記録ID: 3636191
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
白馬・鹿島槍・五竜
10月の北アルプス 唐松岳〜五竜岳
2021年10月15日(金) 〜
2021年10月16日(土)
富山県
長野県
green_snow
体力度
5
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 11:48
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 1,647m
- 下り
- 2,633m
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1日目
- 山行
- 8:14
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 9:15
距離 10.0km
登り 1,484m
下り 828m
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）
下山で使用した遠見尾根のゴンドラ終点エスパルプラザから、八方尾根無料駐車場まではタクシーで2,500円くらいでした。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
岩場が好きな方は全く問題ないと思います。 私は持参しないでしまいましたがヘルメット着用率が高かったです。 五竜直下も結構な岩場でした。 八方尾根は歩き易く、初心者に最適と言われるだけある道だと思いました。 遠見尾根は、ゴンドラ使ってもガッツリ登山したいという方向けな感じがします。 |
| その他周辺情報 | モンベルや好日山荘などもあり、何でも揃うと思います。 |
写真
リフトを出てすぐ目の前の八方池山荘。年中無休で、冬はスキー客で賑わうそうだ。
外に出ると、目の前の尾根には明後日おりるアルプス平駅が見えた。
豚の角煮を最後に残していたらとても胃をやられて苦しい夜を過ごした。
外に出ると双耳峰の鹿島槍ヶ岳が月明りに照らされていた。その右手の五竜岳の上には薄っすらと天の川が見える。
小屋の裏手に出ると、白馬三山が同じく月明りに照らされていた。ちなみにこの時、雷鳥らしき鳴き声に囲まれたのだが…姿は見えなかった…。
3
10/14 19:45
小屋の裏手に出ると、白馬三山が同じく月明りに照らされていた。
ちなみにこの時、雷鳥らしき鳴き声に囲まれたのだが…姿は見えなかった…。
ちなみにこの時、雷鳥らしき鳴き声に囲まれたのだが…姿は見えなかった…。
7時頃に出発した。
ゴンドラは8時から営業するので、その前に登る場合は黒菱駐車場に停めれば可能です。
ゴンドラは8時から営業するので、その前に登る場合は黒菱駐車場に停めれば可能です。
ストック使いませんでしたが、木道についたストックの跡。人の多さを物語っているようです。
天狗山荘かと思ったがあの規模だと白馬宿舎かな？
日本最大の山小屋で800名が収容可能…。
日本最大の山小屋で800名が収容可能…。
普通に登っていましたが、せっかくなので引き返して池のほとりを歩いてみます。
キラキラ…。
ケルンから見た八方池は写真で良く見るので、こっちの風景を見られて嬉しいな〜
ケルンから見た八方池は写真で良く見るので、こっちの風景を見られて嬉しいな〜
丸山ケルン。ここに着く直前に、道端にいたオジサンから「え？今から五竜？」と訝しがられる。
「え？ヤバイですか？」と聞くと、「まあいいけど、遠いよ〜」と言われ、かなり不安になる。
なので、ろくに風景も見ずにスルー 笑。
10/15 9:16
丸山ケルン。
ここに着く直前に、道端にいたオジサンから「え？今から五竜？」と訝しがられる。
「え？ヤバイですか？」と聞くと、「まあいいけど、遠いよ〜」と言われ、かなり不安になる。
なので、ろくに風景も見ずにスルー 笑。
ここに着く直前に、道端にいたオジサンから「え？今から五竜？」と訝しがられる。
「え？ヤバイですか？」と聞くと、「まあいいけど、遠いよ〜」と言われ、かなり不安になる。
なので、ろくに風景も見ずにスルー 笑。
そうか、すぐそこに見えるけど…遠いか。
……唐松岳はパスするかな。
……唐松岳はパスするかな。
雪渓が見える。
長野に移住したと言うベテランの男性と仲良くなり、話しながら唐松山荘へ行った。
かなり気持ちが和らいだ。
長野に移住したと言うベテランの男性と仲良くなり、話しながら唐松山荘へ行った。
かなり気持ちが和らいだ。
不帰ノ嶮が近づいてきた。
う〜ん、唐松の山頂から間近に見たかった！
う〜ん、唐松の山頂から間近に見たかった！
唐松岳は今年はテン場のみの営業だった。
ここで五竜山荘から来たという女性2名を含めて4名で談笑。
ここで五竜山荘から来たという女性2名を含めて4名で談笑。
ヘルメット着用率がほぼ100なんですけども。
風があるので私は帽子すらも被っていなかった…。
風があるので私は帽子すらも被っていなかった…。
岩場は終了したようだ。
正直、体力のない自分は岩場の方がかなり楽だった。
正直、体力のない自分は岩場の方がかなり楽だった。
富士山の右は南アルプスだろうか。
載せていないけど左は八ヶ岳かなぁ。
載せていないけど左は八ヶ岳かなぁ。
他にもソロの女性の方とすれ違った際は、八方から登って五竜にテン泊し、また八方に戻るそうだ。私が下山予定の遠見は長いのであまり好きではないそうだ 笑。
とても良い人で、笑顔が爽やかだった。相方の男性の方は、五竜から八峰キレットに向かったそうだ。
1
10/15 11:18
他にもソロの女性の方とすれ違った際は、八方から登って五竜にテン泊し、また八方に戻るそうだ。
私が下山予定の遠見は長いのであまり好きではないそうだ 笑。
とても良い人で、笑顔が爽やかだった。相方の男性の方は、五竜から八峰キレットに向かったそうだ。
私が下山予定の遠見は長いのであまり好きではないそうだ 笑。
とても良い人で、笑顔が爽やかだった。相方の男性の方は、五竜から八峰キレットに向かったそうだ。
長い廊下の先に客室スペースがある。
突き当りの階段から登ると、2Fもある。
突き当りの階段から登ると、2Fもある。
窓からは五竜岳が見えた。
…稜線も歩けたし、山頂はパスしてこのまま休みたい…。
…稜線も歩けたし、山頂はパスしてこのまま休みたい…。
今日来た道を振り返る。右手に五竜山荘が見える。左手には唐松岳。
鹿島槍ヶ岳と八峰キレット。
キレット小屋の営業はすでに終了している。
キレット小屋の営業はすでに終了している。
キレットを見つめるオジサン。
しばらく山頂を楽しんで、下る事にした。
しばらく山頂を楽しんで、下る事にした。
この石に乗った時にグラッと動いて「ううううそ〜！」と声を上げてしまった。
「わたし遅いのでお先にどうぞ」
と声をかけたら、登りでも同じセリフをかけた女性3人組だった。
と声をかけたら、登りでも同じセリフをかけた女性3人組だった。
小屋に戻ると暖かくてレンズが曇った。しかしこの2日間は10月とは思えないほど暖かい気温だった。
そりゃチェンスパも要らないわ。
10/15 16:22
小屋に戻ると暖かくてレンズが曇った。
しかしこの2日間は10月とは思えないほど暖かい気温だった。
そりゃチェンスパも要らないわ。
しかしこの2日間は10月とは思えないほど暖かい気温だった。
そりゃチェンスパも要らないわ。
夕食はカレー。
昨日みたいに苦しくならないように配分を考えながら食べた。
昨日みたいに苦しくならないように配分を考えながら食べた。
みんな同じ方向を向いて時間差で食べる。1回目は5：30、2回目は6：10で、到着順に割り振りされる。1回目はかなり忙しなくて、最後らへんはお茶で押し流して食べた。
10/15 17:29
みんな同じ方向を向いて時間差で食べる。1回目は5：30、2回目は6：10で、到着順に割り振りされる。
1回目はかなり忙しなくて、最後らへんはお茶で押し流して食べた。
1回目はかなり忙しなくて、最後らへんはお茶で押し流して食べた。
外に出るが、夜景も夜空も月も見えなかった。昼間みたいな感じで撮れてしまった。
五竜岳も厚い雲に覆われそうになっていた。
昨日みたいにキレイな空だったら、月明りに照らされた五竜も撮れたかなあ…。
昨日みたいにキレイな空だったら、月明りに照らされた五竜も撮れたかなあ…。
日本海側。奥には富山の夜景なんだろうか？この日は寝る事にした。
普段から携帯を見て寝付いている人間は、体が疲れていても寝付けない事を知った。
10/15 18:26
日本海側。奥には富山の夜景なんだろうか？
この日は寝る事にした。
普段から携帯を見て寝付いている人間は、体が疲れていても寝付けない事を知った。
この日は寝る事にした。
普段から携帯を見て寝付いている人間は、体が疲れていても寝付けない事を知った。
起床。インナーシーツ持参のため、シュラフを持っていた。その上から布団を掛けたのでとても暖かかった。
外に出ると、五竜は更に雲に覆われていた。
昨日の内に登って良かった。
昨日の内に登って良かった。
朝食は5：30〜7：00で着席順。この写真を撮ったのが6：00頃だったろうか。
この時はまだ知らなかった…朝食を食べていないのが私だけだと言うのを。
4
10/16 6:07
朝食は5：30〜7：00で着席順。
この写真を撮ったのが6：00頃だったろうか。
この時はまだ知らなかった…朝食を食べていないのが私だけだと言うのを。
この写真を撮ったのが6：00頃だったろうか。
この時はまだ知らなかった…朝食を食べていないのが私だけだと言うのを。
普段BSの国際ニュースしか見ないので、TOKIOの城島リーダーが情報番組をしているという事を初めて知った。
受付に人がいなかったので、挨拶できなかった。
お世話になりました。今日で営業が最後です。
お世話になりました。今日で営業が最後です。
あまり良く撮れなかったので載せていないのですが、鎖場は結構あって、変に降り易い所を見つけるよりも、鎖をガッツリ使ってダイレクトに岩の斜面に足を置いて下った方が早かったです。
2
10/16 7:02
あまり良く撮れなかったので載せていないのですが、鎖場は結構あって、変に降り易い所を見つけるよりも、鎖をガッツリ使ってダイレクトに岩の斜面に足を置いて下った方が早かったです。
紅葉につられて歩いていると、道がない。
かなり焦ったが、振り返ったらつづら折りになっていた 汗。
かなり焦ったが、振り返ったらつづら折りになっていた 汗。
小遠見まで来た。5分ほどでピークだが回避して迷わず巻き道へ 笑。
この辺りからはかなりの数が登ってきた。
ゴンドラ終点の賑わいの声も結構響いている。
マスクを常備着用とした。
ゴンドラ終点の賑わいの声も結構響いている。
マスクを常備着用とした。
丁度タクシーがいたので、お土産店には（寄りたかったけど）寄らずに掛ける。
感想
八方尾根⇒唐松〜五竜⇒遠見尾根のルートです。
リフト終点の八方池山荘に前泊し、翌日は五竜岳に宿泊しました。
車の回収はタクシーで、遠見尾根ゴンドラ終点のエスパルプラザ⇒八方尾根無料駐車場までタクシーで2,500円くらいでした。
コロナで昨年に続いて今年も北アルプスは流す予定でしたが、大体の小屋は10/16で営業終了してしまう事と、感染拡大が少し下降気味になったので、小屋の空き具合を確認して行ってきました。
今回はソロだったので、庄内からの運転時間も考えて、後立山連峰の五竜岳にしました。
感染拡大防止のため、インナーシーツ、アルコール消毒液、ウェットティッシュは持参です。
季節柄シュラフを持参し、冬用の防寒具もバッチリ持っていきましたが、幸運なことに天候に恵まれ、とても快適に過ごせました。
岩場が凍る場合に備えてチェンスパも持参しましたが、ただの重荷となりました。笑
水は1.5?で2日間の工程で補給せず、400ml 余りました。夏は無理でしょうね…。
不帰と八峰キレットにサンドイッチされた縦走路なだけあって、稜線はヘルメット着用率が高かったです。
ちなみに下りはログ付けたままゴンドラで下ってしまいました。
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