北横岳

- GPS
- 03:51
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 648m
- 下り
- 258m
コースタイム
| 天候 | 8月7日台風が近づいてるとの情報でしたがロープウェーの駅に着きますと晴れていました。山に登っている最中頂上付近ではガスが多くなり一瞬雨。その後すぐに天気になりました。 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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| コース状況/ 危険箇所等 |
有名なコースでしたが坪庭公園からの最初の30分程度は、足元の岩が多く動きがゆっくりになりました。 |
| その他周辺情報 | 北八ヶ岳ロープウェーの山頂駅付近には坪庭と言う散策コースがあります。登山やハイキングしなくてもこの部分だけを30-40分歩くだけでも気持ち良いと思います。 山頂側のロープウェイ駅にはトイレあり、そして喫茶コーナーはカレー程度、ボトルドリンク類はあります、お水は250円でした。 |
写真
装備
| MYアイテム |
重量:-kg
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|---|
感想
八ヶ岳、8個ではなく大小約20の山を八ヶ岳と言います。今回目指したのは北八ヶ岳の北横岳(標高2480m)です。八ヶ岳の最高峰は赤岳(標高2,899m)で、僅差ですが標高が高い山々は南八ヶ岳にありますが、北八ヶ岳は利用しました北八ヶ岳ロープウェイのおかげで初心者のもわずか7分で1,771mの山麓(さんろく)駅から標高2,237mの坪庭駅まで連れて行ってくれます、466mを2100円で(笑)。
2100円(往復)、電子マネーQuickPayが使えました、運行頻度原則20分毎で発車します。(この日はピークシーズンなのか、10分毎でした。)
ロープウェイ山麗駅には600台の駐車場、この日は11時頃に着きましたがガラガラでした。100人乗りのゴンドラも10名程度の乗客でした。
坪庭駅というのは、山の上側にある散策コース「坪庭」という坪庭自然園の場所の名前から来ています。八ヶ岳一体は火山の山々なのですが、この散策路も整備されたコースですが付近は火山岩ばかりです。ここ坪庭を1時間ほどかけてあるくのも空気もおいしく気持ちが良いと思います。縞枯れ現象(針葉樹林がある場所で、白黒のようにまだらな色合いに見える事)もみられます。さて坪庭から外れて北横岳への登山道へ向かいました。ここからは足元が「ゴツゴツ岩」ばかりになります。ステッキも先端が岩にハマってとれなくなることも。気を付けましょう。
標高は高いのですが雲やガス次第で眺望は運次第です、この日の動画はこんな感じ。
迷う事なく北横岳山頂まで判りやすいコースです。ただし、我々初心者にはやや上りが長く、はぁはぁ、ぜいぜいでした。ロープウェイ駅から山頂までは約60分とマップに記載ありますが、我々は毎度のゆっくりペースで、その倍近くかかりました。ペースが遅いので後ろからくるハイカーの方には全員先に行っていただきます。
子ずれハイカーの方もいました。子供は元気ですね。
山頂までなんとかたどり着きましたがガスが濃くなってきました。小雨が数回ありましたがこの標高(2000m級)の場合はカッパは常備と痛感しました。実は北横岳の山頂は2つあり南峰、北峰と言います、標高2480mの高い方が北峰です。ここは脩那羅大天武(しよならだいてんむ)という江戸時代の山伏を祀っています。60年修行をされた”しょならさん”と言われる有名な修験者で、最後の山伏ともいわれている我々ハイカーの大先輩です。同じ長野県松本市の北にある、筑北村ににはその山伏が開いた安宮神社があります。マイナーな神社ですが作者不詳の石仏が1000体もあるとか、忘れずに今度近くを通ったらお参りをしよう・・。
ガスが多い山頂でした。
150年前、全く整備された登山ルート等全くない時代に、山登りがやめられなかった人々はいたのでしょうね。
3時間を超えるようなコースは久々でです、体には堪えました。そしてとてもよいダイエットになりました。ガスあり、雨あり、などなど、高所のハイキングは天候も変わりやすいので時間と体力の余裕は絶対ですね。ちなみに北横岳へのコース、全行程でケータイ電波は使えません。今回高い標高の山を経験して改めて、ヘリ保険と無線機とカッパと万が一の非常食を痛感しました、恥ずかしながら低山ばかりの経験でしてこれら全く考えていませんでした。登山届はだしています。
そして、ただむやみに登山するのもそろそろやめて、山の植物・花など、より事前勉強してせっかくの機会をもっと楽しめるようにしたいなと思いました。歴史、地質、天候、地政学、そして一番大切な自身の健康状態も。
出発前には夏山なのでコースは渋滞かも、と思いましたが往路ですれ違った方々は30名もいませんでした。コロナのせいなのでしょうか。復路ではたんたんと下りでやや楽でした。次回の八ヶ岳は蓼科山でしょうか、ロープウェイの存在は大変便利です。
自動車でロープウェイ駅まで来ましたが、私の愛車では上りがきつい八ヶ岳ビーナスラインの区間では速度が自足30Km/h以下になってしまいました。古い車は要注意かもしれません。往路は諏訪インターからおりましたが、東京方面への帰路では諏訪南インターから高速に乗りました。2009年開通の八ヶ岳エコーラインを通りましたが空が広くみえて気持ちいいコースです。数十年前にバイクのツーリングでこの付近を何度も何度も通りました、昔はなかった。素晴らしい風景ですね。今度、原村付近に宿泊して夏の夜に空天体観測も予定しましょう。
我々にしては登りがいがあり、とても楽しめました。
MarkWonder
boo9000











