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Yamareco

記録ID: 402503
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
磐梯・吾妻・安達太良

初級雪山の聖地? 安達太良山に行ってみた

2014年02月01日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:45
距離
9.4km
登り
769m
下り
769m

コースタイム

8:55 あだたら高原スキー場
9:05 ゲレンデ脇の登山コースからスタート
10:10 勢至平分岐
11:00 峰ノ辻
11:50 安達太良山 山頂 12:05
13:00 勢至平分岐
13:44 下山
天候 安達太良山は晴れ
ただ、周囲が全体的にガスっていて眺望はイマイチ
過去天気図(気象庁) 2014年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
■行き
6:30 大宮-郡山 [東北新幹線]
7:35 郡山-二本松[JR東北本線]
8:10 二本松-あだたら高原スキー場[シャトルバス]
※シャトルバスはHPだと要予約だったのですが無しで普通に乗れました

■帰り
15:00 あだたら高原スキー場-岳温泉[シャトルバス]
15:37 岳温泉-二本松[市営バス]
16:21 二本松-郡山[JR東北本線]
17:08 郡山-大宮[東北新幹線]
※都内までの帰りなら本来は高速バスがおススメです。

▼あだたら高原スキー場(シャトルバスの時刻表)
http://www.adatara-resort.com/ski/traffic.stm
▼福島交通
http://busget.fukushima-koutu.co.jp/?action_timetable=1&busstop_no=1312&pole_no=0
▼高速バス
http://www.jrbustohoku.co.jp/express/detail/?RID=26
コース状況/
危険箇所等
■登山ポストはスキー場脇にあるパトロール室という建物に併設
 紙や筆記用具もある。
 下山時に下山届けを出すタイプ(谷川岳と同系統)
■トイレはスキー場の施設内に複数
■樹林帯を抜けるまではスノーシューで硬めに圧雪された道でした。
 平らなので靴のみだと若干坂で滑りづらく、いちいち蹴りこむのも
 面倒なのでアイゼンで歩行に変えました。
■樹林帯を抜けると吹きさらしになり、トレースはすぐに消えかける状態
 足首までのつぼ足の箇所もありましたが踏み抜かない限りはアイゼンでも問題なし。
■峰ノ辻からはアイスバーン気味の箇所も多数あるのでアイゼンや
 歯のついたスノーシューなどが必要
■山頂の岩の上にあがるのはそこそこの斜面を登る必要がある
 この日、ものすごい強風でちょっとだけ危険を感じた。

道の状況は参考まで。
奥岳登山口より登ります
2014年02月02日 00:24撮影 by  SLT-A65V, SONY
2/2 0:24
奥岳登山口より登ります
パトロール室に登山ポスト併設
2014年02月02日 00:24撮影 by  SLT-A65V, SONY
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パトロール室に登山ポスト併設
ポスト周りはこんな感じ
2014年02月02日 00:24撮影 by  SLT-A65V, SONY
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ポスト周りはこんな感じ
ゲレンデ脇から登山道へ
2014年02月02日 00:24撮影 by  SLT-A65V, SONY
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ゲレンデ脇から登山道へ
序盤はよくある樹林帯
2014年02月02日 14:27撮影 by  SLT-A65V, SONY
2/2 14:27
序盤はよくある樹林帯
樹林帯をぬけたあたり
視界が一気に開けます
2014年02月02日 00:25撮影 by  SLT-A65V, SONY
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樹林帯をぬけたあたり
視界が一気に開けます
ターゲットがみえた!
2014年02月02日 00:25撮影 by  SLT-A65V, SONY
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ターゲットがみえた!
風が強く至るところに風紋が
2014年02月02日 00:25撮影 by  SLT-A65V, SONY
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風が強く至るところに風紋が
軽快な道です
2014年02月02日 00:26撮影 by  SLT-A65V, SONY
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軽快な道です
2014年02月02日 00:26撮影 by  SLT-A65V, SONY
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だいぶ近づいてきた
2014年02月02日 00:26撮影 by  SLT-A65V, SONY
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だいぶ近づいてきた
2014年02月02日 14:06撮影 by  SLT-A65V, SONY
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斜面が見えてきた
2014年02月02日 18:55撮影 by  SLT-A65V, SONY
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斜面が見えてきた
張り付いている人たちが結構います
2014年02月02日 18:55撮影 by  SLT-A65V, SONY
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張り付いている人たちが結構います
2014年02月02日 14:06撮影 by  SLT-A65V, SONY
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ここから足場はクラスト気味
2014年02月02日 18:55撮影 by  SLT-A65V, SONY
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ここから足場はクラスト気味
いいですね!
2014年02月02日 18:55撮影 by  SLT-A65V, SONY
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いいですね!
2014年02月02日 14:07撮影 by  SLT-A65V, SONY
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印がしっかりしていて道はわかりやすいです
2014年02月02日 18:55撮影 by  SLT-A65V, SONY
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印がしっかりしていて道はわかりやすいです
2014年02月02日 18:55撮影 by  SLT-A65V, SONY
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2014年02月02日 18:55撮影 by  SLT-A65V, SONY
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峰の辻より、左奥が山頂
2014年02月02日 18:55撮影 by  SLT-A65V, SONY
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峰の辻より、左奥が山頂
ここからの景色はかっこよい
2014年02月02日 18:56撮影 by  SLT-A65V, SONY
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ここからの景色はかっこよい
2014年02月02日 18:56撮影 by  SLT-A65V, SONY
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右手も複雑な地形
2014年02月02日 18:56撮影 by  SLT-A65V, SONY
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右手も複雑な地形
途中岩肌が露出した地帯も
2014年02月02日 18:56撮影 by  SLT-A65V, SONY
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途中岩肌が露出した地帯も
2014年02月02日 14:08撮影 by  SLT-A65V, SONY
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山頂手前の斜面は超強風!
2014年02月02日 18:56撮影 by  SLT-A65V, SONY
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山頂手前の斜面は超強風!
風と戦う男たち
2014年02月02日 18:56撮影 by  SLT-A65V, SONY
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風と戦う男たち
山頂に着きました
2014年02月02日 14:08撮影 by  SLT-A65V, SONY
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山頂に着きました
眺望は生憎な感じ
2014年02月02日 18:56撮影 by  SLT-A65V, SONY
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眺望は生憎な感じ
山頂より登山口側
2014年02月02日 18:56撮影 by  SLT-A65V, SONY
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山頂より登山口側
岩陰で風をしのいで休憩
2014年02月02日 18:56撮影 by  SLT-A65V, SONY
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岩陰で風をしのいで休憩
山頂の碑
2014年02月02日 18:56撮影 by  SLT-A65V, SONY
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山頂の碑
下りも超強風
2014年02月02日 18:56撮影 by  SLT-A65V, SONY
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下りも超強風
後ろ髪をひかれるけど下山します
2014年02月02日 18:56撮影 by  SLT-A65V, SONY
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後ろ髪をひかれるけど下山します
鉄山方面に行かれている方がいました
2014年02月02日 18:56撮影 by  SLT-A65V, SONY
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鉄山方面に行かれている方がいました
何度も振り返ってしまう
2014年02月02日 18:56撮影 by  SLT-A65V, SONY
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何度も振り返ってしまう
2014年02月02日 18:56撮影 by  SLT-A65V, SONY
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なんだかんだで下ってきた
2014年02月02日 18:56撮影 by  SLT-A65V, SONY
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なんだかんだで下ってきた
若干日も傾いて
2014年02月02日 00:31撮影 by  SLT-A65V, SONY
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若干日も傾いて
無事下山
2014年02月02日 14:09撮影 by  SLT-A65V, SONY
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無事下山
バス待ちのお供・・・
2014年02月02日 00:32撮影 by  SLT-A65V, SONY
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バス待ちのお供・・・
撮影機器:

感想

雪山本に必ず出てくる初級雪山としてはシンボル的な安達太良山に行ってきました。

前々から行きたいとは思っていたのですが、東北=遠い、みたいな先入観があり、足が遠のいていました。
というか夏山含めても那須岳や巻機山以北の登山は今回初だったりします。
今回は贅沢にも新幹線で向かったのですが、登山口に9時前着。
都内から3時間、しかも群馬とか栃木あたりの山に登るより早くスタートできました。
ちなみにスキー場までのシャトルバスは登山客4名のみ。。。

この時点では天気は快晴、スキー場は気温0度で強風が吹き荒れる、
といった具合のコンディションでした。

東北=雪深い、という先入観があり、根子岳の苦難の再来を想像していたのですが、
トレースもしっかりしていて圧雪されているのもあって歩きやすい。人気の山は違いますね。
まあ、奥白根山に行った際に現地の方が言われていたように今年は雪が少ないんでしょうね。
反面、坂が滑るという面もあったので樹林帯で早々にアイゼンを装着しました。

と、樹林帯で体調が本調子でないことが発覚。
筋肉がやたら疲れやすく大した坂でもないのにバテてしまう。。
仕事がちょうど今週納期で木曜終電、金曜始発出社ということをしてしまい
まだ体力が回復していない様子。
そのため、ルートの到達時間は妙なムラがあります。

樹林帯を抜けると景色が一変しました。
遠くに山頂を含む山々が広がり、背丈の低い木が点在するだだっ広い平原を
歩いている感覚に近いです。浅間山の賽の河原に近いかも。
荒涼としていて好きな雰囲気です。
調べていた写真からは想像していなかった光景にさっきまでのバテバテはなんのやら急に
テンションがあがり写真を取り捲ります。現金なやつです、ハイ。

・・・と、同時に樹林帯を抜けると木に遮られていた強風が吹き荒れはじめました。
すれ違った方曰く、いつもの事だ、とのこと。。。

写真を撮りつつでペースダウンしつつ、峰の辻まで来るとまた景色が変わります。
なんというか斜面を登っている人たちが絵になるというかかっこいい雰囲気です。
というわけでさらにペースダウン。
実際、地面もクラスト気味に急に変わるのですが、これが風が強いのもあって歩きづらい!
山頂直下は2〜3度は1歩分ほど飛ばされました。

で、なんとか山頂に着くと下界はガスってしまっていて周りの眺望は見れず。
ただ、安達太良山自体は上を向けば青空で晴れていましたし、運がよいのかも。
風がものすごく強く立っていられないので山頂でお地蔵さんにお参りして下山。

くろがね小屋に寄って帰ることも考えたのですが、行きに20名ほどの団体さんが
小屋を目指していて混雑してそうなので断念したのですが、
今思えばちょっと早く下山してしまったので寄り道すればよかったと後悔・・・。

そんな感じで初の東北遠征は終わりました。
帰りは高速バスの予約をとろうとしたのですが、何故か携帯本体の電池と充電バッテリーが
完全に切れていて時間内で予約とれず新幹線で買える羽目に。
駅内で初の福島を堪能していないことに気づき、ご当地駅弁だけ購入。
全体的にちょっと贅沢な旅になってしまいました。。。

しかし、安達太良山は良い山ですね。
思いのほか登山口まで公共交通機関で行くのが楽だったのと、
初の安達太良だったこともありますが樹林帯を抜けてからの高揚感は
あまり無いものに感じました。
全体的にだだっ広いので視界不良で道迷いが多いのは納得。
 ※一応地図とコンパスは持参しました

空のコントラストが低いので写真映えはしてませんが、素晴らしい体験でした。
シーズン中にもう1回ぐらい来たいですね、今度はど快晴を狙って。

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