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Yamareco

記録ID: 8996275
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
飯豊山

飯豊主脈縦走 in 大石ダム out 三国岳

2025年11月21日(金) 〜 2025年11月25日(火)
情報量の目安: A
都道府県 山形県 福島県 新潟県
 - 拍手
ShoNu その他2人
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
39:55
距離
51.3km
登り
3,761m
下り
3,632m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:46
休憩
0:01
合計
5:47
距離 9.2km 登り 1,113m 下り 239m
9:03
17
9:20
48
10:08
31
10:39
122
12:41
75
13:56
13:57
53
14:50
2日目
山行
11:38
休憩
0:43
合計
12:21
距離 6.6km 登り 1,007m 下り 436m
5:00
182
起床
8:02
208
11:30
11:36
73
12:49
12:51
19
13:10
13:11
1
13:12
13:43
45
14:28
14:29
81
15:50
15:52
89
3日目
山行
9:47
休憩
0:49
合計
10:36
距離 12.4km 登り 1,089m 下り 727m
4:30
91
起床
6:01
33
6:34
35
7:09
7:25
16
7:41
7:44
36
8:20
8:21
26
8:47
25
9:12
9:18
5
9:23
64
10:27
13
10:40
11:03
33
11:36
24
12:00
68
13:08
45
13:53
56
14:49
17
4日目
山行
6:58
休憩
1:34
合計
8:32
距離 9.1km 登り 418m 下り 760m
4:00
107
起床
6:03
6:09
15
6:24
6:28
11
6:39
14
6:53
18
7:11
7:12
27
7:39
7:49
5
7:54
13
8:07
26
8:33
3
8:36
21
8:57
8:58
24
9:22
9:45
7
9:52
9:53
7
10:00
10:05
12
10:17
10:23
42
11:05
11:17
48
12:27
12:31
1
5日目
山行
10:28
休憩
0:00
合計
10:28
距離 14.0km 登り 61m 下り 1,393m
3:30
130
起床
5:42
376
11:58
8
12:06
22
12:28
90
13:58
ゴール地点
day 3は日没前に小屋に着いたのでビーコン捜索訓練を実施.
天候 day 1 雨
day 2 雪,曇り,晴れ
day 3 曇り,晴れ
day 4 曇り,晴れ
day 5 雪・雨のち曇り
樹林帯以外はずっと風が強かった.
過去天気図(気象庁) 2025年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
合図若松駅のTimes car shareを使って車を下山側にデポ.大石ダムに移動して入山.送迎役として1名の助力
コース状況/
危険箇所等
簡単な除雪をすれば山小屋の一階入口を使用できる程度の積雪.
電波(ドコモ)は弱いながらもまあまあ入る.飯豊山,三国岳あたりは4G 3, 4本で快適.
その他周辺情報 いいでのゆ 500 yen
事前に電話連絡をし,駐車場に自家用車をデポさせていただいた.
ファイル
(更新時刻:2025/11/26 19:54)
day 2の出発時に撮影.この時は少し雪が降ってたと思う.
2025年11月22日 06:58撮影 by  SO-03L, Sony
2
11/22 6:58
day 2の出発時に撮影.この時は少し雪が降ってたと思う.
ようやく晴れてきて眺望が良い
2025年11月22日 13:00撮影 by  SO-03L, Sony
2
11/22 13:00
ようやく晴れてきて眺望が良い
小屋前の積雪具合.梯子に足を掛けるには少し高いので,休憩のために小屋に入るのは面倒でやめた.
2025年11月22日 13:38撮影 by  SO-03L, Sony
2
11/22 13:38
小屋前の積雪具合.梯子に足を掛けるには少し高いので,休憩のために小屋に入るのは面倒でやめた.
スマホカメラのズーム機能は滅多に使わなかったが,なかなか侮れない
2025年11月22日 15:54撮影 by  SO-03L, Sony
3
11/22 15:54
スマホカメラのズーム機能は滅多に使わなかったが,なかなか侮れない
これだから冬山はやめられねぇ
2025年11月22日 16:18撮影 by  SO-03L, Sony
2
11/22 16:18
これだから冬山はやめられねぇ
新雪期の雪山って美味しそうだよね.共感する人おる?
2025年11月23日 07:22撮影 by  SO-03L, Sony
2
11/23 7:22
新雪期の雪山って美味しそうだよね.共感する人おる?
山の形に合わせて雲が発達していておもろい
2025年11月23日 10:35撮影 by  SO-03L, Sony
3
11/23 10:35
山の形に合わせて雲が発達していておもろい
稜線がずっと続いていてすばらしい.奥に御西岳避難小屋が見える.
2025年11月23日 12:00撮影 by  SO-03L, Sony
2
11/23 12:00
稜線がずっと続いていてすばらしい.奥に御西岳避難小屋が見える.
大日岳の裏に沈む太陽
2025年11月23日 16:35撮影 by  SO-03L, Sony
2
11/23 16:35
大日岳の裏に沈む太陽
暗くて霧で視界は数mしかない…尾根が広いので羅針盤とGPSを頼りに歩くが,何も見ないと真っすぐ歩くのが意外と難しい.
2025年11月24日 05:53撮影 by  SO-03L, Sony
3
11/24 5:53
暗くて霧で視界は数mしかない…尾根が広いので羅針盤とGPSを頼りに歩くが,何も見ないと真っすぐ歩くのが意外と難しい.
雪庇はないので怖くはない
2025年11月24日 07:15撮影 by  SO-03L, Sony
2
11/24 7:15
雪庇はないので怖くはない
下山は南東尾根から.猛烈な藪植生で,厳冬期の積雪が多い時期しかおすすめできない.実際,次写真の沢出合まで5時間くらいかかった.
2025年11月25日 08:32撮影 by  SO-03L, Sony
1
11/25 8:32
下山は南東尾根から.猛烈な藪植生で,厳冬期の積雪が多い時期しかおすすめできない.実際,次写真の沢出合まで5時間くらいかかった.
正解の尾根を引いて沢出合に降りられた
2025年11月25日 11:17撮影 by  SO-03L, Sony
2
11/25 11:17
正解の尾根を引いて沢出合に降りられた
撮影機器:

装備

個人装備
シュラフ シュラフカバー シェル(雨具) 中間着上下 インナー上下 靴下 防寒着 着替え ゲイター 登山靴 アウター・中間・インナー手袋 ネックウォーマー ニット帽 バラクラバ アイゼン ピッケル ワカン ビーコン プローブ ショベル ハーネス 環付きカラビナ*3 カラビナ*1 PAS プルージックコード *2 ヘルメット ATC 行動食 マット 食器 ロールペーパー 常備薬 予備電池 歯ブラシ タオル メタ ライター 現金 学生証 サングラス ゴーグル 日焼け止め 医療具 ナイフ コンパス 地図 計画書 資料・トポ テルモス 水容器 雪袋
共同装備
カミナドーム 銀マット 竹ペグ コンロ *2 ガス 500 *2 鍋 中 *1 炊事具 お盆 ハーフザイル *1 登攀具(環付きカラビナ *2 環無しカラビナ *6 120スリング *5 60スリング *5 捨て縄) ラジオ 天気図用紙 スノーバー *3

感想

山行目的:雪上訓練,体力作り,積雪期の縦走経験,厳冬期飯豊の下見
 day 1
移動中,入山時から寒冷前線通過に伴う雨が降る.一時的にやむことがあり期待したが,結局終日降雨があった.600 mくらいから安定して積雪があったが,ラッセルと言うほどではない.雨で体力が奪われたか,慣れない冬山で疲れたか,1年生のペースが落ちて日没前に朳差小屋まで到達しないことになった.ぎりぎりまで進んでもメリットはないので,適当な場所を整地して幕営したが,床面積が足りずテントがゆがんで不快な夜だった.初日から寝袋が濡れてしまった.
ウサギがテン?に追われている場面に遭遇した.ウサギは我々の目の前を斜めに横切り,斜面下方向(登ってきた側)へと逃げていったが,テンは我々を見や否や左に逃げたので,ウサギは命拾いしたかもしれない.
 day 2
05:00起床だが,狭いテントの中準備が遅れ(意識的に急いでもいなかったが)出発が07:00を過ぎるという.行程的にも余裕はあるからまぁよいが.昼頃になりようやく晴れてきて眺望が出てきた.いい景色が見られて元気も出てくる.積雪はワカンを付けて深いところで膝下くらいだが,結構な頻度でズボった.夕焼けも綺麗だったが,日没と小屋着のぎりぎり勝負が始まった.小屋が見えているから安心だと思いきや,なかなか到達しない.結局僕はヘッデンを使う前に到着したが,後続はヘッデン行動で斜面を登ってきた.広い床面積で快適な幕営だったが,夜中風が強くて寒かった.
 day 3
天気は5日間のうちで最もよかったが,相変わらず風が強い.稜線歩きになり一番おいしい日になったと思う.風が強く標高も上がってきたからか,クラストしているところが多くなり,夏道CTくらいで歩けるようになってきた.さくさく進んで計画に追いついた.このペースで歩ければ4日目で下山できるかという期待が高まっていた.飯がうまい.
 day 4
日の出前に出発したが霧が深くて視界が悪かった.卸西岳を越えてから下手な軌跡になってしまった.12:00までに三国岳に着ければ今日中に下山しようと話していたが,1年生のペースが徐々に落ち,他2人のワカンが壊れるというトラブル発生.到着は12:03という具合だったが,片足ワカンだとペースが落ちるのでここで幕営に変更.何が起こるかわからんな.ワカンの紐が切れた(縫い目がの糸がちぎれた)ので,捨て縄で代用して使えるようにした.結局計画通りの5日間か.夕飯の焼きそばがうまい.
 day 5
最後に三国岳南東尾根を下るだけだが,これが核心だった.厳冬期の記録で,早稲田山岳部が2時間,東大ワンゲルが4時間という話だが,積雪があるかどうかが肝だった.藪植生が埋もれるほどの植生はなく,枝をかき分けて進むわ,ザックが引っかかるわ,積雪が薄くて足が滑るわ,高密度の藪にとても難儀した.これなら深南部のが楽だ.気温が高く(0℃くらい)標高も下がりとても暑かった.後輩らの読図は正解の尾根を引き当て,タカツコ沢の出会いに無事降りることができた.雪溶かし水よりきれい(?)な沢の水を飲んで体を冷やす.ようやく終わりが見えてひと段落.早く風呂に入りたい一心で林道と道路を歩く.電波圏内に戻り溜まったメールや連絡の処理に勤しむ.結局川入の集落まで上がって自動車をデポしても問題なさそうだった.厳冬期は積雪があり除雪から始まるだろうが.

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