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Yamareco

記録ID: 5020749
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

八王子城山(心源院尾根↑)、富士見台、杉沢ノ頭(北東尾根・松嶽稲荷神社尾根〈仮称〉↓)

2022年12月23日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:48
距離
9.6km
登り
594m
下り
594m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:05
休憩
0:53
合計
3:58
距離 9.6km 登り 602m 下り 611m
7:17
7:22
19
7:41
7:45
5
7:50
7:58
6
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3
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19
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1
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11
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16
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4
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5
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11:00
10
11:10
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き・帰り JR高尾駅から川原宿大橋バス停(スタート、ゴール)
コース状況/
危険箇所等
登路の心源院尾根は、道標、休憩地などが十分すぎるほど完備されています。
降路の杉沢ノ頭北東尾根、松嶽稲荷神社尾根は、自然のままの状態であり、慎重な地図読みが求められます。

【危険箇所、注意箇所】
〇杉沢ノ頭北東尾根
杉沢ノ頭にある簡易道標の裏から延びる尾根に入ります〈写真32〉。尾根上にはマーキングやコンクリート標もあります〈写真33、34〉。滝ノ沢林道へは斜めの踏み跡で降り、その手前の頭上や立ち木にはテープなどがあります〈写真35〉。
〇松嶽稲荷神社尾根
黒ドッケ北東尾根でもあります。滝ノ沢林道から尾根への入り方ですが、尾根筋のわずか手前の荒れた水平道に入ります〈写真38〉。350m圏のコブから北ではなく、その手前を東(右)に進みます〈写真39〉。ピンクのテープもあります〈写真40〉。320m点からしばらく好展望が続きます〈写真41〜45〉。アンテナを見たあと、尾根伝いに進んで松嶽稲荷神社に降り立ちます〈写真46.47〉。
その他周辺情報 八王子城跡散策マップ
https://www.hachioji-kotsu.co.jp/wp-content/uploads/2021/04/%E5%85%AB%E7%8E%8B%E5%AD%90%E5%9F%8E%E8%B7%A1%E6%95%A3%E7%AD%96%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%97.pdf
川原宿大橋バス停から心源院を目指します。心源院は、武田信玄の娘、松姫にゆかりがある名刹です。武田一族が滅び、甲斐から逃れてきた松姫は、武田一族の菩提安泰のため、出家して法名「信松尼」を賜りました。境内にはトイレもあります。
2022年12月23日 07:19撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 7:19
川原宿大橋バス停から心源院を目指します。心源院は、武田信玄の娘、松姫にゆかりがある名刹です。武田一族が滅び、甲斐から逃れてきた松姫は、武田一族の菩提安泰のため、出家して法名「信松尼」を賜りました。境内にはトイレもあります。
心源院を起終点に向山砦、大六天への「山散策一周コース」の案内板が参考になりました。
2022年12月23日 07:19撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 7:19
心源院を起終点に向山砦、大六天への「山散策一周コース」の案内板が参考になりました。
女坂ルートは右ですが、左の神社ルートをたどることにしました。
2022年12月23日 07:20撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 7:20
女坂ルートは右ですが、左の神社ルートをたどることにしました。
よく整備された山道を行きます。朝日が浄福寺尾根(千手尾根)を照らしていました。
2022年12月23日 07:24撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 7:24
よく整備された山道を行きます。朝日が浄福寺尾根(千手尾根)を照らしていました。
秋葉神社は、防火の神として崇敬されています。
2022年12月23日 07:26撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 7:26
秋葉神社は、防火の神として崇敬されています。
「春え台」とは、どのような意味でしょうか。丸木を並べたベンチがありました。
2022年12月23日 07:33撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 7:33
「春え台」とは、どのような意味でしょうか。丸木を並べたベンチがありました。
男坂コースは右後方の踏み跡のようですが、「倒木により通行止め、キケン」とあります。
2022年12月23日 07:41撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 7:41
男坂コースは右後方の踏み跡のようですが、「倒木により通行止め、キケン」とあります。
樹木名プレートも設置され、いろいろと人の手が加わって整備されたコースになっています。
2022年12月23日 07:43撮影 by  SO-01L, Sony
12/23 7:43
樹木名プレートも設置され、いろいろと人の手が加わって整備されたコースになっています。
神社コースと女坂コースが合流するのが向山砦(標高285m点)で、陣馬街道(甲州裏街道)を監視する場所であったようです。
2022年12月23日 07:44撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 7:44
神社コースと女坂コースが合流するのが向山砦(標高285m点)で、陣馬街道(甲州裏街道)を監視する場所であったようです。
「見晴らしのよい、休息場」とありますので、立ち寄りました。
2022年12月23日 07:51撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 7:51
「見晴らしのよい、休息場」とありますので、立ち寄りました。
「大六天」の木柱が建ち、広い眺望が得られました。
2022年12月23日 07:51撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 7:51
「大六天」の木柱が建ち、広い眺望が得られました。
遠くに烏帽子のように見えるのは、大岳山でしょう。
2022年12月23日 07:52撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 7:52
遠くに烏帽子のように見えるのは、大岳山でしょう。
椅子、ベンチ、簡単なテーブルもあり、展望を味わいながら一服しました。
2022年12月23日 07:55撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 7:55
椅子、ベンチ、簡単なテーブルもあり、展望を味わいながら一服しました。
大六天の由来が記されていました。
2022年12月23日 07:55撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 7:55
大六天の由来が記されていました。
三叉峠は、文字通り、山道が三本に分かれています。
2022年12月23日 08:07撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 8:07
三叉峠は、文字通り、山道が三本に分かれています。
左に分岐する山道をたどれば、北条氏照公の墓所に繋がるようです。
2022年12月23日 08:07撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 8:07
左に分岐する山道をたどれば、北条氏照公の墓所に繋がるようです。
1級基準点のある場所が「つつじ台」です。
2022年12月23日 08:09撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 8:09
1級基準点のある場所が「つつじ台」です。
ここからも北条氏照公の墓所に行けるようですが、「倒木、ヤブ」と注意を促していました。
2022年12月23日 08:13撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 8:13
ここからも北条氏照公の墓所に行けるようですが、「倒木、ヤブ」と注意を促していました。
これも地名を表示しているようですが、解読できませんでした。
2022年12月23日 08:15撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 8:15
これも地名を表示しているようですが、解読できませんでした。
独標368m点を通過します。
2022年12月23日 08:18撮影 by  SO-01L, Sony
12/23 8:18
独標368m点を通過します。
この心源院に繋がる山道は、「松姫巡礼の道」とも表記されています。
2022年12月23日 08:23撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 8:23
この心源院に繋がる山道は、「松姫巡礼の道」とも表記されています。
左斜面を巻いて柵門跡に出ました。
2022年12月23日 08:31撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 8:31
左斜面を巻いて柵門跡に出ました。
高台には八王子神社が祭られていました。
2022年12月23日 08:40撮影 by  SO-01L, Sony
12/23 8:40
高台には八王子神社が祭られていました。
慰霊碑の周りには、露を含んだ落ち葉が厚く敷かれていました。
2022年12月23日 08:43撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 8:43
慰霊碑の周りには、露を含んだ落ち葉が厚く敷かれていました。
松木曲輪からの展望ですが、八王子方面はもとより、都心や筑波山まで遠望できました。
2022年12月23日 08:43撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 8:43
松木曲輪からの展望ですが、八王子方面はもとより、都心や筑波山まで遠望できました。
富士見台に向かいますと、「史跡八王子城天守閣跡」の石柱を見ました。
2022年12月23日 09:05撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 9:05
富士見台に向かいますと、「史跡八王子城天守閣跡」の石柱を見ました。
その横に「詰めの城」とあり、この場所が最後の防衛拠点であったようです。
2022年12月23日 09:06撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 9:06
その横に「詰めの城」とあり、この場所が最後の防衛拠点であったようです。
大堀切は高さもあり、慎重に降りました。
2022年12月23日 09:07撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 9:07
大堀切は高さもあり、慎重に降りました。
富士見台からの白富士に思わず感嘆の声をあげました。
2022年12月23日 09:25撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 9:25
富士見台からの白富士に思わず感嘆の声をあげました。
雪煙をあげる端麗な冬富士です。
2022年12月23日 09:25撮影 by  RICOH WG-7, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/23 9:25
雪煙をあげる端麗な冬富士です。
杉沢ノ頭から北東尾根に入ります。
2022年12月23日 09:33撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 9:33
杉沢ノ頭から北東尾根に入ります。
尾根上にはこのようなマーキングもあります。
2022年12月23日 09:35撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 9:35
尾根上にはこのようなマーキングもあります。
コンクリート標もあります。
2022年12月23日 09:38撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 9:38
コンクリート標もあります。
滝ノ沢林道に降り立ちました。
2022年12月23日 09:52撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 9:52
滝ノ沢林道に降り立ちました。
林道沿いは「ニッセイの森」になっていて、植物の自生地であることを示したプレートが設置されていました。
2022年12月23日 10:01撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 10:01
林道沿いは「ニッセイの森」になっていて、植物の自生地であることを示したプレートが設置されていました。
キジョランの自生地です。
2022年12月23日 10:02撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 10:02
キジョランの自生地です。
次に滝ノ沢林道から松嶽稲荷神社尾根〈仮称〉に入りますが、この入り方と尾根筋の踏み跡に出るまでが、進路的に要注意です。まず尾根筋のわずか手前から荒れた水平道に入ります。
2022年12月23日 10:14撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 10:14
次に滝ノ沢林道から松嶽稲荷神社尾根〈仮称〉に入りますが、この入り方と尾根筋の踏み跡に出るまでが、進路的に要注意です。まず尾根筋のわずか手前から荒れた水平道に入ります。
杭やコンクリート標も進路上の目印になります。
2022年12月23日 10:17撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 10:17
杭やコンクリート標も進路上の目印になります。
350m圏のコブから北ではなく、その手前を東(右)に進みます。ピンクのテープもあります。
2022年12月23日 10:24撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 10:24
350m圏のコブから北ではなく、その手前を東(右)に進みます。ピンクのテープもあります。
320m点のコブです。
2022年12月23日 10:38撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 10:38
320m点のコブです。
320m点から先は好展望が続き、遠くに筑波山を指呼できました。
2022年12月23日 10:39撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 10:39
320m点から先は好展望が続き、遠くに筑波山を指呼できました。
陣馬街道と下恩方町の市街地が広がっています。
2022年12月23日 10:39撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 10:39
陣馬街道と下恩方町の市街地が広がっています。
左側が開けた尾根筋を進みます。
2022年12月23日 10:40撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 10:40
左側が開けた尾根筋を進みます。
首都圏中央連絡自動車道とその向こうに浄福寺尾根が横たわっています。
2022年12月23日 10:48撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 10:48
首都圏中央連絡自動車道とその向こうに浄福寺尾根が横たわっています。
アンテナがあり、最後まで尾根筋を進みます。
2022年12月23日 10:50撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 10:50
アンテナがあり、最後まで尾根筋を進みます。
松嶽稲荷神社に降りました。このあと松竹バス停に出ましたが、次のバスまで約45分もあり、バス本数の多い、川原宿大橋バス停まで行くことにしました。
2022年12月23日 10:54撮影 by  SO-01L, Sony
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12/23 10:54
松嶽稲荷神社に降りました。このあと松竹バス停に出ましたが、次のバスまで約45分もあり、バス本数の多い、川原宿大橋バス停まで行くことにしました。

感想

最近、時々、山行記録で目にします「心源院尾根」。この尾根ルートで八王子城山に行き、その足で富士見台から冬富士を遥拝したいと思いました。さてそれでは、下山ルートをどこにしようかと迷いましたが、登りの起点が心源院なら、下山地点は「お寺」に対して「神社」しようと、遊び心が働きました。
地図を見ますと、ちょうど松嶽稲荷神社がありました。尾根の名称も、心源院尾根の「心源院]に対する「松嶽稲荷神社」から、敢えて松嶽稲荷神社尾根〈仮称〉としました。
北高尾山稜上の黒ドッケから北東尾根を一直線に下って松嶽稲荷神社に降りてもよかったのですが、手前の杉沢ノ頭からも北東に尾根が延びていましたので、その尾根で滝ノ沢林道に降りることにしました。
登路と降路は対照的でした。心源院尾根は地元の方のご尽力により、道標、休憩地などが十分すぎるほど完備していましたが、下山に使った尾根ルート(特に松嶽稲荷神社尾根)は自然のままの状態であり、慎重な地図読みが求められました。
もっと時間が掛かるかと覚悟していましたが、予想以上に早く下山でき、これだともっと足を伸ばせたのにと、ちょっと物足りなさを感じました。

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