【秋の準備万端】空木岳・木曽駒ヶ岳(池山尾根逆回り)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 3,106m
- 下り
- 1,297m
コースタイム
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 9:30
天候 | 1日目:晴れ(中腹より上部はガス) 2日目:晴れ(ずーっと快晴) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
復路:千畳敷よりロープウェイで下山、バスで駐車場へ帰還(2030円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【池山登山口から空木岳】 序盤は5時間ほど樹林帯、道中に水場あり 避難小屋との分岐以降は展望◎、紅葉ポイントの空木平もあり 【空木岳から極楽平】 大展望の稜線歩き、何度も立ち止まる程の景観 整備されているものの足下注意、雨天時は要警戒ルート 踏み跡も多岐に渡り何度も正規ルートをロスト 島田娘の看板が無い?見落とし?木曽殿山荘から約6時間 【極楽平から木曽駒ヶ岳】 三の沢分岐から地獄の始まり 疲労困憊な状態の上、高所恐怖症には宝剣山は脅威 木曽駒に抜けるため下を見ないように進軍、2度と来ないわ その先はハイキングレベル、ロープウェイ最高 |
写真
感想
遅い夏休み。天気は絶好。
珍しく一泊する山行を敢行。
自宅で仮眠してからと思ったが眠れない。夜発決定。
高速で睡魔が来て八ヶ岳PAで仮眠。
深夜割引のため4時前に駒ヶ岳IC脱出。
逆方向のセブンで買い物を済まして菅の平駐車場へ。
朝食を取ってから再度仮眠。明るくなる頃にはバス待ちの列も。
列を尻目にスキー場方面へトボトボ歩き。
舗装路を案内板を便りに進み、唐突に道端よりクライムオン。
ドングリや栗が青々しく、まだ秋の訪れは先の様相。
林道終点は若干の展望。南アルプスが見えたり見えなかったり。
ここから本日の宿へTEL予約。
この先は緩い登山道。ひたすら樹林帯と評判通り。
道中、15,6人の団体さんに道を譲られるイベント発生、
恐縮で一気に抜いたら汗が噴き出て後悔。
水場は噂通りの流水音でイノシシ並みに荒ぶってる。
どこからが地獄ルートかわからないままに痩せ尾根突入。
景観が変わらないため非常に飽きてしまう。
ただ、時より色づいた草花から秋の香。
避難小屋との分岐を過ぎると樹林帯突破。
展望がドーンと出現。ただ上部がガスガス。
大きな岩の箇所で猛追してきた方と談笑。
どうやら地元山岳会の方で駒峰ヒュッテの小屋番らしい。
先ほどの団体さんのツアー対応で先回りしてきたとのこと。
そしてこの巨岩が「駒石」と呼ばれ、
以前は「前駒ヶ岳」とも言われていたとご教示いただく。
先週末はヒュッテに80人も泊まるほどの盛況だったらしい。
来週には紅葉が始まり、また小屋が入りきらないかなーなんてお話も。
その後、駒峰ヒュッテではコーヒーとゼリーをごちそうになりました。
ほどなくして空木岳。方々がガスってて何とも。
しかし今まで見えなかった南側の景色が良すぎ。
そして稜線全体が岩々しくて素敵過ぎ。
この先は1時間程度で木曽殿山荘のはずですが、
既に8時間以上、そして久しく10kg以上背負って無かったので、
脚やら肩やら限界に達し、100分掛けてゴールイン。
1泊2食で8,500円。食事は朝夕ともに5時。
ソロの集まりテーブルで食事するも、逆回りは1人だけ…。
おじさま方に混じって小一時間談笑。19時には爆睡。
翌朝4時起床。外気温4度、風弱め。
食事も早々に5時過ぎに出立。ダウンにビーニーの冬スタイル。
東川岳で厚着解除。そんな頃にモルゲン御岳山出現。
ご来光は位置的に難しかったけど、久々の感覚に感動。
進行方向の天気が快晴だったので気分も上々。
登ったり降りたり、山荘のご主人曰く「大小13のピーク存在」
日差しと風が弱めだったので、快適に突破。
もし雨風コンディションだと危険な岩場が多数。
ただ、途中ハイマツ漕ぎや、ザレ場・岩場がローテで出現。
しかも踏み跡が多岐に渡り、度々ルートロスト。
脚の疲労感的には檜尾から島田さん家までが遠かった…。
山荘出発から6時間でやっと極楽平。
もうここからレジャーランドやろ、と油断していて冷や汗。
宝剣山の登りで脚が竦んで下が見れない…。
ソロの岩登り怖すぎ。這いつくばって何とか突破。
山頂過ぎれば今度こそハイキングルート。
軽装だったり、汗掻いていない登山者、観光客で溢れる中、
一人疲労感たっぷりで一歩ずつ北へ北へ…。
ようやっと木曽駒を登頂。そして千畳敷へ。
最後のガレ場の九十九折で脚が限界。
ロープウェイ乗り場で心配になったご夫婦に話しかけられる始末。
文明の力を2種類借りて下山完了。初の中央アルプス満喫。
お風呂は「こぶしの湯」でさっぱり。良い露天。
ご飯は目的地が2カ所とも時間外のため「明治亭」で妥協。
下道で諏訪まで抜けて、中央道帰路。談合坂で仮眠挟んで深夜割再び。
今回は改めて体力不足を実感。
ヤマレコの9月平均コースタイムから考えて敢行したけど
実際は自分の体力・筋力的には限界突破していた感がある。
これを戒めに何か対策をせねば。という理由付けで散財へGo。
なんかキャラじゃなーい!
でもいいなあ、木曽駒。
今度さくっと行ってみようかしら?
今度みんなでまつくぼ行こー。
お泊まり登山は使っちゃったので、次回は来年です。
木曾駒ケ岳良かったですよー。山田さんは宝剣山好きそう。僕はもういいかなー。
そういえば、谷急山みたいな素敵な名前の山が南側にありましたよ。
俺の小宇宙よ!奇跡を起こせ!
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