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Yamareco

記録ID: 486499
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

【ツナガル稜線】白馬三山〜唐松岳 猿倉in 八方out

2014年07月28日(月) 〜 2014年07月29日(火)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
otkme その他2人
GPS
32:00
距離
21.9km
登り
2,745m
下り
2,138m

コースタイム

1日目
山行
6:00
休憩
2:00
合計
8:00
8:40
60
猿倉荘
9:40
9:50
160
白馬尻小屋
12:30
12:40
80
岩室跡
14:00
14:30
40
白馬頂上宿舎
15:10
16:20
20
白馬岳山頂
16:40
白馬頂上宿舎
2日目
山行
10:50
休憩
1:30
合計
12:20
4:10
80
白馬頂上宿舎
5:30
5:50
60
杓子岳山頂
6:50
60
白馬鑓ヶ岳山頂
7:50
8:50
110
天狗山荘
10:40
160
不帰キレット
13:20
20
唐松岳山頂
13:40
13:50
120
唐松岳頂上山荘
15:50
40
第3ケルン
16:30
八方池山荘
天候 28日 ガスったりはれたり
29日 はれのちくもり
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
往路:大泉IC〜長野IC(深夜割引3540)市街を抜け405号越えで白馬
駐車場:1台を八方交差点の無料駐車場に、もう1台は猿倉満車につき二俣の臨時駐車場へ(どちらも無料)
タクシー:二俣〜猿倉(2200)、訳あって八方〜二俣(1400)
リフト&ロープウェイ:八方池山荘〜鎌池〜兎平〜八方(1550)
復路:33号〜31号〜白馬長野有料(200)〜19号 長野IC〜所沢IC(深夜割引3380)
コース状況/
危険箇所等
【大雪渓・小雪渓】
白馬尻小屋から少し上がると大雪渓、10本歯アイゼンとポールで快適な雪渓歩き。簡易アイゼンで下ってきて転んでる人を多数見かける、緩むとなかなかグリップが効かないのかも。大雪渓と小雪渓の間は20〜30分、外したアイゼンは手に持って歩いても大丈夫だが小雪渓はステップも切ってあるので履かなくても渡れる。ぼくは一応履きました。

【白馬三山縦走路】
迷う箇所もなく、気持ちのよい尾根道。いくつか分岐あるも最終的には合流する。鑓温泉分岐手前で親子雷鳥。

【天狗の大下り・不帰嶮】
今回の核心部。天狗の大下りは長い鎖が数カ所あるが使わなくとも下りられる。むしろザレた岩道で落石を起こさないように注意が必要。不帰嶮は名前の割りにはしっかりとした岩場。コンディション良い時なら落ち着いて手足を運べば問題なく通過できるだろう。

【唐松岳〜八方池】
ダラダラと長い下山道だが、花と残雪が楽しい。しかし下山で使うと思わぬところでスリップするの、注意。こういう最後の木段、木道が実は一番膝腰にこたえる。
その他周辺情報 温泉:みみずくの湯、HPの100円引きクーポン使用で大人500円。源泉はこもれびの湯から引いてるとのこと。晴れれば露天から三山がどどーんと見える、らしい。
http://www.shinshuu-hakuba.com/onsen/

晩ごはん:ベーコンステーキで有名な「グリンデル」に出向くもなぜか休業(本来ならば水曜定休)、あきらめて白馬の名店「おおしも食堂」へ。いわゆる町の食堂だが味とコストパフォーマンスは最高。

スポット:噂の好日山荘白馬店へ。広い駐車場に広い店舗、入り口脇にはボルダリングコーナーも。この店限定(?)のムラオグッズも充実。
猿倉の駐車場は満車。ということで二股の臨時駐車場からタクシー。
猿倉の駐車場は満車。ということで二股の臨時駐車場からタクシー。
ちょっとした河原のスペース。そんなにたくさんは停められなさそうです。
ちょっとした河原のスペース。そんなにたくさんは停められなさそうです。
猿倉荘に到着。登山カード提出。
猿倉荘に到着。登山カード提出。
いきなりヒョウ柄のおばちゃんがあらわれる。なーなー、飴チャンなめる?
1
いきなりヒョウ柄のおばちゃんがあらわれる。なーなー、飴チャンなめる?
水量も少ないので、橋を無視して渡渉。
2
水量も少ないので、橋を無視して渡渉。
林道ばたにはオニシモツケなぞも。
林道ばたにはオニシモツケなぞも。
白馬尻小屋越しに大雪渓がお目見え。看板の「へ」にチョンチョンを付ける文化って、どの世代まで通じるのかしら?
2
白馬尻小屋越しに大雪渓がお目見え。看板の「へ」にチョンチョンを付ける文化って、どの世代まで通じるのかしら?
小屋の裏手には立派なキヌガサソウが。
1
小屋の裏手には立派なキヌガサソウが。
タニウツギのピンクを愛でながら林を抜けると。
タニウツギのピンクを愛でながら林を抜けると。
大雪渓登場。皆さんアイゼンを着けたり脱いだり。
大雪渓登場。皆さんアイゼンを着けたり脱いだり。
10本歯しか持っていないから、これで。
2
10本歯しか持っていないから、これで。
今回のパーティ、オットとオヨメ。季節はずれの雪を満喫。
4
今回のパーティ、オットとオヨメ。季節はずれの雪を満喫。
時々ガスが抜け、進む方向が見える。
1
時々ガスが抜け、進む方向が見える。
思っていたより斜度もなく、ズンズンと登れる。
2
思っていたより斜度もなく、ズンズンと登れる。
大雪渓終了。昨日の雨と雪解けでザバザバと水が流れていました。
大雪渓終了。昨日の雨と雪解けでザバザバと水が流れていました。
お花ゾーンに突入、ハクサンフウロ。
4
お花ゾーンに突入、ハクサンフウロ。
ガスの中、ぼんやり浮き上がる白いイワオオギ。
ガスの中、ぼんやり浮き上がる白いイワオオギ。
クルマユリのオレンジはガスの中でも鮮やかに輝く。
2
クルマユリのオレンジはガスの中でも鮮やかに輝く。
満開少し前のテガタチドリ。
満開少し前のテガタチドリ。
可愛らしいミヤマコウゾリナ。
可愛らしいミヤマコウゾリナ。
1株だけ見かけました、トリカブト。
1
1株だけ見かけました、トリカブト。
清楚で可憐なハクサンイチゲ。
2
清楚で可憐なハクサンイチゲ。
岩室跡でおにぎりたべて、小雪渓。ほんの少しですが一応アイゼン履きました。
岩室跡でおにぎりたべて、小雪渓。ほんの少しですが一応アイゼン履きました。
シナノキンバイ。
シナノキンバイ。
何か朽ち果てた機械が横たわる。
何か朽ち果てた機械が横たわる。
お花畑に鳥の歌声、ピースフルなカール。
3
お花畑に鳥の歌声、ピースフルなカール。
雪渓の向こう、雲の切れ間にに杓子岳がちらり。
1
雪渓の向こう、雲の切れ間にに杓子岳がちらり。
沢の流れとヨツバシオガマ。
1
沢の流れとヨツバシオガマ。
歌声の主はこの方、イワヒバリ。イワのステージでソロリサイタル。
5
歌声の主はこの方、イワヒバリ。イワのステージでソロリサイタル。
青空につながる道。
1
青空につながる道。
チングルマの群生。おおかみこどもの雨と雪を思い出す。
1
チングルマの群生。おおかみこどもの雨と雪を思い出す。
本日のお宿、白馬頂上宿舎に到着。宿泊手続きして、空身で白馬岳へゴー。
本日のお宿、白馬頂上宿舎に到着。宿泊手続きして、空身で白馬岳へゴー。
小屋の真下にはミヤマオダマキ。
1
小屋の真下にはミヤマオダマキ。
ウルップソウはもう盛りを過ぎて茶色く。
ウルップソウはもう盛りを過ぎて茶色く。
まだ残っていましたコイワカガミ。
まだ残っていましたコイワカガミ。
テント場は平日にも関わらず大盛況。
2
テント場は平日にも関わらず大盛況。
ドッシリとした山容の旭岳、かっこいいなあ。
4
ドッシリとした山容の旭岳、かっこいいなあ。
少し日も出てきてタカネツメクサがキラキラ。
少し日も出てきてタカネツメクサがキラキラ。
山頂、見えた!
この辺りのウルップソウは、これからでしょうか?
2
この辺りのウルップソウは、これからでしょうか?
太陽を浴びて、気持ち良さそうなミヤマオダマキ。
太陽を浴びて、気持ち良さそうなミヤマオダマキ。
大賑わいの白馬山荘。
1
大賑わいの白馬山荘。
自動販売機で冷えたやつを手に入れ、こっそりと富山県に潜入。
2
自動販売機で冷えたやつを手に入れ、こっそりと富山県に潜入。
しかし山頂はガース。
1
しかし山頂はガース。
山座同定、まったくできませーん。
3
山座同定、まったくできませーん。
強力伝でおなじみの同定盤。年季が入っております。
強力伝でおなじみの同定盤。年季が入っております。
なにはともあれ、乾杯!
7
なにはともあれ、乾杯!
するとどうした事でしょう、雲がスーっと切れて青空が。
3
するとどうした事でしょう、雲がスーっと切れて青空が。
谷底を覗き込むと、ブロッケン現象が。
2
谷底を覗き込むと、ブロッケン現象が。
すっかり晴れた山頂に気を良くして、お散歩。
1
すっかり晴れた山頂に気を良くして、お散歩。
杓子岳方面も晴れてきた、青空っていいよね。
1
杓子岳方面も晴れてきた、青空っていいよね。
ここでもブロッケン。薄雲の方が光彩がきれいに出る事を発見。
3
ここでもブロッケン。薄雲の方が光彩がきれいに出る事を発見。
青空と山頂、いえーい!
3
青空と山頂、いえーい!
山荘からの山頂、みんな気持ち良さそう。
山荘からの山頂、みんな気持ち良さそう。
青空、立派な山荘、山頂。そこにつづく白い登山道。
2
青空、立派な山荘、山頂。そこにつづく白い登山道。
パノラマでぐるり、白馬三山。
3
パノラマでぐるり、白馬三山。
明日歩く予定の二山を確認し、宿へ。
1
明日歩く予定の二山を確認し、宿へ。
1本だけ持って上がってきたラガーで、食事前のビールタイム。
1
1本だけ持って上がってきたラガーで、食事前のビールタイム。
白馬の町を見下ろしながら。
1
白馬の町を見下ろしながら。
晩ごはんはビュッフェ形式。こっそり持ち込んだ赤いやつ飲みながら、美味しくいただく。
5
晩ごはんはビュッフェ形式。こっそり持ち込んだ赤いやつ飲みながら、美味しくいただく。
食後、談話室で赤いやつ飲みながら古い「山と渓谷」読みふける。1975年、発売したてのアルファ米の広告。
1
食後、談話室で赤いやつ飲みながら古い「山と渓谷」読みふける。1975年、発売したてのアルファ米の広告。
こちらOM-1の広告。ままかりの酢漬け、重さを比べるものにこれを選んだ担当者のセンスに脱帽。
3
こちらOM-1の広告。ままかりの酢漬け、重さを比べるものにこれを選んだ担当者のセンスに脱帽。
エベレスト登頂したばかりの田部井さんが若い! なんとなくアニマル家の娘っぽい顔立ち。
4
エベレスト登頂したばかりの田部井さんが若い! なんとなくアニマル家の娘っぽい顔立ち。
満天の星空眺めて9時就寝。3時半起床。4床2段2列、16人収容の部屋に4人で広々と眠れました。
満天の星空眺めて9時就寝。3時半起床。4床2段2列、16人収容の部屋に4人で広々と眠れました。
明け行く白馬。小屋の明かりが天然の要塞のよう。
1
明け行く白馬。小屋の明かりが天然の要塞のよう。
丸山山頂から二山。
丸山山頂から二山。
奥にうっすら劔。いい日になりそうな予感。
1
奥にうっすら劔。いい日になりそうな予感。
見上げる山頂、茜色に染まる空。
1
見上げる山頂、茜色に染まる空。
上空の雲もきれいなピンク色に染まる。
上空の雲もきれいなピンク色に染まる。
きました。
ずんずん。
どーん!
おやくそくのショット。
8
おやくそくのショット。
紅く染まる雪渓。
1
紅く染まる雪渓。
杓子の山肌も、染まる。
1
杓子の山肌も、染まる。
朝焼けの劔が格好良すぎて、悲鳴。
4
朝焼けの劔が格好良すぎて、悲鳴。
昨日渡った小雪渓も、染まる。
2
昨日渡った小雪渓も、染まる。
再び登り返し、朝日浴びる白馬に並ぶと。
1
再び登り返し、朝日浴びる白馬に並ぶと。
杓子岳山頂! 団体さんがいたので、あまり写真は撮れず。
杓子岳山頂! 団体さんがいたので、あまり写真は撮れず。
軽く朝食。2日目の主食は賞味期限ギリギリのバゲット1本144円。
2
軽く朝食。2日目の主食は賞味期限ギリギリのバゲット1本144円。
強風の中、谷底の岩肌を覗き込む。
強風の中、谷底の岩肌を覗き込む。
次は鑓ヶ岳。あまりの寒さにオヨメはとっとと先行。
3
次は鑓ヶ岳。あまりの寒さにオヨメはとっとと先行。
杓子岳は山肌を巻く事も出来ます。
1
杓子岳は山肌を巻く事も出来ます。
青空バックにイワギキョウ。
1
青空バックにイワギキョウ。
旭と白馬、点在する雪渓とのコントラストがいい感じ。
旭と白馬、点在する雪渓とのコントラストがいい感じ。
岩稜の足下にはイワベンケイ。
岩稜の足下にはイワベンケイ。
遥かつづく、空中の散歩道。
4
遥かつづく、空中の散歩道。
ザ☆夏山。某山岳雑誌の表紙みたいな光景が次々。
2
ザ☆夏山。某山岳雑誌の表紙みたいな光景が次々。
立山三山と劔岳がクッキリ。あそこ全部歩いたんだよなあと感慨に耽る。
1
立山三山と劔岳がクッキリ。あそこ全部歩いたんだよなあと感慨に耽る。
五龍に鹿島槍、奥には槍と穂高も。
3
五龍に鹿島槍、奥には槍と穂高も。
間もなくつながる稜線に、写真撮りまくりのオヨメ。
2
間もなくつながる稜線に、写真撮りまくりのオヨメ。
と思ったらオットも。いい夫婦ね。
2
と思ったらオットも。いい夫婦ね。
ずどーん。
三山、制覇。
鑓ヶ岳から見た白馬と杓子。
6
鑓ヶ岳から見た白馬と杓子。
雲の海に浮かぶ島の様。浅間に八ヶ岳、富士山も確認できました。
1
雲の海に浮かぶ島の様。浅間に八ヶ岳、富士山も確認できました。
遥か彼方、次の目標の天狗山荘が見えた。
遥か彼方、次の目標の天狗山荘が見えた。
登山道脇に親子愛。二山連続で雷鳥に会えた幸せ。
2
登山道脇に親子愛。二山連続で雷鳥に会えた幸せ。
振り返れば、アイスクリームのような鑓ヶ岳。
3
振り返れば、アイスクリームのような鑓ヶ岳。
ちょっと雪渓渡って、天狗山荘。
ちょっと雪渓渡って、天狗山荘。
大休憩。バゲットにイナバのガパオ缶のっけて辛ウマ。
2
大休憩。バゲットにイナバのガパオ缶のっけて辛ウマ。
水場も無料の素晴らしい小屋でした。それでは核心部へ。
1
水場も無料の素晴らしい小屋でした。それでは核心部へ。
どこまでも続く空中回廊。幸せ。
5
どこまでも続く空中回廊。幸せ。
またしても、鳴き声。
1
またしても、鳴き声。
ちょっとズーム。くりくりとした目が、実に愛らしい。
3
ちょっとズーム。くりくりとした目が、実に愛らしい。
天狗の大下りスタート!
天狗の大下りスタート!
長い鎖、1つ目。
不帰嶮の全容。
岩場にこっそり、キバナコマノツメ。
1
岩場にこっそり、キバナコマノツメ。
こんなザレが延々と。登りだったら大変そう。
こんなザレが延々と。登りだったら大変そう。
長い鎖、2つ目
振り返り、長い下りを再確認。
3
振り返り、長い下りを再確認。
立山と劔とオヨメとオット。素敵な1枚。
2
立山と劔とオヨメとオット。素敵な1枚。
この辺りでカメムシが大量発生。今年もたくさん雪が降るという事でしょうか?
この辺りでカメムシが大量発生。今年もたくさん雪が降るという事でしょうか?
カメラが傾いているわけではなく、本当ににこういう地形。
2
カメラが傾いているわけではなく、本当ににこういう地形。
さて、核心部の不帰嶮の2峰です。
2
さて、核心部の不帰嶮の2峰です。
鎖はありますが、練習もかねて手で確保しながら。
1
鎖はありますが、練習もかねて手で確保しながら。
噂の空中橋を下から。
1
噂の空中橋を下から。
劔の見える岩壁、後ろから来た方に抜かしてもらう。
2
劔の見える岩壁、後ろから来た方に抜かしてもらう。
空中橋から下を覗き込む。
1
空中橋から下を覗き込む。
つばが邪魔と帽子をかぶり直したオヨメ。キャッチャーか。
2
つばが邪魔と帽子をかぶり直したオヨメ。キャッチャーか。
えーっと、正解はその1段下ですよ。
5
えーっと、正解はその1段下ですよ。
ほっと一息、モミジカラマツ。
ほっと一息、モミジカラマツ。
危険(?)箇所はここまで。あとは手を使った岩登りが少々。
危険(?)箇所はここまで。あとは手を使った岩登りが少々。
ぷっちりまあるい、アカモノ。
1
ぷっちりまあるい、アカモノ。
晴れとガスの狭間を歩く。
3
晴れとガスの狭間を歩く。
ちょこちょことシャクナゲも咲いていました。
1
ちょこちょことシャクナゲも咲いていました。
ヤマハハコの奥にぼんやりチングルマの果実。
1
ヤマハハコの奥にぼんやりチングルマの果実。
青い空にマーブルの雲、実に気持ちよい。
2
青い空にマーブルの雲、実に気持ちよい。
劔方面にもだいぶ雲が迫ってきた。
2
劔方面にもだいぶ雲が迫ってきた。
最後の山頂を、目視確認。
2
最後の山頂を、目視確認。
間もなく稜線がつながります。
間もなく稜線がつながります。
唐松岳山頂。劔岳をバックに。
9
唐松岳山頂。劔岳をバックに。
北アルプスのマチュピチュ(嘘)、唐松岳頂上山荘。
1
北アルプスのマチュピチュ(嘘)、唐松岳頂上山荘。
高山植物の女王、コマクサ。
1
高山植物の女王、コマクサ。
山荘でしばし休憩。白馬から一緒だったお父さんとは、ここでお別れ。
1
山荘でしばし休憩。白馬から一緒だったお父さんとは、ここでお別れ。
下山開始。クマンバチとナナカマド。
下山開始。クマンバチとナナカマド。
石碑越しに、白馬の町。
1
石碑越しに、白馬の町。
立山で段ボール箱一杯摘んだ山菜、アマナ。天ぷら美味しかったなあ。
1
立山で段ボール箱一杯摘んだ山菜、アマナ。天ぷら美味しかったなあ。
半分咲いたカライトソウ。
1
半分咲いたカライトソウ。
たぶんタテヤマウツボグサ。
たぶんタテヤマウツボグサ。
白馬の町並みと、白馬47のゲレンデ。
白馬の町並みと、白馬47のゲレンデ。
七部咲きくらいのハクサンタイゲキ。
1
七部咲きくらいのハクサンタイゲキ。
シモツケソウのピンクがきれいに撮れませんでした。
シモツケソウのピンクがきれいに撮れませんでした。
ニッコウキスゲ、いっぱい。
1
ニッコウキスゲ、いっぱい。
ベルマークみたいなハクサンシャジン。
1
ベルマークみたいなハクサンシャジン。
すっかり曇ってしまい、寂しげな八方池。
1
すっかり曇ってしまい、寂しげな八方池。
歩いてきた稜線も、全て雲の中。
歩いてきた稜線も、全て雲の中。
何かのユルキャラのようなケルン。この辺りから時間がなさそうだったので、ダッシュ。
1
何かのユルキャラのようなケルン。この辺りから時間がなさそうだったので、ダッシュ。
前を歩いていた方にリフトの最終時間を聞き、ひと安心。
前を歩いていた方にリフトの最終時間を聞き、ひと安心。
最終の10分前に乗れました。
最終の10分前に乗れました。
前に乗っていた外国人観光客がタオルかなにかを落としたと大騒ぎ。ふーん。
前に乗っていた外国人観光客がタオルかなにかを落としたと大騒ぎ。ふーん。
47の全貌。
お花と牛の放牧を眺めながら、兎平に到着。
お花と牛の放牧を眺めながら、兎平に到着。
いたるところに、ムラオ。立体的なやつははじめて、おつかれさま!
2
いたるところに、ムラオ。立体的なやつははじめて、おつかれさま!
無事に車をピックアップしてお風呂。みみずくの湯に入るには管理人のこの方のお許しが必要です。ウソです。
3
無事に車をピックアップしてお風呂。みみずくの湯に入るには管理人のこの方のお許しが必要です。ウソです。
ベーコンステーキ!と勇んでグリンデルに向かうも休業中。火曜日なのにおかしいなあ...
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ベーコンステーキ!と勇んでグリンデルに向かうも休業中。火曜日なのにおかしいなあ...
ということで「おおしも食堂」にてカツカレー大盛り。家っぽいモッタリとしたルウがたっぷり。満腹!
4
ということで「おおしも食堂」にてカツカレー大盛り。家っぽいモッタリとしたルウがたっぷり。満腹!

感想

「白馬から唐松まで歩けば北アルプス右ラインが全部つながるんだよねえ」そんな友人夫婦の記念すべき山行に同行する事に。前回の疲れも残っていたので、二人に合わせて小屋泊まりののんびり行程。

月曜の早朝、戸隠山の下見もかねて405号越えで白馬入り。先に着いている夫婦と八方合流だったのだが黒菱の駐車場に姿は見えず。電話すると八方の交差点の方だということ、一度下って無事合流。猿倉目指すも満車で二俣。ちょうど下りてきたタクシーで猿倉。

雪渓抜けて山頂宿舎。白馬岳まではガスっていたのですが、山頂でパーッと快晴、迎えられているのでしょうか? ブロッケン現象やお花、夏山の景色楽しみながらビール。夕食後談話室で談話にふける先輩達を尻目に、ワインチビチビ飲みながら古い「山と渓谷」を読み耽る。ぼくが生まれた年の山行記録とか、当時の広告とか面白すぎて止まらない。21時に切り上げ、しばし満天の星空を楽しんで就寝。

予想通り快晴の二日目、見事な御来光に見送られ出発。ザ☆北アルプスといった空中散歩。立山三山に劔岳、槍穂高に火打妙高、八ヶ岳、富士山、南アルプス。眼下には白馬の町、富山の海まで見え、笑顔緩む間もなく白馬三山踏破。雷鳥も2親子目撃、ピヨピヨ、グーグー。核心部と思っていた天狗の大下りから不帰嶮も思っていたほどではなく、唐松岳にて、2人の北アルプスがつながる瞬間に無事立ち会わせていただく。

ガスの中の下山が予想通り辛い。ダラダラとお花愛でながら進むも気がつけばいい時間に、リフト間に合わないかもとダッシュしたら少し腰に違和感。無事にリフト、ゴンドラで下りたところで一大事。オットが車の鍵を二俣に停めたぼくの車の中に置き忘れたと。仕方がないからタクシーで二股へと思いタクシー乗り場に行くと、待っていたのは前日ぼくらを猿倉まで乗せてくれた運転手さんだった!

白馬のペンションで一泊すると言う夫婦と別れ、みみずくの湯。グリンデルに行ったらなぜかお休み、おおしも食堂で安心と信頼のカツカレー大盛り食べて帰路。松代のパーキングで深夜割りに備えて仮眠と思ったら、熟睡。3時に目を覚ましてビュンっと帰宅。
---
冬にはおなじみの白馬は、夏もやっぱり素敵な場所。久々の友人夫婦との山行、快晴の稜線歩き、絵に描いたような夏の山の休日。山頂で心置きなく飲むビールの美味しさに、終止笑顔が止まらない2日間でした。

さて、次はどこ登る?

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コメント

オットのやらかし
もはや規定路線ですね。我が車にも家の鍵を置いて帰ることが…。
日帰りでもどこか行きましょうね!
2014/8/1 16:32
Re: オットのやらかし
え? 割りとやらかすキャラだったんだ。
まあ、今回は二俣に停めておいて結果オーライって事で。

日帰り、さっそく日曜日に麦草峠からにゅうへ...
2014/8/1 17:22
はじめまして?
おそらくすれ違ってますね。
拝見したら白馬槍の登りで話しかけた男女3人組かなと思いコメ投稿しました。
お互い天気に恵まれて良かったですね!
2014/8/1 16:40
>namerouさん
白馬鑓ヶ岳の下と言うと、あまりの眺望に奇声を上げていたあたりですか。変な声聴こえませんでしたか?
スノーボードと山とお酒が好きなら、何人か挟めば知人もいそうですね。機会があったら一緒に飲みましょう。
2014/8/1 17:26
奇声?上げてたかも(笑)
女性の方に不帰の瞼情報を聞かれついでに雷鳥情報を提供した方かと…
おそらく時系列的に間違いないです(^_-)
どこかでお会いできたら飲み明かしたいですね♪
2014/8/2 0:25
Re: 奇声?上げてたかも(笑)
ああ、オヨメはいろんな人に話しかけ、話しかけられしていましたねえ。
どこかの山頂やら、稜線やらで飲み明かせたら最高ですねー。
2014/8/3 4:14
Re: こんにちは!
otkmeさん、私のレコにコメントをありがとうございました。
赤いゲーター履いている方ですね。あのハイテンションの…。他人の山頂写真を撮ってあげていた方。私も撮ってもらえばよかった、と思いましたです。袖振り合うも他生の縁。ヤマレコで再会できるって、ステキですね。
やはり、次は三山縦走しか無いですよね。otkmeさんのレコを見て思いました。不帰ノ嶮は私にはまだ早い!って感じなのですが、槍ヶ岳に登れたら、行けますでしょうか?
2014/8/9 10:38
>tottokotoさん
そうです。赤いゲイターの喧しいやつです。
平日だというのに山頂は大賑わい、あれじゃあ週末はどうなっちゃうんだろう?って感じでしたね。

三山縦走だけなら、山頂一泊で周回できそうですよね。余裕があれば天狗山荘とか鑓温泉でもう一泊してもいいですね。不帰ノ嶮は注意して進めば大丈夫だとは思いますが、今回の行程だと結構時間ぎりぎりなので、やはり余裕を持って2泊だと安心ですね。
2014/8/12 15:10
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この記録に関連する登山ルート

ハイキング 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
猿倉〜大雪渓(秋道)〜白馬山頂〜白馬鑓温泉〜猿倉
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
後ろ立山 北半分を縦走するルート
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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