記録ID: 3757106
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父
笠取山・唐松尾山・西御殿岩(作場平から周回)
2021年11月19日(金) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 09:40
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 1,304m
- 下り
- 1,301m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:56
- 休憩
- 2:43
- 合計
- 9:39
距離 19.4km
登り 1,305m
下り 1,306m
16:11
天候 | 晴☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
◯一ノ瀬林道は、天狗棚橋/花魁渕近くの入口ゲートが閉鎖されており、こちらからは進入不可。奥多摩方面から行く場合は、国道411号をそのまま進み一番最初に出てくる右折箇所(甲州市に入り「一ノ瀬高原」の看板が出てくる)を進めば到達出来る。対向車は来ないと思うが、道幅狭いので一応注意。 ◯作場平駐車場の一番大きなスペースは現在トイレ設置工事のため利用不可。2022年11月下旬まで。橋を渡った左右の小スペースが4台+2〜3台程度利用出来る。作場平駐車場の少し手前にも何台か停められそうなスペース有。 ※山と高原地図には載っていないが、中島川登山口の近く(川の対岸側)に比較的広い駐車可能スペースがあった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◯よく整備されていて道迷い/危険箇所はなし。 ◯今週(11/15)から12/17までの平日、猟銃を使ったニホンジカの捕獲作業のため下記区間は通行止め。 一休十文字〜笠取小屋 笠取小屋〜シラベ尾根分岐 今回の山行中に猟銃の発砲音が聞こえたので、通行止め区間への進入は控えた方が良いと思われる。やむなく通行する場合は声を出して通行する様にとの事。 ◯西御殿岩〜山の神土はバリルートなので自己責任で。写真のコメント参照方。 |
写真
寝坊して1時間以上遅れての作場平駐車場到着。小学生の頃から花魁渕付近は幽霊👻が出ると噂だったので、明るくなってからの到着で一安心。
広いスペースはトイレ設置工事のため利用不可。橋を渡った左右の小スペースに数台ずつ駐車場可能。
広いスペースはトイレ設置工事のため利用不可。橋を渡った左右の小スペースに数台ずつ駐車場可能。
ヤブ沢峠に到着。此処で駐車場を先に出発した方に追い付く…かと思いきや寸前で出発。この後、最後まで姿見掛けず。
1時間遅れのスタートと迂回ルートへの変更で、少し急いで来たためちょっとバテた…。小休止。
ここから笠取小屋までは作業道を歩く。
1時間遅れのスタートと迂回ルートへの変更で、少し急いで来たためちょっとバテた…。小休止。
ここから笠取小屋までは作業道を歩く。
笠取小屋に到着。貼紙読むと今年は休業していた模様。小屋の後ろでテン泊は可。
朝飯食べてない事を思い出したので、小屋の前に置いてあるテーブルでおにぎり1つと何か他にも食べる事にする。
朝飯食べてない事を思い出したので、小屋の前に置いてあるテーブルでおにぎり1つと何か他にも食べる事にする。
笠取小屋前から見た景色。
あの綺麗な稜線を描いている山は何だ?と調べたら大菩薩嶺だった。北から見るとこんなにも美しいのかと感動。
この後1日中、美しい大菩薩嶺を楽しませてもらった。
あの綺麗な稜線を描いている山は何だ?と調べたら大菩薩嶺だった。北から見るとこんなにも美しいのかと感動。
この後1日中、美しい大菩薩嶺を楽しませてもらった。
小さな分水嶺に到着。何か見えたので何気に寄ってみた。
「富士川」の文字が見えたので???と思っていたら、此処を起点として水が富士川、荒川、多摩川に分かれているらしい。それは納得として、あの豊富な水が何処から来てるのかホント不思議。
先に進もうとして正面に笠取山確認。
「富士川」の文字が見えたので???と思っていたら、此処を起点として水が富士川、荒川、多摩川に分かれているらしい。それは納得として、あの豊富な水が何処から来てるのかホント不思議。
先に進もうとして正面に笠取山確認。
いやぁ、こっちから登らないと笠取山に登る意味がないだろと思って昨夜急遽計画を変更したんだけど、実際見てみると想像以上に急ですな。しかも、あそこに辿り着く前に小さなピークを越えなきゃ行けないという…。
2/3くらいの地点。結構厳しいけど、ゆっくり歩けば登っていける。瞬間的だけどザレとかガレが登場するのでそれだけ要注意。
振り返ると景色が素晴らしいので、それをエネルギーに変えて登っていく。
振り返ると景色が素晴らしいので、それをエネルギーに変えて登っていく。
ショートカットコースだったけど結構急な下りだった。水干尾根分岐に到着。
ヤマレコアプリではここが水干となっていたが、実際はここから300m程の処にあるらしい。「見どころ‼️」とアピールされてたので、折角なので行ってみる。
ヤマレコアプリではここが水干となっていたが、実際はここから300m程の処にあるらしい。「見どころ‼️」とアピールされてたので、折角なので行ってみる。
水は地下を流れている模様。
近くにテーブル&ベンチがあったので小休止。笠取山の急登で体力消耗したので、何かエネチャージしないとこの先歩けそうになし。
と思って何か食べている時「ズパ〜ン」と銃声音。この辺を歩く時は間違っても鹿のぬいぐるみを着たりしない様に気を付けたい。
近くにテーブル&ベンチがあったので小休止。笠取山の急登で体力消耗したので、何かエネチャージしないとこの先歩けそうになし。
と思って何か食べている時「ズパ〜ン」と銃声音。この辺を歩く時は間違っても鹿のぬいぐるみを着たりしない様に気を付けたい。
唐松尾山山頂にてSOTA無線運用実施。
唐松尾山 2109m JA/YN-022 山梨県甲州市 JCC#1713
45分程で9局さんと交信。最長は千葉県東金市の145km前後か。
山頂は携帯電波全く届かず、いつも携帯から登録しているSOTAのスポット情報は出さずに始めたが、いきなりSOTAのチェイサーさんに取って貰えた。ついでにスポット情報の登録を依頼。
お陰様でショートながらも充実した時間を過ごす事が出来た。
こういう時に無線の実力だったり人の繋がりを感じる。
各局 TNX FB QSO! SP TNX 1VVH
唐松尾山 2109m JA/YN-022 山梨県甲州市 JCC#1713
45分程で9局さんと交信。最長は千葉県東金市の145km前後か。
山頂は携帯電波全く届かず、いつも携帯から登録しているSOTAのスポット情報は出さずに始めたが、いきなりSOTAのチェイサーさんに取って貰えた。ついでにスポット情報の登録を依頼。
お陰様でショートながらも充実した時間を過ごす事が出来た。
こういう時に無線の実力だったり人の繋がりを感じる。
各局 TNX FB QSO! SP TNX 1VVH
西御殿岩に到着。いやぁ此処は凄い‼️
山頂エリアは狭いが、その分プライベート展望エリアとして360°の大展望を独占出来る。自宅から比較的近い山域にこんな処があるなんて。久しぶりに感動❣️(いつも言ってる気もするが)
ここがSOTAの山じゃないのが本当残念。時間の許す限り此処で無線していたい。
山頂エリアは狭いが、その分プライベート展望エリアとして360°の大展望を独占出来る。自宅から比較的近い山域にこんな処があるなんて。久しぶりに感動❣️(いつも言ってる気もするが)
ここがSOTAの山じゃないのが本当残念。時間の許す限り此処で無線していたい。
さて、西御殿岩から山の神土まではショートバリルート。
西御殿岩から見て雲取山・芋ノ木ドッケ方面にあるすぐそこのピーク辺りまで行って、その後右の方に向かって尾根伝いに下りていく。単純そうだが迷い易いという情報もあるので、まぁ行ってみて考える。
最初のピークまでは写真左下の石楠花のトンネルから入っていく。
西御殿岩から見て雲取山・芋ノ木ドッケ方面にあるすぐそこのピーク辺りまで行って、その後右の方に向かって尾根伝いに下りていく。単純そうだが迷い易いという情報もあるので、まぁ行ってみて考える。
最初のピークまでは写真左下の石楠花のトンネルから入っていく。
最初のピークまでは、尾根から離れ過ぎない様にしながら踏み跡を見失わない様に慎重に進む。
目標にしていたピークの少し下で下りていく尾根に乗ったので、今度は富士山・大菩薩嶺が身体の正面になる様に向きを変える。
目標にしていたピークの少し下で下りていく尾根に乗ったので、今度は富士山・大菩薩嶺が身体の正面になる様に向きを変える。
実際見てないのでわからないが、尾根の右側は何となく危ない感じがしたので尾根より若干左側にポジションを取った。
大菩薩嶺を正面に見ながら半分くらい尾根を下った処で開けた処に出た。こういう箇所が所々出てくる。
この辺りまで来ると踏み跡なのか獣道なのかよくわからない。この先は熊笹の藪漕ぎ。下に行く程、熊笹の下に倒木が隠れているので転倒等に気を付けて進む。
大菩薩嶺を正面に見ながら半分くらい尾根を下った処で開けた処に出た。こういう箇所が所々出てくる。
この辺りまで来ると踏み跡なのか獣道なのかよくわからない。この先は熊笹の藪漕ぎ。下に行く程、熊笹の下に倒木が隠れているので転倒等に気を付けて進む。
将監峠に到着。
此処に着く少し手前で今日初めて(と言うか唯一)人とすれ違い、暫し歓談。テント4〜5泊で奥秩父の主稜線を歩くとの事。三峯神社に車を置いて栃本に下りると言っていたので、昨日から登り始めたのだろうか。順調に進めば十文字峠の方まで行くのかもしれない。
荷物が重くて辛いと言っていたが、「人も居ないし葉っぱが落ちて景色の見えるこの時期は最高だよ😊」と目を輝かせていた。ホント羨ましい限り☺️
此処に着く少し手前で今日初めて(と言うか唯一)人とすれ違い、暫し歓談。テント4〜5泊で奥秩父の主稜線を歩くとの事。三峯神社に車を置いて栃本に下りると言っていたので、昨日から登り始めたのだろうか。順調に進めば十文字峠の方まで行くのかもしれない。
荷物が重くて辛いと言っていたが、「人も居ないし葉っぱが落ちて景色の見えるこの時期は最高だよ😊」と目を輝かせていた。ホント羨ましい限り☺️
休憩所があったので思わず休憩。誰もいないけど、こういう施設が山にあると本当助かる。
しかもこのエリアのトイレは結構キレイなのに何処も料金箱がなくて無料。(違ってたら申し訳ないです🙇🏻♂️)
水も甘くて美味しいし、ホント山小屋さま様👏👏
しかもこのエリアのトイレは結構キレイなのに何処も料金箱がなくて無料。(違ってたら申し訳ないです🙇🏻♂️)
水も甘くて美味しいし、ホント山小屋さま様👏👏
途中、変わった形の山を確認。すかさず調べると…何と飛竜山。右の突起(枝で隠れてる)が禿岩か?
自分の中では大菩薩嶺がこんなイメージ(頂上付近が広くてなだらか)だったけど今日見たら全然違ってた。色んな方向から見ないとダメだと教えられた気がする。
自分の中では大菩薩嶺がこんなイメージ(頂上付近が広くてなだらか)だったけど今日見たら全然違ってた。色んな方向から見ないとダメだと教えられた気がする。
民宿みはらしさん。
元々はこちらに車を停めさせて頂くつもりで計画していたが、先に述べた通り笠取山の急登を登るため前夜に急遽計画変更。山頂到着や下山の時刻から今回は利用を断念。
また別の機会に利用させて頂きます。
元々はこちらに車を停めさせて頂くつもりで計画していたが、先に述べた通り笠取山の急登を登るため前夜に急遽計画変更。山頂到着や下山の時刻から今回は利用を断念。
また別の機会に利用させて頂きます。
撮影機器:
装備
個人装備 |
ザック
ココヘリ
熊鈴
万能ナイフ
ライター
火打石
防水マッチ
パラコード
ヘッドランプ
予備電池
ストック
靴
チェーンスパイク
ツェルト
エマージェンシーシート
ファーストエイドキット
トイレットペーパー
タオル
Tシャツ
着替え
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
GPSロガー
携帯
時計
眼鏡
コンタクトレンズ(予備)
サングラス
日焼け止め
無線機(アマ)
ログブック
予備バッテリー
充電用各種ケーブル
計画書
メモ帳
筆記用具
保険証
財布
|
---|
感想
今年の大きな目標2つを終え、雪山シーズン突入まで、近場の山を歩く事にして、さて何処に行こう。
奥多摩の主稜線を赤線で繋ぎたいけど、赤線繋ぎの為だけに行くのは少し面倒な区間が残っているので、ちゃんと計画考えてから行くつもり。
奥多摩の次はお隣奥秩父でしょうか。歩いてみたい処沢山あるし、奥秩父が良いですね。
という事で今回はこのルート。前日まで、少しだけ違うルートを考えていたが「笠取山に行くのにあの急登を登らないなら登る意味がないだろう」という意味不明の意識に捉われ急遽前夜に計画変更。
それが良かったのか悪かったのかはわからないが、結果的には無理しない計画に修正されたと思って良かった事にする。
そして西御殿岩のプライベート展望台が何より良かった。あんな処が割と近くの山にあったのかと衝撃を受けた。全てのタイミングが良かったのだろうが、是非また行きたい。
追記
帰路に見た月が三日月🌙で、この前見てからそれ程経ってないのに何か変だなと思ったら140年ぶりの「ほぼ皆既月食」だったそう。月食だと気付いてなかったけど、この日は非日常な光景を沢山見せて貰った。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:501人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する