剱岳、初登頂！（早月尾根／別山尾根）
富山県
hinami
- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 2,808m
- 下り
- 1,136m
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標高グラフを拡大コースタイム
03:00 馬場島出発
04:20 1,200mの標識
04:50 1,400mの標識
05:10 1,600mの標識
05:40 1,800mの標識
06:30 2,000mの標識
07:10 早月小屋、小休
08:10 2,400mの標識
08:50 2,600mの標識
10:10 2,800mの標識
11:20 剱岳山頂、小休
13:40 前劔山頂
14:40 一服劔山頂
15:00 剣山荘
＜二日目＞
03:00 剣山荘出発
04:00 劔澤小屋に迷い込み、4:30まで待機
05:30 別山乗越
07:00 室堂ターミナル
| 天候 | ＜8月6日＞ 晴れのち夕立 ＜8月7日＞ 晴れ ＜8月8日＞ 曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス タクシー
新宿→大宮（JR) 大宮→越後湯沢（新幹線） 越後湯沢→富山（はくたか6号） 富山→上市（電鉄富山） 上市→馬場島荘（タクシー） ＜帰り・室堂発＞ 室堂→新宿西口（まいにちアルペン号） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
＜登り＞ 早月尾根、険しいです。特に早月小屋までの尾根道は急傾斜が多く、枝や根っこをつかみながら進むところもあります。細かい木の根が変な角度から突き出てるので要注意です。体力的には評判どおり大変でしたが、一本道なので懐中電灯でも迷わず歩けました。2,600m超えると岩肌がちらほら見え始め、2,800m以上は鎖場の連続です。馬場島で会ったガイドさんのアドバイスを加えると、�〜畄酥�根はクマが出るので夜行は要注意とのことと、�⊇蘓桓圓牢箴譴捻�にあったら迷わず引き返すべき、とのことでした。心して進みました。 ＜下り＞ 山頂直下の鎖場については有名なので詳細は割愛しますが、ガイドさんのアドバイスでは体力が消耗した状況で挑むことがほとんどなので、落ち着いてムリをしないことが大事のようです。個人的には「カニの横ばい」よりも「平蔵の頭」の方がドキドキしました。前劔の下りのガレ場が厄介で、一服劔は比較的楽でした。残り雷鳥沢キャンプ場まではほとんどガレ場で、浮石注意です。 |
| 予約できる山小屋 |
|
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感想
あこがれの山に登れて感無量です。
はじめての剱岳を計画するにあたって、大変だけど空いてる早月尾根での登頂にこだわりました。東京発ですとどうしてもアクセスが困難ですが（お金もかかる・・）、そのかわり帰りは室堂ターミナルから一番安いまいにちアルペン号で予定をたてました。レンタカーも考えましたが、下山後の自分に運転する余裕がない可能性が高いと判断してやめました。
前日に富山県入りしましたが、馬場島荘で待機している間に何度も降る夕立が心配でした。夜になると晴れてくれてホッとしました。ヘッドランプと懐中電灯の二刀流で午前三時出発。ある程度の事前トレーニングはしたものの、やはり早月尾根を歩くにあたって最大の課題は体力で、いつも以上にペース配分に気をつけました。5-10秒程の立ち休憩を頻繁にとることで、なんとか2,800mからの岩場に備えて温存できた気がします。それでもかなり消耗していたようで、下りの鎖場、前劔を通過してから時間の余裕はあったものの、体力と気力の限界で剣山荘で一泊することにしました。
二日目も午前三時スタートして、同じように夜行にチャレンジしましたが、だだっぴろいガレ場でマーキングを探すのは難しく、何度か完全に道を見失いました。一時間も待てば明るくなってくるのでじっとすれば解決することですが、星空の下でぽつりと立ち止まってるとこれ以上なく心細く、結局劔澤小屋にかけこんで夜明けを待たせてもらいました。明るくなると嘘のように分かりやすい道でした。。。でも立山の星空はさすがに綺麗だったな。
雷鳥沢キャンプ場から先を歩いてると、ハードボイルドな早月尾根と打って変わってホッとするチャラさに癒されました。雷鳥の博物館、立山の歴史、温泉、ソフトクリーム、お土産売り場！毎日アルペン号発車までの時間はゆっくり観光を楽しみました。みくりが池温泉が大変気持ちよく、風呂上がりのブルーベリーのソフトクリームが絶品でした。
今回の反省点は岩場での技術不足でした。こないだ、遊びでボルダリングジムに一度だけ行ったのですが、そこでの経験が意外と活きました。鎖場でのクサリはあくまでも補助であって、基本はやはり自分の手足の三点支持だと痛感し、より自然にできるようになりたいと思いました。
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