南八ヶ岳 赤岳〜横岳〜硫黄岳―初めてのお泊り登山。



- GPS
- 30:08
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,648m
- 下り
- 1,649m
コースタイム
- 山行
- 5:07
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 6:00
- 山行
- 4:52
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 6:39
6:37駐車場出発-8:49行者小屋-9:10出発-10:47竜頭峰-10:57赤岳山頂-11:20赤岳頂上小屋-昼食-12:05出発-12:27赤岳天望荘着
2日目
6:05出発-7:19三又峰-8:31硫黄岳山荘-9:07出発-9:28硫黄岳山頂-9:43下山開始-9:53赤岩の頭-10:49赤岳鉱泉-11:15出発-11:55堰堤広場-12:06出発-12:29美濃戸山荘
*横岳通過中に地元の中学生130名とのすれ違いや、晴れてきた為停滞しまくっています。
天候 | 初日 曇り 稜線上は風が強くアウター必須でした 2日目 曇りのち7時20分頃よりみるみる快晴となりました |
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過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
美濃戸口はほぼ空車状態でした |
コース状況/ 危険箇所等 |
キャプ2で登山開始。稜線にてフーディニ追加。山小屋でR1で丁度よかったです。 (日の出を拝む際はアウター必須。ライトダウンの方も多くおみえでした) 文三郎尾根 ガスっていたので高度感「0」でした。階段なので安心して登れます。 稜線〜赤岳山頂 一気に風が強くなった為アウター1枚追加。ここから浮石・よじ登り・クサリが山頂まで続きます。段差のある箇所もあり女性は苦労されていました。結構下山ルートとして使用されるので落石に注意が必要です。 山頂〜天望荘 写真でよく見る通り斜度がある為足元注意。ただしグリップはビシビシきくので高所恐怖症の人はまったり降りれば簡単です。(自分のことです) 横岳〜硫黄岳 クサリ・梯子は続きますが恐怖を覚えるような箇所は無い為(高所恐怖症の人はそれなりに怖いですが)以外と?あっさり通過できます。ただしルートは一部わかりにくいので、ガスっている時は注意してください。 下山後の温泉 もみの湯 500円 美濃戸口から7分…近くて源泉かけ流しとのことでお邪魔しました。 好きなお湯でしたが館内が暑かったのが…節電ってどこまでが節電なんだろうか。 |
写真
感想
1ヶ月ぶりの登山に赤岳〜横岳〜硫黄岳に小屋泊まりでいってきました。
前日は家族で大阪に遊びに行っていて寝たのが23時頃。2時半に起きて3時過ぎにM氏の車に乗っていざ南八ヶ岳へ。6時過ぎには美濃戸へ到着しいざ出発です。
《初日編》
<南沢ルート>
行者小屋までの南沢ルートは雰囲気のある森のなかを徐々に高度をあげていく(4.5kmで630m上げる)のでウォーミングアップには丁度いいのですが、行者小屋についた時すでに私は若干バテていた・・・
2週間前に甲斐駒ケ岳に行っているM氏とこの1ヶ月の休みはぐうたらしていた(忙しすぎて毎日帰宅が遅かったので休みは疲労回復&休日出勤も多かった)私とは体調の差が歴然であった(だったら前日遊びに行くな!)・・・おまけに初の泊まり山行なのでご飯は基本小屋食にして荷物は軽めに行こう!といっていたのに、何を勘違いしたのか1日2杯×2人×2日=8杯はコーヒー飲むという皮算用で水を2Lとコンロ・ガスを余分に持っていったのだが、天望荘がコーヒー飲み放題だったので硫黄岳山荘まで一切使用せずただの重りとなった。
なので休憩中は「頂上まであと550m。御在所の中道を今から登るのと同じだ」と言い聞かせていた。
<文三郎ルート>
文三郎ルートは階段が多いので有名で、本来なら高度感抜群のルートのハズですがあいにく(幸い?)の眺望0のおかげで高所恐怖症でも関係なく登っていけます。しかしなぜマムートだったのだろう?
「あとおよそ400m。多度山登るのと同じだ」などと念仏を唱えながらボチボチ登っていたらキレット分岐あたりから、岩登りがメインとなってきてだんだんとテンションが回復してきて元気になってきた。クサリ場とか登るのは好きなのよね降りるのは怖いけど。
お花もいろいろと咲いてるしタイミングとしちゃいい時なんだろうなぁ。それから割とゆとりを持って登っていたら結果的にはあっさりと頂上へ着いてしまった。
<頂上山荘から天望荘初日>
一通り写真を撮った後粘っても何も見えそうにないのでさっさと頂上山荘へ。マサラカレーに一瞬迷ったが無難な中辛にて昼食を頂いた。八ヶ岳を登ってきて何より驚いたのがauの携帯がほとんどどこでも使用できるということだった。今一番電波が入らないハズの(泣)auであるが普通にメールがきてLINE送れていたって普通であった。まぁ来て欲しくない連絡なんかも来るのが難点ではあるがやはり繋がると奥さんも安心のようだった。早く鈴鹿もつながるようにならないものだろうか。
赤岳山頂から天望荘に向けての下りは又急斜面であったが岩がしっかりしているので滑ることもなくクサリを補助にスルスルと降りることができたが、先行されていたおばあちゃんがかなり苦労されていたので少しフォローしていたらM氏においてけぼりをくらってしまった。高所恐怖症の人はスリル満点の下りに満足できると思います。
天望荘に着いてチェックインしたものの夕ご飯が17時からということで視界も悪いし何もすることなくただひたすら談話室でぐうたらしていた。小屋でゆっくり読もうと思っていた「青春を山にかけて」を忘れてしまったことをとても後悔した…今思えば次の山行計画をたてておけばよかった。
夕食も山でブリ大根といった感じで予想以上に豪華で満足のいくものだった(何より牛乳寒天がサイコー)がM氏がプラティパにワインを持ってきてくれていたのが非常によかった。惜しむべらくは山小屋泊ってなんとなくイメージでは一期一会で出会った人たちと一緒に晩酌でもしながら語り合っていくうちに夜が更けていく…のかなと思っていたら、そんなことは全然無く食堂にも談話室にも人が全然いなかったこと。スマホがバリバリ繫がるからソロの人なんかは寝床でスマホってる人が多かったような気がしたのは、まぁ自分がソロできていたら同じことするだろうしこんなものなのだろうな。結局M氏も19時過ぎには寝袋に入ってしまい、一人でボーっとしていたのだが21時消灯を20時だと勘違いしていたので20時過ぎにさっさと寝てしまった。晴れていたら満点の星空を見ることもできたのだが残念。
<2日目>
期待はしていなかったのですがとりあえず4時前におきて外へ出てまっていたら、なんと日の出を拝むことができてしまった!ラッキー 快晴じゃないけど雲海に囲まれた日のでは赴きもあるし眩し過ぎないしある意味丁度いい感じだ。
朝食も肉団子にソーセージと普段食パン半分しか食べない身としては美味しくてかなり食べ過ぎた。しかも勝手にパンだと思い込んでいてコーヒーを入れてしまいもったいないのでコーヒーを飲みながら焼き海苔に醤油をつけて食べるというコラボをしたのだが合わないものは合わなかった…そしていつものように食べすぎて出だし不調であった。
事前に仕入れたネタによると横岳は八ヶ岳でももっとも難しいルートだということでちょっとビビッていた。高所恐怖症の身としてはいったいどうなるんだろうか…などと少し考えてもいたのだが…結果的にはサクッと通れてしまった。(会社の先輩のY一氏(同じ日に甲斐駒ケ岳と仙丈ケ岳に行っていた)が結構心配していたのだが「余裕だったっす」と答えておいた)
何よりも横岳通過中に天気がガンガン良くなってきてさっぱり拝めなかった赤岳が拝めて、富士山や南アルプスが見えてじつに楽しい稜線歩きが赤岩の頭まで続いたのだった。いやぁ実に楽しいです。これは春や秋も来ないとな♪ 次来るときは阿弥陀も寄ろうっと。 人気ある山ってのは人気あるだけのものがあるってことですな。
コメント
この記録に関連する登山ルート

初めてコメントさせていただきます。
レコ読ませていただき、同じ日にほぼ同じコースを歩いていたものです。
一緒に歩かれたM氏さん。下山後開山記念バッジを探していたことや、ブロッケン現象を見られたというのを聞いて、jabaontakeさんの顔も浮かんできました!
ほんのちょっとの袖の触れ合いでしたが、こうしてまたレコで巡り会えたことが嬉しいです。私も書いたので、また見てあげてくださいーー
moutonさん お疲れ様でした〜
相方からお風呂で伊勢の人と一緒だったという話を聞いていたのですが、まさか下山時も同じタイミングだったなんて!自分はさっさと降りてしまったので気がつきませんでした。 相方のテンションの高さから推察するにさぞブロッケン現象トークで盛り上がりながらの下山だったと容易に想像がつきます(笑)
しかし2日目は晴れてサイコーでしたね♪ 初日はさっぱりだったので、やっぱり景色を楽しめると心から来てよかったな〜って思えます。
なかなか遠くて機会も無いと思いますが鈴鹿の山も個性があって面白いのでそのうち是非一度いらしてくださいね〜
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