【日本百名山 No.53 奥穂高岳】上高地から涸沢・徳沢を経てピストン

- GPS
 - 17:06
 - 距離
 - 37.5km
 - 登り
 - 2,079m
 - 下り
 - 2,061m
 
コースタイム
- 山行
 - 5:39
 - 休憩
 - 0:15
 - 合計
 - 5:54
 
- 山行
 - 8:17
 - 休憩
 - 1:51
 - 合計
 - 10:08
 
| 天候 | 一日目 曇りのち晴れ 二日目 ドピーカン 三日目 晴れ  | 
		
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 | 
| アクセス | 
												 利用交通機関: 
								
																				バス																				自家用車										
																																																 
						バスは往復2,090円。往復切符は7日間有効。  | 
			
| コース状況/ 危険箇所等  | 
					涸沢から上は気の抜けないルートですが,案内等しっかりあるので,見落とさないように進めばきっと大丈夫。 | 
| その他周辺情報 | 安定のひらゆの森で入浴。大人600円とロッカー代が別に100円必要。 | 
| 予約できる山小屋 | 
							 横尾山荘 
											
																			 | 
			
写真
装備
| MYアイテム | 
					 重量:-kg 
							 
																	 
																	 
																	 
																	 | 
			
|---|---|
| 個人装備 | 
														 
																長袖シャツ
																ズボン
																靴下
																グローブ
																防寒着
																雨具
																日よけ帽子
																靴
																ザック
																非常食
																飲料
																コンパス
																ヘッドランプ
																ガイド地図(ブック)
																保険証
																携帯
																時計
																サングラス
																タオル
																カメラ
																テント
																シュラフ
																トレッキングポール
																マット
																チェーンスパイク
															 
												 | 
			
感想
					 7月の空木岳以降,久々の高山。当初南アルプスで立案していたところ,林道通行止めで行けなくなったので,盆休みに行く予定だった奥穂高岳にチャレンジ。通常二日のところ三日かけるんだからラクショーっしょ何なら涸沢岳から北穂にも行ってみる?と舐めてかかり返り討ちに遭う。
 前日午後京都発。小雨振る中高速を東進すると次第に雨足は強まり,R158では土砂降り。これって大丈夫なんだろうかと不安を抱きつつ21時過ぎあかんだな駐車場に到着,車中泊。
 一日目 4時30分に起きたらまだ小雨は残っていた。ザックにレインカバーを付けて5時過ぎにバス乗り場に行くと5時20分発の始発便がすでに到着しており,ギリギリで乗り込む。満員になったとのことで,定刻前に出発。これを逃すと1時間後だったのでラッキーだった。
 6時前に上高地に着くと雨は何とか上がっていた。念のためザックカバーは付けたまま進む。沢渡からのバスも到着し,なかなかの賑わい。グループで登る方が多い感じがあった。まあ,上高地だからね。6月以来のテン泊装備が肩に食い込み,40分ごとに休憩をはさむ。周りのミナサマにガシガシ抜かれる。
 明神,徳沢,横尾と3時間平行移動した後,橋を渡る。最初はフラットだが徐々に勾配が出てヒーヒー言いながら歩む。木々の間に屏風岩が見えてきてスゲーとアホみたいな感想を抱く。本谷橋を越え更なる勾配をヒーヒー言いつつ登り,見上げた空に涸沢ヒュッテの吹き流しが見えた時にはさすがにちょっと感慨を覚えた。ほぼコースタイム通り,12時頃涸沢ヒュッテ到着。テン場に行くと運よくまだコンパネも残っていたのでゲットし,テントを設営。午後の時間はぼーっと過ごす。暇そうにぶらついたりしていたが,トランプには誘われなかった。17時パスタを茹で19時前にシュラフに入ったら勝手に目が閉じて就寝。日の入り後,ガスが出てきて曇ったので星空はなしかと思ったんだが,真夜中にトイレに出たら満天の星空だった。
 二日目 4時半頃起床。モンベルのチキンライスを食し,6時前のモルゲンロートを堪能してから出発。登りはパノラマコース。個人的には涸沢小屋経由よりこっちの方がわかりやすかったかな?あまり使う人はいないようでずっと一人で歩いていたが,合流してからは多くの人に抜きつ抜かれつを繰り返し進む。出だしはフリースを着ていたが,日が差すとあっという間に暑くなりベースレイヤーのみとなる。まずはザイテングラートが肝ぢゃさあどこから始まるんぢゃと身構えつつ登っていたのだが,足元ばかり見てたら始まりがわからなかった。ザイテングラート前のガレ場の時点ですでにビクビクしてしまうのは経験不足のせいであろうな。8時頃無事憧れの穂高岳山荘到着。ポカリスエット買って先に進む。稜線は風があってフリースを着直す。多くの登山者と一緒に緊張しながら気の抜けないガレ場を黙々と進み8時45分,無事登頂。北アでは剱岳と並んで危険度の高い百名山だと思うが,何とかクリアできた。
 頂上付近は多くの人で賑わっていたので適当に写真だけ撮って退散。快晴の下そびえるジャンダルムは壮観であった。ワタクシがアソコに行くことは多分ないであろうな。穂高岳山荘まで戻りTシャツを買い,その場で着こんで下山。11時20分に涸沢小屋に着き,カレーを食す。テン場に戻って30分ほどで撤収を済ませ下山。この日のうちに上高地についても多分最終バスに間に合わないので,目標徳沢,最悪横尾で幕営と決めて進む。涸沢から横尾までは実に多くの登山者とすれ違った。連休最終日なのに,関係なくミナサマ頑張っておられる。15時に横尾,16時に徳沢に這う這うの体で辿り着き,テント設営。パスタを茹でスマフォでアニメとか見て20時ごろ就寝。
 三日目 爆睡の末5時頃起床。予定通り7時出発。上高地に9時過ぎについて9時30分のバスに乗るつもりが,ヤマレコアプリ見てると「9時前到着ダヨ!」って言われ張り切ってしまう。30分くらいのんびりしようよと思うんだが,そういう性なんだな。あとから考えたら明神橋渡って向こう岸歩けばよかった。予定通り9時前上高地到着。上高地はガラガラ。おやつでも買おうと売店に行ったが,店頭に店員さんいないので諦めてバスに乗って山行終了。
 というわけで,ようやく難関を攻略した喜びはあるものの,ほかにもゾロゾロある難関を目の当たりにして途方に暮れているというのが今の正直な気持ち。小屋泊まりにして負担減らせばあの界隈ももうちょっと歩けるんだろうか。北穂は何とかなりそうだが前穂がなあ・・・
					

																	
																	
																	
																	
										
										
										
							







					
					
		
私も同じ行程で行ってました。
そしてテントを拝見して、お近くにいた方かなと思います。
はじめまして。テン場はなかなかの賑わいでしたね。涸沢でのテント泊をようやく果たせて嬉しかったです。次はもうちょっと奥の方で張ってのんびりしたいところ。
また何処かのヤマでお会いしましょう!
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