紅葉の裏剱 早月尾根-北方稜線-水平歩道
富山県
Y0M0YAMA
Schiro
体力度について
- GPS
- 22:13
- 距離
- 30.7km
- 登り
- 4,120m
- 下り
- 4,273m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 9:54
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 11:23
- 山行
- 8:56
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 10:41
| 天候 | 晴れのち曇り 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 自家用車
もう一台で馬場島へ トロッコ電車 欅平-宇奈月 片道1980円 |
| その他周辺情報 | 池の平小屋：テント1人1000円 |
| 予約できる山小屋 |
仙人池ヒュッテ
|
写真
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ピッケルかウィペット持った方が良かった
草刈りと整備がされている、滑りやすい木の根には注意
感想
10月頭の裏剱の紅葉、いいのはわかってるが休みと天気のタイミングが合わなかった
が2021年の土日にドンピシャいい天気、行くしかないっしょ
ってことで先輩誘って、宇奈月で待ち合わせて馬場島へ移動
馬場島は初っ端雨で嫌な感じだったがすぐに止んだ
早月尾根は湿度高くて動くと暑い、久しぶりに半袖、
早月小屋までくると逆に寒い、シェルきて剱岳へ突撃
人はそこまで多くなく、順調に山頂到着、昼飯のパン食ってから
北方稜線へ
自分は過去に上りで歩いたことがある、
ルートを忘れてると思ったけど進むにつ入れ思い出せた
基本、右側の安全そうなところをトラバース、
トラバースが辛そうだと思ったら登ってまたいいところをトラバースすればOK
池の谷ガリーへの下りはホールド大きいところがほとんどだが一箇所だけ際どい
ガリーは踏み跡をなるべく歩く、ゴロゴロした石は足を置くと崩れて転がっていく
その先、発射台登って、トラバース→草付き斜面→トラバースで雪渓へ
雪渓は穴が空いていて、クラックも入っているので場所を選んで通過、
昼過ぎで雪が緩んでいたが、転んだら止まらないかも
その後、鉱山道を進んで池の平小屋到着
平の池に行って戻ったら雨が降ってきた
その後激しく降って雹になり、雷も
おとなしくテント内でビール飲んで就寝、
2日目、仙人池でモルゲンロートを見よう
夜明け前に出発して仙人池へ
ちょうど仙人池の小屋泊の人たちが朝食を取っていた
寒い中日の出を待つ、
とても綺麗だった、水面がおとなしいのでバッチリな解像度で裏剱の景色が映る
来て良かったー
さあ、今日は先輩のレンタカーを返す都合があるのでここから急ぐ
仙人温泉小屋までは沢沿いを下る。足元は滑りやすいので飛ばせない。
小屋の先の沢には雪渓が残っている、マークとハシゴをたどって通過、
湯気が登る温泉の様子を見てから雲切新道の尾根を下る
整備されている道で、草刈もされていて予想よりも順調に下れた、
木の根は滑るので注意、
下りきるとダムに出てここからは水平歩道の始まり
100m上って、平行移動して、少し下ったら阿曽原温泉小屋、
そこを通過して大太鼓までくると水平歩道らしいくりぬかれた崖の道、
志合谷は長い暗闇のトンネル、地面は水浸しだがハイカット登山靴なら大丈夫
残りはだだだと進んで、欅平手前の最後の下りは整備されているのでささっと下れて
狙った時刻にゴール！
欲張りに秋の裏剱を楽しんで、無事終えられました。感謝！
自分にとって劔、裏劔、水平歩道はいつか行きたいリストだった。
紅葉シーズンに車2台で行けるチャンス到来ということでYomoyamaさんと。
早月尾根と劔岳は多くの登山者。
北方稜線はいくつかルート取りできそうだが、過去トレースしたことあるYomoyamaさんについていく。
池ノ谷乗越へ下るところが慎重になったところだが、それ以外も集中を切らさずにスリップに注意したい。
小窓雪渓から登山道に移るあたりとか池の平小屋周辺にモリブデン鉱石がいまも散らばっていてこんなところからよく採掘したものだと感心する。
池の平テント場について平の池まで散策したら夕立につづいてヒョウが降ってきた。あやうくずぶ濡れになるところでした。
翌日は日の出間に合うように仙人池へ。風も無い仙人池に鏡写しとなる紅葉の裏劔を最初の訪問で見られたことは幸いだった。もう一生分見た気がする。
仙人温泉小屋から先の登山道は自分の2002年頃の地図は左岸側なのだが、実際は右岸側でいつしか変わったようだ。
仙人ダムまで下るとぐっと人間臭くなり、暑い。
阿曽原温泉小屋でコーラを補給してからはフィナーレの水平歩道へ。
高熱隧道の小説を思い出しながら、そういえば志合谷とか折尾谷とかってあったな。
大太鼓は振り返ると岩盤の一部が崩落というか剥がれそうにも見えたが凍結と融解の繰り返しや風化でいつか崩れ落ちる日がくるのかもしれない。
奥鐘山西壁にクライマーが見えないかとちょっと期待したが最近はだれか登ったりしてるんだろうか。
そういえば水平歩道は老後にとっておけとむかし先輩クライマーに言われたことを思い出した。アップダウンは無いし、予想したよりハイライトはあっさり終わった気がするが、雨天とか暗闇の通過はしたくないな。
欅平は2003年秋に来て以来なのでゆっくりしたかったが今日中に妙高までレンタカーを返さねばならず、散策は来年あたりに家族観光に持ち越しとしよう。
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