仙丈ケ岳 〜南アルプスの女王様 今回はムチは少なくアメまるけ 360°の大パノラマ 北沢峠から〜


- GPS
- 07:02
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 1,181m
- 下り
- 1,179m
コースタイム
07:08 一合目
07:20 二合目
07:39 三合目
07:50 四合目
08:03 王滝の頭(小休止)
08:10 王滝の頭(出発)
08:32 六合目
09:06 小仙丈ケ岳(小休止)
09:16 小仙丈ケ岳(出発)
09:30 八合目
10:06 仙丈ケ岳山頂(小休止)
10:26 仙丈ケ岳山頂(出発)
10:38 仙丈小屋(大休止)
11:04 仙丈小屋(出発)
11:34 馬の背ヒュッテ
11:40 大平山荘への分岐
11:47 薮沢小屋
12:05 王滝の頭(小休止)
12:17 王滝の頭(出発)
12:27 四合目
12:36 三合目
12:48 二合目
12:59 一合目
13:08 北沢峠
天候 | 快晴。 ロンT+T+マイクロフリース+ウィンドブレーカー+手袋でスタート。 最終的にロンT+Tのみ。 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
早朝5時過ぎに「臨時便を出す」旨のアナウンス。 結局臨時便の5便目ぐらいで北沢峠へ。 マイカー規制なので南アルプス林道バスを使用しなければ北沢峠へは上がれません。 南アルプス林道バス(往復2600円) http://www.inacity.jp/view.rbz?nd=884&of=1&ik=1&pnp=38&pnp=884&cd=12013 |
コース状況/ 危険箇所等 |
地図さえ見て自分の目的地がどこかわかっていれば道迷いの心配はないと思います。 登山道自体も整備されてます。 ただ,馬の背ヒュッテから下りてきて,大平山荘へ向かう沢沿いの道と王滝の頭で北沢峠へ向かう道の分岐は要注意。 大平山荘への沢沿いの下りの方が本道で,右を見てないと分岐表示を見落とすかも。 まぁ,大平山荘に下っちゃっても,北沢峠へ登り返すか,大平山荘でバスに乗れるのを辛抱強く待つかですね。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
7度目の北沢峠。
3度目の仙丈ケ岳。
諸々色々なお山を計画しながら,結局あまりに天気がよさそうなので南アルプスの女王様 仙丈ケ岳へ。
思えば3年前。
3000m超の世界ってどんなだろうと思って久しぶりに乗鞍岳へ行き。
乗鞍岳は2700mの畳平までバスで上げてくれるし。
信長様の山であり,岐阜市民の山,金華山ぐらいの標高差300mちょいのやり取りをしながらお花をたしなみ。
その次は2200mの田野原駐車場まで車で上がって御嶽山をお鉢めぐりしながら日帰りし。
最終的に1000m差ぐらいをやり取りする仙丈ケ岳に初めて登って。
その時が南アルプス林道バスデビューでした。
3年前のレコを見たらとんでもなく良い天気。
それもそのはず,台風一過の翌日でした。
台風が過ぎて気温がぐっと下がって,乗鞍岳の畳平で初氷の日。
寒かったぁ。
今でも忘れません。
気温が低いのもさることながら,直射日光が当たっていたら暑いはずなのに。
台風の吹き戻しの風が吹いて。
体感気温はかなり下がって。
着ることができるものをみんな着て,レインウェアも着込んで。
防寒対策ばっちり。
と,思ったら。
当時は手袋を持ってなかったんです。
その当時体重が今より重かったからトレッキングポールをダブルで使っていて。
小仙丈ケ岳で休憩した後持ったポールの冷たさったら無かったですね。
防寒対策ばっちりのはずが,小休止でポールを置いたら10分ぐらいの間にポールのグリップが氷のように冷え。
グリップをつかんだ素手の冷たさで凍え。
それ以来,秋分の日以降のアルプスへの入山を自分に禁じてました。
しかし,3年経過。
当然手袋は持ち,あの時とは段違いの防寒対策はすでに終了。
なんなら,10月に食い込んでもアルプス登山は全然できるつもりですが。
そこは過信しちゃいけないす。
雪に降られたりしたらビックリしちゃうので要注意。
僕はいつも単独行なんで,小さなことからコツコツと。
前回のちょっと先を目指すので,装備面ではだいぶ先まで準備はしたつもりですけど,前回よりも一週遅れ,二つの台風が駆け抜けて,朝晩の気温がぐっと下がったた後の南アルプスの女王様を目指します。
2000m強の北沢峠の気温は,先週テント泊した雲取山とあんまり変わらないはずで。
しかし,台風一過で全然気温が低い。
寒いす。
僕は暑がりで,かなり寒さに強いたちなのに,寒いと思うのも意外で。
早速持ってるものを着こんで。
まぁ,登り始めて陽が昇ればやっぱり暑くなるのですが。
秋ですなぁ。
とにかく空の青さが澄み切って。
どこまででも眺望が伸びていき。
王滝の頭(五合目)から先の樹林帯が切れた後は,少し登って振り返れば甲斐駒さんがドーーーーーーーーン。
少し登れば右を見たら北アルプスさんが。
左を見れば日本チャンプが徐々にあらわに。
もう少し歩くと中央アルプスさんもドーーーーーーーーーーーン。
どこを見てもかっこええす(笑)
というか,数歩で変わる景色に感動し写真を撮り。
ちっとも先に進みません(笑)
前回仙丈ケ岳に登った今年の八月盆前は,午前後半戦から甲斐駒さん方向から雲が湧き,甲斐駒さんも雲の中。
眺望の無いまま馬の背ヒュッテ方向に降りましたが今回は午後までパーフェクトな眺望を約束してくれた女王様。
ピストンが嫌いなので選択した周回コースの馬の背ヒュッテ方向はお花ぐらいしか楽しみないなと思ってたら。
気温低下でお花は全滅。
その代わり,とんでもない甲斐駒さんの雄姿をアシストされて。
確かに初めて登った女王様から甲斐駒さんを見て惚れちまって。
甲斐駒さん通いを続けてたんですが。
甲斐駒さんに登ると甲斐駒さんの雄姿は見えないんすよね(笑)
女王様の稜線がらみに甲斐駒さん。
ハイマツがらみに甲斐駒さん。
沢からチラミセで甲斐駒さん(笑)
見て好きなお山をさんざん堪能させていただきました。
僕にとっては今シーズンアルプス最終戦。
10月三連休あたりには雪が降るのがあたりまえだそうで。
不慮の天候になると装備はあっても,僕の経験と実力では対応できなさそうなので,いけそうでもやめときます。
10月から冬までは,秩父や丹沢,地元の伊吹や鈴鹿で秋を堪能しますが。
アルプスの秋の走りを頂いて。
誠にありがとうございました。
最終戦に最高の眺望を頂きました。
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