室堂から剱岳

- GPS
- 29:09
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,796m
- 下り
- 1,797m
コースタイム
8:00立山アルペン村(立山室堂直行バス) 9:30室堂ターミナル 9:50みくりが池
10:30浄土橋 12:10剱御前小舎 12:50剱沢キャンプ場 13:30剣山荘
7月20日(日)
4:20剣山荘 4:50一服剱 5:50前剱 6:40平蔵の頭 7:00はしご 7:03かにの横ばい
7:20早月分岐 7:30剱岳山頂
8:00剱岳山頂発 8:20かにの横ばい 8:30かにの縦ばい入り口 9:20前剱
10:40剣山荘 11:00剣山荘発 剱御前下登山道 12:40剱御前小舎 13:40浄土橋
14:40室堂ターミナル 15:20室堂発(立山室堂直行バス) 16:40立山アルペン村
| 天候 | 7/19 くもり後雨 7/20 くもり後雨 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
富山地鉄立山駅からケーブルカー、高原バス 富山駅、立山アルペン村から直行バス(要予約) 長野県側 扇沢からバス、ケーブルカー、ロープウェイ |
| コース状況/ 危険箇所等 |
ガレ場が多いため落石を起こさぬよう会わぬよう常に注意が必要。 飛来落石用にヘルメット着用を推奨(小屋にレンタル有、工事用ヘルが丈夫) 降雨時のスリップは命取りとなるため慎重な判断が必要。 ガス時は縦ばい入り口を見失う可能性がある。 (当グループ、山頂先着者はすべて横ばい経由であった) 間違えてかにの横ばいを上り下りで通ったが上りの方が足掛かりが解りやすい。 下りでは最初の足掛かりを確認してから入ること。 登山者の多い時期は、鎖待ちの渋滞が発生するため出発時間に工夫が必要。 雪渓が残っているが剣山荘-剱岳間は段切りしてありアイゼンは不要。 (剱沢と雷鳥坂の半分は雪渓を滑り降りた) 富山側から車の場合の施設等 立山アルペン村:コンビニ、お土産屋、駐車場がある。 グリーンパーク吉峰の吉峰温泉(美肌美人の湯)がある。 |
| 予約できる山小屋 |
|
写真
感想
同じ町内の登山愛好者で構成する「おやじ登山部」の今年の定例夏の小屋泊り登山は、剱岳に昨年から決まっていた。
それは、昨年の定例秋の小屋泊り登山で後立山唐松五竜間を縦走した時に夕日でくっきりと姿を現した剱岳を見た長老Ho氏が発した「元気なうちに剱に登ってみたい」の一言がきっかけであった。
剱岳と言えば危険な山、安易な技術や装備で登れないことを認識しており、それゆえ個人での剱岳経験者はなく、皆そう思った。
ところが、先ほどから剱を指差しながら「八ッ峰が・・、小窓の・・、三ノ窓雪渓は・・、早月から・・」などと解説している人がいた。
おやじ登山部長のH氏であった。
H氏はT大学山岳部に所属し幾度となく剱岳でトレーニングをした経験を持つと聞く。
我々の「危険じゃないのか?、我々でも登れるか?」の問いに、「大丈夫、行けるよ」と回答してくれた。
このやりとりで、今回の行先が決したのである。
今山行一週間前、鎖場経験の乏しい私は、訛った身体を呼び覚まし、高度感になれ、三点確保の動作を身体に染込ませるため、厳しい鎖場を有することから「越後の穂高」と評される荒沢岳を練習の場に選び、長老とともに準備を整えた。
そのかい有って、足がすくんで動けなくなることは無かったが、剱岳の岩場は想像を絶していた。
普通の人が行けば百人に一人落ちると想像させる難所が連続しており、最高難度の一般登山道であることを確認した。
今回の山行を終えて、憧れであった剱岳の頂に立てたことは、おやじ登山部長はじめ部員の協力があればこその成果であり、その協力に対して感謝し賞賛したい。
次回はヤリと言う声が聞こえてはいるがまだ決まっていない。
いずれにせよ、未知の山への期待が膨らんで止まない今日この頃である。
Takaiyama














はじめまして。今週末剱岳登ります。
まだヤマレコの情報が少なく、大変参考になりました。
剱沢キャンプ場でテント泊予定です。そこで荷物はできるだけ軽くしたいのですが、軽アイゼンは必要でしょうか。感じ方はひとそれぞれかもしれませんが、私も新潟育ちで雪歩きには慣れているほうです。
剣山荘から剣岳への段切りは完了していました。
アイゼンは荷物になるだけと思います。
別山乗越-剱沢キャンプ場-剣山荘間は比較的なだらかで登りで有ると便利程度でした。
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