記録ID: 335642
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
穂高界隈ぐるり(上高地〜槍ヶ岳〜大キレット〜北穂高岳〜上高地)
2013年08月15日(木) 〜
2013年08月18日(日)

- GPS
- 80:00
- 距離
- 42.4km
- 登り
- 2,416m
- 下り
- 2,396m
コースタイム
一日目:
12:48(上高地)〜13:54(明神池)〜15:42(横尾)
※かなりスローペース
二日目:
4:18(横尾)〜6:31(大曲)6:37〜7:56(水俣乗越)8:21〜11:07(大槍ヒュッテ)11:20〜12:38(槍ヶ岳山荘)12:50〜13:26(槍ヶ岳)13:43〜14:03(槍ヶ岳山荘)14:30〜17:23(南岳小屋)
※水俣乗越〜槍ヶ岳間はかなりスローペース
三日目:
5:16(南岳小屋)〜5:21(南岳小屋近くの丘)5:26〜7:11(長谷川ピーク)〜7:50(A沢のコル)7:58〜8:56(飛騨泣き)〜10:21(北穂小屋、北穂高岳)〜(涸沢小屋)
※かなりスローペース。某地図の目安の1時間半落ち
四日目:
5:27(涸沢小屋)〜7:14(横尾)7:26〜9:25(上高地)
山行時の体型 = 170cm/82kg
山行時の荷物 = 20kg
12:48(上高地)〜13:54(明神池)〜15:42(横尾)
※かなりスローペース
二日目:
4:18(横尾)〜6:31(大曲)6:37〜7:56(水俣乗越)8:21〜11:07(大槍ヒュッテ)11:20〜12:38(槍ヶ岳山荘)12:50〜13:26(槍ヶ岳)13:43〜14:03(槍ヶ岳山荘)14:30〜17:23(南岳小屋)
※水俣乗越〜槍ヶ岳間はかなりスローペース
三日目:
5:16(南岳小屋)〜5:21(南岳小屋近くの丘)5:26〜7:11(長谷川ピーク)〜7:50(A沢のコル)7:58〜8:56(飛騨泣き)〜10:21(北穂小屋、北穂高岳)〜(涸沢小屋)
※かなりスローペース。某地図の目安の1時間半落ち
四日目:
5:27(涸沢小屋)〜7:14(横尾)7:26〜9:25(上高地)
山行時の体型 = 170cm/82kg
山行時の荷物 = 20kg
| 天候 | 1日目:くもり、はれ、あめ 2日目:はれ、くもり 3日目:はれ 4日目:はれ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
【コース概要】 (1)上高地〜横尾: なだらかな川沿いのコース。11kmで100mほどの標高差のみ。 (2)横尾〜大曲: 比較的なだらかな上り。標高差500m程。 (3)大曲〜水俣乗越: 急な登り。特段危険はなし。 (4)水俣乗越〜槍ヶ岳山荘: 東鎌尾根沿いの結構スリリングなコース。常念岳、大天井岳、燕岳、槍ヶ岳、穂高岳などを見ながら歩けますが、それなりに注意が必要なルート。 安全を取るなら、大曲から谷沿いのルートが良いと思います。 (5)槍ヶ岳山荘〜槍ヶ岳: 槍ヶ岳へのアプローチには最大級の注意が必要です。整備はされていますが、鎖、ハシゴ、岩場の連続です。頂上を含め、非常に大勢の人が行き交うので要注意。 槍の山頂について北穂小屋でお会いしたご夫婦から聞いた話。 最近山も国際化しているが、外国からの登山者が(あの辺の国かな)、せいぜい20人位しか収まらない槍の先っぽに、次々に押しかけ、言葉が通じないからか、早くどけと言わんばかりに前の人を押すんだとか… (6)槍ヶ岳〜南岳小屋: 中岳への登りのハシゴがある以外は全体的に割と普通のコース。尾根もそれなりの広さあり。 中岳〜南岳の石場などは悪天候時にコースを見落としやすいかもしれません。 (7)南岳小屋〜北穂小屋、北穂高岳: 大キレットを通過するルートで、主な危険箇所は以下(7)-1〜(7)-4です。 南岳小屋→北穂高岳ルートの場合の観点です。 (7)-1南岳小屋〜最低コル?間の岩の斜面 注意が必要ですが、普通に通過できます。 (7)-2長谷川ピーク〜A沢のコル間 長谷川ピークのすぐ南側は稜線の両側が鋭く切れ落ちていて非常に危険です。 場所により足の置き場、ホールドできるところが乏しく、かつ、頼りないところがあり、恐怖感が増します。 (7)-3A沢のコル〜飛騨泣き間の超絶斜面 個人的に一番恐怖を感じた区間で、正直、来たことを後悔しました。究極に危険な区間だと思います。 ・この区間は非常に高い壁面を縦横無尽に通過するセクション。 ・全体的に斜面というより壁面。落ちると、滑落ではなく転落になる。 ・岩登り箇所では、足の置き場、ホールドできる場所が不足気味で余計こわい。 ・壁面の高さがハンパない (7)-4飛騨泣き 有名ポイントで、危険な場所ではありますが、足の置き場、ホールドできる場所がしっかりしているので、さほど恐怖感は感じないかもしれません。 以上、大キレットは絶対に軽いノリで行ってはいけません。 色んな山を十分に経験してから、下調べをした上で慎重に決断をしてください。 私は、自分にはまだ早かったと思います。 (8)北穂小屋、北穂高岳〜涸沢: 750m程の標高を一気に下る急斜面です。ハシゴ、鎖場があり、終始足元が良くないですが、危険はあまりないと思います。 (9)涸沢〜横尾: 全体的になだらかな下りです。森林限界より低く、気持ち良い森の中を歩きます。 【危険箇所】 コース概要参照。 【山小屋情報】 横尾山荘: ・素泊まり利用 ・建物は広く、キレイ ・予約があれば広めの二段ベットを占有できる。 ・布団キレイ ・風呂がある!!! ・トイレは屋内にもあり、キレイ ・廊下にコンセントがある。 ・スタッフは全体的に感じがよい。ある偉そうな中年男性を除き。 ・ドコモ携帯は圏外。他はわかりません。公衆電話あり。 大槍ヒュッテ: ・売店利用のみ ・男性スタッフが感じよく、礼儀正しい。 槍ヶ岳山荘: ・泊まるわけでもないのに、男性スタッフが親切に色々答えてくれた。 南岳山荘: ・素泊まり利用 ・泊まったのは所謂雑魚寝の部屋 ・水に乏しい。飲料水のでる蛇口はない。 ・スタッフは全体的に感じがよい。特にお父さんぽい人が明朗快活。 ・トイレは屋内にあり。 ・布団はキレイ。 ・FOMAとAUはコイン式の充電器がある。 涸沢小屋: ・素泊まり利用 ・建物がキレイ ・泊まったのは雑魚寝部屋。極小スペース ・消灯までの間、コンセントが使える ・スタッフは全体的に感じがよい ・涸沢カールに位置しており、景色がいい。 |
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
まず、長谷川ピークからA沢のコルへの下りエリア。
このお2方は、それなりに年齢が行っていらっしゃいますが、かなり大胆な動きをされていました。。。
ついていけずorz
この辺はホールドするところが少なくかなり怖いです。
このお2方は、それなりに年齢が行っていらっしゃいますが、かなり大胆な動きをされていました。。。
ついていけずorz
この辺はホールドするところが少なくかなり怖いです。
A沢のコルから北穂高岳方面への登り。
ここからがかなり緊張します(←好きだという方もいます)。
正直、飛騨泣きなどよりこの登りのほうが怖いと思います。
間違えると滑落でなく転落だし、ホールドするところも少ないし・・・
ここからがかなり緊張します(←好きだという方もいます)。
正直、飛騨泣きなどよりこの登りのほうが怖いと思います。
間違えると滑落でなく転落だし、ホールドするところも少ないし・・・
感想
【感想】
基本的に景色がずっと良かったです。名だたる山々を見ることができ感動しました。カメラを落としたり、日焼けで肌がボロボロになったりということもありましたが、来てよかったです。今までで最高の山行でした。
ただ、大キレットは自分にはまだ早かったと思います。怖くて仕方ありませんでした。
人によって見方は様々だと思いますが、ざっくりいうと大キレットは非常に危険で、死と隣り合わせの場所です。絶対に軽い気持ちで行かれないよう、いろんな山で訓練されてから行かれるようにお勧めします。
あと、南岳小屋で私に山についてもっとまじめな見方をするように教えてくださったお二人組の男性(Aさん?と20代の男性)ありがとうございました。
PS:下山するとお伝えしましたが、大キレットに行きました。
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コメント
この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍 [5日]
中房温泉から上高地まで表銀座ルート縦走 燕岳(合戦尾根) 大天井岳(表銀座) 西岳(喜作新道) 槍ヶ岳(東鎌尾根)
利用交通機関:
電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5















お久しぶりです
大キレットに行かれたんですね
凄いですね〜
よくぞご無事で
今日丁度、田部井さんがNHKのアナと立山からジャンダルムまで縦走した番組を見ていたのですが、超危険な感じでしたよ
私は恐がりなので、大キレットは一生行けない気がします
コメントありがとうございます。
大キレット超怖かったです
現地でも田部井さんとNHKアナの番組を見たという人が
何人かいましたネ
結構夫婦連れでキレットを行く方が多かったです
気が向いたら行ってみてください
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