前鬼から釈迦ヶ岳


- GPS
- 06:50
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,367m
- 下り
- 1,370m
コースタイム
天候 | くもり時々晴れのちガス |
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過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ゲート周辺にも駐車できそうなスペースがあります |
コース状況/ 危険箇所等 |
太古ノ辻までのガレ場は石を落とさないように注意 登山ポストは前鬼口と車止めゲート(登山口)の2箇所にあります |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
1/25,000地形図
ガイド地図
コンパス
笛
筆記具
保険証
飲料
ティッシュ
バンドエイド
タオル
携帯電話
計画書
雨具
防寒着
ストック
水筒
時計
非常食
ツェルト
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感想
茨城単身赴任時代、栃木県の釈迦ヶ岳(高原山)には何度か登ったことがあったのですが大峰の釈迦ヶ岳はまだ登ったことがありません。どうせ登るなら前鬼からでしょう、と計画を立てたのですが・・・
自宅を4時過ぎに出発しましたが国道169号線に入ってしばらく走ったところで「全面通行止」の電光掲示板が目に入りました。まさか、前鬼には行けないのか?
道の駅杉の湯川上に立ち寄って確認すると上北山村の白川で道路が崩落しており12日の夜10時から全面通行止めとのこと。こりゃダメだと思ったら10月14日の朝7時から迂回路が通行できるとのこと。迂回路があるならば、とそのまま169号線を南下。やがて通行止のバリケードが出てきて警備員に止められました。ここで大普賢岳や弥山に行き先を変更することもできたのですが、迂回路を経由して前鬼まで行くことに決めました。迂回路は、林道サンギリ線〜国道425号を経由するルートで全長約30キロ!このロスタイムは大きく、前季の登山口には計画より1時間半遅れの8時に到着しました。
駐車場の車はわずか2台、とバイク1台。登山ポストに登山届を提出して出発。カケスがギャーギャーうるさい中、小仲坊に向けて舗装路を歩きました。道路脇にはアケボノソウがたくさん咲いていました。
小仲坊には木製の電話ボックスが有り中には懐かしいピンク電話。携帯の電波が通じない山の中で帰りのタクシーを呼ぶのに便利なようです。
小仲坊の裏手から登山道に入りました。森の中を歩きますがガレ場で踏み跡が分かりにくいのでテープを頼りに歩きました。スタート時間が遅くなったため少しでも遅れを取り戻そうと歩いていたのでチョットしんどい。途中で休憩していた5人組のパーティーを追い越しました。
途中何箇所か崩落箇所がありました。初めて歩くので以前はどうだったのか分かりませんが最近のもののように見えました。
太古ノ辻に着くと冷たい風がオーバーヒート気味の体を冷ましてくれました。
計画では大日岳に寄るつもりでしたがスタートが遅くなったので今日はパス。直接釈迦ヶ岳を目指しました。
標高1500m付近から紅葉が見られるようになりました。ガスが出てきたので展望はイマイチ。釈迦ヶ岳が近づくと一眼レフを構えて紅葉を撮る人たちが現れました。太尾登山口の方からはどんどん人が登ってきます。
登山口から3時間20分で釈迦ヶ岳山頂に到着。山頂は狭くゆっくり休憩できそうな場所はありませんでした。ガスのため展望はなし。みんなガスが晴れるのを待っているようでなかなか空きそうになかったのでさっさと退散して休憩できそうな場所を探して歩きました。
結局、釈迦ヶ岳と深仙ノ宿の真ん中ぐらいの笹原でランチにしました。
休憩後はまっすぐ下山。下山中に上りで追い抜いた5人組を再び追い抜きました。何でかなと思って尋ねると釈迦ヶ岳には行かず大日岳に登ったあと深仙ノ宿で休憩をしてそのまま下りてきたとのこと。今日はそれが正解かもしれない。小仲坊が近づいてきたところで前方を横切るリス。口に何か大きな緑色のものを咥えて走っていました。冬支度のため食料を運んでいるのでしょうか?
小仲坊のピンク電話で自宅に遅くなる旨を連絡した後、小仲坊のおっちゃんに大阪に帰るには迂回路以外の道はないのか尋ねたところ、十津川や熊野に抜ける道はあるがそれでも迂回路を回るのが一番早いとの回答。あー、また4時間ドライブかー。
前鬼の登山口には3時前に戻ってきました。駐車場の車は2台。もう一台はあの5人組の車でしょう。少し雨が降りだしていました。
初めての釈迦ヶ岳は出鼻を挫かれたにも拘らず30キロの迂回路を抜けてまで強行したのですが結局眺望は見られず残念な結果でした。
そういえば栃木の釈迦ヶ岳も天候には恵まれなかったなあ。
前鬼からのルートは6kmで標高差1200m登る体力勝負のコース。来月の弥山川双門ルートを歩くまでに是非歩いておきたかったハードなルートですが、久しぶりに翌日は太腿が筋肉痛になりました。
片道4時間のドライブお疲れ様です。
車で4時間運転して、山を歩いて、また4時間のドライブ。
これは家に帰ってからぐったりですね。
私も釈迦ヶ岳は未踏なので、いつかは行きたいとは思っているのですが
登山口までの長時間の運転がネックです。
太尾登山口から登ることを考えていますが、
そこまでも道路も石が落ちていたり、道も細いらしいし・・・
来月に双門ルートですか?
KazuzoPaPaさんなら大丈夫かと思いますが、ここは体力勝負です。
できる限り、軽量化して行ったほうがいいですね。
それに、鉄山の私のレコにも書いてますが、
熊渡の登山口は早く行かないと、車はすぐに一杯になりますよ。
(今、人気なんですかね?)
気をつけて行って来てくださいね。
こんばんは
車で長時間細い道を走るのが嫌なので前鬼からのルートを選んだはずなのに何やってんでしょうねー(笑)
帰宅してから奈良県のホームページで国道168号の崩落を確認しましたが、これは復旧にかなりの時間がかかりそうです。
鉄山のレコ拝見しました。面白そうなルートを歩かれましたね。また参考にさせていただきます。
熊渡の登山口は5時前で満車ですか。意外とみなさんこのロングルートを歩いておられるのですね。軽量化、最近全然気にしていませんでしたが後半に効いてくるのでしょうね。
色々アドバイスを頂きましてありがとうございます。
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