塩見岳


- GPS
- 32:00
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 2,366m
- 下り
- 2,351m
コースタイム
三伏小屋3:40-5:15本谷山-7:40塩見小屋8:05-9:25塩見岳西峰9:35-9:40塩見岳東峰10:00-12:50本谷山-14:30三伏小屋15:20-塩川小屋18:30
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年12月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
塩川小屋まで車で入ることができる、雪道に、落石が転々としている。 塩川小屋のバス停に登山届けのポストあり。 三伏小屋まで一部地面が露出しているがほぼ積雪があった、登りはアイゼン不要。 年末〜正月でも朝一番だと風でトレースが覆われている箇所があり三伏小屋〜塩見小屋までスノーシューをつかった。塩見小屋から上は12本爪アイゼン+ピッケル。今回の雪の状況なら12本爪アイゼン+ストックでもよさそう。塩見小屋からの下山はアイゼン+ストック、三伏小屋からの下山も多少地面が出ていても滑るのでアイゼンがあったほうがよい。 三伏小屋、塩見小屋周辺でauの電波が入るのだがあまり安定していない。 三伏小屋は屋外にトイレあり。小屋の中で皆テントを張っているが人数が多いとテントを利用するわけにはいかないだろう。塩見小屋冬期避難小屋は過去に小屋を掘り起こして使っている記録があるが半分雪に埋もれていた。 |
予約できる山小屋 |
塩見小屋
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写真
感想
三伏小屋から塩見岳往復2泊3日予備1日として年末の南アルプス山行を計画した。結果は2日目長時間行動で1泊2日となった。
12月28日朝3時発の予定が朝寝坊して7時半に東京の自宅を出発。年末の日曜日だが渋滞予測にあるとおり中央道の車の流れは終始スムーズだった。
塩川小屋に11時過ぎに到着。これならなんとか日没前に三伏小屋に着きそうだ。
登山道は、はじめから雪の上を歩くがトレースがしっかりとある。アイゼンは使うことなく三伏小屋に約4時間で到着。 三伏小屋には先客のグループが窓のある一室にテントをはって独占しており、奥の暗い部屋を使うことになる。空は快晴、塩見岳が夕陽にあたって美しい。
今日頂上を往復した登山者からの情報では、「三伏小屋から塩見小屋のあいだはトレースはあるが時々風で運ばれた雪に消されている部分があるのでワカンが望ましい、塩見小屋は雪に埋まっているが、今日小屋の横に幕営していたグループがありテントを設営することは可能、塩見小屋から上はアイゼンが必要」とのこと。三伏小屋はauの電波が不安定ながら入るのでezwebで確認したウェザーニュース社の塩見岳山岳気象は、18時までは晴れ、18時以降は曇りとのことだった。天気がどう転ぶとしても午前中は問題ないだろうと考え、往復10時間かかるという塩見往復、明朝はヘッドランプで出発することとした。
12月29日、3時に外に出ると満天の星、ヘッドランプをつけると明るくトレースは十分確認できる。スノーシューを装着して3時40分三伏小屋発。三伏山〜本谷山あたりは左に伊那谷の夜景が美しい。権右衛門山のトラバースで夜が明け、朝食をとる。塩見小屋でスノーシューをデポ、アイゼンとピッケル+ストックで出発。さすが森林限界より上は風が強いが想像したほどではない。天狗岩も問題箇所なく通過。
西峰を経て東峰3052mに到着、塩見岳山頂は快晴で南ア白根三山荒川三山、聖岳、北ア、中ア、富士山が見渡せる。帰路、塩見岳を一旦下った後、本谷山と三伏山の登り返しはうんざりさせられる。
三伏小屋についたが、混みそうなので小屋の中のテントを撤収、ヘッドランプ覚悟で下山開始。途中地面が出てきたのでアイゼンをはずした途端転倒して若干後悔。やはりヘッドランプのお世話になり18時半塩川小屋の駐車場に到着。さすがに疲れた。
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