日暮沢から初冬の以東岳


- GPS
- 12:33
- 距離
- 30.2km
- 登り
- 2,719m
- 下り
- 2,704m
コースタイム
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 6:49
天候 | 稜線はそこそこの風も晴れ,前線通過で荒れ予想の日曜日も風あれど持つ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
それにしても下山して帰ろうとしたらパンクはショック |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪はあるところにはある程度で,膝上まで没するところもあるが,この時期は降れば一変するので参考ならず。ワカンは持参しないが持っていったとしてもいちいち着脱しないだろう,の程度。 |
写真
感想
本格的な冬の前に小屋泊できないかなあと思っていたら,ピンポイントのチャンス。日曜は前線通過で荒れる予報だが,その前に逃げ切れそうで,金曜日の宴席出席あれど十分に時間を空けて,8時に自宅を出発。10時前に閑散とした日暮沢から登山開始。車は7台位。思ったより入山者はいるよう。すっかり葉の落ちた見通しのよい樹林を登っていくと2名とスライド。1人は本日入山して周回の予定が西朝日前までで雪でミッドカットのスコルティバが浸水で戻ってきたという。もうひとりは竜門小屋泊の帰り。単に泊りにきたという,全く賛同する。既に気になっていた水場が撤収されたことを確認。残り5台なので狐穴小屋に同宿いれば多少暖かいかと思ったが,結果して,竜門小屋の先に多少残る雪にトレースなし。この二人以降,翌日下山まで誰とも会わず。雪はユーフンを過ぎて竜門手前あたりからやや深いところもでてくる。気温高いために所々で膝上までぬかる。この状態も以東まで所々だが,合わせて数百M位か。ワカンは置いてきたが持参したとしても,着脱煩わしく使わなかったであろう。天気は良いが風はまあまあ強さ。ソフトシェルと,やはり同じような素材の手袋だけで雨具は不要な穏やかさ。
予定は,狐穴小屋に泊って翌日の天気次第で以東まで行くはずだったが,狐穴に誰もいないのであれば,以東小屋は銀マットも敷かれているので,狐穴で水を補給して,翌日の時間稼ぎで以東に向かう。所々の雪の踏み抜きでやや時間がかかり,以東小屋について間もなく日没。無論,貸切。気温高いせいか,小屋で着こんでダウンシェラフに下半身をいれて,煮炊きをしていると風で冷えた体も温まり,ビールが旨い。小屋泊用に試しに購入していた焼ペンネをフライパンで調理。ソースと追いチーズがワインに合う。フライパンにソースが残るが,これをパンで拭き取って,またワインが旨い。誰もいないのでラジオをスピーカーで聞くが新潟の数局が軒並み受信でき,まったり。夜には村上と鶴岡の夜景が闇の中にみえる。
白金カイロも使用して寒さは感じず,強い風の音で寂しさも感じず,うっかり5時過ぎまで就寝。慌てて,カップメシとFD卵+野菜スープを流してこみ,6時過ぎ朝日よりやや遅れて出発。前線接近で荒れる予報で,雲はあるがよくみえていて,時折,陽光も差し込む。とはいえ,この冷える時期に雨には捕まりたくはないので,さっさと戻る。結果して,天気の崩れはなく,冬枯れの明るい樹林を愉しみ,無事に下山。ここで写真撮影の方とどっからか下山してきた二人の計3人と会う。順調順調と車を走らせたら,何か変。停めて様子みたら,前輪が完全にパンク。小屋の手前の沢が工事中でそこの養生用の鉄板上で,自家用車歴40年近い中で,初のスペアタイヤに交換。携帯電話もつながらないところで,焦ったが,100km/h以上出すなとか書いてあり,逆にそこまで出せるのかと安心。とはいえ,明らかにスペアタイヤはサイズ小さいので,不安定そう。ダートの林道は控えめに走行し,大井沢でいったん停車して確認+増し締め。さらに下道を控え目に走行し,結果して東根のよってけポポラに自然に寄って,今シーズン最後になるであろう洋ナシとリンゴと菊をお土産に,仙台に今度こそ無事に戻る。前日,以東まで行ったので,パンク+下道でもそこそこの時間で自宅に戻れて,余裕って大切と実感。さらにはイエローハットでみてもらうとかなり古いタイヤで修理ではだめで,交換が必要との診断。残る3本の取替えも薦められる。だましだまし使ってきたが,,まさかの日暮沢林道走行を機に死刑宣言されるとは。まあ,無事に戻ってきて,今シーズン最後の小屋泊もできたので,イエローハットの帰りに買った唐揚げでビールが旨い。
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