記録ID: 379313
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
飯豊山
山形県小国町 ダイグラ尾根〜大日岳〜梶川尾根
2013年08月15日(木) 〜
2013年08月17日(土)


- GPS
- 54:27
- 距離
- 34.0km
- 登り
- 2,907m
- 下り
- 2,890m
コースタイム
2013/8/15 1日目 4:43飯豊山荘駐車場-5:30崩壊吊橋-6:16渡渉-8:04長坂清水-10:04千本峰-11:56宝珠山の肩12:23-14:58飯豊山頂-15:35山頂小屋-15:45本山テント場
8/16 2日目 6:50本山テント場-7:24飯豊山頂-8:46御西小屋-9:38大日岳-10:48御西小屋11:44-12:16天狗の庭-12:50御手洗の池-13:34烏帽子岳-14:16梅花皮(カイラギ)岳-14:30梅花皮小屋
8/17 3日目 6:04梅花皮小屋-6:27北俣岳-7:17門内岳-7:30門内小屋-7:47扇の地紙-8:19梶川峰-8:55五郎清水-9:29滝見場-10:11湯沢峰-11:10梶川峰登山口
8/16 2日目 6:50本山テント場-7:24飯豊山頂-8:46御西小屋-9:38大日岳-10:48御西小屋11:44-12:16天狗の庭-12:50御手洗の池-13:34烏帽子岳-14:16梅花皮(カイラギ)岳-14:30梅花皮小屋
8/17 3日目 6:04梅花皮小屋-6:27北俣岳-7:17門内岳-7:30門内小屋-7:47扇の地紙-8:19梶川峰-8:55五郎清水-9:29滝見場-10:11湯沢峰-11:10梶川峰登山口
天候 | 15日快晴 16日晴れ曇り 17日晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ダイグラ尾根は登山口の吊橋が壊れていて渡渉覚悟、自身の有る方は膝下でしょうが、流れのユルイ場所を選んで股下迄浸かりました。その後中間付近で登山道整備(草刈機)の方と出会いましたが「昨日から今まで誰とも登って無い」との事でした。 2日目はおおむね良好。大日岳への道が草で狭く成っている程度です。 3日目は梶川尾根で、大雨の影響か深くエグラレている場所が目立ちました。 |
写真
4:43飯豊山荘駐車場に登山届けを提出していよいよ出発
山形県からの登山口の1つで、交通の便も限られま
すが、北側から丸森尾根,梶川尾根,石転沢,ダイグラ尾根の四つの登山口が集まり、いろんな周回パターンが選べる場所です。
山形県からの登山口の1つで、交通の便も限られま
すが、北側から丸森尾根,梶川尾根,石転沢,ダイグラ尾根の四つの登山口が集まり、いろんな周回パターンが選べる場所です。
渡渉準備Ok
ズボンは膝上で切り離し、登山靴は首にかけ、足にはテント場兼用に準備した川遊び用。
万全のはずがズボンのポケットに電話を入れていて、流れのゆるい所を選んだら思いのほか深くて水没してしまいました。悪あがきにバッテリーを抜いて乾かして見ます。
ズボンは膝上で切り離し、登山靴は首にかけ、足にはテント場兼用に準備した川遊び用。
万全のはずがズボンのポケットに電話を入れていて、流れのゆるい所を選んだら思いのほか深くて水没してしまいました。悪あがきにバッテリーを抜いて乾かして見ます。
11:40ここは快適な道に見えますが、日差しを遮る林も無くて暑いし、登りも有れば下りもあり、崖のトラバースと痩せ尾根お右に左に、気の抜けない場所で頭もボーっと。 集中力が大事です。
11:48雪渓と右手に昨日のダイグラ尾根。
2年前に下りで使って、あまりの過酷さに当時「登りは無理、二度と通らないかも。」の気持ちにリベンジも兼ねて今回登って見て、歩けば歩き通せるものと改めて実感。
しかし、ここを日帰りする人も居るらしく、なかなかです。
2年前に下りで使って、あまりの過酷さに当時「登りは無理、二度と通らないかも。」の気持ちにリベンジも兼ねて今回登って見て、歩けば歩き通せるものと改めて実感。
しかし、ここを日帰りする人も居るらしく、なかなかです。
14:24今夜の宿、梅花皮小屋が見えてきました。
ここは石転び沢の終着点に成っていて、道路が開通して雪の豊富な㋄末から㋅初め頃、日帰りで雪渓を登ってここで昼食休憩によくお世話に成っています。水の豊富な一番好きな小屋です。
しかし、小屋番の方に聞いたのですが、盆も過ぎる頃には雪渓も小さくなり時間がかかる(9月頃には12時間)ので遠慮して欲しいとの事でした。
ここは石転び沢の終着点に成っていて、道路が開通して雪の豊富な㋄末から㋅初め頃、日帰りで雪渓を登ってここで昼食休憩によくお世話に成っています。水の豊富な一番好きな小屋です。
しかし、小屋番の方に聞いたのですが、盆も過ぎる頃には雪渓も小さくなり時間がかかる(9月頃には12時間)ので遠慮して欲しいとの事でした。
7:47扇の地紙。ここから先は新潟に降りる道で、自分は右に折れて梶川尾根から飯豊山荘に下ります。いよいよ主稜線からも外れて下山らしく成ってきました。
処で新潟側に地神山が有るのですが、山の名前は面白いものです。
処で新潟側に地神山が有るのですが、山の名前は面白いものです。
撮影機器:
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1
予備電池 9
ガイド地図 1
コンパス 1
笛 1
筆記具 1
ライター 1
ナイフ 2
保険証 1
飲料 2.5 l
ティッシュ 2
バンドエイド 3
タオル 4
携帯電話 1
計画書 1
雨具 1
防寒着 1
スパッツ 1
手袋 4
ストック 2
ビニール袋 3
替え衣類 1
シュラフ 1
ザックカバー 1
クマよけ鈴 1
食器 2
水筒 3
時計 2
日焼け止め 1
非常食 2 日
|
---|---|
共同装備 |
ツェルト 2
コンロ 2
ガスカートリッジ 2
コッヘル(鍋) 3
ローソク 1
ファーストエイドキット 2
医薬品 1
ラジオ 2
カメラ 2
車 1
|
感想
お盆休みに何所か登りたい、飯豊は年に1度は登りたい。の思いを重ねて、前回大日岳
を抜かして、逆周り1泊で登った時の気持ちの敗北にリベンジと、イロイロな気持ちでダイグラ尾根を登って来ました。
ダイグラ尾根は標高400mから2105mまでの、しかも途中水場は一箇所、山小屋は山頂迄無く、1200mから1800m迄を何度も登り返すキツイ尾根です。
前回は下りで使って、車で帰宅途中夕食によったラーメン屋で、いつもの様にデジカメを見たら、綺麗な紅葉を見ても辛かった記憶で吐き気をもよおし思わずスイッチを切って、あそこは予備知識もそれ程無い内に最初に登りで使うべきだった、と後悔と敗北感が残ってしまったので、少しは落ち着いた今登ってしまおう。そんな感じで計画実行です。
渡渉はなるべく濡らさない様にでしたが、後に成って後悔です。普段少しでも曇ればテンションも下がるのに、快晴のダイグラは体に熱が溜まって、渡渉で水浴びしてくれば少しは違ったのかのか?などと考えながら、ちょっとでも集中力が切れれば危険な痩せ尾根でした。結果リベンジをはたし無事登りきったのですが、ここを日帰りする方も居られるようで、飯豊もですが、飯豊を登られる方も侮れません。
1日目の感想が長く成りましたが、2日目からの稜線歩きはまさしく花の山。色とりどりの高山植物がリベンジ達成を祝ってくれてるようでした。
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