山形神室


- GPS
- --:--
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 593m
- 下り
- 577m
コースタイム
- 山行
- 0:170
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 0:00
天候 | 晴れ/曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
この日は山形神室に登ったのですが、当初は "葉山" に登るつもりでした。
月山からも鳥海山からも朝日岳からも面白山からも雁戸山からも・・・
山形のどの山からも見える葉山が気になっていて、
もっとも眺望が充実していると聞く "山の内コース" を目指したのですが・・・
いい加減にナビの設定をしたところ、着いたのは樽石コースの入口。
このルートは破線で記されていて、ヤブが多くて分かり難いとの前情報。
で、ナビを再設定して何とか予定の登山口近くの駐車スペースまで辿り着いたものの、
「この先営林署の専用道路のため自動車、歩行者ともに通行を禁止します。通行される方は自己責任で!」の看板。
まぁ登山自体が自己責任の世界だし・・・とは思ってみたもののちょっと出鼻を挫かれた感じ。
それにアブがブンブン車を攻撃してくるし、外に出るとスズメバチにも威嚇される始末。
時間はすでに9時を回って暑いくらいで、おまけに葉山上空には怪しげな雲が。
この時点でもはや葉山に登るモチベーションは急降下。
もうこの日の山は止めようかとも思ったのですが、コンビニで購入したオニギリとかパンとかもあるし・・・と思い直して、
短時間で登れて標高が高い所まで車で行ける "神室岳" に登ってみることに。
ということで、山の内登山口を後にして目指したのは笹谷峠。
1時間ほどで笹谷峠の駐車場に到着。ラッキーなことにちょうど一台出たところに駐車できました。
ここは標高900mほどあるのでけっこう涼しい風が吹いていました。
空も青いし気分も一新して登りはじめます。
登り始めてすぐに感じたのは、前に登った晩秋の時と比べるとずいぶん草が生い茂ってる・・・
まぁ夏ですから当たり前なんですが、生い茂った草木がけっこう煩いです。
最初の急坂を一登りして稜線に出てからも、なんとなく前に感じた様な爽やかさはなく・・・
時折草木の切れ間から風が入ると生き返った気分になるのですが、
笹原も背丈ほどに伸びているので風が通らず暑苦しい。
とりあえずハマグリ山で休憩してちょっと早いお昼にしました。
このピークは草木に囲まれていないので眺望があって風が気持ち良い。
休憩後はノンストップで山形神室まで。
急斜面を下りてトンガリ山に登り返し、笹原の中の道を辿ると前方には緑に包まれた山形神室。
一気に登って「着いた〜」と思ったら、木々に囲まれた眺望のないピーク。
頂上に着いたという感動は全くなし。
そのまま通過して仙台神室を目指しますが、この頃から遠くで雷鳴が轟き始めました。
午後にはところによって雷雨の予報だし、向かう仙台神室はやけに急峻に聳えているように見えるし、
暑さですでにバテ気味のTONO的にはもはやここまで。
山形神室をちょっと下った分岐点で引き返すことにしました。
雁戸山〜蔵王連峰を正面にして来た道を戻りますが、いつしか空には鉛色の雲が広がりときおり頭上では雷鳴が響きます。
ポツポツと降り始めた雨に追い立てられるように最後の斜面を九十九折りに下りました。
駐車場で靴を履きかえて車に乗り込むとバラバラときて、やがてザーッと降る中を帰路に着きました。
前回時間切れで登れなかった山形神室のピークは踏んだものの、いまいち感動に乏しい頂でした。
仙台神室まで行けなかったのは悔やまれるところですが、
そのお陰で稜線上で雷雨に遭遇しなかったのですから幸いでした。
夏はやはり午後になると雷が発生するし早出早着が基本ですね。
それに日が昇って気温が上がると登る気力も体力も削がれますし。
これくらいの低山は新緑と紅葉の頃がベストシーズンなんでしょう。
・・・って言うか、葉山はどうなった!?って感じですが、
秋晴れの一日にでもまたチャレンジしようと思ってます。
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