甲武信ヶ岳(西沢渓谷から往復;少し高い三宝山も踏みに行った)


- GPS
- 09:06
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,821m
- 下り
- 1,826m
コースタイム
- 山行
- 8:26
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 9:03
天候 | 曇時々霧雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登りは近丸新道。細い丸太を渡るところが数ヶ所あり慎重に。湿っているが滑りやすくはないかな。 下りは徳ちゃん新道。痩せた岩だけの尾根は慎重に。急な所はやや滑りやすいかな。 上部は特に問題無かった。ごく一部、雪が残ってたが、危険はない。 |
写真
何カ所かかなり急で、この写真は近丸との分岐の直後で、結構尾根が痩せてるので、踏み場所とか滑らないように気を付けて通る
なお、この看板を見て、石英が落ちてるとか、火薬倉跡とか、そういうのを知った。三富鉱山跡も通ったんだなあ気付かなかった。
幻の大滝とかも、いつか行ってみたいかも
感想
前の晩に色々調べて甲武信ヶ岳。初めて。
日帰りは大変とされていた山梨側の西沢渓谷から行くべく、早起きして(でも前の晩早寝できてないので4時半目覚まし)、7時半くらいに登山開始。
最初は沢の左を登ってく(徳ちゃん新道)のがデフォルトっぽいんだけど、右から登る道(近丸新道)が崩落とか色々報告があって、そっちが面白そうとか思って、右から登ってみた。(計画では登り徳ちゃん、下り近丸だったけど)
結局帰りは徳ちゃん新道にしたけど、どっちかって言うと近丸新道の方が楽しいと思った。
近丸新道は、最初はかなり急登。途中から緩めになったら、なんか鉄の仕切りみたいのが道の真ん中をずっと通ってて、土砂流出を防ぐため?とか思ってたら、もう一本出てきて、ああレールだこれ。トロッコかなんかあったっぽい。レールは片方埋まってたり谷側に浮いてたりだったけど、1時間くらい登った所で小さな小屋みたいな倉みたいながあって、そこで終わってた。
徳ちゃん新道との間の沢は一向に小さくならず、どうやってあっち側に行くんだろう?と思ってたけど、途中で沢を渡渉する細〜い丸太橋があった。そこはそーっと渡った。渡ってからは再び急登。岩登り。
あ、そうそう、崩落の報告があった所は大したことなかったけど、細丸太の橋は何度かあり、動くし、折れないか心配で、慎重に通過した。
徳ちゃん新道に合流してからは、ずーっとシャクナゲ街道で、両側にずーっとシャクナゲが並んでた。最初のうちは満開で、登るにしたがってだんだん蕾になるのもいとをかし。2000m超えた辺りからシャクナゲ無くなって植生が変わった感じだったけど、山頂付近で再びシャクナゲ現れて、小さ〜なつぼみがあるかないかくらいだった。
2400m後半だから森林限界超えるのかなと思ってたけど、時々景色が広がる所はあったけど、山頂まで樹木があった感じだった。
甲武信ヶ岳は日本百名山が四十座以上見えると聞いてたが、隣の三宝山がギリギリ見える程度だった。
山頂は岩が段々になってて、座っておにぎり食べて、甘いパンとコーヒーも飲んでしばらく待ってみたけど、景色は見えなかった。。
隣の三宝山は甲武信ヶ岳より少し高いとのことで、行けそうなら行こうと思ってて、往復1時間ちょいかけても、5時前には下山できそうだったので、行ってみた。木に囲まれて何も見えない山頂だったけど(2483mなのに‥)、一応埼玉県最高峰と書いてあるのを撮れたから良しとする。
帰りは景色無いしと思って、甲武信ヶ岳を巻いて甲武信小屋への道から行きかけたけど、太陽出てきて期待して戻って二度目の山頂登った。が、景色は何も見えずだった。一度目の山頂は7人くらいしかいなかったけど、二度目はたくさんいた。
下りは小屋から木賊山を巻く道から行った。徳ちゃん新道分岐まで少し登り返さなければならないのはちとしんどかった。雪もちょっと残ってた(アイゼンは要らない)。
徳ちゃん新道は長かった。足運びが雑になりがちで気を付けて下りた。まだ登ってくる人もいた。小屋に4時とかなのかな。テントっぽいワンゲル新歓?みたいな若者グループが、疲労で登れなくなってる風なメンバーを見守ってたりも見た。
徳ちゃん新道の登山口は西沢山荘だったが、もう閉鎖されてた。西沢渓谷は水もキレイで豊富で河原もあってバーベキューして立派な山荘に泊まって、という楽しさがかつてはあったのかなとか思ったりした。
帰宅してNHKオンデマンドで百名山番組見たら、シャクナゲとコケ(苔)の百名山となってて、ホントその通りでした。こんなにたくさんのシャクナゲを見たのは初めて。1時間くらい両側にシャクナゲな道を歩く感じだった。苔もキレイでした。あとは景色だなー。それは次の機会に是非!
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