長沢背稜縦走1泊2日（三峰神社〜名栗） 酉谷山でテント泊
埼玉県
東京都
tentomori
- GPS
- 32:00
- 距離
- 34.1km
- 登り
- 2,094m
- 下り
- 2,918m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 6:08
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 6:27
- 山行
- 7:42
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 9:07
| 天候 | 5/24 晴れ 5/25 晴（雲多し） |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
0910西武秩父→1025三峰神社（バス） （帰り）東飯能より省略 1738さわらびの湯→1814東飯能 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
（1日目）芋ノ木ドッケ分岐〜芋ノ木ドッケ（山地図では破線）は倒木、ヤブありますが、予想よりも踏み跡は明瞭でした。 芋ノ木ドッケ山頂から長沢背稜への取り付きも、道標あり、赤テープが木の幹に巻いてあります。地形図を見てコンパスで方角を確認できれば進めました。 シャクナゲが咲く尾根の途中から、木の根と岩場の急降下あり、ひやひやしながら注意して足を運びました。 （2日目）棒ノ折分岐〜棒ノ折山間、全体的にアップダウンが続きます。前半は急降下＆急登かつ足場がもろく浮き石立った箇所があります。ちょっとした岩場的な細い尾根もありました。後半は尾根も広くなり、巻き道もありますが、道標は少なく、偽ピークに期待を裏切られては進みました。テント装備で山行終盤に歩くのはしんどかったです（体力つけないと）。 |
| その他周辺情報 | 下山後はさわらびの湯で汗を流しました。 |
写真
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装備
| 個人装備 |
テント 1
シュラフ 1
ゴアカッパ上下 1
ダウン上下 1
バーナー 1
ボンベ 1
ライト 2
食料・粉アクエリアス
地形図 1
山と高原地図（奥多摩） 1
コンパス 1
下山後着替え 1
サンダル 1
洗面道具 1
45Lザック 1
ストック 2
|
|---|
感想
初めてレコします。読みづらいかと思われますが（10月10日若干修正）。
3連休をつかい、三峰神社から長沢背稜へ。下山は�“茲譴燭蘚貽�原�△泙△泙�行けそうなら鳩ノ巣��ガッツリ行ければ名栗まで…と決めていた。3日目は予備日とする。
「13時には白岩、17時には設営場所を決めること」と登山の師匠が出発前にアドバイスしてくれた。
序盤はペースを落とし、前白岩あたりから時間を気にする。白岩小屋で昼食をとり、トイレから戻ると他の方に声をかけられる。ベンチの上に置いたザックが転がって下の方に落ちてしまったとのこと。拾いに行き思わぬタイムロスとなる。
長沢背稜序盤、激下りの岩場でイワウチワが誇らしげに咲いていた。撮影する余裕はなく進む。
酉谷山山頂標すぐ裏手に、一張り分のスペース発見。少し傾いでいたが、疲労と時間的制約から迷わず設営とす。食事は緊張と不安から喉を通らないのを、何とか押し込む。夕食後は即、横になった。
設営前、秩父側を覗くと鹿がいた。夜20時から2時位まで、きっちり1時間ごとにピーという甲高い鳴き声と、草を分ける獣の足音が聞かれた。きっとこの辺りは本来鹿のテリトリーなのだろう。ごめんなさいと心の中で謝る。獣がいる恐怖を感じながらその都度目を閉じ、時間の流れがゆっくり感じられた。
翌朝テント撤収中、時間を置いて2名の男性登山者に声をかけられる。酉谷避難小屋は6名が泊まり、他の方達4名は尾根でテントを張ったとの話（うち3名は19時に小屋に入ってきとのこと）。情報を下さった後、2名ともに秩父側へ下山していった。
酉谷避難小屋からの眺めはすがすがしく、水場の湧水も山の甘い味がした。
縦走路の途中にはスミレとアケボノソウの群落があり、目を楽しませてくれた。
三ツドッケ巻き道は満開のツツジで、2日目最大のごほうびだった。
棒ノ折分岐まで順調に歩く。このままのペースで行けると思っていた。だがそうではなかった。
棒ノ折分岐〜棒ノ折山間のアップダウンの苦行が、最大の山場だった。出会った山ガールさんと「長いですね〜」などと話す余裕は徐々に失われ、やがて私一人となり、長めのロープをやっとこさ登り、山頂に着くと真っ先にザックを下ろした。ラーメンをなんとか胃に納め、ラテで回復していると、先程の山ガールさんが私を見つけたのか声をかけて下さる。「まだまだあるのでお気をつけて」と颯爽と下って行った。
最後の下りは足を痛めないよう留意したが、さほどの苦痛は感じずに順調に下れた。
下山口からさわらびの湯までのわずかな道のり、最後に上り坂が待っていたが、もはや足取りは軽い。
結果として、2日目のうちに名栗まで下山できた（巻いてばかりではあるが）。明けて全体的に筋肉が張っている（特に肩と腿前が筋肉痛）。
ケガなく下山できたのはよかった。体力・精神力をもっとつけて、焦らない山歩きを目指したい。
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