年末 冬季 木曽駒ヶ岳・宝剣岳

- GPS
- --:--
- 距離
- 4.1km
- 登り
- 538m
- 下り
- 547m
コースタイム
| 天候 | 晴れ(少々雲) |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
カール底部:積雪90cm(中央アルプス観光広報より) 稜線上:薄い雪 又は 氷化 トレースが残っていました。 カール底部はトレースを外れると、腰まで埋まります。日が出ている間は暑いくらいでした。 稜線上は風が強く、足元は氷化しているところが多くあり、注意が必要です。 ※宝剣岳について 鎖とロープが一部だけしか出ていません。 急斜面が多く、氷の張りついた岩と、表面に薄く氷の付いた細かい塊の雪のせいでアイゼンやピッケルがほとんど効きませんでした。 |
写真
感想
朝一番の千畳敷ロープウェイを降りた登山者は5名でした。
天気は少し雲はあるもののまずまず。
建物を出ると、一面の銀世界で感動しました。
宝剣岳にも雪が付きとても力強さを感じました。
まずは右へ向かいカール底部に降ります。
雪も深くトレースを外れると腰まで埋まりそうな勢いでした。
そこから乗越浄土へ向けて斜面を登ることになります。
時期や時間帯によっては雪崩の危険性がありますので、よく注意してください。
カール底部はスノーバスケットの付いたストックが力を発揮しますが、乗越が近づくにつれ斜度が急になり、途中でピッケルに持ち替えました。
乗越から木曽駒ヶ岳までは軟斜面が続き危険な箇所は少ないですが、強風が吹いており、足元もところどころ氷化していました。
強風低温対策が必須です。
木曽駒ヶ岳頂上も雪に覆われていて、看板や鳥居にはエビの尻尾ができています。
周囲を眺めると南北八ヶ岳、南アルプス、富士山まで綺麗な雪化粧の山々が眺められました。
その後宝剣山荘まで戻り、登攀具を装着。
宝剣岳へ挑戦しました。
木曽駒ヶ岳と違い、岩が大きく張り出しているところや急斜面なところが多く、滑落すると命に係わります。
頂上直下からは岩と雪の壁を登っていきます。
夏であれば鎖で簡単に登っていけますが、今回は鎖やロープが一部しか出ておらず登っていくことに難儀しました。
雪面も上に薄い氷のような雪が乗っているだけの細かい塊のような雪で、アイゼンもピッケルも効きませんでした。
ところどころに出ている鎖にロープをかけ雪面と岩を登って行きましたが、下りの危険性が高いと感じ撤退しました。
乗越からの下りは乗越直下が一番斜度もあり、一部、山側に向きアイゼンのフロントポイントを刺して下りました。
(ここからカールまで転げ落ちる方もいるらしいので、よく注意して下さい)








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