十石山
長野県
岐阜県
amakazari
体力度について
- GPS
- 07:19
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 1,052m
- 下り
- 1,056m
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9：50十石峠避難小屋−12：15白骨温泉
| 天候 | 7／20 晴れ 7／21 晴のち曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
笹藪は刈り払われていて登山道は明瞭です。 |
写真
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感想
マイミクYOH隊長殿の企画に誘われて盛夏の十石山（十石峠避難小屋泊）に行く。
十石山、私は今年に入って四回目である。
前の記録・・・
�〇灰好�ー2220mまで^^;（単独）
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-264463.html
�∋灰好�ー2140mまで^^;;（5人）
雷様に追い返される。
��山スキー山頂到達(^^)/（単独）
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-284782.html
一つの山に年の前半に四回も行くのはかなりのペースである（笑）
今年は十石山イヤー。
いつもの様に波田に集合。8：00
メンバーは�△了灰好�ーの時のYOH隊長、あ−さん、NONさんに今回初対面の
Uさんである。
NONさんは息子さん（Yくん）も一緒である。親子で登山羨ましい。
Uさんは先日YOHさんとお知り合いになって今回参加であるが偶然にもNONさんの
お知り合いでもあったそうだ。山の世界ってホント狭い。
林道を進むと登山口入り口には車4台分くらいのスペースがある。
ここを9：00頃出発。一壁手前の平にはヤマオダマキが咲いていた^^
夏道は大きくジグを切っている。冬に滑った斜面は夏に見ると確かに壁の様に急にも
見える。
タマゴタケが顔を出している。これは食べられる様だがタマゴタケモドキとかベニテ
ングタケと似ているとの事で間違えて食べてしまうと大変な事になる^^;
湯沢の平には懐かしの「さくらカラー」看板が・・・
私より一回り以上若い人たちは知らないらしいのが少しショックだったりする（笑）
ミノルタと合併した話をするとYOHさんから宮崎美子の名前が出て少し嬉しかったりするが・・・
ここから先、林床にはギンリョウソウがいっぱいであった。まるで行進している様に見える。
�△罵襪�近くに落ちて引き返した地点を通過。冬と全く様子が違うので�△離瓮鵐弌爾箸硫駭辰�
面白い。
�，濃�間切れになった付近はウラジロナナカマドが雪の下に埋まっていたらしいのが分かる。
尾根から離れると木々も疎らになり展望が開けるが直射日光を受けて暑くなってくる。
私は先週前半の風邪から今一体調がよろしくない^^; 足も攣ったりして皆さんには
先に行ってもらう。雪渓が残っていて水が確保出来たのはありがたかった。頭に冷水
を浴びたりで生き返った^^
避難小屋直下はお花畑になっていてコバイケイソウ（当たり年！）、チングルマ、
ミヤマキンバイが満開であった。ここを訪れる人は他山域に比べて少ない（今日会っ
たのは一組だけ）ので道幅が狭く足もとにも花が咲いていたりして足の踏み場に気を
付けなければならない。こんな楽園があったとは地元なのに知らなかった！
十石峠避難小屋は今回初めてお世話になる。昔はここへ訪れる人も多く、避難小屋も
利用されていたらしい。前出の「さくらカラー」の道標の年代こ頃までであろうか。
昭和30〜40年代？それがいつしか忘れ去れた様になって残骸の様になっていたのを
地元有志の方々によって登山道の整備と共に1989年に再建されたと知る。
小屋の中に経緯をまとめた一冊の本があったので目を通してみると詳しく書いて
あった。YOHさんや彼を通じて知り合ったFBのF田さんはこの動きを引き継いだ
第二世代と言うことである。
この会の中心メンバーであったTさんは10年ほど前にこの十石山にて山スキーで
遭難して亡くなったと壁に新聞の切り抜きが貼ってあった。YOHさんとの会話や
F田さんとやりとりしていると彼女の想いは着実に次の世代に受け継がれている。
さて、小屋にて昼食の後はYOH隊長の案内でトイレの設置場所の確認と裏の展望台
と三角点に行く。トイレは板を二枚渡してあるだけで飛騨側の谷に向かって白山を
見ながらの用足しはなかなかワイルドである。土砂の流入で半ば埋まっていたので
隊長とUさんが二日目に工事をし
ていた。お疲れ様です。
三角点は冬に来たときに目立っていた枯れ木のすぐ近くであった。裏の展望台も
三角点も踏み跡が薄く花を踏みつけないように気を使う^^;
裏の展望台でYOH隊長は無線、NONさん親子やあ−さん、私は写真、Uさんは読書など
して思い思いに夕方まで過ごす。泊まり山行でしか味わえない贅沢な時間である。
夕日は素晴らしかった。十石山の影が鉢盛山に落ちている。影十石！！
今回の食当はNONさん。豚レタス鍋、ポテトサラダ、ベーコンキュウリ炒めなどであった^^
さてこれから宴会が始まろうと言う時に私は頭痛と吐き気（高山病？）でダウン(>_<)
救命士の資格もあるYOHさんに薬をいただいて30分ほど眠ると一発で効く。
高山病なんて20年ぶりくらいである。こう言うものは体調が悪いとすぐに出てくる。
山菜であるユキザサはYOHさんが前日の沢登りで調達してきたものだ。
茹でてマヨネーズを付けていただくと最高に美味であった。十石山の道沿いにも成長
して花が咲いているものが結構あった。コバイケイソウと間違いやすいとの事である
があちらは毒がある^^;;
そしてUさんが持ってきたのは何と自家製ビール！！ 黒ビールとの事である^^
Uさんは植物学のDrだそうで熱帯が専門との事であるがもちろん今回の十石山での
花やキノコなどの事も詳しく、話しを聞いているだけで楽しかった！
食後は裏の展望台に行ってNONさんとあ−さんと月光の穂高と星を撮る。
私はカメラの設定などをお二人に伝える。今回の私の任務ですな（笑）
今まで星の写真を撮りたいとチャレンジされてきた様だが思うように撮れなかった
らしいがこれでスッキリ？曇ってきたので明け方に起きることにする。
小屋での睡眠は常備されているマットレスがあったのでかなり快適で一回も起きる
ことなく爆睡であった^^
2時起きで外を見ると晴れている。あーさんも気合い入っていて起きてきた。
月も丁度いい位置にいてすぐに沈ん行った。そうなると星の見える数がぐっと増えて
きて天の川もクッキリと見えたのであった。あーさん、星の写真撮りまくりであった
^^
ここから見ると上高地、西穂山荘、岳沢小屋、槍ヶ岳山荘の明かりが見えている。
山小屋の朝は早い。私はそのまま夜明けまで展望台で過ごす。
日の出近くになったので皆さんに「朝ですよ」の声がけ^^
日の出は雲が多く見られなかったが周りの山々を朝日が照らして美しい。影十石は
四ツ岳方面に出ている。
朝食は昨夜の出汁がしっかり効いた残り汁にうどんと餅を投入。美味しくて朝から
お腹いっぱいいただく。NONさん、さすがである。
小屋の窓は東に面していて面積も大きいので朝日が燦々と小屋内に降り注いで明るい。
普通の避難の暗いイメージとはかけ離れている快適さがここにはある。
小屋に借りた鍋や皿を綺麗にしたら全員で作業着を着て山小屋の外壁塗装をする。
シンナーと防腐剤がいい臭いである（危）天気も良く乾きも早いので塗装日和であった^^
使用前と使用後の写真を比べると外観はとても綺麗で生まれ変わった様・・・^^
最年少Yくんは脚立に乗って高い部分を担当。達成感のある仕事をして満足した様子だ。
皆さんお疲れ様でした。
下山する時も何度も山小屋を振り返る。また来ます。お世話になりました。
秋や山スキーでも来てみたい。
下りは2．5h。やはり山スキーだとここは・・・って会話をしながらになる（笑）
下山後の温泉は「白骨温泉かつらの湯 丸永旅館」露天風呂は混浴であった。
お湯は白濁なので問題なし^^; 貸し切りだった。ここは穴場かもしれない。
最後に寄ろうとした蕎麦屋はどこもいっぱいで、新村の「十字路」にて反省会？
私は肉料理をガッツリいただく。昨日の不調はどこへ？？？（笑）
YOH隊長、お世話になりました。またよろしくお願いします。次回は沢ですか？
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