記録ID: 4910559
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無雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原
大君ヶ畑から万野、大晴見、茶野周回コース(マジにしんどかった難解バリルート)
2022年11月12日(土) [日帰り]



体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 08:20
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 923m
- 下り
- 923m
コースタイム
天候 | 晴れ☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車地までの道路状況: 駐車地までは国道ですので悪路はありません。冬期(例年、12月中頃から3月中頃)は306号線 鞍掛峠から大君ヶ畑地内は通行止 大君ヶ畑登山口から765m地点: 登山口から320m地点辺りで左手の尾根に取り付きますが、すでにこの時点から急斜面。ここから傾斜度は平均25°以上で、もちろん山道も踏み足もありません。テープもありません。尾根に乗ってから、一気に500mほどの高低差の尾根一本道を登っていきます。尾根を外すと左右は切れた谷の奈落の底。特に登る左手の滝洞谷は鹿🦌や猪🐗も上がって来れなくて、谷には屍がごろごろあるらしい。また滑りやすいザレた地面もあれば、岩場もあります。鉄塔を越えるまでは、慎重に登った方が良いです。転がったら止まりません。登りやすい地点を探しながら、つづら折れで道を選びました。この直線尾根は鈴鹿でも指折りだと思います。 765m地点から万野: 傾斜度は緩やかになりますが、杉林の広い尾根です。山道無し、表示無し、踏み足ほとんど無し、コンパスを合わせた方が無難。 万野から大見晴: 杉林の楽な登りになります。上記と同じ、山道無し、表示無し、踏み足ほとんど無し。カレンフェルトの岩場は浮き石もありますので、転倒に注意が必要。 大見晴からミノガ峠: 大見晴からいきなりの急斜面の降り道。また降り始めるとすぐ尾根分岐もありますので、方向を間違えないように。上記と同じ、山道無し、表示無し、踏み足無し。 ミノガ峠から桜峠: ミノガ峠から表示や踏み足などがしっかりとついておりますのでほっとします。傾斜も緩やかな登りが多い。林道と一般道路の分岐だけに注意。危うく一般道路を降りて行きそうになりました。林道は二手に分かれたりしますが、どちらも出くわします。途中、鈴ヶ岳への看板があります。巻道で1箇所だけ、崩れかけている箇所があり、お助けロープがあります。 桜峠から茶野: 踏み足はついておりますが、途中わかりにくい場所もあります。尾根を外さななければ大丈夫です。 茶野から下山口: 途中、分かりにくい箇所もありますが、テープが多く頼りになります。鉄塔を越えてから、直降りできるポイントを見逃してしまい、長い迂回路に入ってしまった。つづら折れの杉林の山道が長く疲れました。枯葉に隠れた小さな岩や木の根などでの躓き転倒は注意いたしました。 |
その他周辺情報 | トイレ: 神社にトイレはありません。大君ヶ畑の登山口周辺にはトイレはないかと思います。 彦根ICから駐車地までの途中に佐目自然公園駐車場(高室山登山口駐車場) にあります。 駐車場から3.5kmほど手前。綺麗に管理されたトイレです。 コンビニ: 彦根ICから駐車地までには、セブンイレブン、ローソンがありました。 お土産: 名神高速道路の養老SAに寄り道。近江牛のスエヒロのカルビ弁当(結構、好きであれば買ってしまう)と赤福を買って帰る。 |
写真
ここから登山口。休憩してましたら、本日、初めて
ハイカーに出逢ったが、なんと同じルートを来たらしい。地元、東近江の方でまだ若い。マニアックな山や山道が好きらしい。この近辺の面白い山を教えてもらった。優しい好青年で、かなり歴戦錬磨の健脚。
ハイカーに出逢ったが、なんと同じルートを来たらしい。地元、東近江の方でまだ若い。マニアックな山や山道が好きらしい。この近辺の面白い山を教えてもらった。優しい好青年で、かなり歴戦錬磨の健脚。
桜峠着。東近江方面。真ん中な尖った山が天狗岳👺のようです。ここで名古屋の登山クラブ、不枠の会のメンバーのお二人と出逢った。男性の方は80歳超えているらしいですが速い速い。あっと言う間に見えなくなりました。ほんとは鈴ヶ岳方面へ登ろうと思ってましたが、本日は万野までで疲れ果てました。茶野行きに決定。
広い山頂です。ゆっくりとお昼ごはんを。ここで同じ時間に本日出逢った方々が皆、お昼タイムを。会話も弾みました。東近江の好青年に焼き肉店情報を。東近江の「竹」と言う焼き肉店が美味いらしい。もちろん近江牛。実は松阪牛より伊賀牛や上野牛、近江牛、飛騨牛の方が脂の乗りがあっさりして好きだ。ちなみに愛知県武豊にある飛騨牛焼肉の「あずま」は中高の先輩が経営。近くの方は是非。先輩の出身は当然、美濃です。宣伝^_^
ちなみに私の今回の山々のルートの下調べした地図。次のポイントまでの平均斜度、高低差、尾根線などを書き込んで、道迷いしやすい箇所や目印などをチェックしてます。特にバリルートや国土地理院に記載されていない山道には注意しておりますが、少しでもルートを外した場合は、理由を確認してます。まだ地形を見ただけで地図上のどこにいるか?わからない場合が多いのと次のポイントまでの距離から歩行時間が統計化されていない。まちまちだ。もっとプロフェッショナルな手書きマッピングしている方はアップして欲しいです。GPSを持たずに地図だけで登山する方の勇気はすごい。まぁいざという時にはInReach機能付きのGARMINかココヘリは必要ですが。考えるとヤマレコはいまココ機能があるから、やっぱりGPSは必要だな。ちなみにInReach機能で娘と息子に登山スタートの連絡して、下山した連絡を忘れて夫婦共々かなり怒られた。子供に叱られる年になったか。
撮影機器:
感想
今回は半分がバリルートですから、地図読みの準備やいろんな方のログを読んで参考させていただきました。
一番な難所は万野までの直線登り。とにかくしんどいし、危ないです。両サイドが切れて谷なので、登りやすい道を探る時には尾根の中心を外さないように。降りにこのルートを使う場合には特に要注意。
この周回のミノガ峠までは気が許せないです。
コンパスと地図と地図読みの知識はマスト。ルートを外した時点で登り返しはしんどいはずですから、体力を消耗します。ほんとうに道を外すと怖い山々です。低山、里山の部類に入るとは思いますが、かなりの急斜面の山々です。心して入ることが肝要かと思います。
ルートファインディングスタイルの好きなハイカーの方は面白いかと思います。私も面白かった。家内も珍しく、GPSと睨めっこしてました。10kmほどの距離ですが、結構、起伏もあり、バラエティーな山道で楽しかったです。
また今回は出逢った方々も歴戦錬磨のハイカーで会話も楽しかった。良い人達に出会えて良かったです。またどこかの山でお会いできたら^_^
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