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Yamareco

記録ID: 3667791
全員に公開
ハイキング
大峰山脈

八経ヶ岳,行者還岳〜鉄山,表情豊かな空がすばらしい

2021年10月24日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
16.1km
登り
1,573m
下り
1,569m

コースタイム

日帰り
山行
7:57
休憩
0:51
合計
8:48
5:56
11
6:07
35
6:42
43
右折れ
7:25
2
7:27
21
7:48
7:55
3
7:58
11
8:09
8:12
51
9:03
6
9:09
3
9:31
16
9:47
18
10:05
38
10:43
10:47
19
11:06
11:24
20
八経ヶ岳
11:44
11:52
30
弥山
13:22
13:25
11
13:36
13:44
58
14:42
2
14:44
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
行者還岳〜一ノ垰のなだらかな奥駆道のブナ林の紅葉がいいのではないかと思い、大川口にやってきました。
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行者還岳〜一ノ垰のなだらかな奥駆道のブナ林の紅葉がいいのではないかと思い、大川口にやってきました。
R309沿いにしばらく車道を歩き、小坪谷出合に架かる吊橋を渡りました。
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R309沿いにしばらく車道を歩き、小坪谷出合に架かる吊橋を渡りました。
最初しばらくは、小坪谷右岸沿いに続く登山道を辿ります。
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最初しばらくは、小坪谷右岸沿いに続く登山道を辿ります。
やがて小坪谷を離れ小渓流に入ったのち、右折を明示する看板あり。看板通りに斜面を斜上します。
やがて小坪谷を離れ小渓流に入ったのち、右折を明示する看板あり。看板通りに斜面を斜上します。
一つ、二つと尾根を乗り越しては斜面をトラバースします。
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一つ、二つと尾根を乗り越しては斜面をトラバースします。
途中、足を踏み外せば谷底まで滑り落ちるような、草木のない高い急斜面が続きます(写真では高度感が写ってません)。
途中、足を踏み外せば谷底まで滑り落ちるような、草木のない高い急斜面が続きます(写真では高度感が写ってません)。
左側に土石流跡地を見ながら広い斜面をジグザクに登ると、
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左側に土石流跡地を見ながら広い斜面をジグザクに登ると、
行者還岳が真横に見えてきて、
行者還岳が真横に見えてきて、
台高縦走路(天川辻)に出ました。
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台高縦走路(天川辻)に出ました。
数分で行者還の避難小屋(ログハウス)に至ります。中は極めて綺麗でした。
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数分で行者還の避難小屋(ログハウス)に至ります。中は極めて綺麗でした。
行者還岳山頂へは山の東側を迂回して、梯子を何本か登り、山の北側からアプローチしました。
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行者還岳山頂へは山の東側を迂回して、梯子を何本か登り、山の北側からアプローチしました。
行者還岳山頂は林の中。ミニ三脚を家に忘れたので、薄っぺらいスマホのセルフ撮影は苦労します。
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行者還岳山頂は林の中。ミニ三脚を家に忘れたので、薄っぺらいスマホのセルフ撮影は苦労します。
奥駆道との分岐から見る大普賢岳の景色がとてもよかったです。意外に大普賢岳が近いことを知りました。
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奥駆道との分岐から見る大普賢岳の景色がとてもよかったです。意外に大普賢岳が近いことを知りました。
一ノ垰へ向けて、ブナの美林の中のゆるやかな道を辿ります。
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一ノ垰へ向けて、ブナの美林の中のゆるやかな道を辿ります。
時折、木々の合間から周囲の山の景色が見えました。こちらは大台ケ原山方面。
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時折、木々の合間から周囲の山の景色が見えました。こちらは大台ケ原山方面。
紅葉は、期待する色ではなかったです。黄色がかった木々もあれば、すでに葉を落としている木々も目立ちます。紅葉が早いのか遅いのかよくわかりません。
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紅葉は、期待する色ではなかったです。黄色がかった木々もあれば、すでに葉を落としている木々も目立ちます。紅葉が早いのか遅いのかよくわかりません。
こちらは弥山・八経ヶ岳方面。青空が大変素晴らしいです。
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こちらは弥山・八経ヶ岳方面。青空が大変素晴らしいです。
一ノ垰付近からトンネル西口分岐間は、昔は尾根上に道がついていましたが、今は尾根の北側をトラバースしていますね。
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一ノ垰付近からトンネル西口分岐間は、昔は尾根上に道がついていましたが、今は尾根の北側をトラバースしていますね。
実際は、尾根上から見る弥山方面の景色が素晴らしくいいのですが、残念ながら今の縦走路からは見れない状況です。
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実際は、尾根上から見る弥山方面の景色が素晴らしくいいのですが、残念ながら今の縦走路からは見れない状況です。
弁天の森(タチクラ尾分岐)から聖宝ノ宿跡までは、積雪期に苦労して歩いたことが思い出されます。
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弁天の森(タチクラ尾分岐)から聖宝ノ宿跡までは、積雪期に苦労して歩いたことが思い出されます。
笑いました。気持ちを切り替えてここから標高差350mを登ります。
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笑いました。気持ちを切り替えてここから標高差350mを登ります。
途中の見晴らし展望地から見下ろす一ノ垰付近の景色がよかったです。台高産地もよく晴れているみたいです。
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途中の見晴らし展望地から見下ろす一ノ垰付近の景色がよかったです。台高産地もよく晴れているみたいです。
弥山までもう少しです。頑張って登ります。鱗雲が美しい。
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弥山までもう少しです。頑張って登ります。鱗雲が美しい。
小屋の屋根が見えて、弥山到着です。
小屋の屋根が見えて、弥山到着です。
弥山から見る八経ヶ岳。私は3回に1回くらいしか見えません。今日は運がいいです。
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弥山から見る八経ヶ岳。私は3回に1回くらいしか見えません。今日は運がいいです。
日陰には積雪あり。10/22の雨はここでは雪だったようです。
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日陰には積雪あり。10/22の雨はここでは雪だったようです。
弥山から一旦下って登り、八経ヶ岳に到着。バックが晴れた写真は初めてかも。
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弥山から一旦下って登り、八経ヶ岳に到着。バックが晴れた写真は初めてかも。
今日は青空と雲の景色が素晴らしくよいです。明星ヶ岳方面の景色を見ながらしばらく休憩しました。ネコの片耳が見える。
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今日は青空と雲の景色が素晴らしくよいです。明星ヶ岳方面の景色を見ながらしばらく休憩しました。ネコの片耳が見える。
弥山川・頂仙岳方面。こちらも高い空が素晴らしい。
弥山川・頂仙岳方面。こちらも高い空が素晴らしい。
さて、後半戦です。弥山小屋裏手から鉄山方面に向かいます。
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さて、後半戦です。弥山小屋裏手から鉄山方面に向かいます。
倒木帯は北の方位を定めて歩きやすいところを選択して進みました。
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倒木帯は北の方位を定めて歩きやすいところを選択して進みました。
ブッシュを覚悟してましたが、思ったよりも抵抗なく修復山に到着。
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ブッシュを覚悟してましたが、思ったよりも抵抗なく修復山に到着。
テープ完備の道を下り、鉄山へ向かいます。
テープ完備の道を下り、鉄山へ向かいます。
岩場の急登を岩角や木の根を掴みながら体を上げて鉄山到着です。
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岩場の急登を岩角や木の根を掴みながら体を上げて鉄山到着です。
鉄山の北側の見晴らしの良いキャンプ適地でしばしくつろぎ。
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鉄山の北側の見晴らしの良いキャンプ適地でしばしくつろぎ。
聖宝谷がよく見えましたが、かなり斜度があり、自分が登るのは無理かなと思います。
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聖宝谷がよく見えましたが、かなり斜度があり、自分が登るのは無理かなと思います。
正面にバリゴヤの頭、稲村ヶ岳方面を見ながら下ります。
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正面にバリゴヤの頭、稲村ヶ岳方面を見ながら下ります。
トサカ尾山の稜線のカーブが美しい。
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トサカ尾山の稜線のカーブが美しい。
鉄山の下りはこの上なく急です。500m真下に河原やR309号のガードレールが見えました。ここを登ってきた方々を尊敬します。
鉄山の下りはこの上なく急です。500m真下に河原やR309号のガードレールが見えました。ここを登ってきた方々を尊敬します。
ヘトヘトになって大川口に降りました。無事下山です。
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ヘトヘトになって大川口に降りました。無事下山です。

感想

○目的
行者還岳〜一ノ垰のなだらかな奥駆道のブナ林の紅葉がいいのではないかと思い、八経ヶ岳・鉄山とセットでほぼ20年ぶりに歩いてみることに。

○大川口〜行者還岳
・大川口の神童子谷沿いの道路わきに駐車(数台程度可能)
・登山ポストに計画書を入れ、R309沿いにしばらく車道を歩く。
・小坪谷出合に架かる吊橋を渡り、小坪谷右岸沿いに続く登山道を辿る。
・やがて小坪谷を離れ小渓流を遡る。右折を明示する看板の通りに斜面を斜上する。
・一つ・二つ尾根を乗り越しては斜面をトラバースする。途中、足を踏み外せば谷底迄落ちるような、草木のない高い急斜面が続く。難路と言える。
・1箇所、本来であれば大きく高巻く必要がある大変危険な通過箇所があった。
・左側に土石流跡地を見ながら広い斜面をジグザクに登ると台高縦走路(天川辻)に出た。
・数分で行者還の避難小屋(ログハウス)に至る。中は極めて綺麗。
・行者還岳山頂へは山の東側を迂回して、梯子を何本か登り、山の北側からアプローチする。
・山頂は林の中。展望なし。看板と三角点あり。
・奥駆道との分岐から見る大普賢岳の景観がよかった。

○行者還岳〜弥山・八経ヶ岳
・ブナの美林の中のゆるやかな道。時折、木々の合間から周囲の山の景色が見える。
・紅葉は、期待する色ではなかった。黄色がかった木々もあれば、すでに葉を落としている木々も目立つ。早いのか遅いのかよくわからない。
・一ノ垰付近からトンネル西口分岐間は、昔は尾根上に道がついていたが、今は尾根の北側をトラバースしている。
・実は、尾根上から見る弥山方面の景色が素晴らしくいいのだが、残念ながら今は見れない状況である。
・弁天の森(タチクラ尾分岐)から聖宝ノ宿跡までは若干下り気味。
・この辺り、積雪期に苦労して歩いたことが思い出される。積雪期は樹木の葉がないこともあり、もっと疎林の景色だったが、この時期はとても豊かな森の景色が続く。
・聖宝ノ宿跡から弥山までは標高差350mの急斜面を登る。途中の見晴らし展望地から見下ろす一ノ垰付近の景色がよかった。
・弥山は登山者で大賑わい。日陰に積雪あり。写真撮影を行い八経ヶ岳を位目指す。
・弥山から一旦下って登り、八経ヶ岳に到着。青空が素晴らしくよい。明星ヶ岳方面の景色を見ながらしばらく休憩。
・弥山小屋へ戻る。

○弥山〜鉄山〜大川口
・弥山小屋とフェンスの隙間から小屋の裏手に出た。
・弥山小屋裏手は鹿よけの強固なフェンスが続いており、最初はフェンス沿いに進む。
・道があるとは思ってなかったので、北の方位を定めて歩きやすいところを選択したが、テープがある踏み跡があることに気づき、以降、それに沿って進む。
・あまり抵抗なく修復山に到着。
・そこからは北に延びる尾根沿いに進み、途中からテープに誘導されて東寄りの尾根に入った。(テープが無ければ多分直進してしまう)
・あとは尾根筋に下るだけと思ったが、一つ隣の尾根を下ってしまい、途中で気づいて復帰すること一度。
・鉄山へは岩場の急登を岩角や木の根を掴みながら体を上げて到着。大川口から登ってこられた方に写真撮ってもらう。
・鉄山の北側の見晴らしの良いキャンプ適地で弥山を眺めながら休憩。聖宝谷がよく見えたが、かなり斜度があり、自分が登るのは無理かなと思う。
・鉄山の下りはこの上なく急。500m真下に河原やR309号のガードレールが見える。500mの高低差で下部が見通せるところはそうそうないだろう。
・毎年この時期に依頼されているスギ花粉の調査をこの尾根で行い、無事下山。

○その他
・熊渡からの林道は12月1日まで通行止め。ただ、車は多く停まっていた。

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体力レベル
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聖宝谷
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3/5
体力レベル
3/5

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