07月07日 13:16撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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いよいよ大砂走りに突入です。
マスクとゲイター、サングラスで防備を固めて
2013年07月07日 13:41撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/7 13:41
マスクとゲイター、サングラスで防備を固めて
宝永の大噴火で堆積した砂礫を踏み
2013年07月07日 13:41撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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宝永の大噴火で堆積した砂礫を踏み
長い長い下山道を
2013年07月07日 14:02撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/7 14:02
長い長い下山道を
駆け下りますが
2013年07月07日 14:03撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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駆け下りますが
駐車場との距離ははいつまで経っても縮まりませんでした(笑)
2013年07月07日 14:28撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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7/7 14:28
駐車場との距離ははいつまで経っても縮まりませんでした(笑)
本日唯一の富士山頂の御姿です。
2013年07月07日 14:15撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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7/7 14:15
本日唯一の富士山頂の御姿です。
大砂走りの終点、駐車場の手前にある大石茶屋。駐車場が近すぎるせいか、みなさん休憩はよくされますが飲食の注文はあまり、、、
2013年07月07日 14:45撮影 by  iPod touch, Apple
7/7 14:45
大砂走りの終点、駐車場の手前にある大石茶屋。駐車場が近すぎるせいか、みなさん休憩はよくされますが飲食の注文はあまり、、、
無事下山できました。お疲れ様です。この後宿泊先へと向かい、翌日ゆっくり滋賀まで戻りました。
2013年07月07日 15:23撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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7/7 15:23
無事下山できました。お疲れ様です。この後宿泊先へと向かい、翌日ゆっくり滋賀まで戻りました。

感想

3年連続の富士山登山。
7月1日に世界文化遺産に登録されたためか、昨年とは違って休日だったためか、本日のコースでもかなりの登山者とすれ違いました。吉田や須走ルートはもっと大勢の人だったことでしょう。
マイカー規制はまだですが、山小屋開きもまだでした。県によると翌日の7月8日には入山規制(理由は不明ですが、この日まで新7合目以上は規制されていました)も解除され、営業開始していくのでしょうか。

さて、この日の富士山登山の印象を一言、ズバリ風です。
登るにつれて風が強くなり、山頂ではそこに留まっていては危険を感じるほどです。事前にチェックしていたサイトでは風速35メートルと予想されていましたが、確実にそれ以上の風が吹き荒れておりました。
しゃがんでその場に踏みとどまらなければ飛ばされる、体が斜めに立つ(70°くらい?)。こんな経験はもちろん初めてです。ある意味貴重な体験が出来て良かったとも言えますが。
剣ヶ峰まで登られた方もいらっしゃいましたが、危険があまりにも高いため我々は頂には進めませんでした。

それでも、必死になって転がりこんだ小屋のご主人が「下は晴れているよ」という一言には元気をいただきました。昨年に引き続きこのコースを設定した最大の理由である大砂走りを楽しむためにも、なんとか麓の景色を見たかったのです。
結果、見事に7号九勺以下では晴れ間を楽しむことができ、富士山頂からの絶景は拝めないまでも、梅雨のこの時期としてはなかなか良い日になり、充実した一日でした。(翌日東海地方は梅雨が明けました)

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