記録ID: 44309
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ハイキング
大雪山
ニペソツ山
2009年08月10日(月) [日帰り]
北海道
countryboy
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,466m
- 下り
- 1,466m
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十六の沢登山口−天狗のコル−前天狗−天狗岳脇−ニペソツ山−前天狗−登山口
| 天候 | １０日：晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2009年08月の天気図 |
| アクセス | |
| コース状況／ 危険箇所等 |
登山ポストらしき物は林道入り口付近で見かけたが車窓から眺めただけ。登山口の駐車スペースは少なめ（地図では１５台）、トイレあり。 客観的に見て登山道上で特別に注意が必要な箇所はないと思った（地図では幌加温泉コースには迷マークがいくつもある）。 前天狗に出たら目の前にニペソツ山が見えるのが感動的。 登山道は明瞭だが、笹やハイマツが生い茂っている部分も多い。 上部はアルペンムード漂う気分の良い登山道で展望にも優れる。 ナキウサギとやらも多く生息しているらしい。またヒグマの生息地なので心配な方は熊除け対策を。 登り返しが何箇所かあり、前天狗にトイレブースあり、水場なし。 私は名前すら知らない山だったが、北海道で最も素晴らしい山の一つと聞いて登ってみた。やはり北海道を代表する名峰なのでしょう。深きゅんホニャ名山と違って人が少なく静かな北海道の名峰を楽しめる。 下山後の温泉は林道を約８キロ戻って左の林道を約８キロ進んだ所に岩間温泉、あるいは幌加温泉、ぬかびら温泉など。 |
写真
駐車スペース
クルマは10台ほどで道外ナンバーは私を含め3台(うち一台はバイク)
クルマは10台ほどで道外ナンバーは私を含め3台(うち一台はバイク)
岩
このコースではこの岩のみ唯一注意が必要と言えるかも知れない。ここで最初の樹林帯の登りが終わる。
このコースではこの岩のみ唯一注意が必要と言えるかも知れない。ここで最初の樹林帯の登りが終わる。
岩を乗り越える(トラバース)と、視界が開けると同時に天狗のコルへ向かって緩やかに下る。
天狗のコル(と思われる)テントがいくつか張れそうなスペース。地図(旺文社の大雪山)によると、その年の積雪量によって7月上旬で涸れる事ありの水場(要煮沸)マークがある。
8/10 7:28
天狗のコル(と思われる)
テントがいくつか張れそうなスペース。地図(旺文社の大雪山)によると、その年の積雪量によって7月上旬で涸れる事ありの水場(要煮沸)マークがある。
テントがいくつか張れそうなスペース。地図(旺文社の大雪山)によると、その年の積雪量によって7月上旬で涸れる事ありの水場(要煮沸)マークがある。
しばらく笹薮のような樹林帯のような場所を登ると不意に視界が開ける。大雪山系北部の山からトムラウシまで見渡せる
一旦ハイマツ地帯に入ってまた直ぐに開けた場所に出る。その後は山頂までほぼ視界が開ける。
大展望この辺りで横浜から来たと言う中高年グループを追い越すが、あの山は何?とか色々聞かれた。ボクも始めてなんだよなーっと言いつつ、大雪山系は全て答えられた。
8/10 8:04
大展望
この辺りで横浜から来たと言う中高年グループを追い越すが、あの山は何?とか色々聞かれた。ボクも始めてなんだよなーっと言いつつ、大雪山系は全て答えられた。
この辺りで横浜から来たと言う中高年グループを追い越すが、あの山は何?とか色々聞かれた。ボクも始めてなんだよなーっと言いつつ、大雪山系は全て答えられた。
ニペソツ山写真が無くて恐縮(写りが悪くて却下)だが、この手前からロックガーデンのようなアルペンムードの道をルンルン気分で歩き、前天狗に登り詰めると、正面にいよいよ写真のニペソツ山がドーンと現れる。
2
8/10 8:16
ニペソツ山
写真が無くて恐縮(写りが悪くて却下)だが、この手前からロックガーデンのようなアルペンムードの道をルンルン気分で歩き、前天狗に登り詰めると、正面にいよいよ写真のニペソツ山がドーンと現れる。
写真が無くて恐縮(写りが悪くて却下)だが、この手前からロックガーデンのようなアルペンムードの道をルンルン気分で歩き、前天狗に登り詰めると、正面にいよいよ写真のニペソツ山がドーンと現れる。
ニペソツ山を眺めながら大休止。
この付近はナキウサギとやらの生息地でもあるらしい。
この付近はナキウサギとやらの生息地でもあるらしい。
感動の景色前夜に泊まった糠平キャンプ場の管理人のアンチャンもニペソツは秀峰(他の山から見ればカッコ良く見えるらしい)なので登ってみたいと言う人は多いと言っていた。
1
8/10 8:17
感動の景色
前夜に泊まった糠平キャンプ場の管理人のアンチャンもニペソツは秀峰(他の山から見ればカッコ良く見えるらしい)なので登ってみたいと言う人は多いと言っていた。
前夜に泊まった糠平キャンプ場の管理人のアンチャンもニペソツは秀峰(他の山から見ればカッコ良く見えるらしい)なので登ってみたいと言う人は多いと言っていた。
スガワラビランジ、別名トカチビランジ。ニペソツ山のみに咲く伝説のナデシコ科マンテマ属。
トイレブース
前天狗にて。ここでニペソツ山に別れを告げた(登録枚数の関係で写真はないがニペソツを見れる最後の場所)
前天狗にて。ここでニペソツ山に別れを告げた(登録枚数の関係で写真はないがニペソツを見れる最後の場所)
あっちの方は晴れていた
同じくココで大雪山系に別れを告げた(同理由)
同じくココで大雪山系に別れを告げた(同理由)
撮影機器：
感想
登山二日前に存在を知った山で、名前をスラっと言えるまで三日を要した山。
北海道の山の中で特に（その方曰く一番）良い山でぜひ登って欲しいとの事で決意した。
私としても大満足な山だった。
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wantasan さん
北海道の山には行ったことが無いのですが
写真を見ると標高が2,000m程でこちらだと
樹林帯の範囲ですが頂上は北アの様相ですね。
標高の割には行程が長く北アとは違った
歩き方になりましたか。
shigeさん、ありがとうございます。
後になって知った所によりますとニペソツ山は北海道の中でも特に（一番？）アルペンムードあるれる山のようです。
本当に良い山でした。標高の割りに行程が長いのも逆に良いと思いましたし、山には自然以外に何もないのも良かったですし、百名山と違って人が少ないのも良いです。
ボクは山によって歩き方を変えられる器用な人間じゃないっす。いつも最初から全力で行って直ぐにバテて最後はヘロヘロになります。この山でもそうでした！
隠れた名山なんですね。
こんなハードな山にさらっと行けるとは流石。
無謀なチャレンジャー男が復活しましたか？
sakusakuさん、ニペソツは名峰と言えるでしょうね。山名を完全に覚えてスラっと言えるまで三日かかりましたけど。
ただ、ハードな山かと問われれば客観的に判断して、？です。黒斑山への途中で挫折するヘタレのボクの足で数度の大休止・写真撮影４００枚含めて７時間でしたから。
北海道には人が少ない隠れた（知らない）名峰が他にもたくさんありそうです。百名山とかレッテルを貼られた山がかわいそうですよ（百名山自体は故人の勝手で否定するつもりはありません）。
はじめまして。
足跡あったので、遊びにきました。
『深きゅんホニャ名山』ウケました。爆笑です。
これ、僕も使わせてもらっていいですか？
標高グラフがニペっぽいのも笑えました。
ニペは、ホントにいい山です。
３月の終わり頃に行くと、もう登る気なくなっちゃうくらいの綺麗さですよ。
楽しげに山登りしていて、ちょっぴり羨ましいです。
ではー
ihara1990さん、はじめまして。
ありがとうございます。
ihara1990さんのような北海道及び、上辺だけではない北海道の山を熟知されていらっしゃる方に見て頂いた上にコメントまでいただけて感激っす！
ニペソツ、惚れました。登ったのは偶然でしたが行って良かったと思っています。３月末なら糠平湖も凍結しているでしょうから、タウシュベツ橋梁とあわせて出撃検討してみたいです（今回はタウシュベツを見たかったのですが、水没で見れませんでした）。
今後ともihara1990さんの記録、日記を参考にさせていただきたいと思います。深きゅんホニャ名山、どうぞお使いくださいませ。
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