鳥海山 久しぶりの好天



- GPS
- 09:54
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,412m
- 下り
- 1,411m
コースタイム
- 山行
- 8:02
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 9:43
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場までの道はきれいに整備された2車線道路 1130-1900 |
コース状況/ 危険箇所等 |
34.3 2436kcal,ml 1949ml |
その他周辺情報 | 湯の台温泉 鳥海山荘 0234-61-1727 https://maps.app.goo.gl/DozVQHvW5HVrA5Vu5?g_st=im 静かで景色が良い山荘 日帰り入浴で利用しました ごはん職人六兵衛 0234-33-8223 https://maps.app.goo.gl/6TPQqTiB8LbLqsnG8?g_st=ic 美味しくてボリュームたっぷり登山後の空腹を満たして来れました。 |
写真
感想
念願の鳥海山。
湯ノ台口から月山森を経ての周回ルート。
振り返っても、間違いなくトップクラスに印象深い山行になりました。
前日夜に都内を出発
都内を11:30に出発し、夜19:00に鳥海山麓の街へ到着。なかなかのロングドライブですが、気分は高まるばかり。
街中の駐車場で車中泊し、翌朝4:00に湯ノ台登山口へ移動。道はきれいに整備されていて、とても走りやすかったです。
駐車場に着いたのは5時過ぎ。大きな駐車場に車4台。
準備中、雲海の先から朝日が昇る幻想的な光景に出会い、最高のスタートを切ることができた。
歩き始めてすぐ、森林限界越えの大展望
湯ノ台ルートは、登山口からすぐに森林限界を超えるのが特徴。
目の前に広がるのは、どっしりとした大地と草原のような風景。
鳥海山は標高2,236m、東北随一の独立峰で、日本海に面したその雄大な山容から「出羽富士」とも呼ばれる信仰の山。
歩きながら見える尾根のトレイル、点々と残る雪渓(これは心字雪渓…?)、そして熊笹とお花畑に包まれた登山道。
どこまでも「東北らしさ」に溢れた景色に、心がどんどんほどけていきました。
東北の山って、どうしてこんなに心を打つんだろう。
片道8時間のドライブが全然苦じゃない──そんな気持ちになる山です。
驚きと信仰が交差する「びっくり箱」みたいな山
岩を登り、山頂からの絶景を堪能したあと。
鳥海湖を過ぎ、二ノ滝を下ったあたりから、雰囲気が一変。
特に月山森分岐へ向かう「幸次郎沢」の岩場を見上げた瞬間、思わず「えっ…ここを登るの?」と心が折れそうに。
ですが、取付いてみると岩はしっかりしていて、意外とスムーズに登り切れました。ここがこの日の核心部だったかもしれません。
そしてその岩場の取付きに流れる沢の水──これが最高に冷たくて美味しかった!
浄水して飲んだ「力水」で、身体が一気に元気を取り戻すことができた。
人少なめの湯ノ台ルート
山頂から鳥海湖のあたりはそれなりに人も多かったが、湯ノ台登山口~稜線、月山森分岐~下山のルートは非常に静か。
登山者の多くは大平口や鉾立からのルートのようで、周回中は人に出会うこともなく、ゆったりと自分のペースで歩けました。
やはり、静かな山歩きができるルートは貴重ですね。
締めはやっぱり温泉と食堂
山を下りた後は、湯ノ台温泉でひと休み。
大自然に包まれた静かな湯の中で、静寂と日常の狭間を漂うゆったりとした時間は、まさに登山後の特権。
そして街へ戻り、ボリューム満点の食堂でエネルギー補給。
なにせ、ここからまた8時間の運転が待っているから…。
最後に
鳥海山──東北の山らしい懐の深さと、歴史、そして想定外の展開を兼ね備えた、まさに「びっくり箱」のような山だった。
信仰の地であり、自然の力強さに出会える場所。
何度でも訪れたくなる、そんな山に出会えたことに感謝です。
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