梶川尾根から霧の試練を越えて、天空の絶景へ!〜北飯豊を満喫


- GPS
- 15:56
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 2,376m
- 下り
- 2,406m
コースタイム
- 山行
- 8:13
- 休憩
- 2:19
- 合計
- 10:32
天候 | 一日目は霧と強風でしたが、二日目は雲が流れ、快適な尾根歩きでした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特にありません。よく整備されていて歩きやすかったです。飯豊はどこから登っても急登です。 |
その他周辺情報 | 飯豊山荘はお風呂は休止してますが、シャワーだけならば300円で入れます。宿泊は素泊まりのみで一泊4300円、食材持ち込みなら調理場と冷蔵庫解放、食器から鍋窯まで何でもお貸ししますとのこと。今シーズンは11/3まで。 |
写真
装備
備考 | 【わすれもの】 1.ランタンを忘れた。ヘッデンは持ってきたが、ケーブルを忘れたのでバッテリー補充できず。 2.歯ブラシはいつも忘れる。専用の歯ブラシセットを購入すること。 3.シングルウォールなので、結露拭きのためのセームタオル。これ必須。無いとタオル1枚無駄にする。 【その他】 4.やっぱりコーヒーが飲みたくなる。 5.これからの季節、山頂は寒いのでビールよりも日本酒。 6.アルファ米は一袋の量が多い。夕飯と朝飯で半分ずつ食べた。 |
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感想
1日目:霧中の急登、梶川尾根を登り詰める
早朝、梶川尾根の登山口を出発。登り始めてすぐに急峻な松尾根の試練が始まる。ヤマテンの天気予報どおり山塊は霧に包まれ、山頂は見えず。大きな段差のある激登りが続き、体力を削られる。梶川峰を越えて稜線に出ても、霧は晴れず、時折吹く風が体温を奪われる。門内小屋でシェルを羽織り、昼食をとる。門内小屋でお会いした方は、京都からいらっしゃった方で、大石ダムスタートで御沢(?)登山口まで1日縦走されていました。葡萄沢(川入)に車デポで自転車移動(70km弱)だそう。ヘッデンにならなければいいなあ、とおっしゃっていましたが、無事到着したのだろうか。幻想的な雰囲気は梅花皮小屋のテント場に到着後も変わらなかったが、日本海に沈む夕日を眺めながら、明日への期待を胸に静かに夜を迎える。夜間の気温はたぶん一けた。ダウンを着て3シーズンのシュラフにビビイをかぶせたら、ポカポカになり、風の音が強くなかなか寝付けないかと思ったが、6時ごろ、あっという間に寝落ちして、夜中1時ごろに目が覚めたら満天の星空だった。
2日目:待望の青空、北股岳と北飯豊の稜線歩き
記録:目覚めると、テントを叩く風の音は弱まり、外は雲が抜けつつある、青空!夜のうちに霧がずいぶん洗い流され、眼下には雲海が広がり、飯豊の山々が雄々しく連なっている。北股岳山頂を目指す稜線歩きは、まさに至福の時。北飯豊のたおやかな稜線美と、東側の荒々しい石転び沢のコントラストが忘れがたい。後方には遥か南に連なる飯豊本山方面の雄大な景色が雲の向こうにかすかに広がる。北股岳山頂からの360度の大パノラマは圧巻の一言。地神山までたどり着くと、昨日苦労して登った梶川尾根や、先日泊まった頼母木小屋も見える。素晴らしい景色を堪能し、青空の下、名残惜しくも下山を開始した。一転して快晴となった二日目のおかげで、激下りの丸森尾根は汗だくになる。最高の山歩きを締めくくることができた。下山後は飯豊山荘でシャワー(300円)を浴びて汗を流し、帰宅。帰り道は昼食を食べるところが見つからず、安達太良SAの親子丼になる。タンパク質たっぷりで美味しかった。
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