ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 8739004
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
飯豊山

梶川尾根から霧の試練を越えて、天空の絶景へ!〜北飯豊を満喫

2025年09月27日(土) 〜 2025年09月28日(日)
情報量の目安: S
都道府県 山形県 新潟県
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
15:56
距離
21.6km
登り
2,376m
下り
2,406m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:13
休憩
2:19
合計
10:32
距離 12.3km 登り 2,048m 下り 625m
7:28
7:35
133
9:48
61
10:49
10:50
6
10:56
10:57
20
11:17
11:45
2
11:47
11:48
59
12:47
12:48
20
13:08
14:35
27
15:02
25
15:27
15:40
20
16:00
18
2日目
山行
6:08
休憩
0:27
合計
6:35
距離 9.3km 登り 343m 下り 1,796m
5:47
35
6:22
47
7:09
7:10
18
7:28
7:39
21
8:00
8:01
6
8:07
8:13
33
8:46
8:47
14
9:01
37
9:38
67
10:45
10:50
87
12:17
12:18
2
12:20
12:21
1
12:22
ゴール地点
天候 一日目は霧と強風でしたが、二日目は雲が流れ、快適な尾根歩きでした。
過去天気図(気象庁) 2025年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
飯豊山荘付近の駐車場、朝五時半到着でまだ数台空きがありました。
コース状況/
危険箇所等
特にありません。よく整備されていて歩きやすかったです。飯豊はどこから登っても急登です。
その他周辺情報 飯豊山荘はお風呂は休止してますが、シャワーだけならば300円で入れます。宿泊は素泊まりのみで一泊4300円、食材持ち込みなら調理場と冷蔵庫解放、食器から鍋窯まで何でもお貸ししますとのこと。今シーズンは11/3まで。
梶川尾根はいきなり急登。あさイチは体が心拍が
2025年09月27日 05:52撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/27 5:52
梶川尾根はいきなり急登。あさイチは体が心拍が
苔むしたトレイル。今日は涼しい。
2025年09月27日 07:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/27 7:02
苔むしたトレイル。今日は涼しい。
湯沢峰まで2時間ほど登る。ここから50mくらい下るのが勿体ない。
2025年09月27日 07:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/27 7:30
湯沢峰まで2時間ほど登る。ここから50mくらい下るのが勿体ない。
滝見台まで到達。石転び沢の対面の滝が見えます。
2025年09月27日 08:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/27 8:11
滝見台まで到達。石転び沢の対面の滝が見えます。
石転び沢大雪渓。ほとんど溶けてますが、この時期でも残っているのは、午後の陽が陰るのが早いせいなのではないかと思う。朝もなかなか日が当たりにくく、尾根道と比べると日照時間がかなり短い。
2025年09月27日 08:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/27 8:11
石転び沢大雪渓。ほとんど溶けてますが、この時期でも残っているのは、午後の陽が陰るのが早いせいなのではないかと思う。朝もなかなか日が当たりにくく、尾根道と比べると日照時間がかなり短い。
テント泊装備がズシリ。小屋迫にしておけばよかったかも、と少し後悔。
2025年09月27日 08:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/27 8:14
テント泊装備がズシリ。小屋迫にしておけばよかったかも、と少し後悔。
小雨に濡れる花々。
2025年09月27日 08:34撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/27 8:34
小雨に濡れる花々。
樹林帯の登りを励ましてくれる。
2025年09月27日 08:34撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/27 8:34
樹林帯の登りを励ましてくれる。
小国町方面を見下ろす。だいぶ高度が上がってきました。
2025年09月27日 08:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/27 8:54
小国町方面を見下ろす。だいぶ高度が上がってきました。
山道沿いのリンドウ。
2025年09月27日 09:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/27 9:00
山道沿いのリンドウ。
山頂が見えてきましたが、霧で霞んでいます。
2025年09月27日 09:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/27 9:17
山頂が見えてきましたが、霧で霞んでいます。
もう少しで梶川峰
2025年09月27日 09:40撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/27 9:40
もう少しで梶川峰
登り切って平坦になる。
2025年09月27日 09:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/27 9:48
登り切って平坦になる。
梶川峰まで来ると木々や草原が紅葉していました。相変わらず霧が出たり消えたり。今日下山する方と言葉を交わすも、昨日からの泊りでこれから下山、残念な天気だったと仰っていました。
2025年09月27日 09:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/27 9:53
梶川峰まで来ると木々や草原が紅葉していました。相変わらず霧が出たり消えたり。今日下山する方と言葉を交わすも、昨日からの泊りでこれから下山、残念な天気だったと仰っていました。
風にたなびく草紅葉。
2025年09月27日 09:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/27 9:54
風にたなびく草紅葉。
尾根沿いに出ると、新潟側から冷たい空気に晒されて、体が冷えます。
2025年09月27日 10:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
9/27 10:13
尾根沿いに出ると、新潟側から冷たい空気に晒されて、体が冷えます。
季節が一気に進んでいる感じがします。
2025年09月27日 10:41撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/27 10:41
季節が一気に進んでいる感じがします。
扇の地神。東側のルートにある道標は倒れたままここに鎮座しています。南へは道が広がっていますが、北方面は道が閉ざされており、西側に少し登ったところにもう一本ルートがあります。
2025年09月27日 10:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/27 10:49
扇の地神。東側のルートにある道標は倒れたままここに鎮座しています。南へは道が広がっていますが、北方面は道が閉ざされており、西側に少し登ったところにもう一本ルートがあります。
強風の中元気に咲いているハクサンイチゲ
2025年09月27日 11:05撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
9/27 11:05
強風の中元気に咲いているハクサンイチゲ
錦秋の北飯豊の尾根道。青空が少しだけ。
2025年09月27日 12:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/27 12:24
錦秋の北飯豊の尾根道。青空が少しだけ。
まだしばらく楽しめそう。
2025年09月27日 12:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/27 12:24
まだしばらく楽しめそう。
北股岳山頂。真っ白で何も見えません。
2025年09月27日 12:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/27 12:46
北股岳山頂。真っ白で何も見えません。
急ぎ足で梅花皮小屋へ。
2025年09月27日 12:55撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/27 12:55
急ぎ足で梅花皮小屋へ。
小屋から離れたいいロケーションに幕営。
2025年09月27日 13:42撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/27 13:42
小屋から離れたいいロケーションに幕営。
無事梅花皮小屋に到着。
2025年09月27日 13:43撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/27 13:43
無事梅花皮小屋に到着。
ひとまずビールを飲んで休憩です。
2025年09月27日 13:56撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/27 13:56
ひとまずビールを飲んで休憩です。
小一時間休憩した後、梅花皮岳を抜けて烏帽子岳方面へ向かう。
2025年09月27日 15:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/27 15:02
小一時間休憩した後、梅花皮岳を抜けて烏帽子岳方面へ向かう。
タカネナデシコでしょうか?
2025年09月27日 15:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/27 15:17
タカネナデシコでしょうか?
黄色に染まる尾根道。
2025年09月27日 15:18撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/27 15:18
黄色に染まる尾根道。
亡くなった方のレリーフがありました。昨年の7月とあります。ニュースを調べてみたら、登山道が凍結していて滑落されたようです。ご冥福をお祈りいたします。7月でも凍結、飯豊の夏は短いのですね。
2025年09月27日 15:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/27 15:27
亡くなった方のレリーフがありました。昨年の7月とあります。ニュースを調べてみたら、登山道が凍結していて滑落されたようです。ご冥福をお祈りいたします。7月でも凍結、飯豊の夏は短いのですね。
烏帽子岳山頂
2025年09月27日 15:37撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/27 15:37
烏帽子岳山頂
道はどこまでも続く。時間切れなので梅花皮小屋に戻ります。
2025年09月27日 15:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/27 15:49
道はどこまでも続く。時間切れなので梅花皮小屋に戻ります。
ここにもいました、トリカブト。
2025年09月27日 16:10撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/27 16:10
ここにもいました、トリカブト。
テントに戻り、プライムタイムの撮影のため、カメラと三脚をセッティング。
2025年09月27日 16:38撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/27 16:38
テントに戻り、プライムタイムの撮影のため、カメラと三脚をセッティング。
ほっと一息、カフェオレタイム。
2025年09月27日 16:42撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/27 16:42
ほっと一息、カフェオレタイム。
だいぶ日が傾きました。あと1時間ぐらいで日没です。梅花皮小屋は、3から4人ぐらいの団体さんだけで、ガラガラでした。来週あたりからが紅葉シーズンで、混雑し始めるのかもしれません。
2025年09月27日 16:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/27 16:59
だいぶ日が傾きました。あと1時間ぐらいで日没です。梅花皮小屋は、3から4人ぐらいの団体さんだけで、ガラガラでした。来週あたりからが紅葉シーズンで、混雑し始めるのかもしれません。
日本海に陽が落ちて、星が少しずつ姿を現しました。
2025年09月27日 18:09撮影 by  X-T2, FUJIFILM
1
9/27 18:09
日本海に陽が落ちて、星が少しずつ姿を現しました。
日没とともに寝てしまい、目が覚めたら夜中の2時ごろ。星空と夜景がきれいだったので、カメラをセットして撮影した1枚。
2025年09月28日 02:02撮影 by  X-T2, FUJIFILM
9/28 2:02
日没とともに寝てしまい、目が覚めたら夜中の2時ごろ。星空と夜景がきれいだったので、カメラをセットして撮影した1枚。
そして朝四時起床。昨日の残りのわかめご飯を温めなおして食べる。寝すぎて、あんまりおなかがすきません。
2025年09月28日 04:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/28 4:24
そして朝四時起床。昨日の残りのわかめご飯を温めなおして食べる。寝すぎて、あんまりおなかがすきません。
のんびりとテントを片付けて、六時前には丸森尾根方面へスタート。
2025年09月28日 05:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/28 5:48
のんびりとテントを片付けて、六時前には丸森尾根方面へスタート。
空が晴れて青空と雲海が広がりました。
2025年09月28日 05:59撮影 by  X-T2, FUJIFILM
9/28 5:59
空が晴れて青空と雲海が広がりました。
モルゲンロート、いわゆる朝焼け。朝露に濡れ風に吹かれたモフモフの草原がキラキラとたなびいていて、思わず立ち止まる。
2025年09月28日 06:08撮影 by  X-T2, FUJIFILM
9/28 6:08
モルゲンロート、いわゆる朝焼け。朝露に濡れ風に吹かれたモフモフの草原がキラキラとたなびいていて、思わず立ち止まる。
こんな空を待っていました。
2025年09月28日 06:09撮影 by  X-T2, FUJIFILM
1
9/28 6:09
こんな空を待っていました。
石転び沢はまだ影の中。
2025年09月28日 06:28撮影 by  X-T2, FUJIFILM
9/28 6:28
石転び沢はまだ影の中。
今日は遠くまで見えます。一番奥に見えるのは門内小屋。門内小屋の入り口でお話しした女性は、小屋の管理の方でした。お疲れさまです。
2025年09月28日 06:33撮影 by  X-T2, FUJIFILM
9/28 6:33
今日は遠くまで見えます。一番奥に見えるのは門内小屋。門内小屋の入り口でお話しした女性は、小屋の管理の方でした。お疲れさまです。
2025年09月28日 08:18撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/28 8:18
地神山頂手前の岩場。地神山は眺めがよく、そこそこ登りがいのあるいい山でした。
2025年09月28日 08:46撮影 by  X-T2, FUJIFILM
9/28 8:46
地神山頂手前の岩場。地神山は眺めがよく、そこそこ登りがいのあるいい山でした。
前回、足の松登山口から来た時に訪れた地神北峰を見下ろす。
2025年09月28日 08:48撮影 by  X-T2, FUJIFILM
9/28 8:48
前回、足の松登山口から来た時に訪れた地神北峰を見下ろす。
地神山山頂から、頼母木小屋と朳差小屋が見えました。その向こうの大石ダムまで縦走してみたい。
2025年09月28日 08:53撮影 by  X-T2, FUJIFILM
9/28 8:53
地神山山頂から、頼母木小屋と朳差小屋が見えました。その向こうの大石ダムまで縦走してみたい。
地神北峰への最後の登り。
2025年09月28日 09:04撮影 by  X-T2, FUJIFILM
9/28 9:04
地神北峰への最後の登り。
振り返ると、昨日登ってきた梶川尾根の奥に、飯豊本山が見えました。
2025年09月28日 09:05撮影 by  X-T2, FUJIFILM
9/28 9:05
振り返ると、昨日登ってきた梶川尾根の奥に、飯豊本山が見えました。
丸森尾根の岩場を下ります。
2025年09月28日 09:12撮影 by  X-T2, FUJIFILM
9/28 9:12
丸森尾根の岩場を下ります。
丸森峰付近。ここにもトリカブトが群生していました。
2025年09月28日 10:06撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/28 10:06
丸森峰付近。ここにもトリカブトが群生していました。
やせ尾根を抜けて下ります。あと少しでゴールです。
2025年09月28日 11:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
9/28 11:46
やせ尾根を抜けて下ります。あと少しでゴールです。
下山後は飯豊山荘にて汗を流します。
2025年09月28日 12:41撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/28 12:41
下山後は飯豊山荘にて汗を流します。
シャワーのみでしたが、300円は本当にありがたかったです。また来ます。
2025年09月28日 12:41撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/28 12:41
シャワーのみでしたが、300円は本当にありがたかったです。また来ます。
昼食の場所がなかなか見つからず、帰りの東北道、安達太良SAにて親子丼を食する。疲労後はタンパク質たっぷりの食事が沁みました。
2025年09月28日 15:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/28 15:31
昼食の場所がなかなか見つからず、帰りの東北道、安達太良SAにて親子丼を食する。疲労後はタンパク質たっぷりの食事が沁みました。

装備

備考 【わすれもの】
1.ランタンを忘れた。ヘッデンは持ってきたが、ケーブルを忘れたのでバッテリー補充できず。
2.歯ブラシはいつも忘れる。専用の歯ブラシセットを購入すること。
3.シングルウォールなので、結露拭きのためのセームタオル。これ必須。無いとタオル1枚無駄にする。
【その他】
4.やっぱりコーヒーが飲みたくなる。
5.これからの季節、山頂は寒いのでビールよりも日本酒。
6.アルファ米は一袋の量が多い。夕飯と朝飯で半分ずつ食べた。

感想

1日目:霧中の急登、梶川尾根を登り詰める
早朝、梶川尾根の登山口を出発。登り始めてすぐに急峻な松尾根の試練が始まる。ヤマテンの天気予報どおり山塊は霧に包まれ、山頂は見えず。大きな段差のある激登りが続き、体力を削られる。梶川峰を越えて稜線に出ても、霧は晴れず、時折吹く風が体温を奪われる。門内小屋でシェルを羽織り、昼食をとる。門内小屋でお会いした方は、京都からいらっしゃった方で、大石ダムスタートで御沢(?)登山口まで1日縦走されていました。葡萄沢(川入)に車デポで自転車移動(70km弱)だそう。ヘッデンにならなければいいなあ、とおっしゃっていましたが、無事到着したのだろうか。幻想的な雰囲気は梅花皮小屋のテント場に到着後も変わらなかったが、日本海に沈む夕日を眺めながら、明日への期待を胸に静かに夜を迎える。夜間の気温はたぶん一けた。ダウンを着て3シーズンのシュラフにビビイをかぶせたら、ポカポカになり、風の音が強くなかなか寝付けないかと思ったが、6時ごろ、あっという間に寝落ちして、夜中1時ごろに目が覚めたら満天の星空だった。

2日目:待望の青空、北股岳と北飯豊の稜線歩き
記録:目覚めると、テントを叩く風の音は弱まり、外は雲が抜けつつある、青空!夜のうちに霧がずいぶん洗い流され、眼下には雲海が広がり、飯豊の山々が雄々しく連なっている。北股岳山頂を目指す稜線歩きは、まさに至福の時。北飯豊のたおやかな稜線美と、東側の荒々しい石転び沢のコントラストが忘れがたい。後方には遥か南に連なる飯豊本山方面の雄大な景色が雲の向こうにかすかに広がる。北股岳山頂からの360度の大パノラマは圧巻の一言。地神山までたどり着くと、昨日苦労して登った梶川尾根や、先日泊まった頼母木小屋も見える。素晴らしい景色を堪能し、青空の下、名残惜しくも下山を開始した。一転して快晴となった二日目のおかげで、激下りの丸森尾根は汗だくになる。最高の山歩きを締めくくることができた。下山後は飯豊山荘でシャワー(300円)を浴びて汗を流し、帰宅。帰り道は昼食を食べるところが見つからず、安達太良SAの親子丼になる。タンパク質たっぷりで美味しかった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:26人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら