峰床山 (鎌倉山〜山頂〜八丁平〜鎌倉山)

mesner
その他1人 - GPS
- --:--
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,050m
- 下り
- 1,044m
コースタイム
| 天候 | 曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
◆ 坊村の駐車場の奥(西側)の林道を右(北)に200m位進むと鎌倉谷の橋がある。橋を渡り川の左岸の林道を100m程上流に向うと右に入る道標があり、直ぐに木段の急坂を登って鎌倉山からの尾根に取り付く。なかなか急なジグザグの登りが「もみじ平」まで続く。 このハードな最初の登りで一汗搔く。 ◆ もみじ平で林道を横断すると、道は次第に緩やかになり完全に尾根の上に乗る。ブナ平までだらだらな道だ。ここは全くの平地だが広場ではない。 ◆ 鎌倉山までは同じ様な緩やかな道が半分位までは続くが、次第に斜度が増すが大した登りではない。すると、雪が出てきた。昨日の時雨が雪になったらしい。 山頂の少し手前にはイワカガミの大群落がある。 鎌倉山も平たい山頂だ。三角点もある。真っ白ではないが、半分は白く、雪がある。こんなに雪があるとは思っていなかった。 ◆ 次のポイントは「千年杉」だ。 此処まで西に進んで来たが、ここから道は南向きになる。落ち葉に埋まった踏み跡は分かり難いので注意して進む。千年杉迄高度60mの下りだ。距離が短いので急だ。落ち葉が濡れていてずるずる滑る。ストックがなかったら尻餅を搗きそうだ。(帰りはこれを登らなくてはならない。) ◆ 千年杉は急坂を下ってきたコルにある。蓬莱山の天狗杉の半分位か。 ここからオグロサカ峠迄、上り下り大小合わせて沢山あるが、大きな登り(ピーク)は3つである。 この最初のピークで今までの尾根は左(東南)に曲がっている。そしてうっかりしてるとそっちの方へ行ってしまっても、可笑しくない様な尾根が続いている。しかし、道はそのピークの上から尾根の90度の方向に急坂を下り、南向きになだらかな尾根の方に行かねばならない。落ち葉で踏み跡がはっきりしないから注意がいる。 数年前に京都の市役所の人だったと記憶しているが、鎌倉谷で遭難し1週間後に発見された人は、多分此処で左の方に行った尾根に入り、谷に入り込んでしまったと思われる。その後ここには道標が建てられた。 この辺りは、道が真南に向いていて、普段は全く見えないが、今は葉っぱが皆んな落ちていて、木の間から真っ白な高い山が見える。蓬莱山ではない。こちらを向いている大きな白い尾根は武奈の西南稜のようだ。方角を確認すると東だ。念の為地図で確認すると矢張り武奈ヶ岳であった。あれでは積雪30cmはあるだろう。 ◆ 次のポイントは此処から2つ目のピークで、此処も尾根が分かれている。ここも左でなく、右に行く。最近紙の道標が木に巻きつけられて、注意しているとすぐ分かる。 さっきとここの2箇所が、初めての人が注意しなければならないポイントだ。 此処から道は方向が南から南西に変わる。そして緩やかに下りになり、小さなピークは2つ程あるが間もなくオグロサカ峠に着く。 ここを南に下れば六尺道と言われる道で、八丁平の東側を通り尾越に通ずる。 ◆ 次はいよいよ山頂だ。峰床山へは山頂から延びた尾根の南端から取り付く。地蔵さんの少し下から尾根の南斜面を西にトラバース気味に進むとすぐに尾根に上がり、尾根を進めば山頂だ。昼前でこの登りは長く感じて、何時もしんどい。 ◆ 山頂は、朝の内は曇っていたが、次第に良くなり日が照り、所どころに雪があったが、風がなくて暖かかった。W・B無しで済んだ。 ◆ 帰りは八丁平に向う。南に伸びた尾根を進み、コルに出ると左に木の階段がある。細い沢沿いに東へ進むと昔の大学の山小屋跡にでる。ここは三叉路になっていて、右(南)は八丁平の西側を通りフノ坂から大見町へ。吾々は左へ回り込み、八丁平の北を迂回して、六尺道経由でオグロサカ峠へ。 このコースの唯一の水場が峠のすぐ下にあったが、流されてしまっていた。 ◆ ここからは、朝登って来た道を引き返す。途中大きなピークを3つ越えて千年杉のコルだ。ここから最後の急坂を登ると鎌倉山に着く。この登りはほんとに辛い。 ◆ 鎌倉山から先は緩やかな下りで、のんびりと下る。そしてもみじ平を過ぎると最後のジグザグの急坂が待っている。足に疲れが溜まっているので注意して下る。 |
感想
◆ 先週の武奈ヶ岳はすっかり紅葉が終わっていてがっかりした。それに此処の所気温が急に下がり、先日から氷ノ山や蓬莱山の初冠雪が報じられている。
まだ根雪にはならないだろうが、お山は冬になって来たと思っていた。しかし、今日の天気予報では、最低気温 6度、最高気温 15度なので、先週から一気に5ども下がったが、まだ峰床山で雪を見るとは思っていなかった。
◆ それでも、まだ武奈ヶ岳の初冠雪の発表がないのはおかしいと思っていた。蓬莱山より早いはずだ。標高も高いし、北に位置するからだ。
その疑問がこの夜の天気予報で分かった。初冠雪と言ふのは、麓から人が見て白くなってると確認した時、初冠雪と認められるらしい。武奈ヶ岳は2,3日ガスが掛って見えなかったので、初冠雪とは発表されなかったと言ふ事だ。
◆ そんな事もあり、峰床山への途中から見た真っ白な武奈ヶ岳を見てビックリした。もし、武奈へ行っていたら雪の装備を全くしていなかったからだ。あれだけ真っ白だったので30cmは十分にあると思われる。
峰床山にして良かったと思った。
◆ 峰床山は鎌倉山経由で往復するのは大変しんどい。往きと同じく、帰りもしんどさと時間が殆ど変わらないからだ。従って普通は中村乗越から江賀谷を下り、中村に出るほうが時間的にもうんと楽だ。
しかし、先日のどなたかの記事に、江賀谷の林道は通行止めで、右俣に渡る橋が流されて無くなってると言ふような事が書いてあったので、二人だったら何とでもなると思ったが、鎌倉山経由で帰ることにする。
◆ それに、江賀谷は林道に出るまでに5回の渡渉が必要だ。石や岩が台風でどれだけ流されているか全く分からない。渡渉点を選定したり、靴を脱いだりして時間が掛れば近道も意味がない。武奈のヨキトゲ谷とはその規模が違うからだ。
◆ 真っ白な武奈ヶ岳や峰床山の雪にも拘わらず、予想通りの気温で、風も無く全く寒くはなかった。一日中 W・Bを着ることは無かった。
午前中の天気は雲が多かったが、午後からはいい天気になった。
◆ 今回は motoraga さんが、最近山へ行く気がしなくなって、全く行っていないと言ふので、武奈より行き易いと思って誘ってみたら、行きたいと言ふ事で、二人で行くことになった。
私より少し若いぶん足が速い。下りはいいが、急な登りでは私は遅れ気味になる。必死で付いて行く。お陰で何時もより少し早く下りて来る事が出来た。
motoraga さん、お疲れさんでした。有難うございました。お陰で楽しい一日でした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する











mesnerさん、昨日は有難うございました。1か月半ぶりの山登りは応えました。帰りの最後の劇下りでは足に力が入らずガクガクになりました。鎌倉山では雪が積もっていたのでびっくり、向かいに見えた武奈西南陵が雪で真っ白でしたね。しかし、mesnerさんは元気ですね。あの道のピストンは、行き帰りが同じ様にアップダウンが有って疲れるので、何時もは周回にしています。帰りでは、私の足を気遣って頂き、どちらが年寄か分からんなーと思いました。ありがとうございました。また、ご一緒させて下さい。
うわ〜、もう雪がありましたか。
この前まで暑い暑いなんて言ってたような気がするんですけど
でも、雪化粧したお山は綺麗だったんじゃないですか?
ところで、いつもソロで出かけられるmesnerさんにしては、お二人でというのは珍しいですね。
雪がありました。ビックリしました。
鎌倉山や峰床山は中途半端でしたが、遠くからですが、武奈ヶ岳は西南稜が正面から見えて、ブッシュが完全に隠れていて30c以上はあると思われます。
峰床山の途中から武奈を見るのは我々二人とも初めてです。普段は葉っぱがあり全く見えませんから。
昨年は11月28日、下から見た時尾根の上1/3くらいが白くなっていました。金糞峠までは石の上とかその間だけだったものが、峠の西側へ下りると5cm以上有りました。山頂には20cmくらいありました。
新雪でとても気持ち良かったのですが、今年はそれが昨日だったのでしょうね。少々残念な気もします。
一昨年は割りと暖かく、12月14日でした。20cmはありましたが、大阪の最高気温 15度で、べた雪でした。
今年はまた特別早く寒い冬になるのでしょうか。
最近はソロばかりでっしたが、今回は上記のような理由で、久し振りでした。
一ヶ月半振りだったのですか。一ヶ月半ですと私も実が入ると思います。此処十年あまり、2週間以上間が開かないように心掛けています。
何しろジムに行くのが嫌なもので、それより山歩きが気持ちよいと思って。
筋を痛めてなければ、筋肉痛は風呂に入って揉めば直ぐ治りますよ。
あのルートは確かにしんどいですね。周回ルートのほうが、今回のルートに比べると時間的にも30分は早いと思います。今は気温が低いのでそれほどでもなかったですが、暑い時なんかもう最後は気力ですね。
それから、峰床山の途中で見た武奈ヶ岳は真っ白で30cmはあると予想していましたが、同じ日に武奈に登った monsieur さんの写真を見るとせいぜい10cm位ですね。
またご一緒しましょう。宜しく。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する