梅雨明け快晴の☆塩見岳



- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 2,134m
- 下り
- 2,229m
コースタイム
9日 三伏峠小屋5:10→5:18三伏山→5:58本谷山→7:25塩見小屋7:30→8:25塩見岳西峰→8:32塩見岳東峰8:45→9:30塩見小屋9:45→11:00本谷山→11:40三伏山→11:45三伏峠小屋13:15→15:00鳥倉登山口→15:40ゲート
初日、ゲートから登山口までは許可車両に同乗
天候 | 快晴![]() ![]() ![]() |
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過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
7/13〜8/25 登山口までバス運行有り ※伊那バス http://www.ibgr.jp/rosen/torikura/torikura-time.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
●鳥倉登山口→三伏峠小屋 特に危険箇所はありません。6.5合目にある水場の水は冷たくて美味。 峠付近にも水場がありますが、テン泊ならここから汲んでいくのがお薦めです。 ●三伏峠→塩見小屋 起伏のある樹林帯の道で、特に危険箇所はありません。 ●塩見小屋→塩見岳 天狗岩と西峰の岩場は、落石、転・滑落に注意が必要です。 ●ブヨなどのまとわりつく虫はいませんでした。 |
予約できる山小屋 |
塩見小屋
|
写真
感想
三伏峠小屋で働くOさんの陣中見舞いとトレーニング(歩荷)を兼ねて3名で小河内岳に向かいました。
が、峠から間近に見える塩見岳を眺めているうちに変心
1名は今夏の山行下見のため予定どおり小河内岳へ、私ともう1名は予定変更して塩見岳に行って来ました。
悪天続きでヘリの荷揚げが遅れていて歩荷も予定されていたのですが、こちらも当日の朝、ヘリが飛び歩荷はなくなりました。
ゲートから鳥倉登山口まではOさんの車に乗せてもらい、地獄の(?)林道歩きをせずにすみました。
登山口からは樹林帯の登りですが、梅雨明けの太陽に容赦なく照らされた大気がまとわりついて、[color=FF0000]暑い暑いっ![/color]
夏山仕様になっていない身体にはしんどい登りでした
「三伏峠小屋あと200歩」の看板を見ると小屋はすぐそこです。
皆さんやるように歩数を数えていましたが、話しかけられて途中リタイヤ
一休みしてから少し下った水場へ。
途中の水場は長野県の天竜川へ、こちらの水は静岡県の大井川に流れ下って共に太平洋に至ります。
夜はOさんを囲んで宴会。
今後3〜5年の活動について話し合う機会にもなり、一定の共通認識も得られて有意義な時間を持てました。
翌日は4時起床。ドピーカンの極上天気です
塩見岳から昇る朝陽を合図に小屋を出ました。
12時小屋帰着を目途に、塩見・烏帽子の分岐で二手に分かれて歩き始めます。
塩見小屋までは、あまり展望のない樹林帯を上り下りする単調な道です。
風の通り道なのか、直径が30〜50cmほどもあるシラビソなどの倒木帯も通りますが、
登山道全体は整備され歩き易くなっています。
塩見小屋ではヘリによる荷揚げが始まるところでした。
久し振りの好天で、連休前の準備も捗ることでしょう。
塩見小屋から塩見岳までは天狗岩を超えて約1時間。
天狗岩と西峰直下には岩場があり、落石や転・滑落に注意しながら進みます。
西峰(3046.9m)に着くと、目の前にど〜んと富士山が現れ、360度の視界が開けます。
間近の南アルプスはもちろん、北・中央アルプス、八ヶ岳、北信五岳方面、秩父山塊も見えました
当初行く予定だった烏帽子岳から小河内岳に続く稜線も良く見え、「あそこも良さそう、次は行こう」と思いました。
と、塩見から蝙蝠岳に延びる稜線も歩いてみたくなりました。
西峰より5mほど高い東峰へはほんの数分。
途中会った方も次々に登って来られました。
しばし休憩して下山します。
Oさん曰く、「12時なら楽勝だよ」
いえいえ、なかなかどうして。
帰りの延々と続く樹林歩き、蒸し暑さと数度の登り返しは結構堪えました。
とはいえ、何とか12時前に小屋帰着。
小河内岳に行ったメンバーも少し遅れて帰ってきました。
1時間ほど休んで下山。
歩き始めてすぐに汗が噴き出します。
蒸し暑い樹林歩きの途中で唯一の救いは水場の冷水。
喉を潤すだけでなく、頭から被ったり、身体を拭いたり、正に命の水に思えました。
2時間弱で登山口まで来ましたが、ここからゲートまで炎天下の林道歩きです。
足取り重く歩く3名でしたが、アサギマダラに出逢えたのがご褒美でした。
おしまい。
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