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Yamareco

記録ID: 359588
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

上高地〜西穂独標〜西穂高岳〜上高地

2013年10月17日(木) 〜 2013年10月19日(土)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
27:48
距離
26.4km
登り
1,017m
下り
1,632m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

10/17(木)〜上高地〜
12:14 大正池
12:43 田代池
14:10 上高地帝国ホテル(昼食タイム)
14:52 河童橋
16:00 明神池
17:45 五千尺ロッヂ着

10/18(金) 〜西穂高〜
10:41 ロープウェー山頂駅
11:44 西穂山荘(テント受付、設営)
12:21 山荘出発
12:36 西穂丸山
13:08 西穂独標
13:36 ジャンクションピーク
14:12 西穂高岳
15:55 西穂山荘

10/19(土)〜下山日〜
6:47 西穂山荘
8:24 上高地 西穂登山口
8:41 上高地バスターミナル
天候 17日 上高地 晴れ
18日 西穂  晴れのち曇り
19日 西穂山荘〜上高地 曇り
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
コース状況/
危険箇所等
【西穂山荘〜独標】
 道も広く、よく整備されていて歩きやすいです。
 ○印や×印がいたるところにペイントされているので、道を誤ることはまず無い
 と思います。
 独標の直下は見た目恐ろしげに見えますが、三点保持を心がければ難なくパス
 できると思います。

【独標〜西穂高岳】
 それまで歩いてきた道と比べ、一気に趣きが変わります。
 独標から先ヘルメットを着用しましたが、先を歩いている人がいる場合は落石
 に注意すべき場所だらけ、という感じです。
 僕が歩いた時間は遅めの時間だったので先を行く人はいませんでしたが、先行
 者がいるときは距離を取りつつ前方にも注意を払って歩いたほうが良いと思い
 ます。
 12のピーク&稜線を(よく数えてなかったのですが…)をアップダウンしな
 がら越えていくのですが、クサリがほとんど設置されていないので、両手足を
 駆使して登っていく感覚です。
 下山時に事故が多いと聞きますが、実際に歩いてみてその通りだなと思いまし
 た。
 下りで特に高度感を感じますので、決してあせらず、慎重に足場を確かめなが
 ら歩くようにしました。
10/17 大正池
今回の山旅はここからスタートです♪
一日目は同行の人たちと一緒に行動しました。
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10/17 大正池
今回の山旅はここからスタートです♪
一日目は同行の人たちと一緒に行動しました。
焼岳の男らしい姿もバッチリです!
あの尾根づたいに歩いていけるんですね〜
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焼岳の男らしい姿もバッチリです!
あの尾根づたいに歩いていけるんですね〜
いやぁ、何度みてもいいですねぇ
うっすら雪化粧をしています
西穂はスッピンのようですが、少々気になります(笑)
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いやぁ、何度みてもいいですねぇ
うっすら雪化粧をしています
西穂はスッピンのようですが、少々気になります(笑)
田代池の向こうに六百山
田代池の向こうに六百山
何度もすみません(汗)
あんまり美しいものですから…
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何度もすみません(汗)
あんまり美しいものですから…
田代橋から梓川と穂高連峰
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田代橋から梓川と穂高連峰
途中、上高地帝国ホテルに立ち寄りました
途中、上高地帝国ホテルに立ち寄りました
レストランでオムライスを食べました。
オムライスとは思えない値段でしたが、オムライスとは思えない美味でした(笑)
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レストランでオムライスを食べました。
オムライスとは思えない値段でしたが、オムライスとは思えない美味でした(笑)
この六百山には登山道が無いらしいですね
この六百山には登山道が無いらしいですね
とりあえず立ち寄ってみました
ウェストン碑
とりあえず立ち寄ってみました
ウェストン碑
河童橋の上から
くどいようで本当にすみません
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河童橋の上から
くどいようで本当にすみません
河童橋もフレームインしたバージョンです(笑)
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河童橋もフレームインしたバージョンです(笑)
梓川にそそぐ無数の流れ込み
水草のなんと鮮やかなこと…!
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梓川にそそぐ無数の流れ込み
水草のなんと鮮やかなこと…!
明神橋と明神岳
明神橋の上から
蝶ヶ岳も眺めることができました
明神橋の上から
蝶ヶ岳も眺めることができました
穂高神社奥宮にある明神池
拝観チケットに「神降池(かみこうち)」と書かれていました
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穂高神社奥宮にある明神池
拝観チケットに「神降池(かみこうち)」と書かれていました
10/18 朝7時ころ
一泊した五千尺ロッヂ
お世話になりました〜
一泊した五千尺ロッヂ
お世話になりました〜
ぐるっと一回りして、新穂高ロープウェーで山頂駅まで来ました。
これから目指す西穂高岳、遠くに槍ヶ岳も見えます。同行の人たちが記念撮影にいそしむ中、僕は早くあちらに行きたくてそわそわしていました(笑)
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ぐるっと一回りして、新穂高ロープウェーで山頂駅まで来ました。
これから目指す西穂高岳、遠くに槍ヶ岳も見えます。同行の人たちが記念撮影にいそしむ中、僕は早くあちらに行きたくてそわそわしていました(笑)
たぶん笠ヶ岳方面ですね
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たぶん笠ヶ岳方面ですね
早く行きたいぞ〜
時間がどんどん過ぎていき、気もそぞろ…
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早く行きたいぞ〜
時間がどんどん過ぎていき、気もそぞろ…
10:40頃に同行の人たちと別れ、急いでやってきました西穂山荘
10:40頃に同行の人たちと別れ、急いでやってきました西穂山荘
休憩もせずに受付を済ませ、テントの設営を済ませます。
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休憩もせずに受付を済ませ、テントの設営を済ませます。
山荘を出発したのが12:20頃、とにかく独標まではズンズン歩いて時間を稼ぎます。
でも先は長いなぁ…
山荘を出発したのが12:20頃、とにかく独標まではズンズン歩いて時間を稼ぎます。
でも先は長いなぁ…
写真1枚だけ撮って直ぐに先へ進みます。
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写真1枚だけ撮って直ぐに先へ進みます。
独標があってピラミッドピークがあって……山頂は……
独標があってピラミッドピークがあって……山頂は……
独標に着きました〜
この先は慎重に歩かないといけないので、一呼吸おきました。
独標に着きました〜
この先は慎重に歩かないといけないので、一呼吸おきました。
こういうクサリ場、意外と少ないんです。
なので、両手両足全身を使って登る感じです。
こういうクサリ場、意外と少ないんです。
なので、両手両足全身を使って登る感じです。
ピラミッドピーク直下の登り
あれが山頂だったらいいのに…と思いました(笑)
ピラミッドピーク直下の登り
あれが山頂だったらいいのに…と思いました(笑)
山頂方面から来たグループの人に撮ってもらいました
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山頂方面から来たグループの人に撮ってもらいました
ピラミッドピークをパスして進むと雪が目立つようになってきました。
歩行には全く支障なかったのですが、タイミングとしてはギリギリセーフでしたね
ピラミッドピークをパスして進むと雪が目立つようになってきました。
歩行には全く支障なかったのですが、タイミングとしてはギリギリセーフでしたね
このギザギザを登ったりおりたりしながらよく歩いてきましたね〜
このギザギザを登ったりおりたりしながらよく歩いてきましたね〜
写真だと高度感に欠けるかもしれませんが、こんな場所の連続。もっと怖いところ目白押しでしたが、写真撮っている場合じゃなかったので…(汗)
写真だと高度感に欠けるかもしれませんが、こんな場所の連続。もっと怖いところ目白押しでしたが、写真撮っている場合じゃなかったので…(汗)
山頂に着きました〜!
仲間がいないと声出ませんね(笑)
小さな声で「ヨシ!」って呟いただけでした(笑)
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山頂に着きました〜!
仲間がいないと声出ませんね(笑)
小さな声で「ヨシ!」って呟いただけでした(笑)
山頂には僕一人
奥穂や槍がずいぶん近くに、そして自分と大して変わらない高さに見えます♪
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山頂には僕一人
奥穂や槍がずいぶん近くに、そして自分と大して変わらない高さに見えます♪
前穂高岳への連なりも♪
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前穂高岳への連なりも♪
寒そうだったので、メットかぶせてみました(笑)
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寒そうだったので、メットかぶせてみました(笑)
上高地があんなに小さく見えます
明日はあそこまで降りるのかと思うと……見なかったことにしよう(笑)
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上高地があんなに小さく見えます
明日はあそこまで降りるのかと思うと……見なかったことにしよう(笑)
山頂から今まで歩いてきた道を振り返って…
飛騨側からの雲を稜線がせき止めているように見えます
あっという間に雲が上がってきました。そろそろ下りないとやばくなりそうだと、名残惜しかったですが山頂を後にしました
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山頂から今まで歩いてきた道を振り返って…
飛騨側からの雲を稜線がせき止めているように見えます
あっという間に雲が上がってきました。そろそろ下りないとやばくなりそうだと、名残惜しかったですが山頂を後にしました
登ってきたとき以上に慎重に足を運びます。
登ってきたとき以上に慎重に足を運びます。
独標まで戻ってきたときには完全ガス
山頂でガスらなかったのは本当にラッキーでした♪
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独標まで戻ってきたときには完全ガス
山頂でガスらなかったのは本当にラッキーでした♪
山荘に下りてきて、ビールと生姜焼きで一人乾杯!
テン場には僕の一張りだけです。
とっても寒くて、寂しいです(笑)
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山荘に下りてきて、ビールと生姜焼きで一人乾杯!
テン場には僕の一張りだけです。
とっても寒くて、寂しいです(笑)
生姜焼きの余ったタレにチャーハンを混ぜて一気食いしたころ、空も暗くなってきました。
寒さに耐えられなくなりつつあったのでサッサと寝袋に入ることにしました。
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生姜焼きの余ったタレにチャーハンを混ぜて一気食いしたころ、空も暗くなってきました。
寒さに耐えられなくなりつつあったのでサッサと寝袋に入ることにしました。
10/19
5時過ぎにテントから這い出し、空を見上げたら生憎の曇天。
丸山あたりまで上がってみるかどうか迷ったあげく先に朝食をとることにして、結局そのまま撤収作業に(笑)
今日は一気に上高地まで下ります。
10/19
5時過ぎにテントから這い出し、空を見上げたら生憎の曇天。
丸山あたりまで上がってみるかどうか迷ったあげく先に朝食をとることにして、結局そのまま撤収作業に(笑)
今日は一気に上高地まで下ります。
唯一の水場のようです
唯一の水場のようです
登山口に到着です。
予定よりも早く着くことができました。
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登山口に到着です。
予定よりも早く着くことができました。
昨日とはうって変わって小雨交じりの上高地
昨日とはうって変わって小雨交じりの上高地
撮影機器:

感想

仕事関係の団体旅行に同伴させてもらえる話が舞い込み、プランを聞いたら「上高地&新穂高ロープウェー観光」で、しかも2日目から別行動可という願ってもないプランでしたので、参加を即決しました(笑)


10/17(木)
台風が通過した翌日でしたので、台風一過の秋晴れ、梓川も増水しておらず、それは見事な景色を堪能できました。


10/18(金)
2日目は新穂高ロープウェーの山頂駅で同行の方々と別れ、一人西穂山荘を目指しました。出発が10:40頃でしたので、少しでも時間を稼ごうとオーバーペース気味でガシガシ歩きます。
西穂山荘に着いて、受付を済ませた後テントの設営を開始し、荷物をサブザックに入れ替えて直ぐに出発します。
地図によると、ここから往復5時間10分。
とにかく独標までは時間を稼げるように歩こうとズンズン歩きました。

独標について、一呼吸置き、ヘルメットをかぶって核心部分に挑みます。

僕以外に山頂へ向かう人はおらず、山頂方面から下山してくる人ばかり。ピラミッドピークで写真を頼んだ人から「これから行くのかい?」と心配されましたが、ここまで歩いてきた感じと時計を見て、明るいうちに山荘へ到着できる確信があったので更に歩を進めます。

途中いくつものピークを巻いたり越えたりしながら、全身使ってよじ登った感覚です。

下をみて足をすくませることはありませんでしたが、前にも後ろにも誰もいないことに心細さを感じながら、遠くに見える山頂碑だけを睨みながらただひたすら登りました。

そうしてようやくたどり着いた山頂。
ロープウェー駅の展望台からはあんなに遠く・高くに見えた槍ヶ岳や穂高連峰が間近に、そして同じ高さに見えます。
心配していた雲もずいぶん上がってきてはいるものの、景色を遮るほどではなく、一人雄大な景色に見とれることができました。

奥穂方面から上がってきた若者がいて、聞いたら山荘からのピストンだと…。
写真を撮ってもらった後その彼は先に下って行ったのですが、その足の速いこと…。
焦ってはいけないと、自分のペースを守り、慎重に足場を選んで下りました。

山荘に到着したのは16時過ぎ、あせらず、慎重に歩きながらも予定より速いペースで歩いてこれたことにチョッとだけガッツポーズ(笑)

テン場を独り占め(一人寂しく)食事をし、寒さに震えながら眠りにつきました。


10/19(土)
本当は日曜日に仙丈ケ岳に行く仲間と伊那で合流する計画だったのですが、天候が悪そうだということで仙丈ケ岳山行は中止に。
となれば、あとはサッサと帰るだけだということで、上高地に向けて下山。

熊はもちろんですが、猿が出てきたらやだな〜と思いながら駆け下りた感じで、8:40過ぎにバスターミナルに到着。着替えと一服を済ませ、帰路につきました。

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