予想外の雪景色:志賀高原・寺小屋山〜赤石山〜大沼池


- GPS
- --:--
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 996m
- 下り
- 1,003m
コースタイム
- 山行
- 7:16
- 休憩
- 2:44
- 合計
- 10:00
天候 | 曇りのち晴れ、一時快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
高天ヶ原〜寺小屋山〜金山沢ノ頭:雪原、雪道でした。樹林帯に入ると、 気温上昇で枝の雪が融け落雪していました。予め防風ヤッケを着ました。 金山沢ノ頭〜赤石山:枝からの落雪の他に、登山道両サイドの笹や灌木が雪の重みで登山道を塞いでいる所が多く進むのに苦労しました。雨具を着なかったのでズボンが相応に濡れました。同様にザックカバーもしなかったのでザックも濡れました。予防すべきでした。泥濘が多い区間のようですが、それらしい所も数多くありました。この日は積雪で泥濘の影響は少なかったですが、滑って2回尻餅を付き、バランスを崩して1回山側に転びました。 赤石山〜大沼池:融雪が進み、枝からの落雪以上に、登山道の雪が融けてボサボサ雪や水溜り個所も出てきました。 大沼池〜大沼池入口:日陰はまだ雪道でしたが、日当たりの良い所は泥濘や水溜りになっていました。大沼林道は登山道がある所はそれを利用しました。手前で間違えて林道右脇の沢に下りてしまい、下った所で最初は右に進んで戻り、次いで左に進んで戻り、結局元の林道に戻りました。25分ロスしました。調べていたバスの時刻に間に合わせようとして急ごうとした結果でした。 登山ポストはありません。(こういう時は、万一に備えて車のダッシュボードの上に登山届けを置いておきます。) |
その他周辺情報 | 計画では、熊の湯ほたる温泉の志賀高原ホテル一望閣で入浴するつもりでしたが、バスが利用できず遅くなったので止めました。上田市の実家に泊まる予定だったので、東御市の湯楽里館で入浴しました。510円 |
写真
感想
紅葉の名残りを見るつもりだったのですが、直前の寒波で降雪があり、
晩秋の雪景色の登山になりました。23日の熊の湯スキー場のスタッフブログを見たら、国道292号線で降雪があったことが分かったので、急遽スタッドレスタイヤに履き替えて出掛けました。
高天ヶ原スキー場から寺小屋スキー場のトップまではスキー場のゲレンデを登りました。最初、積雪は10〜15cm程でしたが、寺小屋山登山口の手前では40cmになる所もありました。それなりのラッセルになりましたが、霧氷や雪紋や雪景色がきれいで美しいものに囲まれて快適でした。
樹林帯に入ると、気温も上昇していたので様相が一変しました。枝に積もった雪が融けて次々落ちてきました。寺小屋山で防風ヤッケを羽織りました。雪を載せた笹が登山道を塞いでいる所も出てきました。金山沢ノ頭までは時間的にも順調でした。休憩し行動食を取りました。
この先は大沼池まで初めてのルートだったので、このまま進むか戻るか、或いは、経験のある岩菅山に変えるか迷いました。赤石山までの登山道は尾根上のアップダウンで、降雪後も登山道は分かりやすかったので予定通り進むことにしました。
展望は余り効かないので、ひたすら雪を被った笹との格闘の連続でした。美しいものに囲まれた時間はいっときだけで、失せてしまいました。
ズボンも次第に湿っぽくなってきましたが、雪の載った笹は上から踏んだ方が濡れるのを防げることも分かってきました。コースタイムよりオーバー気味で赤石山に着きました。
山頂標識の先の岩場に登ると周囲の山が展望できました。登り始めた時は次第に雲が消えてほぼ快晴になっていましたが、遠くの山には再び雲が広がっていて全貌は見えませんでした。でも、近くの山や大沼池はよく見えていました。強くはなかったのですが冷たい風があり、寒かったです。「こんにちは」と大きな声がしたのですが、どこから聞こえてきたのかすぐには分かりませんでした。大沼池側の登山道に1人の女性の姿があり、その方の声でした。
よく話される方で、安曇野在住の方でした。大沼池までは大勢入っていたようですが、この日赤石山に登ったのは私達だけだったようです。そのせいもあり、山談義が弾みました。みかんをいただき、温かいコーヒーを飲みました。相前後して下山しました。膝の痛みが心配だったのでゆっくり降りました。女性の姿はすぐに見えなくなりました。下るに従って雪解けが進んでいて水溜まりの個所が多くなりました。雨より雪の方が良いと思っていましたが、雪解けが進むと雨より厄介かもしれません。
大沼池畔に着くとくだんの女性と擦れ違い挨拶しました。他にもハイカーの姿がありました。行動食を取り温かい紅茶を飲みました。急げば予定より1本前のバスに間に合いそうだと気付き、急いで片付け大沼池入口に向かいました。短縮の登山道を利用するつもりでしたが、標識があったか
記憶していなかったので、林道の右脇に沢か登山道か紛らわしい所があり、踏み跡はなかったのですが、よく確かめないで下りてしまいました。
「急がば回れ」のことわざのように、急いでいる時ほど慎重であるべきでした。沢を下りたところで右往左往し結局元に戻りました。25分のロスでした。そこから15分歩いた所に短縮登山道があり、多くはないけれど踏み跡もしっかりありました。時間的には道迷いしていなくても間に合わなかったことが分かり、予定のバスまで時間がたっぷりあったのでゆっくり下りました。清水口の登山口に出ましたが、清水公園の水場に寄ってみることにしました。初めてです。湧水が豊富で、コップを出して飲んでみました。冷たくておいしかったです。
清水口に戻る形で大沼池入口バス停に向かいました。バスの時間まで25分あったので、トイレに寄ったり要らないものを片付けました。5分前にバス停に行き、念のために時刻表を見たところ、唖然としました。ネットで見た時刻表(16:05)と全く違っていたのです。次の奥志賀方面のバスは17:09発でした。1時間後です。ヒッチハイクしようかとも思いましたが、道路の右に渡り、高天ヶ原まで歩くことにしました。2つトンネルがあり2つ目は1km程ありました。総距離は3km程あったようです。思っても見なかったハプニングで終わりました。幸い左膝に強い痛みが出なくて幸いでした。
ネットだとサイトによって古い時刻表が残っていることがあるので気を付けようと思いました。計画では、無雪期の鉢山の火口内にある鉢池を見たいと思っていたのですが、積雪があり赤石山まで計画より時間が掛かっていたので大沼池に真っ直ぐ下りました。無雪期の鉢山の鉢池を見るのはまたのチャンスに取っておくことになりました。
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