恵那山-小屋泊縦走↑前宮↓神坂峠(公共交通利用)

- GPS
- 13:30
- 距離
- 22.0km
- 登り
- 2,077m
- 下り
- 1,232m
コースタイム
- 山行
- 6:46
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 7:25
- 山行
- 5:46
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 6:23
| 天候 | 11/16 晴れのち曇り 山頂は降雪 夜中-3.4℃ 11/17 晴れのち曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
中津川駅近くの時間貸し駐車場に駐車 中津川駅〜恵那山ウェストン公園 路線バス 北恵那交通 川上線(K) 520円 07:00-07:23 ヘブンズそのはら 展望台〜山頂駅〜山麓駅 随時発 展望台行リフト 片道400円 富士見台ロープウェイ 片道1150円 園原バス停〜神坂PA(馬籠PA) 高速バス 名鉄バス 名古屋行き 450円 15:17-15:28 荷物が大きければ荷台に載せてもらうといい。 馬籠宿〜中津川駅 路線バス 北恵那交通 馬籠線(M) 570円 16:50-17:15 PA近くにもバス停あるのでそっちのほうがいいかも。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
主に前宮ルートの様子。 ウェストン公園〜前宮登山口 舗装林道歩き。黒井沢林道とは別で、こちらは恵那神社まで登る。 登山ポストは前宮登山口前に有り。 前宮登山口〜対東沢〜枯大桧 樹林帯歩き。対東沢までは沢沿いを歩き、登山道が狭く滑りやすい。 それ以外でも登山道が少し崩れてるところがある。 途中芝生に覆われた大きな崩落跡があるが、崩落跡傍の縁を歩くことができるが、これを避けて巻くこともできる。 枯大桧〜空峠 笹が払われており歩きやすい。傾斜きついが振り返れば景色が開けて気持ちがいい。 空峠〜一之宮社 狭めで傾斜がきつく林に覆われた稜線歩き。岩の露出も増えて歩きずらい。踏ん張りどころ。 |
| その他周辺情報 | ウェストン公園前バス停 バス停降りてすぐに民間企業?有志設置と思われるトイレ及び自販機あり。誰でも使用下さいとあるので有り難く使わせてもらいましょう。 ウェストン公園の仮設トイレはめっちゃ汚い。 恵那山山頂避難小屋 薪ストーブあるが非常時用とのこと。 水場は黒井沢ルートに少し降りたところにあるようだが通行止めになっており行けるか怪しい。夜中トイレに行く時が怖い(少し離れているため) トイレは冬季は非水洗式の浄化槽トイレのためトイレットペーパー投入禁止。 恵那ラジウム温泉館 大人1人600円 ただの銭湯っぽいけど落ち着いた感じで好き。 |
写真
装備
| 備考 | 持っていけばよかったもの テントシューズ 小屋内においても足の冷えが天敵。 |
|---|
感想
冬になりつつある季節ですが泊まり山行がしたくなったので、冬用シュラフを購入し小屋泊できるルートとのことで白山別山へ石徹白道往復を計画していました。ですが同じルートを採っていた他の方の山行で、石徹白登山口までの林道が山行計画日直前に冬季閉鎖に入ることを知り、さらには鳩が湯や平瀬への林道も冬季閉鎖が実施され、本年度の白山は私にとって実質閉山になってしまい途方に暮れていました。
そんな中で、天候不順の代案として恵那山を計画していたのですが、登山ルートを眺めてるうちに、中津川を起点にすれば、
「中津川駅〜前宮ルート〜神坂峠〜ヘブンズそのはら〜園原IC〜神坂PA〜中津川駅」
と、公共交通を利用しての一筆書きが、私でも出来そうなプランで描けましたので、行ってみることにしました。
クラシックルートである前宮ルートを登りに利用しましたが、下山時に利用した神坂峠ルートより個人的には好みでした。確かに所々傾斜がきつく、累積標高1500m超で日帰りの厳しい上級者向けのルートではありますが、小屋泊(テント泊)前提にすれば比較的難易度は高くない気がしました。笹が払われており歩きやすく、振り返れば尾張平野方面を一望できる素晴らしい景色が広がります。また、大きな崩落跡や尾根上のむき出しの小岩稜に、恵那山の荒々しい一面を垣間見ることができました。
今回は2000mを超えた辺りから雲が出始め、雲に覆われた樹林が霧氷に覆われた幻想的なこの時期ならではの光景を拝むことができ、総じて前宮ルートが好きになりました。
山頂小屋で一泊し、朝起きますと気温は-5度くらい。外に出ると風もなく、辺りはしんと静まり返りながら、頭上は晴天で満天の星が広がっていました。あまりに寒くて、あまり星空観賞はできませんでしたが、やはり冬の空はいいものですね。
小屋裏の岩場から、南アルプスから頭だけ覗かせる富士山の頭を見つつ、朝日が昇るまで南アルプスや、八ヶ岳、中央アルプスの山々を鑑賞していました。
すっかり明るくなってから小屋を出発し、昨日より成長した小さなエビのしっぽ、もとい霧氷樹林を鑑賞しつつ、神坂峠ルートより下山していました。神坂ルートも展望がいいと聞いていましたので少し期待していましたが、前宮ルートからは雲に覆われ見えなかった御嶽山が、透き通った冬の空気によりその存在感をさらに増して姿を見せてくれました。神坂ルートは前宮ルートに増して、テングナギやウバナギ辺りの崩落跡が猛々しく、大判山や千両山から恵那山の大きな山体を拝むことができ、こちらも良かったです。
急遽体裁を整えて実行した本山行でしたが、その実いい感じの満足感を得られました。下山後の公共交通の利用にもう少し改善の余地がありそうですので、また来年度にでも再走したいところです。次は下山後に昼神温泉で宿泊もよさそうです。
空集合
















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