※古い山行記録です（2021年12月）

今年の12月は、参加しているアマチュアバンドのスタジオ練習やら、青年会の寄り合いやら、引っ越し関連の打ち合わせやらで、週末が全く空いていません。「山へ行くなら平日しかない」→「平日に行くなら単独しかない」→「単独で行くならちょっときつめのところへ行こう」→「安部東山稜の静岡の百山で唯一登ってなかった奥大光山へ行くならヒルがでなくて積雪がない今でしょ！」…というわけで、単独で奥大光山へ登ってきました。「おくおおぴっかりやま」っていう呼び方がカワイイですよね。登山の方はそんなにかわいくなかったんですが…。

安倍峠から大光山まではまあ普通だったんですよ。でも奥大光山から安倍の大滝へ下る尾根が怖すぎた！痩せ尾根の激下り中に木の枝にザックが引っかかって体から外れてしまい、ザックを無事枝から回収するのに数分間もがきました。運が悪かったらザックを全てロスト…もっと運が悪かったら自分も滑落してたわけで…。

想像以上に大変な山行でしたが、最高な富士山と最高な滝を見ることができたので、結果オーライ…。これで登った静岡の百山は81座目なので、できれば全部登ってみたいけど、残ってる山はどれも難易度高そうなのばかりなんですよね。うーん、まいったな。

それにしても眺望のあまり良くない奥大光山が静岡の百山に選ばれたのは謎ですね。まあ多分大光山が十枚山の隣だからちょっと奥にズラしたんでしょうけど。同様に大谷嶺じゃなくて八紘嶺が選ばれているのも山伏の隣だからズラしただけのような気がする…。