金峰山(大弛峠から)


- GPS
- 06:15
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 529m
- 下り
- 525m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所無し。残雪皆無。 |
その他周辺情報 | はやぶさ温泉でお風呂と食事。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
|
---|---|
共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
|
感想
6月11日 晴れ
今回は5/29に続いて2回連続の金峰山だ。大弛峠への林道の冬季通行止めが6/1で解除になったので、最短距離のルートで登る。同行者はてっちゃん。
梅雨の晴れ間を狙っていたが、今年は未だに梅雨入りしていない。昨日今日と好天が続き明日の予報も晴れだ。
アクアラインも首都高も渋滞なく順調に走り、勝沼ICで降りて甲州市内のセブンイレブンで朝食用の冷凍鍋焼きうどんを購入。
市街地を外れて大弛峠に至る林道・川上牧丘線に入ると道幅は狭くなり、カーブが連続する。山道が30km、1時間以上も続くのだ。琴川ダムに至る林道は暗く、時々鹿や狸が出没する。夜間1人で運転するのは気味が悪い。
ナビ画面を見るとダムを過ぎたところに「笛川小学校柳沢分校」があった。休校中のようだが、こんな山奥に学校がある事が驚きだ。しかも廃校ではなく休校というのが謎だ。
分校を過ぎてさらにひたすら山道を登り続けて漸く大弛峠に到着した。ここまで対向車には1台も出会わなかったが、峠の駐車場には10台くらいの車がある。
駐車場の入口にはトイレがあるが、和式で紙無し、あまり綺麗では無い。水は出るが飲用可否は不明だ。蛇口の水は飲まずにタンクで持参した水を使用する。
空を見ると満天の星で天の川もクッキリ見える。寝る前に星の撮影をしたが、あまり上手く撮れなかった。てっちゃんは最近スマホをiPhone12に換えたとの事だが、そのカメラが優秀で天の川が綺麗に映った。iPhone12恐るべし。
ビールを飲み、2,3列目を倒してエアマットを敷き、シュラフに潜って0:40就寝。気温は5℃だが、車内は寒くない。
4:30起床。気温9℃、予報通りの晴れで、空がオレンジに染まっている。車は15台くらいに増えている。
周辺にベンチやテーブルは無いので、持参した折り畳みのテーブルと椅子で朝食。冷凍鍋焼きうどんを温め、コーヒーを淹れる。
林道は山梨県側は県道で全舗装されているが、山梨側は川上村の村道で財政的に舗装が困難とのことで全て非舗装だ。長野側にも広場が有り10台くらい駐車できるようになっている。
身支度をして6:00に出発。金峰山まで距離は3.6km、標高差は僅か234mの楽ちんなコースだ。金峰山まで尾根伝いのコースながら大半は樹林帯だ。しかし樹林越しにそこそこ展望があり富士山や南アルプスが見えるので退屈しない。
朝日峠は樹林に囲まれて全く展望が無いが、何故か大きなケルンが積まれている。この場所でケルンが必要な理由が分からない。
朝日岳の手前に「展望岩場」という開けた岩場があり、展望が良い。富士山から南アルプスが良く見える。朝日岳は樹木に囲まれているものの木の数が少ないので展望はそこそこ良く、金峰山も見える。
朝日岳から1時間弱で森林限界を超えて一気に視界が開ける。富士山、南アルプスはもとより八ヶ岳や瑞牆山も良く見える。山頂の手前の這松帯にキバナシャクナゲが咲いていた。ピンクのアズマシャクナゲを期待して来たが、ここまで全く見なかった。
大弛峠から2時間15分で金峰山に到着。廻り目平から登った前回は3.5時間掛かったので随分と楽だ。一通り記念撮影してから五丈岩の下でランチ。少し風が出てきたので、岩陰でお湯を沸かし、カレーメシと行動食のランチとコーヒー。
富士見平とは反対側から登って来た2人組に声を掛けると「アコウ平」から登って来たとのこと。地図を見ると破線になっているが、鎖場はあるもののそんなに酷い道では無いらしく、アズマシャクナゲがたくさん咲いていたとのこと。所要時間は3時間45分なので廻り目平からとほぼ同じだ。
その2人組のうち1人が五丈岩を登り始め、見事に登頂した。てっちゃんも挑戦したが、3分の2位登ったところで断念した。無理はしない方が良い。
山頂で1.5時間のんびり過ごしてから下山開始。復路では登ってくる大勢の人とすれ違った。丁度2時間で大弛峠に到着したが、長野側の駐車場も一杯になり、その先の林道まで路駐の列が続いている。
金曜日ですらこの状態なので、土日はさらに混雑するのだろう。おそらく夜明け前に着かないと駐車出来ないだろう。
大弛小屋の入口にソフトクリームの看板があったので食べようと思い、小屋に行ったが「仕入れの為下山中」との事で閉まっていた。残念。
「夢の庭園」と言う魅力的な名前の場所があり300mと書かれていたので行ってみた。結構急な階段が続き、とても300mとは思えないほど遠く感じたが、15分掛かって到着した。確かに展望は良いが、「夢の・・・・」というネーミングはやや言い過ぎだ。
車に戻り、出発しようとした時に山頂で会ったアコウ平から登って来た2人が前を通った。声を掛けるとアコウ平まで林道を1時間歩くとの事で、車で送ってあげ、アコウ平の場所も確認した。彼らは習志野から来ていた。
アコウ平は車が5台くらい置ける場所で車が2台あった。来年のシャクナゲの季節はアコウ平から登ってみようか?
林道を下りながら「笛川小学校柳沢分校」の周辺を見た。家が数軒あるが、こんな山奥でどうやって生計を立てているのだろうか不思議だ。
林道を下り切ってまもなく「はやぶさ温泉」に到着。温泉で汗を流し、食堂で遅い昼ご飯を食べて帰路に着いた。
帰りも特に渋滞はせずに明るいうちに着いた。梅雨時ながら晴天に恵まれ楽しい山行だった。また行こう。
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